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2005年05月19日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 今日はレオマンの失敗談を書いておこう。


 いつものように授業を終えた。
今日は副担任が帰りのホームルームに行く登板だったので、私は授業を終えて職員室でコーヒーを飲みながら、明日の3時間目の予習をし始めていた。
と、電話が鳴る。
どうやら私宛の外線らしい。
そう言えば、今日は午前中にも、障害者の福祉機器などを取り扱う会社からご丁寧にお電話をいただいた。
って、これは以前から知っている人だった。
とはいえ、生徒以外からめったに外線などかかってこない身分だから、今日は珍しいと思った。

とりあえず事務から電話をつないでもらった。
どうやら何とかという会社の人らしく、話を聞いていると、どうやらさまざまな情報を代わりに調べてくれる会社だというのだ。
指導上必要になったこと、部活でほしい資料、その他自分の趣味から専門分野に至るまで忙しい教員の代わりに必要な資料を調べて提供してくれるというのだ。
んで、どうやら年間かなりの高額を払わねばならない制度らしいのだが、今回キャンペーンにつき、月額7千いくらとかで一生涯そのサービスを受けることが出来るという代物だった。
聞いているうちに明らかに怪しいと感じた。
あまりに一方的に売り込んでくるのだ。
「このようなわけで、先生にもこのすばらしさが十分ご理解頂けたと思います。と言うわけで、申し込みをさせて頂きます。」
おいおい!
あまりにそれは一方的だぞ!
「いや、私そう言うのいりませんから。」
「いや、現在キャンペーン中でして…」

まず、このキャンペーンの大勝は若い教員で、どうやらランダムで選ばれた100名の中の1人だとか。
すでに82名の契約が終わっているが、残りの18人のうちの1人だとか。
どうやら4月にこれに関する資料を送っていて、すでに私が見ているはずだとか。
私の中では明らかに怪しい業者か詐欺だと決めていたのだが…
もしや…もし学校と提携した業者とかで、研究に必要な資料などをここから得ている教員がいて、無碍に断ったりしたらあとからおしかりを受けるようなことが有ったらどうしよう?

登録番号がどうとか、月額がどうとか、もう最後の方はどうでもよくなって聞いていたが、録音でもされていて、それが証拠に取り立てにでも来るのだろうか?
まあ、申込書を送ると言うことだったので、やはりいらないと断ったが、どうやらうまく断らない方向に持って行かれたようだ。
学校に関連の深井業者だったらと言う不安をかかえていたため、ぶっきらぼうに断ることが出来ず、いざとなれば払わないことなど出来るだろうと思ってとりあえず適当に聞いておいた。
あまりに長い電話で、私の顔や態度が険しかったため、周囲の先生も気になっていたらしい。
そして、近くの先生に聞いてみたところ、そう言うのは失礼でもなんでも良いから断れと言うことだった。
その先生もそう言うのに苦しめられていたとか?
とりあえず怪しい宅急便は受け取らないとか、申込書は無視することで十分に対処できるという。
取り立ての脅しも基本的にはないし、有ったとしても乗り込んでくることはないという。
とりあえず、明らかに怪しいと思っていたのがその通りで、その電話の口約束だけで金をだまし取られるようなことはなさそうだが…
口座番号やら何やらを書く申込書が来たところでそれを放置してやろう、あるいは電話が来たら適当に断ろうというのが今の私の考えではあるが、場合によってはこれが裁判沙汰になりかねないという話も聞いたので、微妙に背中が気になるところである。
とりあえず私の中での失敗は、住所を言ってしまったことである。
家にかかってきた電話なら、いつものお得意のパターンで、暇つぶしに長々と話を聞くだけ聞いて、散々いろいろと質問してから切ってやるのだが、今回は学校の職員室という環境がどうもそれを許してくれなかったのだ。
今、振り込め詐欺だとかなんだとか、いろいろなものが流行っているらしいが、人ごとだと思いこんでいた。
どうにもそれに近い屈辱を得て、今日は教育実習を週に8時間こなしたときの数倍疲れた。
まだ金は取られていない。
いくらでも断る理由がある。
とりあえず家に何かが来たらいやなので、学校に送ってもらい、必要な情報や電話番号を読んでもらい、それで対処しようと思う。
とりあえずは私が申込書に判子なりサインなりをしてポストに投函しないかぎり大丈夫だろう。
って、そう思っているからまだ救いようがある。

 と、これが今日の大失敗だ。
たとえそれが素晴らしい業者で、私の生活全般を豊にしてくれるとしても、そこまで知りたいこともないし、たとえ有ってもインターネットで十分だ。
でも、どうしてああいう形で電話をもらうと余裕を持って対処できなかったのか?
そう思うとあまりに自分が情けなくなってきた。
この先、詐欺や何かに引っかからずに幸せに暮らせるだろうか?
でも、同じ失敗は二度としない。
たとえあとから上司に怒られたとしても、たとえそれで本当に必要なものがえられなかったとしても、そう言うものは拒否する姿勢でいかなければと思った。
さてと、当面の問題は申込書が送られてきてから相手がどのように出るかだ。
実家に何か詐欺めいた電話とかが行ってもいやなので、とりあえず念押しの電話をしておいた。
「俺が何かしたとか、俺に何か有ったとか、そう言う電話は信じないでね。俺が死んだと言われても相手にしないようにね。」
なぁんてことを言っている自分がなさけない。
父は絶対に大丈夫だろうが、私以上に母親は信じやすい性格だから、とりあえず念を押しておいた。
さてと、この話に何か進展が有ったらまた書きます。

 教訓
1.このような電話はふつう個人宛にはかかってこない。
2.このような電話がかかってきたら無碍に断っても良い。
3.自分の名前がちゃんと読めないようなやつに本名は名乗らなくて良い。
4.住所を聞き出すのが目的だから、絶対に言わないように。
5.学校や仕事場なら、会議とか授業とか言って断ろう。
6.「今日まで」とか、「今だけ」という言葉には乗らないように。
7.「我が社の信用に関わりますから」などといううさんくさいせりふには鼻で笑ってやろう。

 はい、私がこんなこと書いて置いてもちっとも説得力ないですよね。
こんなのに引っかかるの俺くらいか?
いや、そんなはずはない。
他にもいるはずだ。
だから、こうして恥を忍んで書き残している。
そして、私にも上に上げたような余裕も有ったのだ。
ただ、一抹の不安が私の精神状態を一時的に攪乱させて住所をはき出させてしまったのだ。
と言うより、早く切ってほしかったので、申込書だけで断ってやろうという気持ちがそれをさせたのかも知れない。
あまりに切らせてくれないから、いろいろと聞いてやった。
まず視力障害に対しても十分に配慮し、電子データでの提供もしてくれる。
個人情報以外は、有りとあらゆる分野の情報を調べてくれる。
日本全国どこでもこのサービスは使える。
紙代、手間賃、いっさい不要。
フリーダイヤルだから、最初にお金さえ払ってしまえばあとは永久に無料。
英語の翻訳もしてくれるそうだ。
さあ、こんなうまい話、もしどうにも逃げられなくなって金を払わなければ殺されるというような状況にでも陥ったら、俺のほしい有りとあらゆる活字を電子データにさせてやるからそのつもりでいろ!
世界の有りとあらゆる研究データを収集させてやる!
出来ないとは言わせない!
純粋無垢、まじめ一筋、燃える雪男のうぶな心をもてあそんだ悪徳やろうめ!!
って、ここまで書いておいて言うのもなんだが、絶対金は払わん!
……?
それにしても、やつらはどうやって俺の存在を知ったのだろうか?
ああ、情報社会って怖い!
改めてそんなことを感じた1日だった。
皆さんもお気を付け下さい。





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最終更新日  2005年05月19日 23時59分32秒
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