晩春から夏に、濃緑色の細く短い葉をつけた枝先から出した米粒のような白いつぼみが密集した花茎の先に、カサカサと乾いた質感の小さな頭花がはじけるようにいっぱい咲きます。
11月12日の誕生花は、切り花やドライフラワーに人気の上品で清楚な花、ライスフラワー。
花の名は、英名のrice flowerの音読みで、米粒のような小さな花が集まって咲くことから名づけられました。
花言葉「豊かな実り」は、米粒がたくさんついているように見える花からつけられています。
お米は豊潤な恵みと子孫繁栄の象徴で、欧米の挙式が終わった後にお米を新郎新婦に降りかけるライスシャワーには、これからの人生が豊かさと子宝に恵まれようにとの願いが込められています。
ライスフラワーは高温多湿に弱いそうで、梅雨のときは南側の軒下に置き、夏は木陰で、冬は日当たりがよくなった軒下で越して、翌春からは花数が少なくなりましたが、毎年咲いています。
花色はピンクもあり、ご近所のお店のエントランスへの通路を淡いピンクのライスフラワーが彩っていました。
キク科オゾタムヌス属、半耐寒性常緑低木、原産地:オーストラリア
ライスフラワーの花言葉:豊かな実り。
ライスフラワーの誕生花:11月12日、11月19日
流通時期:鉢花を早春に見かけます。
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