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在庫の整理のため、デュガ・ピィを開けた。2004年なのでちょうど良いぐらいだろう。結論から言えば成功で、たまたまあったカマンベールチーズと一緒に食べるとすばらしい。ワインの出来の良さを感じずにはいられない。ブルゴーニュにしては濃すぎる黒っぽい色。開栓直後こそ、ジュブレらしい渋みを感じたが、15分ぐらい経過した今はひたすら飲みやすい。最初のひと口に官能さはないが、徐々に来るすみきった味は、なかなか体験できないタイプ。手あかがついた言い方だが、作り手の実直さがよく出ているように感じる。このワインは昔、東急百貨店のセールで9800円で購入した。この作り手のワインは何となく価格が高いけれど、こういう村名が1万円以下で手に入るなら買ってもいいなと思う。うまみとかそういうのはそれほど感じないので、ダヴィド・デュバンのような、最初から華やかな飲み口のワインを求める人には向かないかな。まあコメントはテキトーなので、各位飲んでみていただければ幸い。ジュヴレ シャンベルタン ケール デ ロワ トレ ヴィエーユ ヴィーニュ[2007]ベルナール…価格:13,230円(税込、送料別)
2016.01.24
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福袋に関する認識を新たにしたので、元旦から「何か買うことにしよう」と物色することにした。百貨店各社が初売りを行う2日朝は、家族の動向に関係なく、どこへでも出動できる時間を確保した。 まずは銀座のアップルストアに並んでラッキーバッグを買おうと考えたが、もう今年はやらないとのこと。一度は早朝から並んでみたかったので、とても残念だった。 次に、ワインで探すことにした。東急百貨店は事前の告知内容を把握しており、シャンパーニュや米国ワインに興味のない私には何の意味もないので、検討の対象から外れた。 新宿高島屋に多少興味を持ったが、探し方が下手なのか同店サイトにワインの福袋に関する情報が見当たらない。元旦は休みなので電話で聞くこともできない。結局、時間を無駄にする可能性が高いと考え、行くのをやめる。 そんな中、ワインショップの金沢マル源酒店さんからメールが届いた。2日夜に1万~約3万円の福袋を売るという告知だった。ここの福袋は満足度も競争率も高いと知っていたので、チャレンジすることにした。結局、2日朝はどこの店にも行かず、家族と過ごした。マル源さんではすぐ福袋が売り切れたが、ラッキーなことに1つ購入できた。めでたしめでたし。この時点で2日夜。 次にワイン以外の商品も買おうと考えた。たまたま、伊勢丹新宿本店や三越銀座店が今年から3日に初売りを行うことは知っていた。「朝早く起きたら新宿に行こう」と考えていたが、前日夜になかなか眠ることができず、起きてみたら10時を回っていた。 仕方がないので伊勢丹のインターネットサイトを開いて物色することに。このサイトは朝10時から売り出しを始めていたのだが、本当によくサーバーが落ちるようで、容易にアクセスできない。やっとつながったと思ったら「ログインのためパスワードを入力しろ」ときた。そんなものは忘れているので「再発行の手続き」にまわる。すると、またサーバーが落ちる。パスワードを再発行することができたのは正午過ぎだった。 欲しい商品は会社に着ていけるシャツだったが、自分に合ったサイズは選択肢が少なく、あってもほぼ売り切れ。新宿の伊勢丹本店に電話してみたが、実店舗はとっくに福袋が売り切れており、いったんはあきらめた。 しかし、家族と一緒に過ごしながら未練がましくスマホでチェックしていたところ、いったん売り切れた商品の在庫がちらちら復活しているではないか。かつて小田急オンラインのワインセールで同じ現象をよく目にした。こういうところ、楽天とかヤフーとかのIT企業に比べると、百貨店はダメダメだなあ。 結局、半袖シャツとネクタイを購入することができた。シャツは首まわりが自分のサイズよりちょっと大きいが、どうせクールビズではネクタイをしないから、一番上のボタンはとめないだろうと考え、押し切ることにした。 物色する中で最も欲しいと感じたのは、実は一番下に写真を掲載したユトリロの絵だ。27万円。ユトリロの絵が27万円で入手できるとは、全く未知の世界だった。福袋で売られているぐらいだから、普段の価格に比べると安いのだろう。来年は、こういう絵の相場にも詳しくなっておこうと決意したのであった(多分お金がなくて買わないけど)。 インターネット上では、「マクドナルドの福袋に価格相当の食事券がついていない」という貧乏くさい案件や、「スターバックスの福袋販売で列の先頭2人が全部買い占めた」という、ろくな死に方しねーぞコラ案件が流れている。 横浜のヨドバシカメラでは、元旦の初売りの列に壮大な割り込みがあり、アップルのiPadを買い占められるという事件も起きたという。 外食業界や小売業界の限定セールが転売業者らに食い物にされ、正直に並ぶ一般消費者が割を食うという嫌な話が出ている以上、福袋商戦における行列のあり方について、もっと企業側は襟を正して構える必要があるのではないか。そんなことを考えつつ、福袋戦線から離脱したのであった(でも、ミスタードーナツの福袋ぐらいは買うかも…)。(終)スタバで買い占めたのは1人というニュースが出ているので、一部修正。
2016.01.03
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新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 4日の仕事始めに提出しなければいけない宿題があり、まだ正月の三が日だというのに仕事をしている。本当はこんなブログを書いている余裕はないのだが、要するに逃避である。 年始は福袋について考えさせられた。昨年まではネットショップで買うぐらい。実店舗では東急百貨店各店の和洋酒売り場ぐらいしか行かなかったし、ワインは何も買わなかった(高額で買えないものも多かった)。最近、イベント性の強い変わりもの(1日駅長体験とかDRCひとそろいとか)も売られていると知ったが、当日の福袋商戦が活気に満ちたものであることはよく知らず、見ると聞くとでは随分違っていた。 以下は、ある百貨店できいた話。婦人服フロアのブランド福袋は人気に差があり、人気の高いブランドは福袋が少なめ、逆に並ぶ人は多い。そういうブランドの福袋は深夜から並ぶお客さんが開店前に誘導され、販売開始と同時に事実上売り切れる。 次に人気のあるブランドの福袋は、開店前に並ぶ人で大半が売れてしまうが、開店からしばらく後はちょっと残っている。さらに開店した後からじわじわと売れていくところもある。福袋を買い集めたい女性陣(お使いの男性含む)は人気の高い順、欲しい順に川を下るように買い下がっていくことで、たくさん福袋を買えるのだという。並ぶ場所はどこか、当日販売する福袋の数はどのくらいか、前年は欲しいブランドの福袋がいつごろに事実上売り切れたか、こういう情報を集め、それを上回る戦略でのぞむ者だけが福袋商戦の勝利者となるのである(個人的にはお金がもったいない気がするが)。 上記の百貨店とは別の伊勢丹新宿本店の本日の初売りも相当盛況だったようだ。ツイッターで知る程度で真偽は定かではないが、食品売り場の列は紀伊國屋本店の前を通過し、新宿駅付近まで伸びたという。普段の価格に割高感がある分、初売りの人の集まり方は尋常ではなかったようだ。(続く)(写真)今回のブログの内容とは関係ないが、上記はある大手ネットショップのもの。1万円で1万6400円分が入っているとはいえ、ワインは価格はあってないようなもの。20人のうち19人がハズレ感を感じさせられるものを福袋というのか、疑問を感じるな。年始だからもっとパーっとやって欲しいと思うのは私だけか。2人に1人は3万円分ぐらいもらえたっていいのでは。 (注記)最初にアップした文章を趣旨をそこなわない程度に修正。
2016.01.03
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