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私はてっきり彼等を紹介した後、打ち合わせのようなものをしてから、シュートするものだとばかり思っていたのだが、ピーターと、そのカメラマンは忙しげにスケート場にと私達を促した。なんと、インタビューは行き当たりばったり、まったくの土壇場インタビューだったのだ。
いつもなら2階からでしかアバランチの練習は見れないのに、その日はガラス越し、しかもパックがガラスにバンバン当たる中、私達はいきなりマイクを向けられてしまった。しかも、「これこれこうだから、はい、どうぞ」って感じだったので通訳係りだった私が実は一番しっかり応対しなければならなく、昨日の仮練習はなんの役にも立たなかった。
私 はさすがに緊張しまくり、自分でも「。。。。アンド。。。。アンド。。。」と、何度も1センテンスを言うのに「アンド」を言ってるのが嫌になるくらいだった。すると、カメラマンのおじさんが、ピキピキに緊張している私達に気づいたのか、気をほぐそうとしてくださったのか、いきなり、「Let's go Avalancheって、日本語でどういうんだい?」と、聞いてきた。私達は顔を見合わせて「がんばれ、アバランチ、ですね。」と答えたら、カメラマンのおじさんは、「じゃ、元気よく、Let's go Avalanche、って日本語でみんなで言ってみて。」と、言ってきた。私達は「1、2、の3」と、調子を合わせて3人で元気いっぱい「がんばれ、アバ ランチ!」と、叫んでみた。
カメラマンのおじさんは大喜びで、「もう一回!」と、その後も何回か、この
「がんばれ、アバランチ!」を言わされたのだった。
インタビューと言っても、ほんの数分の出来事だったが、私達にとって、それは丸1日分のエキサイトメント、と言っても過言ではなかった。
さて、そのインタビューも無事終わり、私達はアバランチの練習を見ることになったのだが、その間もカメラマンはずっと私達を撮っていたので気になりつつも、私達は3人で久しぶりに見るピーターザクマ
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に目が釘付けになっていた。
しばらくして、ほっそりとした女の人が「The Avs Girlさん?」と声をかけてきた。そうですよ、と答えると、彼女は「アルティチュードの、ジュリアです。今日のインタビューに来れずにごめんなさいね。 うまくいきましたか?」と聞いてきた。私達はニコニコ顔で無事に済んだことを伝え、この後、駐車場で出待ちして、出てきてくれる選手達からサインをもらう 予定だ、と言う事を話した。彼女は「フォレスバーグからもサインがもらえるといいわね。グッドラック!」と言って下さった。彼女が立ち去ってから、私達は 「な~んだ、ロッカールームに呼んでくれる、ってわけじゃないのか」、などと冗談を言いながら最後の最後まで一人だけになってもまだスケートしているピー ターザクマを見つめていた。。。
ずいぶん長い間、ピーターはスティックを替えたり、 スケートの調子を見ながら残っていたが、やっと納得できたのか、ロッカールームへと向かっていった。「相変わらず、完ぺき主義だね~」と彼の練習姿を見終わった 私達は口々にそう言いながら、いざ、駐車場へと向かっていった。
駐車場には、常連の(?
)ライルズや、

ラッピーはもちろん、その日はなんと、ゴーリーのセオドーまで出待ちに応じてくれ、 ねぐせ君はラッピーとなにやら話し込んだり、ブダァイ(もう一人のゴーリー)には日本からの車カタログを車キチな彼にあげて、かなりガッチリ握手してもらったり、となかなか微笑 ましいものがあった。

彼らは「
あなたの
」
大ファンだって!」と彼らを紹介しているその横で
「彼が。
」
と、なんと、ねぐせ君を指してセオドーのファンはねぐせ君だけで、じゅんぞうさんではない、と主張をするかのような行動も取っておられたのだった。。。。

私にはこの時点で、じゅんぞうさんが、このクールさを失うことなど、とてもじゃないが、考えられないことだったのだ。
そう、少なくとも、あの、瞬間を目撃するまでは。。。。
じゅんぞうさんとねぐせ君、デンバーご帰… 2008年11月23日
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