T・K's DAY CARRER

Jul 19, 2005
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カテゴリ: カルチャー
ルネッサンス以降、
人間中心の文化がはじまった。
混色がはじまったのもこの時代である。
ガリレオ・ガリレイ、ニュートン、ゲーテ、ルンゲなど、14c~19cと、光・色彩を追求していく。

17世紀は「光」の世紀
18世紀は「産業」の世紀
19世紀は「視覚」の世紀

神の時代から何世紀も経て、
宗教革命、産業革命、IT革命が起こり

職業との関わりの時間が長くなる。

産業革命は、18世紀後半に、イギリスではじまり
ナポレオン戦争の終了後、ヨーロッパ諸国やアメリカではじまる。
19世紀末頃、ようやく日本とロシアの産業革命がはじまった。
19世紀という時代は、

道具から機械の使用により、人々の生活が一変し、生活が豊かに便利になった。
社会・政治・文化などあらゆる面に大きな影響を与える、資本主義経済。
その資本主義に、自然回帰を謳うアーツ・アンド・クラフト運動のウィリアム・モリスが誕生したのは、1834年。
造形活動の基本を手工芸におく、バウハウスのグロピウスは、1883年に生まれている。

機械に使用によって単純になった作業に女性や子供を低賃金で雇い、長時間の労働が課せられた。
命を賭けた使命ではなく、命を削った労働である。


 証言より
「活況の時期には、少女たちは朝のなん時に工場に行つたか。」
「活況の時期には、それは6週間ばかりの期間ですが、少女たちは朝の3時には工場に行き、仕事を終えるのは夜の10時から10時半近くでした。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「普通の労働時間は朝の6時から夜の8時半までだったのだね。」


日本では「野麦峠」を読んでみるとよい。
現代と変わらないと思う方々がいるのかもしれない。
肉体ではなく、精神の命を削った労働であるなら。





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Last updated  Jul 19, 2005 04:58:18 PM
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命を削るという意味では  
今の日本の労働も同じかもしれませんね。
正規採用の者には、高給をやって、過労死するまで働かせ、薄給の臨時採用者は使い捨て、というのが、現在の日本の企業でなないでしょうか。
(Jul 19, 2005 10:42:51 PM)

Re:命を削るという意味では(07/19)  
tei.k  さん
ぱぴ1729さん
>今の日本の労働も同じかもしれませんね。
>正規採用の者には、高給をやって、過労死するまで働かせ、薄給の臨時採用者は使い捨て、というのが、現在の日本の企業でなないでしょうか。
-----
「過労死するまで働かせ、薄給の臨時採用者は使い捨て」という方が実際に周囲にいたのです。
当時の企業で、私が直接しっている上司で、過労死・突然死・うつから自殺と3人の方がなくなっています。うつから自殺された上司は、私が退職した翌々年のこと。薄給の臨時採用者は、当時のスタッフに多く、それでも正規社員と同じように、責任感をもって勤めてくれました。肉体的の激務とスキルフルで自分のメモリを使い過ぎたようです。 (Jul 19, 2005 10:58:27 PM)

Re[1]:命を削るという意味では(07/19)  
tei.kさん
哀しい話ですね。そういう企業より、働き手を大切にする企業の方がいいんだという価値観を社会がもつべきなのでしょうけど・・・
海外との競争もあるから、なかなか難しいですね。

この前、100円ショップで、竹を編んだかごを見つけました。ベトナム製でした。日本の企業は、海外でも搾取をしており、私たち日本人の豊かな生活がその上に乗っかっていることを思うと、悲しくなりますが、自分に何ができるのかわかりません。

>機械に使用によって単純になった作業に女性や子供を低賃金で雇い、長時間の労働が課せられた。

というのは、東南アジアでは昔のことではないのでしょうね。 (Jul 19, 2005 11:42:04 PM)

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