12月21日の誕生花は、無病息災を祈って冬至に食べるビタミンたっぷりのヘルシー果菜、カボチャ(南瓜)。
花の名は、カンボジアが転訛したもので、16世紀にカンボジアからポルトガル船によって伝えられたことから名づけられました。
別名のナンキン(南瓜、南京)は、漢字の南瓜が南蛮渡来の瓜からつけられ、南京は日本にもたらされる寄港地の中国の南京からきています。
カボチャは、日本種と西洋種、両種の交配種、ペポカボチャなどの栽培品種があり、外皮がオレンジで大型のペポカボチャはハロウィンのランタンに使われています。
花言葉「大きさ」は、同じように大きい実をつけるウリ科のスイカやメロンの花などに比べて、花が大きいことからつけられています。
花言葉「広大」は、大きな葉をつけたつるをどんどん伸ばしてどこまでも広がっていく様子からでしょう。
コロンブスが新大陸で発見して、ヨーロッパに持ち帰った当初は観賞用だったそうですが、貴族や大商人が広大な庭園などで、次々と咲く大きな花とごろごろなった実を眺めたのでしょうか。
ご近所の畑では、大きい葉を茂らせたつるが敷きわらの上を、次々と雄花と雌花を咲かせて実を結びながら、長く広い畝いっぱいに伸び広がっていました。
庭のカボチャは捨てたタネから芽をだし、フェンスやキンカンの枝などに巻きついて花を咲かせ、実を結びました。
ウリ科カボチャ属、つる性の一年草、原産地:中央アメリカ、南アメリカ別名:ナンキン(南瓜、南京)
カボチャ(南瓜)の花言葉:大きさ、広大。
カボチャ(南瓜)の誕生花:7月31日、12月21日
流通時期:ポット苗を春に見かけます。
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