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やっとやっと風邪から復活しましたわー♪ みなさまお待ちかねの子猫達の写真をアップしますねー(^^)v シャムの子猫達はみんなそっくりさんばかりなので、こういう状態だと誰だかわかりません(^ ^; 眠っている時は天使なのになぁーー。 シャッター音に気が付いて目が覚めてきました。 こうやってちゃんと目が開いていれば区別がつきます。 これはリアン君♪ とっても甘えん坊のボクです。 目が覚めたらプロレスごっこ開始!! 子猫同士で元気に遊びながら、遊びで許される噛む力の力加減を覚えます。 やっと私の手足にじゃれ付かれても流血することはなくなりました(-_-;) 珍しくタイミングよく撮れたあくび画像。 どう見てもあくびというより「がぉーーー!」ですよね?(^ ^;こ、こわい。。。 でも普段はハンサム・ユーベル君です。(ラベンダークラシックタビー) オリエンタルの子達は目がグリーンになってきました。 ウサギさん湯たんぽとラブラブ中(^^)v スピーカーの前でおすまし顔のミリィちゃん。 この子も甘ったれ度★★★★★ とってもおしゃべりな女の子です。(チェスナットクラシックタビー) 湯たんぽクマさんと一緒のレヴィ君。(リンクスポイント・オリエンタル) 珍しくナイスショットが撮れた時のお写真♪ 今日は光速で移動するため眠っている写真しか撮れませんでした(←つまり超行動派) 今のレヴィ君はもっとお耳が大きくなってます。 現在子猫達は起きている時はパワー全開で遊んでいます。 もしくはパワー全開で食べています。 その子の名誉のために名前は伏せますが、伏せた姿勢で黙々とご飯を食べ続け、 やっと満腹になったと立ち上がろうとしたらお腹が重過ぎて立ち上がれず、 食事場所から猫ベッドのある場所までほふく前進して戻ったツワモノがいます。 毎日ちゃんと何度も“何度も!”ご飯を食べさせているのに、そんなにがっつかなくてもいいのに。。。(怒)
Nov 11, 2004
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依然として『依然として』風邪が治りません。まったくもう、いい加減に治ってくれーー(号泣)毎日毎日だるくて眠くてなーんにも出来ません。それでも猫のご飯や洗い物&お掃除は休むわけにいかないので、それだけは起きてなんとかこなしている状態です。せっかくHPも再開したのになぁ。。。そんなわけで日記もまた滞り中なわけです(^ ^;
Nov 2, 2004
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このところ、立て続きで台風の直撃、地震など、被災地の方は大変だと思います。1日も早くライフラインが復旧し、ご自分のお家で安心して過ごせるようになりますことをお祈り申し上げます。地震の際は当家でも激しい揺れを感じ、避難する必要性は感じなかったもののとても怖かったです。阪神大震災後の建築基準変更後に建てられたマンションなので、地震には強い設計になっていると思いますが、火災が発生したら避難するよりありませんものね。人間は着のみ着のままで避難しても、救援物資が配給されるようになればなんとかなるとして、猫達に救援物資が届けられるとは思えません。ですから一緒に逃げるとすると人間よりも猫達の避難グッズの方が準備万端整っていなければと思います。幸いなことにキャットショーに猫と一緒に参加すると、二日間をショー会場で猫と一緒に過ごすことになり、そのための猫グッズは猫の避難グッズとして役に立つものばかりです。普通の方はキャットショーと言うと、猫の美人コンテストみたいなものだと思われると思いますし、事実そういう部分もありますが、私は一種の避難訓練も兼ねていると思って参加しています。はじめての場所に行って知らない人達の前でおとなしくしていられる猫はきっと避難所でも同じようにおりこうにしていられるでしょう。ショーに連れて行った経験があれば、猫連れでの避難に戸惑うこともありません。猫も輸送慣れしていますから、車・電車・飛行機、どんな乗り物に乗せてもキャリアーの中でおとなしくしていてくれます。みなさんも、猫と一緒の避難訓練だと思ってキャットショーに参加してみるのもいいことだと思いますよ。ここでキャットショー用にいつも準備してあるグッズを紹介しますね。・子供用テント(折畳式になっています。猫のケージ代りに使います。)・猫トイレ&砂&スコップ(テント内に設置する用の小さいトイレです。)・フード類各種・紙皿とプラスティックスプーン・新聞紙&ペットシーツ・ビニール袋各サイズ数枚ずつ・ガムテープ・ウエットティッシュ・消臭剤・猫のおもちゃ少々・トイレットペーパー・ペットボトル水&水飲み用プラスティック容器・湯たんぽ&ホッカイロ・ケージカバー&ベッド類大体こんなところでしょうか。これらがいつも旅行用のキャスターと持ち手の付いたスーツケースに入っています。(スチュワーデスさんがガラガラ引っ張ってるようなやつです)避難するにはフードと猫砂を増量すればOKですね。そのケースの上に猫を入れたキャリアーを荷物ヒモで括りつければいつでも避難OKです!これなら人間用の荷物は背中にリュックで背負うことが可能です。普通に1-2頭の猫ちゃんと暮しているお家ではこんなところで十分なのではないかと思います。当家の場合は猫の頭数が多いので実際に避難するには、猫のキャリアー全部が積める台車が必要です。実際に避難生活となったら人間用の援助はすぐに開始されるでしょうが、ペットの分までの援助には中々手がまわらないと思います。ですから人間用の避難用具だって万全の方がいいですが、万が一足りないものがあってもナントカなるとして、猫のモノだけは抜かりなく準備しておくことが必要だと思います。交通手段が復旧するまでなんとかしのげれば、避難所にいる間だけ預かってくれるペットボランティアさんや知人・友人・親戚の家に連れて行くことも可能でしょう。子供用テントはキャットショーで遠征する時にホテルに宿泊する際、猫トイレなどを設置して猫の簡易ケージ代りにして宿泊する室内を汚さないようにするものです。避難所生活をするとしたら他の避難者に迷惑をかけずにすみますし、猫が逃げないようにするのにも有効でしょう。これは当家で使っているものではありませんが転用できると思います。お値段も手ごろでオススメです。赤ちゃんすやすやテント猫トイレは折り畳み式の専用のトイレが売られていますが、100円ショップで適当なサイズのプラスティック容器を買って代用してもいいでしょう。ペットシーツは吸水性が良いので水をこぼしたりした時にも雑巾代わりにするのに便利です。テントを直接地面やコンクリートなどに設置する時に猫が寒くないようにテント下に敷き詰めてもいいでしょう。ウエットティッシュは猫の食べこぼしを拭き取ったり、猫自体が汚れた時に拭いて綺麗にすることができるので便利でしょう。消臭剤は猫トイレの消臭に使えば他の避難者の方を不愉快にせずに済むでしょう。ペットボトルのお水はミネラルウオーターですとマグネシウムやカルシウム分が多く、猫が尿道結石になったりする可能性もありますのでパイウォーターやアルカリイオン水などを選びます。寒がりのシャム&オリエンタルには湯たんぽ&ホッカイロが必需品です。お湯を分けてもらえる場合は湯たんぽを使い、それが無理ならホッカイロを猫ベッドの底に貼って保温をします。ケージカバー&猫ベッド類はテント内で猫が快適に過ごすために色々と役立つと思います。例え狭いスペースでも快適に過ごせるようにしてあげられれば猫だって馬鹿じゃありませんから、非常時なんだと自覚していつもと違っておとなしくしていると思います。備えあれば憂いなし、本当はこんな備えが必要ないようならいいのですが、立て続きの災害で思わずケースの内容をチェックしてしまいます。あ、あと避難の際にはハーネスとリードもあったほうがいいですね。みなさんの参考になれば幸いです。
Oct 28, 2004
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風邪、治りませーん。というより悪化の一途を辿っているような。。。(>_
Oct 21, 2004
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昨日の朝、目が覚めた時『喉が痛い感じ?』と思いましたが、しっかり風邪をひいてしまいました。 外は台風直撃だし、ベッドの中で温かくおとなしくしてましょう。。。と思ったって、そうは問屋が卸してくれないのです(T-T)子猫達は朝から晩まで目が覚めている時はお元気印で走りまわったり、取っ組み合いをしています。キャットタワーも追い駆けっこのルートの内。見ているほうがハラハラしちゃいます(>__
Oct 20, 2004
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猫達のベッドを購入しました。冬に向かって使っていて古くなったものを買い換えたんです。最近では当家の猫達がひじょーーーに喜ぶボアの毛足の長いベッドが増えて、私も大変嬉しいです。私のミシンは普通の家庭用のお安いミシンなので、こういうボリュームのある生地は縫えませーん。それで私の自作ベッドの他にこういうベッドも愛用しています。届いて今までのベッドと置き換えてみると、早速入って寛いでいました。子猫達もご満悦。ご満悦過ぎて熟睡していたところを、「起きてよーー」と声をかけて撮影したので、寝起きにフラッシュが光ってビックリした子やご不満顔の子も(激爆)テレビの上にフィットするベッドがなかなか見つからなくて困っていたので購入してみました。ジャストフィットだし、チョピちゃんもご満足♪お写真の顔がご不満なのはその邪魔をして写真を撮ったから(^ ^;もう1台のテレビの上はファンちゃんの縄張り(激爆)この顔は『ふんふん、これは気持ちいいわ♪ ゆっくり次のクリスマスのプレゼントにおねだりするものを考えましょ!』ですよね(^ ^;とまあみんな満足で良かったです(^^)v
Oct 18, 2004
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街中を歩いていると色々と面白いことに出会います。今日は特に連続してたので、ちょっと書いてみますね。夕食を食べに行こうと出かけたら途中のこじゃれた喫茶店(全面ガラス張り)にリクルートスーツっぽい紺系のスーツを着た若い女性達が店内を右往左往しています。テーブルには固そうなサラリーマンには見えないけれども、個人企業経営者というよりはフリーター風な男性がちょっと歳を取ったという感じの30-40代の男性がそれぞれ座っています。そのちぐはぐな組合せにこんな所でこんな時間に就職企業説明会??思わずあちこちに目をやってみるとお店の入り口に『ねるとんパーティー会場』の文字が( ̄□ ̄ゞ今時『ねるとんパーティー』って死語じゃないんですか?(激爆)どういう企画の合コンなのかは知りませんが、見た感じの印象を言わせていただくと、一応会費は男性持ち、男性側の参加資格はSEとかコンサルタントなど成功すれば“個人企業家”とか“青年実業家”ということになるんでしょうが現状では多分フリーターも含まれるレベル。着こなしが不自然なんですよ。職業柄スーツじゃないものを着て来ようとしてブランド物のカジュアル服を買ったはイイけど着慣れてないので肩ひじがつっぱらかっちゃってる感じなんですもん(~_~メ)それに本当に成功している人達ならいくらこじゃれているからといって喫茶店を会場にした合コンには来ないでしょう? しかもどうせ交際相手が捕まえられないならせめて若い女性達を見ながら食事をしよう、そのための会費としてはこれぐらいまでという低予算が会場が喫茶店になったとしか。。。女性側は年齢制限がむちゃくちゃ厳しいけれど参加費は無料なのでタダで食事が出来る&ホントにうたい文句通りに“個人企業家”とか“青年実業家”がやって来たとしたら超ラッキーと参加した感じ。予想通り期待して来たほどの男性がいないので、時間をムダにした元を取ろうと思ってるのがミエミエで立食ブースに群がって食べる食べる(^ ^;本当に期待してたような大物を吊り上げようと思ってるなら、新卒だとしたら企業に入って半年。。リクルートの時に活用したスーツ以外にもちゃんとお給料を自己投資して、ちょっとしたフォーマルな場所に着て行けるワードローブを増やして、せめてシティホテルあたりが会場になる合コンに行ったほうが(激爆)。。。(←大きなお世話でしょうが)食事をするお店に着いたらお隣の席の方たちがまた面白い(^ ^;お水系ややベテラン風と新人風を連れた男性という3人組み。最初はいつも接待でお客様を連れて行く側の会社の役員が接待場所のお店の女性を日頃の慰労のために食事に連れ出したのかと思ったけど、お酒が入っているからか声高で聞きたくなくても会話が筒抜け。。やれやれ ┐(=^‥^=)┌ まいったニャベテラン風の女性は離婚した元旦那の悪行を洗いざらいぶちまけている。『私はこういう風に男で苦労してるから、アンタに簡単にはだまされないわよ』というテロップがmarqueeタグで頭の上を流れているかのよう。。。新人風は将来の夢について熱く語っており、その資金のためにお水の道を選んだ様子。彼女のmarqueeタグの文字は『それなりの資金を私の夢に提供してくれるなら、考えてもいいわよ♪』どちらも10人並の容姿で振りかえって見たくなるほどの美人ではないけれども、目的はどうも男性が近々ヨーロッパ方面へ海外出張に行くらしく、私の判断する結論から言わせていただくと『クリスマスが近いんだから、それなりの金額のブランド品を土産に買って来い』と暗におねだりしている。そのために普通なら無視する男性の食事の誘いに乗ったのだろう。男性はそれなりの企業の役職というわけでも個人経営者というわけでも無さそう。家に帰ったら財布の口のヒモを握っている奥様と月々のお小遣い値上げ交渉をしてそうな感じなのに、女性を二人も連れて食事をおごっている場合じゃないだろうとこちらが心配してしまうようなタイプ。楽しく食事がしたくて女性を誘ったのかも?だけれど二人から聞かされているのは愚痴とおねだりばかりである。案の定支払いの領収書を会社の名前でもらっていた。これぐらいの金額を自前でおごれないならカッコをつけてお水の女性を誘うなと思ったし、この不景気に客先でもない個人的なお付き合い費用を会社の経費に計上するようじゃリストラされちゃうのでは?と思う次第…。帰り道のエスカレーター(登り)でふとかなーーりくたびれたハーフブーツが目に留まった。踵がほとんど磨り減ってしまって無く、柔らかくなってたるんだ皮の部分も色のついた表面が磨耗してしまっていて、恐らく雨が降ったら水が染み込んでしまうだろうと思うほど履き潰されている。どんな人が今時こんなブーツを履いているのだろうと視線を上げて行くと若いOL風の女性だった(@o@;たしかに皮革製品は使いなれた状態が心地良いだろうが、そのブーツはもう心地良いという有効期限がかなーり前に終わってしまっている感じ。それにそんなに気に入って履いているのなら踵だって修理してもらったりカッコ良く年季が入るように皮革脂や保護剤などで磨いたりするんじゃないだろうか?上に着ているものも穴をわざと開けたようなデザイナーズのジーンズとかならファッションとしてそういう着古したイメージで統一しているのだとわかるのだが、上に羽織っていたのはウォッシュもされていない青々した野暮ったいほど新品のGジャンにバーバーリー風(あくまでも“風”)チェックのプリーツスカート、角が立つほど新品のキャンバス地のおネギなどが覗いていたらぴったりしそうなお買い物エコバッグ…。どう見てもブーツだけが浮きまくっている(-_-;)それとも彼女の身に着けるものの購入基準は“丈夫で長持ち”で、それらのちぐはぐさは購入順序の差なのだろうか?ホームレスの人でももうちょっとちゃんとした靴を履いていると思うのだが、彼女のまわりの人はそのブーツを見て彼女になにも言わないのだろうか?謎だらけの女性だった。人間って面白い(激爆)
Oct 15, 2004
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激職リーマンの同居人は毎晩帰って来るのが午前様。ですから平日はお夕飯も外食して帰って来るので、自分一人分のお夕飯を作るのはどうもおっくうです。たくさん作ったって余ってしまうし、ご近所にお裾分けに行くような親しい人もいないし、ちょっとの量を作るのはかえって大変なんです。それでしっかりお料理をしました!というほどの物はほとんど作りません。土日はお夕飯を作るためにお台所に立つと二人でおしゃべりできる貴重な時間が(?)なくなってしまいますので、大抵外食です。それならお料理が出て来るまであれこれ二人でおしゃべりできますもんね。でも、今回は3連休、しかも土日は外食した上、お店で食べ切れなかったタラバさんが冷蔵庫に。。。久しぶりにちゃんとお料理でもするかー!と食材を真面目に買出しに行ってちゃんとお夕飯を作りました。タラバさんは栗やキノコ類と一緒に炊き込みご飯にするとして、他は同居人の平日外食メニューでは不足しそうなお野菜メインのメニューにすることに。タラバさんの身を同居人にほじってもらっている間に、新米を研いでざるにあけて冷蔵庫に入れ、一緒に炊き込む栗やキノコ類を下ごしらえしてキノコ類は一度煮込んで味付けします。栗は剥いてからしばらく流水に晒して灰汁だしすると甘くホクホクに炊きあがります。準備が出来たのでほぐしたカニの身と味付けしたキノコ類、晒した剥き栗をお米の上に乗せて出し汁とお酒、昆布を入れて水加減して炊飯器にセット!ご飯が炊けるまでお汁ものを作ろうと、里芋とにんじん、エリンギに和風に海老のすり身を入れたすいとん風ワンタンを作りました。冷凍剥き海老をミキサーにかけてペースト状にしたら片栗粉と卵を混ぜ合わせ餡を作りワンタンの皮で包みます。里芋は灰汁が沢山出るので先に下茹でして、1回茹でたものを流水で晒してから他の材料と一緒に煮込むとガリにならずに柔らかく煮れます。全部の材料をお出汁で煮て火が通ったらワンタンを入れて一煮立ちさせ、ワンタンが浮いて来たら出来あがりなので仕上げに万能ネギの刻んだのを入れてフィニッシュ。炊き込みご飯だからおかずがなくてもOKだけど、それじゃちょっと寂しいので寄せ豆腐を冷奴で。刻み生姜、そばのスプラウト、缶詰のホールコーンをたっぷり乗せてトウバンジャンを入れた辛目の味噌ゴマダレで食べます。両方が出来上がったところに炊き込みご飯も炊き上がってタイミングもばっちり♪とっても美味しいお夕飯になりました。へへん、やれば出来るんだい(激爆)
Oct 11, 2004
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土日にチョピちゃんとキャットショーに行きました。久しぶりなのでなんとなくショー会場の雰囲気に違和感が。。(^^;毎週末通っていると、もうショーに行く週末が当たり前という感覚になるので、どうということはないのですが、たまに行くとすごく疲れるんですよ(激爆)前の日にショー用の荷物をまとめるのも面倒くさいし、会場についてからベンチングケージにケージカバーなどを設置するのも結構面倒なんです(^ ^;でも、そういうアンニュイ気分(?)を吹き飛ばすのがせっせと手作りしたオリジナルのケージカバーやショー用の猫ベッドなどをお友達とお互いに見せ合って誉めたり誉められたりすることや、ショー会場にしか出展していない猫グッズ屋さんでのお買い物です♪(↑ショーの楽しみ方としては邪道かも?ですけどね。いいんですとにかく楽しければ…。)真っ赤なチューリップとかポピーのようなケージカバーが欲しくて、手持ちのアンティークドールのドレスをヒントに自作したケージカバー。サテンとレースでゴージャスですけど、ちょっとシャム猫のイメージには合わないかも??(T-T)でもいいんです。私が気に入っているんだから(激爆)男の子を連れて行く時にはさすがにこのカバーは使っていません(~_~メ)手前のお花の飾りのリボンを結んで絞ってケージの扉から猫を出し入れするのに邪魔にならないようにデザインしました。これはチョピちゃんのイメージに合わせてせっせと縫ったチョピちゃん用のお姫様ベッド♪ストーンウォッシュ風スエードのような人工皮と寒がりなチョピちゃん用に内側はフリースです。綿をたっぷり入れてフワフワに仕上げました。出来上がってみたらベルベット製の中世コスチューム風に見えたので、もっとそれらしくなるようにビーズで刺繍もしてみました。チョピちゃんも気に入ってベンチングケージの中でご機嫌さんでしたし、お友達からも「可愛い可愛い」と誉められて嬉しかったです♪このベッドが上手に出来たので気を良くしてお友達にも作ってみました。お友達の猫ちゃんはペルシャなので、チョピちゃんのベッドのように温かさはあまり重要ではありません。フワフワのロングコートに負けないゴージャスさとそのコートがまとわり付かないような生地で作る必要があります。それで、こんな風にシンプルなウエディングドレスのように真っ白なベッドを作ってみました。金色のバラとリボン先のパールがアクセントです。さらっと冷たい手触りのサテン生地のこのベッドはペルシャちゃんには喜ばれるでしょうし、毛が絡まりづらいので良いでしょうが当家の猫達だったら絶対寄り付かないと思います(激爆)こちらはまた違った意味でシックに作ってみました。やはりスエード風人工皮とバーバリー風チェックの綿素材で上品な感じになるようにデザインしました。これなら男の子でも女の子でもOKですよね。普段使いの猫ベッドにはビーズの刺繍やパールのアクセントは付けませんが、基本的に同じようなデザインや素材で作ります。みなさんもご自分の猫ちゃんやお部屋のインテリアと合うオリジナルの猫ベッドを秋の夜長に自作してみてはいかがでしょうか?作り方はお裁縫の得意なお友達がくわしく紹介しています。土曜日はショーが終わった後、台風接近中の土砂降りでしたが、幸い会場から駅まではタクシーがすぐつかまり、自宅の最寄駅から自宅まではすぐなので問題なく帰れました。成績はオープンながら大健闘。ちゃんとロゼットのお土産をいただいて来ました♪エライぞチョピちゃん(^^)vしかし、翌日もう1日ショーがあるので、なんぞ美味しいものでも食べなきゃやってられーんといつもの和食屋さんにお夕飯を食べに行きました。オーナーから「今日は飛びっきりのタラバが入ってますよ!」と大阪のかに専門店の看板のようにハサミをフリフリしている生きたタラバさんを見せられて、誘惑に逆らえず巨大なタラバガニを同居人と丸ごと一匹せっせと食べました。生きたまま甲羅部分を炭火で焼いてもらって、ミソと絡めていただきました。香ばしくって日本酒がすすみます(^ ^;脚をお刺身にしていただいたのも甘くてトロトロで激ウマでした。他を蒸し焼きにしてもらったのは量がたくさん過ぎて食べきれず、お土産にしてもらいました。松茸のてんぷらもしこしこ歯ごたえがあって美味しかったです♪すっかり満足満腹になって「明日ももう1日頑張るぞーー!」という気分になりました。もちろん、人間だけが美味しいものを食べたわけじゃありません。ちゃんと猫達にはご愛用の今○の霜降り黒毛和牛のお肉をたっぷり振るまい、ご満足いただきましたよ♪人間と違って猫達にはたまにじゃなく毎日なので、私達がタラバさんに感激したほどには感激してもらえませんでしたけどね(号泣)
Oct 10, 2004
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毎日毎日暑くなったり寒くなったりと目まぐるしく気温が変わるので忙しいですよね(>_
Oct 8, 2004
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いやー、今回の地震にはびっくりしましたね。今住んでいる所に引っ越して初めて「揺れるーー!」と思う地震でした。お風呂のお湯がダップンダップン溢れましたもん(^ ^;テレビのニュースで見たらこのあたりは震度5弱。。。そりゃ揺れるはずですね(激爆)当家の猫たちはいつも地震が来ようが雷が鳴ろうが全然気にせずにお腹を全開の万歳ポーズで惰眠を貪っています。なので、私としては猫がのんびりしているようなら大したことにはならないんだろうと思っています。本当に大地震などが来るようなら猫たちだって動物の本能でなにかを察知するだろうと思うからです。で、今回はどうだったかというと、別段地震の来る前にいつもと違った行動をする子はいませんでした。今丁度子猫たちがいるのですが、この子猫たちが揺れ出した瞬間、ピューーっと手近の家具の下に避難しました。人間のように小学校で避難訓練などしているわけじゃないのに、エライぞ、チビチビ♪大人の猫たちはさすがに揺れが大きかったのでいつものように惰眠を貪ってはいられず一応起きました。といっても寝てたその場で目を開けただけですけど。そして「おねーちゃんがどうするか見て考えよー」と思ってたのでしょう、全員が私の一挙一動をじーーーーっと凝視していました。私の住んでいるところは阪神淡路大震災後、耐震設計基準が厳しくなってから建ったタワー型の高層マンションなので、火事さえ出なければ逃げずに留まっていたほうが安全です。このマンションが崩壊するような大地震が襲って来たら、どこに逃げても助からないでしょうからね。それで揺れが収まってから窓を開けて防災放送を聞いて、火災が発生してないことを確かめると室内に何か落下して壊れたりしたものがないか確かめ、特にそういったものも無かったので、猫たちのいる居間に戻って「ちーと怖かったね(^ ^;」というと、家具の下に避難していた子猫たちが転げるように走り出て来て、「こわかったよーーーん」と口々に「うにゃうにゃ、ピーピー」言いながら飛びついて来ました。大人の猫たちはそのまま何事もなかったように惰眠に戻りました(激爆)ので、余震もないだろうと確信しました。多分、揺れている最中、私がパニックになってわけのわからないことをしたりしたら、それが猫にも感染して猫たちもパニックになるのだと思います。私がいつもそういう時、冷静なので猫たちもおねーちゃんの指示に従っていれば安心なんだと思っているのだと思います。あれでもし、火災が発生していたら、大人の猫たちをみんなキャリアーに入れて、その後大人の猫たちが子猫を呼ぶでしょうから出て来た子猫も簡単にキャリアーに入れられるでしょう。あとはカートに全部のキャリアーを括りつけて避難袋を背負って避難するだけですから、途中の火災さえひどくなければ無事に全員で非難できそうだと自信を持ちました。揺れている最中は確かにちーと怖かったですけど、もしもの時、猫たちがどう対処するかがわかってとても良い経験になりました。みなさんのお宅の猫ちゃんたちはどうでしたか?
Oct 6, 2004
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色々と取り混んでいてしばらく放置状態でしたー(^ ^;また復活しまーす。その間に楽天さんのシステムが色々変わっていたようですっかり浦島太郎です(T-T)頑張って日記を書こうっと(~_~メ)
Oct 4, 2004
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血統書を見る上で猫の持っているタイトルについてもご存知のない方が多いので、取り上げて見ました。私が主に自分の猫を出陳(キャットショーに猫を出すこと)しているのはCFAですので、こちらについてわかる範囲でご紹介します。TICA(The International Cat Association)とは若干システムが違いますので、そちらについてはTICAのキャットショーへの出陳をメインにされている方のHPをご覧になることをお薦めします。この2団体の認めたタイトル以外ははっきり言って、あってもあまり意味がありません。限られた地域や個々の団体のみで通用するかもしれないものであって、全国的あるいは世界的には通用しません。犬の世界は各国にそれぞれ独自の統一団体があって、その基準で審査されます。したがって日本の団体のタイトルはアメリカでは通用しません。しかし、猫の世界は全世界共通なのです。日本で両団体の公認を受けたキャットクラブが多数あり、その主催するショーに出陳してタイトルを取れば、それはアメリカでもカナダでもフランスでもドイツでも世界中で通用するタイトルなのです。「CH(チャンピオン)」もし、これから迎えようと思っている猫の親にこれがついていたら、ちょっと舞い上がってお財布の紐がユルクなる方もいるかも知れません。けれども、これは登録ナンバーがある猫なら大抵1回~2回ショーに出せば取れるタイトルです。ノンタイトルの子との違いは失格にされるような外見的マイナス要因がないことと、ショーに出したか出さなかったかだけです。血統書を見てその猫のご先祖達にこれくらいしかタイトルらしきものがついていなければ、私なら猫雑誌のオーナー募集に「良血統」などと太文字で広告を出すのはちょっと恥ずかしいです。その程度のモンだと思って下さい。ないよりあった方が良いでしょうが、あったからといってえばれるほどのモンじゃないです。参加賞みたいなモンです。「GC(グランドチャンピオン)」これを取るにはオーナーのかなりの努力が要ります。猫だって誰が見てもショータイプとして立派な猫ちゃんです。CHタイトルのある猫ちゃん達を200頭負かさないといただけません。「RW(リージョナルウイナー)」CFAでは全世界を9地域に分割しています。日本は8リージョンです。それぞれのリージョンで5月から翌年の4月までの一年間で獲得した、ポイントのランキングで・ キツンクラス(生後4ヶ月以上8ヶ月未満):ベスト20位まで・ プレミアクラス(生後8ヶ月以上の避妊・去勢された):ベスト20位まで・ チャンピオンシップクラス(生後8ヶ月以上):ベスト25位までに入るとこのタイトルがもらえます。8リージョンでこのタイトルを取るということはその年度、日本国内のそれぞれのクラスでベスト25位もしくは20位までにランクインしたという事ですから、まさに日本の最高峰と言えると思います。「NW(ナショナルウイナー)」その猫自身のタイプの良さで取れるタイトルのうち最高峰のものです。日本だけじゃなく世界中の全リージョンの総合ランキングで各クラス(キツン20位・アダルト25位・プレミア20位)以内にランクインした猫に与えられる最高の栄誉です。これにランクインするということはその年度で世界の各クラスの最高峰に選ばれたということになるわけです。ブリーダーの夢のタイトルです。「DM (DISTINQUISHED MERIT)」これはその猫ちゃんを親として繁殖させた子猫ちゃん達が取るタイトルによって、親猫に送られるタイトルです。オスの場合15頭、メスの場合5頭その猫ちゃんを親とする子猫ちゃん達が成長してグランドタイトルを取ると、自動的にいただけます。安定して良い子猫を出せる、ブリーディングには最良の血統の猫として認められた証です。このタイトルだけは猫の名前の後に付きます。この他に去勢・避妊部門のチャンピオンタイトルに相当する「PR(プレミア)」同部門のグランドチャンピオンに相当する「GP(グランドプレミア)」があります。
Jun 13, 2004
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猫と暮らすことは楽しいです。でも、最初に迎える猫ちゃんを決める時に、衝動的なのはあまり感心できません。自分が迎える猫についてじっくり考えてから迎える猫ちゃんを選びましょう。ここでじっくり考えて選ばなければ、後々その猫ちゃんとの暮らしの中で生まれてくる色々な可能性の選択肢が著しく狭くなるんですよ。「健康第一」まず、心も身体も健康な子であること。そのためのチェックを怠ってはなりません。不健康な子を迎えてしまったら、治療にかかる獣医さんへの支払いは保険がききませんので大変です。それでも治る病気等なら良いですが、感染性の不治の病のキャリアーだったら、その子の最後を看取るまでは新しい猫ちゃんを迎えることもできませんし、その子の子孫を望むことも不可能です。先住猫ちゃんがいた場合、新しい子から病気が感染して最悪の場合両方とも…となりかねません。また、幼い頃に親兄弟猫から引き離されて心に深い傷を負った子猫や人間不信の子猫をあなたの家族としてお迎えした場合、楽しい猫ライフになるはずが、とんでもない問題猫ちゃんで…(号泣)と「しつけ」に大きな問題を抱えることになるかも知れません。「繁殖とは種の保存と向上のために選択交配すること」Mixの猫ちゃんを選ぶのなら、その時点で将来その子の子孫を望むことは不可能だと思って下さい。血統登録証はないけど純血種、これは猫の世界ではMixの猫ちゃんと同じと考えられますのでMixの猫ちゃん同様、将来交配相手を探して子猫を望むことはできません。純血種なら血統登録証なんて必要無いとおっしゃる方は多いです。でも、もしそういうお気持ちでその子を選ぶなら、その子との暮らしの中で決して「一回ぐらいは子猫を生んで欲しいなぁ」などと考えないと覚悟を決めて欲しいです。その間に生まれる子猫ちゃん達に対しての一般的な認識は外見が特定の猫種らしく見えるということだけです。純血種、血統登録証ありでもペットタイプの子を選ぶ場合は、なんでその猫ちゃんをブリーディングしたブリーダーがペットタイプとして繁殖不可で譲ることにしたのか、その理由をちゃんと理解した上でお迎えして下さい。一応同種の性別の違う子をもう一匹迎えれば、子猫を生ませることが可能でしょうが、それはかなりなルール違反なんですよ。ブリーディング(繁殖)させる目的とはその猫種の保存と向上のために繁殖させる親となる猫を選択して交配し、より良い子猫を誕生させるべくすることで、家の子がかわいいからと安易に誰もが行うべきことではないからです。自分のお家で可愛がっている猫。本当にかわいくてかわいくて目の中に入れても痛くない気持ちでしょう。そしてふと、「この子の子猫が見てみたい!」と考える方も少なくないはず。それ自体はとっても自然なことで悪いことでもなんでもありません。でも、そこで安易に子猫を産ませないで下さい。 かわいい我が子の子猫を見るためには沢山の落とし穴があるのです。 例えが悪いかも知れませんが、 世間一般の人の猫の評価は石&宝石と似ています。好きな方はとても好きでコレクションしている場合もありますが、人間が生きていく上で絶対必要だとは残念ながら思われていません。 道端や川原で見つけた変わった形の石をコレクションして大事にする人もいます。けれども、それらのコレクションは他の人から見れば単なる変わった形の石でしかなくて、ナンの価値もないとしか評価されない場合が多いものです。反対に同じ石でもある一定のレベルの宝石になれば、好き嫌いとは関係なく誰が持ってもそれなりに価値を評価され、誰もが貴重な物だと大事にするのです。自分のお家の猫ちゃんを大事に思うお気持ちは痛いほどよくわかります。ですが、世間一般の大半の人も同様にその子の産んだ子猫ちゃん達をかわいいと思い、喜んで引き取ってくれるかどうかはキャットショーにでも行って、色々な方の評価を受けないとなんとも言えないのです。 ですから、生まれてくる子猫ちゃん達に知人友人など身近なオーナー候補者のあてがなく、自分のお家でも全部飼いきれないのなら、とても残念ですが子猫ちゃんの誕生はあきらめた方が無難だと思います。 「いーや、生まれた子猫も全部自分で面倒を見る」と決心されるのなら、関係ないかも知れません。でも、金額の多少に関わらず金銭が絡んで子猫を第3者に譲れば、あなたに自覚があろうがなかろうがブリーダーという立場になるのです。どうせなるなら、ご自分がこんなブリーダーから子猫を譲ってもらいたいと思うようなブリーダーを目指して下さいませ。それが難しいと思われるのでしたら、残念ですがあきらめましょう。
Jun 12, 2004
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――細身猫だって子猫の時はカロリーが必要です――現在のシャムやオリエンタルは驚くほど細くて長いスタイルの猫です。しかし、細くて長いのは血統の遺伝的な特徴で、カロリーの低いダイエットフードをチョットだけ食べさせて育てるからではありません。他の品種の子猫と同じように成長期には高品質でカロリーの高い子猫用のフードを十分に与えなければ美しい猫には育ちません。戦中戦後の日本人と比べて、現在の若者のスタイルが欧米並に身長も伸び、八頭身に近いスタイルの人が増えたのは一重に戦中戦後の日本人より現在の日本人のほうが栄養面でカロリーのあるバランスの良い食事をするようになったからと言われています。猫も一緒です。子猫の時に十分な栄養が取れないフードを与えて育てると身体の末端部分が成長せず、シャムやオリエンタル特有の首やボディー、尻尾、四肢の長い伸びのあるスタイルの猫に育ちません。ブリーダーの中にも勘違いしている方がいるようですが、細く長い猫を育てようと思ったら、交配する両親猫の血統を細く長い子猫が生まれる可能性のある血統か検討するべきで、子猫が生まれてから、そのスタイルを細く保とうと低カロリーのフードを与えても意味がありません。貧相に痩せこけた不健康な猫に育つだけですし、それでは動物愛護の精神に反します。コリー犬を低カロリーのフードで育てたらシェルティーになる!わけないじゃないですか。それと同じです。
Jun 11, 2004
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よく新しく猫ちゃんをお迎えしようとしている方に、すでに猫ちゃんと暮らしている方が購入方法などをアドバイスしているケースをBBSなどで見かけます。それはそれでとても微笑ましいことなのですが、時々読んでいて「…?」と思うことがあります。新しく猫ちゃんをお迎えしようとしている方をAさん、アドバイスしている人をBさんとして例を書いて見ると、ペットショップからの購入について心も身体も健康な子がお迎え出来るのか懸念を抱いているAさんにBさんは「そんなに色々心配しなくても大丈夫よ。家はペットショップで衝動買いした子だけど、別に問題なかったよ。お店の人も親切だったし、今はなついて可愛いよ」とか地方に住んでいるのでお迎えするにはネットで通販するのが便利なんだけど、本当にそんな購入方法で大丈夫か心配しているAさんにBさんが「家は○○ネットショップに頼んでブリーダーさんのところから空輸してもらったの。お迎えする前は子猫の写真を見ただけだったけど、家の子ってすごく可愛いのよぉー♪心配してないでまず問い合わせてご覧よ、平気平気」とかブリーダーからの購入を考えているAさんが、最近血統書のこととか話題になってるし、インブリーディングのこととかそういうトラブルの起きないブリーダーはどうやって探したら?と悩んでいるとBさんが「猫の可愛さに血統書の中身や有る無しなんて関係無いじゃない。自分のお家の子になったら可愛くってそんなのどうでも良くなっちゃうのよ。血統書を買うわけじゃないんだから子猫を見て気に入ったらそれでいいじゃない。細かいことは気にしない気にしない。家は血統書どうしますか?って聞かれて必要ないからいらないって言って貰わなかったぐらいよ。それともあなたってそういうので猫を差別する人なの?」というようなアドバイスをしていることがあるからです。確かにBさんは何らトラブル無く子猫ちゃんをお迎えして、今は楽しい猫ライフを満喫しているのでしょう。でも、私に言わせていただければ、それはBさんが非常に強運に恵まれた少数派なのであって、必ずしもそういうアバウトな購入方法で誰もが失敗せずに子猫ちゃんをお迎え出来るとは限りません。それって「この間、赤信号だったけど無視して渡っちゃった。でも大丈夫だったから、あなたも信号なんて無視して赤でも渡っちゃって平気よ」と誰かにアドバイスしているのと同じようなもんなんですよ。善意でアドバイスしているのでしょうが、“たまたま”その時、車が通らずに事故に遭わずに済んだご自分の強運に感謝して一人ご自分の胸の中にしまっているべきことで、人様にお勧めするのはいかがなものかと思うのです。
Jun 10, 2004
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昨日の日記で血統書について書きましたが、ちなみにその血統書の猫(カイザー)は血量:3.86%です。競走馬などでラインブリーディングの限界とか奇跡の血量と言われているのが18.75%です。これ以上の血量になる組合せはインブリーディングとなり奇形が出るなどリスクの方が大きくなってしまうけれども、限界の18.75%の組合せの場合、非常に優秀な馬が出ることが多いと言われています。両親の血量を50%、2代前(祖父母)の血量は25%、3代前(曽祖父)は12.5%、4代前は6.25%とし、掛け合せた同士の血量を足して算出します。18.75%の組合せは何通りかありますが一番わかりやすいのが3代前と4代前の組合せです。12.5%+6.25%=18.75%となります。従ってこれより近い組合せの交配はリスクのほうが高い組合せと考えられます。ただ、必ずしも血量が18.75%未満なら弊害が出ないわけではありませんし、18.75%以上でも健康な子が生まれないわけではありません。しかし、以外と離れた祖先の組合せでも18.75%を超えてしまうのだとおわかりいただけると思います。動物の交配(ブリーディング)には一般的に・アウトクロスブリーディング・ラインブリーディング・バックブリーディングの3種類の方法があるとされています。アウトクロスブリーディングはまったくご先祖がダブらないかけ離れた血統同士で交配させることで、メリットとしてはインブリーディングで起こるような近親による弊害を避け健康な個体を誕生させることが出来ます。デメリットとしては生まれる個体のタイプにばらつきが出て、交配前にブリーダーが望んだようなスタイルの子猫が生まれにくいことです。よほどの幸運に恵まれない限り、両親猫よりスタイル的に劣った子猫ばかりが生まれやすいのです。ラインブリーディングとは極端な近親交配にならない血量の範囲内で血縁のある同士を組合せる交配です。メリットとしては、生まれてくる個体のタイプにばらつきがなく、両親猫と同レベル~若干向上したタイプの子猫が生まれるケースが多いです。そしてインブリーディングに比べてずっと健康面で安全です。デメリットとしては飛躍的にタイプの良い子猫が生まれる可能性が少ないことです。バックブリーディングとはインブリーディングのもっとも極端な交配方法で祖父と孫娘、父と娘など直系の近親同士を組合せる交配です。メリットは優秀なタイプの雄がいる場合、短期間でそのスタイルを強く遺伝させて生まれる子猫のタイプを固定することが出来ます。つまりあまり優秀でないタイプの雌しか所有していない場合、血統の離れた優秀なタイプの雄と組合せても生まれる子猫はアウトクロスになり、優秀な父に似た子猫はまーず生まれません。でも、その生まれた子猫の中の雌をもう一度優秀なタイプである父と交配すると父猫の血が濃くなりタイプの優秀な父似の子猫が生まれやすくなるのです。デメリットはよほど血統に詳しい知識のある人しか出来ない裏技的な交配方法だということで、そうでない人がした場合には優秀なタイプの子猫が生まれないだけでなく、その子達には近親交配の弊害によるリスクばかりが出てしまうこともあります。つまり普通はこれら3種類の交配方法の中でラインブリーディングで血量が18.75%を超える組み合わせの交配とバックブリーディングがインブリーディング(近親交配)と考えて良いと思います。インブリーディングのリスクについてはココに取り上げています。純血種の猫ちゃんを買われる場合、猫ちゃんをお迎えしてからその血統書を見て、「あら、家の子、こんな血統だったのねー」ではなく、お迎えする前にブリーダーから両親猫の血統書を見せてもらうとか、コピーをいただくとか是非、先にどんなご先祖達の子孫として生まれてきた子猫なのかを必ずチェックすることをお薦めします。それから最後に、インブリーディングについては純血種の猫ばかりにありがちな問題と思われている方が多いと思うのですが、獣医さんが一番下の肋骨が欠損しているなどの弊害例を見るのは実は野良ちゃん上がりの飼い猫さんに多いそうです。野良猫ちゃんは自分のテリトリー内でしか交配相手を探しませんし、野良の雄猫は母猫の子育てに協力などしません。ですから今、目の前でシーズンが来て恋のセレナーデを歌っている雌猫が去年自分とラブラブな一夜を過ごした雌猫の生んだ自分の娘だなんてわからないからです。そんな調子でブリーダーが意図的に交配させるよりももっと極端なインブリーディングになりやすいそうです。ですから、「家の子は保護したMIXだからインブリーディングなんて関係ないわぁ」と安心していられないこともあります。
Jun 9, 2004
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6代祖実物日本の代用血統書との違いはどちらもCFAの血統書の場合、すべての猫の生年月日が記載されていることでした。(6世代前の子達まですべてです。)それだけ、きちんとした血統情報の管理をしているということなのだと思いました。もちろん日本語の説明は一切ありません(^^;用紙的には日本の代用血統書の方がはるかに立派な用紙にタイプされています。知らない方ならこれらの血統書より代用血統書の方に権威を感じると思います。はじめて飼う純血種の猫が代用血統書とナンバー登録書(緑のやつです)を持参して来たとしたら、きっと肝心の登録書の方をどっかになくしてしまうかも?ペラッとした千円札くらいの大きさの用紙ですからね。海外から届くDMに入っている割引クーポン券みたいだし・・・(激爆)(まあ、そのあたりの純血種初心者の心理をショップなどがうまく利用しているのかも?)もし、これから純血種の猫を買われて両方書類を貰ったら、立派な用紙の代用血統書は紛失したってまた発行してもらえますが、ナンバー登録書はおいそれと再発行されませんので、決してなくさないよう大事に保管して下さいね。あれさえあればこういうCFAの血統書はいつでも発行してもらえるのです。本当は用紙がペラペラでも、英語で書類申請するのが面倒でも、ブリーダーはCFA発行の血統書を添付して猫を譲渡するべきなのだと思います。最近ではCFAのHPでネットオーダー出来るようになりましたので、以前よりは簡単に発行してもらえます。
Jun 8, 2004
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CFAナンバー登録書(Certificate of Registration)実物左上から 猫の名前 その子の登録ナンバー カラークラス、猫種、性別、生年月日 父猫の名前 父猫の登録ナンバー 母猫の名前 母猫の登録ナンバー 猫の所有者の名前と住所 ブリーダーの名前 登録された年月日ちょっとわかりづらいかも知れませんが、右上の「0272-1012203」とあるナンバーが登録ナンバーです。このナンバーさえあれば、CFAの本部に申請して何代にも遡った血統書が取れます。うちのカイザー君はなんとマドロンという女の子の名前がついているのです。いくら自分でつけた名前ではないとは言え、ちょっと恥ずかしいです、ハッキリ言って!しかも代用血統書の名前も間違っている・・・(T-T)でも、とにかくこの緑の用紙さえあればすべてはOKなのです!この用紙がすべての基本なのです。(もしくはこの用紙を申請するための用紙↓でも可)ナンバー登録申請書(ブルースリップ)この用紙に必要事項を記入し、自筆のサインをしたものを仔猫のオーナーに譲渡の際に渡すブリーダーもいます。(上の用紙はまったくの未記入のもので、CFAから送られてきたままの状態です。)仔猫を譲り受けたすべての人がCFA登録をしたり、血統書の発行を希望したりするわけではないからです。そういう場合はオーナーになった人が自分で登録したければCFAに申請すればよいわけです。つまり、この用紙さえブリーダーのサイン入りで貰っておけば、必要になった時にいつでも登録申請したり、血統書の発行依頼が可能なのです。ですから、もしも自分が譲り受けた猫にこの用紙がついていたら絶対に無くさないようにして下さいね。代用血統書よりはるかに大切なものですから!この用紙で申請しないとあの緑の登録証が貰えません。仔猫を買う際には代用血統書よりもこの申請用紙にブリーダーがサインしたものか、緑の登録証がついていることの方が大事なんですよ。
Jun 7, 2004
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ペットとして可愛がる目的で飼うことにした猫ちゃんを避妊・去勢するのも、また現在の常識となっていると思います。無計画な繁殖をして貰い手の無い猫を捨て猫にしたり、保健所で処分したりすることも無くなるわけですし、繁殖をさせないなら猫の性的衝動から起こすさまざまな問題行動も防げ、一緒に暮らしやすくなります。また、将来的には避妊・去勢することによって色々な病気の予防や寿命を延ばすことにもつながります。ウチの子はおもてに出たがって、完全室内飼いが出来ないとの相談をよく受けますが、聞いてみると大抵その猫ちゃんは避妊も去勢もされていない場合が多いのです。猫が外に出たがる一番の理由は自分の伴侶を探すためです。避妊・去勢をした猫は自分の安全なテリトリーから出てまで、好奇心を満たそうとは考えないようです。「オス猫の去勢について」まず、誤解をしていらっしゃる方が多いようですが、猫のオスに発情期はありません。言い替えれば一年中発情中とも言えます。メス猫にシーズンが来さえすればオス猫はいつでもOKなわけです。メスにシーズンが来るとオスはそわそわするのであって、オス自体にシーズンがあるわけではありません。メスのシーズンは大抵の場合春と秋が多いですが、今は完全室内飼いなどで温度変化が少ない生活をしているため、あまり季節の影響を受けなくなり1年中どこかにシーズン中のメス猫がいる感じですね。当然室内にいても聴覚が犬よりも優れた猫には、シーズン中でオスを求めるメス猫の声を年がら年中聞いていることになります。さて、去勢のことですが、私も特定の猫種をブリーディングするためで無いのなら、オス猫は去勢した方が良いと思います。もちろん完全室内飼いでない場合のオス猫の未去勢は言語道断だと思います。第一の理由は猫の健康面での危険を回避するため。第二の理由はオス猫が本能ままに行動した場合、人間との同居生活は人間にとって難しいからです。未去勢のオス猫が外歩きをすれば、当然恋の鞘当を他のオスとすることになり、間違いなく喧嘩をします。日本の外猫の80%以上が猫エイズか猫白血病のキャリアーであるとの統計を考えたら、まず、100%何年かのうちには感染してしまうと考えるのが妥当でしょう。これらの病気は喧嘩によるけがで感染するからです。これらはワクチンでは予防ができず、感染したらほとんどの場合完治させられませんから、発病したら死に直結します。白血病予防のワクチンがありますが、これは唾液などからの飛沫感染を防げる程度で、直接接触したりした場合にはあまり有効に病気を防げるものではないようです。エイズや白血病は発病するまでのキャリアー期には血液検査でしか感染がわからないため、普通に猫を飼われている方は発病して初めて、自分の猫がエイズや白血病だと知る場合が多いのです。従って完全室内飼いをしていない猫のオーナーは自分の猫がキャリアーあることを知らずに外歩きをさせているので日本での感染率は異常に高いのです。去勢せずにオスとして性的に成熟したオス猫はたとえ完全室内飼いをしていても、絶えずシーズン中のメス猫に声に呼ばれているわけですから、何とかして外に出ようと考えます。身軽な猫は人間が思いもよらない方法で脱出しようとしますし、人間の出入りの時にタイミングを狙うぐらいは朝飯前です。結果的に未去勢のオス猫は鍵をかけたケージにでも隔離していない限り、完全室内飼いをすることが難しくなってしまいます。そして前述のように外歩きをさせたら病気に感染して命を落とす可能性が高いのです。また、外のメス猫との間に子猫が生まれた場合もとても問題です。自分の家のボクちゃんがお父さんとばれなければ、よそのお家の女の子が子猫を産んでも知らん振り。。は無責任過ぎますよね?第二の理由として挙げた、人間との同居が難しい理由は上記の理由で外に脱出させないように常に気をつけていなければならない環境に人間側が堪えられなくなってしまうことと、マーキングによる悪臭との戦いに嫌気がさしてしまうことです。未去勢のオス猫は大抵の場合マーキングをするようになりますし、これだけはどんなにがんばって躾ても決してやめさせることはできません。寝ることや食べることと同じオス猫の本能ですから。マーキングはいたるところにされます。家電製品だろうと家具だろうと壁だろうと手当たり次第何にでもします。簡単に水洗いできるものでさえ、マーキングの異臭を洗い落とすのは大変なことなのに、水洗いできない家具、壁から臭いが消えるまで拭き取る作業は毎日大変な労力と時間を必要とします。また家電製品などはマーキングされたら、大抵の場合故障してしまいます。毎月何かしらの家電製品を買い換える費用はばかになりません。そして毎日毎日家中のあらゆる所を拭いてまわり、余分な洗濯物をしなければならないのはとても人間にとって負担になります。専業主婦でも大変だと思うそんな余分な労働をお勤めの方が毎日出来るとは思えません。でも、それらをしなければ目がシミテ涙が出るほどツンとする悪臭の中で生活していかなければなりません。よほどずぼらな性格で無い限りそんなところで食事なんかできません。ご近所からだって悪臭の苦情が来るでしょう。そういう大変な思いをするのは猫がいるからだと考えたら、ばかばかしくてやってられないと、猫を飼うのをやめたくなりませんか?そうなったらその猫は捨てられたり、他で飼ってくれる方にあげたり、極端な場合は保健所に持ち込むことまであり得ますよね?必ずしもそうなるとは言いませんが、猫が捨てられる大きな原因の一つだと思うのです。ですから、もし、ずっと去勢をせずにその猫ちゃんと暮らされた場合、去勢をしていないことによって発生するそれらの問題を猫のせいにしないで、自分が去勢しないと選択した結果なんだと冷静に考えて、毎日の精神的なストレスや、労働を甘んじて受け入れる覚悟されて未去勢を選択されるのは自由だと思います。ただ、去勢をした方がずーーーーっとその猫ちゃんとの暮らしが楽ですし、そういうわずらわしさとは無縁に楽しく過ごせるなら、その方がずっと良いではないですか?猫にも人間にもストレスがかかりませんし、ずっとその猫ちゃんに愛情を注げるのではないでしょうか?それで私はオス猫は去勢された方が良いとアドバイスしているのです。
Jun 6, 2004
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どんな猫ちゃんをお迎えしようか?と検討中の方はご自分の好みの猫ちゃんをあれこれ頭に描いて迷っていると思います。その時にどの猫ちゃんにしようか決める要素として、ご自分が「どんな外見の猫が好きなのか?」は以外に大きな比重を占めているのではないでしょうか?確かにこれからお迎えするのですから、なるべくご自分の好みを反映した子をお迎えしたい気持ちはわかります。でも1歩踏み込んで好みの外見だけでなく、中身もご自分と相性の良い性格の子をお迎えできるよう考えてみて下さい。学名「イエネコ」として生物学上同じ1つの種として扱われている猫ですが、やはり外見や猫種が違えばその性格や行動パターンは千差万別なのです。同じ猫なのだから何でも一緒と一括りに考えるのはちょっと乱暴です。外見の好みばかりを優先するとご自分のライフパターンに合わない性格の猫ちゃんを選んでしまう可能性があることは以外と見逃されがちです。猫カタログなどに猫種によって大体どんな性格なのか書いてあることもありますが、あれらの本は大抵一人の執筆者が文章を書いています。どう考えてもそのお一人の方が、その本に紹介しているすべての猫種と暮らされた経験があるとは思えません。ご自分が暮らされたことのない猫種については推測やその猫種と暮らした方からのまた聞きによる知識などで書いていらっしゃると思うのです。つまり以外とあてになりません(激爆)また、本にはその猫種についての一般論が書かれていると思いますが、日本でその猫種を繁殖しているブリーダーが特定の性格的特徴をあらわす血統ばかりで繁殖していると、必ずしも一般論と実際の性格が同じとは限らないのです。つまりAという猫種について「おっとりとしたおとなしい猫種です」と書かれていたとしても、日本国内で、そのA種が「陽気でやんちゃ」な性格の血統の猫ばかりで繁殖されていたとしたら、日本国内に限ってA種は陽気でやんちゃな性格の猫種で、おっとりしたおとなしい猫種ではないのです。今はネット上にご自分のHPを持っているブリーダーさんがたくさんいます。1つの猫種を愛してずっと繁殖を続けているブリーダーさんのHPに紹介してあるその猫種の性格が一番信頼が置けるように思います。そういった事実に近い情報を収集してその猫種の性格がご自分のライフパターンと合致するかどうかも是非検討項目に入れていただきたいと思います。「フワフワとした長毛のゴージャスな猫ちゃんがお好き」だったとしても、そのコートコンディションを維持できるだけの「グルーミングテクニックがない方」や「毎日そのグルーミングに要する時間を捻出できない忙しい方」がお迎えしたらどうでしょう?いずれ毛玉だらけのボロボロコートにしてしまうか、いっそのことライオンカット(言わば猫の丸刈り)にしてしまえ!となることは容易に予測できるはず。。。それでは当初の「フワフワとした長毛のゴージャスな猫ちゃん」とは路線が違うと思いませんか?また当家の猫達のように暑いの大好きで寒がりの猫達が暑がりで暑いのが苦手な方と同居してもベタベタと甘えるとは限りません。その方が夏場、クーラーでガンガンに冷えた部屋や冬場でもほとんど暖房しない部屋にいつもいるとしたら、恐らく猫達はその方のそばには居られず、なるべく暖かい場所や残り湯で蒸し暑くなっているお風呂場などに避難してしまうでしょうから。このようなケースの場合、「フワフワとした長毛のゴージャスな猫」や「ベタベタの甘えん坊の猫」と暮らしたかったのにそうならないからといって、選んだ猫種が期待ハズレだったわけではないですよね?あなたのライフパターンとその猫種の特徴が相性よくなかっただけのことです。こんなふうにあなたが好む外見の猫ちゃんが必ずしもあなたのライフパターンにも最良の猫ちゃんとは限らないのです。「こんなはずではなかった( ̄□ ̄ゞ)」とならないために、あなたの好みだけでなくライフパターンも良く考えて猫ちゃんをお迎えする前に十分シミュレーションしてみて下さいね。
Jun 5, 2004
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同じ楽天内のPinkyさんのHPに日記リンクしていてフォードのCMについて知りました。リンクを張ったりして、あんな残酷な映像を誰もが見るべきだとは私には思えませんのでここにはリンクしません。ご興味のある方はネット検索などされたりしてご自分の判断でご覧になって下さい。内容は停めてある車(無人)のサンルーフが自動的に開き、その近くを通りかかった猫がそれに興味を示して車に乗って、開いたサンルーフから中を覗き込んでいるとまた自動的にサンルーフが閉じ、頭を挟まれた猫は首を切断されてその身体が車のフロントグラスを滑り落ちて行くというものでした。フォード側もTV CMとしては問題があるとして放映されなかったそうですが、ウェブサイトには公開したようです。それで動物愛護の精神に反するとして抗議運動が巻き起こっているようです。あのCMによってフォード社が何を表現したかったのか、あるいは本当にあのCMを放映することで自社の車がたくさん売れると考えたのか私も多いに疑問を感じます。抗議運動が起こるのも当然のことだと思います。ただ、私が一抹の疑念を抱くのは動物虐待反対運動や動物愛護運動の一環として、たくさんの方がその残酷な映像をまだ見ていない方に是非見て、どんなにひどいことをしたのか知って下さいと勧める行為です。もし、フォード側が話題性のあるCMを目指し、一人でも多くの人にフォード社の名前を知ってもらい、その車を見てもらうことだけを目的にCMを製作したのだとしたら、その思う壺にはまってしまうわけですし。こげんたちゃんの時もそうでした。一部の動物愛護運動をされている方々は今も保健所で処分される動物の映像を見て現実を見て下さいと訴えておられます。しかし私にはそれが的外れに思えてなりません。そういった残酷な映像を見て心を痛めたり、我が身を振りかえって己を戒めたりするような方々がそういった動物虐待や動物愛護精神にそぐわない行為をするでしょうか?また、そういった残酷な現実を目の当たりにしなければそれらの方々が愛護運動や抗議運動をしないのでしょうか?もちろん、現実を知る必要があると思った時に自由にそれを知ることが出来る権利は大切だと思います。しかし、自分の良心に則り、人様に迷惑をかけずに暮らしている者が知りたくないことを知らずにいたり、見たくないものを見ないで済む自由も同様に必要だと思います。人は人から後ろ指を差されたり、罰則を恐れて罪を犯さないのでしょうか?大半の人は自分の良心を裏切れないから罪を犯さずに生きて行こうとするのではないでしょうか?動物虐待への罪を重くしたら動物虐待はなくなるのでしょうか?愛護運動や抗議運動に反対だとか意味がないと思っているわけではありません。でも私はあんな風にペットと楽しく暮らせるなんていいな♪と思ってペットを愛する方が増えるほうが罰則で脅して虐待させないことよりも効果があるように思うのです。
Jun 4, 2004
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「はっきり言って、出来ることなら止めた方がイイです!」ショップで猫を購入する場合、ノミやダニ、お腹の寄生虫くらいは粗品としてモレなく付いてくるぐらいに思って下さい。(笑い)獣医さんに何回か通えばどうにかできる程度の健康状態なら、それはとてもラッキーなのです。そしてそれは当然のことながら猫の購入価格以外に獣医師への費用が必須で発生するということですから、猫ちゃんや猫ちゃんと暮らすためのグッズの購入費(表面価格というか)の他に3~5万円ぐらいの治療費を上乗せした金額が実際にあなたが負担しなければならない実勢価格と考えた方が良いということです。つまり表面価格が3~5万円高くても健康な子のほうが、不健康でも3~5万円お安い子より本当はリーズナブルだということです。もちろんそれは何回か獣医さんに通えば何とかなる程度の場合に限ったことで下に書いているように致命的な病気のキャリアーである猫ちゃんだった場合、その程度の出費では追いつきません。犬と違って、猫には感染していて発病したら手の打ちようのない、確実に死に至る病気が3つあります。しかも現在のところ、このうちの2つは予防接種で防ぐことも出来ないですし、お店で販売されている子猫ちゃん達がそのお店に来るのは生後45日未満ですから、当然ワクチン接種前です。お店に来るまでは健康だったとしても管理の悪いところから来た猫ちゃんと一緒にされたらもちろん、病気も寄生虫もみんなうつってしまいます。ですから、その子がそれらの病気に感染していないか確かめられないのなら、お店の様子がきれいだろうが、汚かろうが危ないことに変わりはないのです。その他にも無計画な繁殖で内臓に失陥があったり、素人が外見からではチェック出来ない遺伝的問題を持っている可能性もあります。しかも、大抵はその子に情が移ってしまっていて、心理的にお店に返したり出来なくなってしまってから、しまったと気がつく場合が多いのです。金銭的な被害は諦めるとしても、かわいい我が子になってしまったその子が苦しみながら死に至るまでを看取るというのは、言葉に出来ないほど辛いものです。どうかその事を良く考えてから検討して下さい。それでも、お店のウインドーにいる子がどうしても欲しいとおっしゃるのなら、次の点をしっかりチェックして、後で後悔しないで済むようにくれぐれも気をつけて下さい。「販売価格と見合ったタイプの猫ちゃんか?」購入希望の猫ちゃんか両親猫の血統書を見せてもらい、血統書の内容をチェックしましょう。血統書について紹介したページを参考にして、スミからスミまで良ーく見せてもらって下さい。さらに、お店の方にCFAかTICAの登録ナンバーがある子か、または確実に取れる子かどうか聞きましょう。もし、この辺があやふやでその子に10万円以上の価格が付いているのなら、残念ながらその子はあなたと縁が無かったと諦めましょう。登録ナンバーのない子はお店では純血種の猫として販売されているかもしれませんが、残念ながら猫の世界では純血種としては通用しません。いくらでも他にあなたとハッピーな猫ライフを送れる子猫ちゃんを探す方法はあります。後で取れるとかいうお店の対応は、まずあてになりません。これがクリアー出来たら、次はその子の健康面です。「ウイルスフリーの健康証明書を発行出来るか?」きちんと健康管理をしているところから仕入れ、お店でも健康管理に気を付けているなら、なんら問題なく獣医さんに検査を受けて発行してもらうことができるはずです。(ただし、この検査は結果が出るまで1~2週間かかります。)単なる健康証明書だけでごまかされることなく、「ウイルスフリー」にこだわって下さい。そこで、お店側がその証明書の取得を嫌がるようであれば、その猫ちゃんは諦めた方が無難です。取得にあたっては別途検診手数料を1万円程度上乗せされるかも知れませんが、その猫ちゃんが病気のキャリアーだと知らずに連れて帰って、後々発病されてから獣医さんに支払う治療代や精神的苦痛を考えたらお安いものです。また、現在すでにお家に他の猫ちゃんを飼っているなら、その子の生命を脅かす事にもつながるのですから・・・。上記にあげたことは身体の健康についてのみです。心も健康かどうかはそれこそイチカバチカ、お家にお迎えして一緒に暮らすようになってからでなければわかりません。時間の経過と共に楽しい家族になってくれる場合もあれば、そうでない場合もありますが、ブリーダー宅で4ヶ月頃まで親兄弟と一緒に育った子猫ちゃんよりはずっとしつけが大変なのは間違いないと思います。とにかくショップで猫ちゃんを購入する場合、失敗しないための最大のポイントは「猫ちゃんを引き取ってお金を支払うまで」に、すべての曖昧な点をクリアーにしておくという事です。お店側はあなたの「早くかわいい子猫ちゃんをお家に連れて帰りたい」気持ちや、「もし他の人に売れてしまったら?」と思う気持ちを巧みに利用して来ます。ここで、子猫ちゃんを連れて帰ってしまって、それ以外のことは後でも良いと妥協してしまったらお店側の思うつぼなのです。焦らずじっくりがんばって下さい。ウインドーにいる子があまりに気の毒そうで見るに見かねてお家に連れて帰って来てしまったという方もいるかもしれません。そのレスキュー精神は立派だとは思いますが、結果としてはペットショップで生体を販売するというシステムに加担してしまったことに違いはありません。買う方がいるから、健康管理や動物愛護精神を無視してどんどん繁殖し、とても幼いうちに親から引き離してペットショップに卸すブリーダーや、それらの幼い子猫をウインドーに並べて販売するショップなど、色々と問題のある生体販売というシステム自体がなくならないのです。どうぞその場のムードに流されないで、よくよく考えてみて下さいませ。当家で子猫達が生まれて生後1ヶ月頃になると離乳食トレーニングを開始します。お肉やナマリを包丁で叩いてミンチ状にしたものを食べさせるのです。そして1-2日で一応そういった離乳食を食べるようにはなりますが、まだまだママ猫のお乳も恋しいのでしょう、どちらの栄養で育っているかというとやはりメインはお乳です。そんな子猫達を見ながらいつも考えます。ペットショップのショーウインドーにいる子は、もうこんな小さな頃からママ猫や兄弟姉妹の猫達と引き離されて一人ぼっちでウインドーのケージの中にいます。彼らの幼い目にはウインドーの外の世界はどのように見えるのでしょうか?また、ケージの中で一人ぼっちでいったい何を考えているのでしょう?ケージの中の子猫や子犬を見ると、すべてをあきらめてしまったようなウツロな目をして一点を見つめていたり、誰かここから救い出してとすがるような目をして自分を見ている人間を目で追いかけていたりするように思えるのは私の勝手な思い込みでしょうか?グルグルといつまでも自分の尻尾を追いかけていたり、熊歩(左右の足に交互に体重をかけて身体をゆする行動)をしていたり、あきらかにストレスが原因で精神的な病気の兆候と思われる問題行動をしはじめている子も見かけます。そういう子がまた人間を信用出来るようになって精神的に回復し、人間の家族として好ましい性格を取り戻すのにどれぐらいの時間がかかるのでしょう?そういう悲しい子猫や子犬の目を見るのがイヤで、生体を置いているペットショップに行くのがイヤです。また、自分の家にまだ免疫が十分でない小さい子猫がいる時は、そういうショップに行ってウイルスやら何やらを拾ってくるのも心配です。それで最近ではペット用品はみんなネット通販しています。「最近新手のMIX商法」最近わざとMIXを繁殖させて販売しているショップが増えてきたようです。完全なる雑種ですと価格をつけて販売できないけれども、両親猫がそれぞれの猫種でタイトルとかがあれば、なんたらハーフで、パパやママはその猫種ではチャンピオンとか、買うほうもそれなりにステータスを感じられるので喜んで買っていかれる方がいるようです。でもMIXには違いないから血統書をつける必要がありませんし、お値段も純血種の子よりお手軽価格で販売できて、ペットショップにふらっとやってくるお客さんのお財布に入っている所持金で買えるので、その場で衝動買いしてくれて回転率が良く売りやすいからとかえって普通の純血種を扱うより儲かるそうです。ショップはお店に置いている時間が短ければ短いほど利益が出るわけですから。それに純血種ですとかえってその猫種専門のブリーダーが血統書とかを見れば、もし子猫の健康状態に問題が出た時「あ、これはインブリーディングの弊害かもしれない」とか「ああ、あそこはそういう遺伝病が出る血統を繁殖ラインに使っているから」って見てわかりますから、そのショップが最初からそういう危ない健康状態の子が生まれるのを承知の上で繁殖させて販売したのがばれてしまいます。当然、問題が出た時にショップ側も対応が大変です。ばれなければ偶然その子だけたまたまそうなんだって言い逃れできますもんね。でも、そういうMIXならそうやって問題のある血統を繁殖に使っても血統書を出さないんだからばれませんよね??ある意味、やりたい放題できるわけですよ。どうぞ、「あら、お買い得かも?」なんてよろめかないようにして下さいね(~_~メ)
Jun 3, 2004
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けれども●君は違います。彼の命は○○さんの手の中にあるのです。そしてその選択は○○さんにゆだねられているのです。繰り返します、●君には選べないんですよ。○○さんが心を鬼にして守ってあげなければ誰が彼を守るのですか?どうか、彼のために良く考えてあげて下さい。ミケさんを外猫で飼うというのは、●君への危険性から考えたら室内で飼うのとそう変わりません。感染する可能性が若干低くなる、もしくは感染する時期が若干先になるというだけのことなのですよ。ミケさんを●君と同じ室内で飼っても、感染させないだけの自信がないのなら結果は遅かれ早かれ同じです。●君にもミケさんにも良い顔ばかりと言う訳には残念ですがいかないのです。そして本当にミケさんのためを思うのなら、今後も○○さんちの外猫として色々なストレスにさらされて、いつ発病するかわからない生活をさせずに、安泰な暮らしが出来る他の飼い主さんのおうちで、完全室内飼いにするべきです。命というのはどっちつかずの妥協策ではどうにも出来ないものなのです。○○さんが断固とした決断をしなければ、結局ミケさん、●君のどちらにも取り返しのつかない最悪の事態になると思います。それから、第二の問題は子猫ちゃん達です。その子達を引き取ってくれると申し出ている方達には、ミケさんがキャリアーなら、その子猫ちゃんもキャリアーの可能性が高いこと。その場合、発病したら助からないことや、その子がいる間は他の猫ちゃんを飼えないこと。可能性として早くて半年~3年、どんなに長くても5年くらいしか生きられないかも知れないことをきちんと説明していますか?もし、発病したら猫およびその方達が辛い思いをしないように、安楽死という選択をせざるを得ない事態になるかもしれないことも説明しなければなりませんよ。善意で子猫達を引き取ってくれるその方達にも○○さんは責任があるのですよ。命に関わるというのは生半可な気持ちじゃ出来ません。たとえ、それがホンの一時の気まぐれであっても、人間だけがそれを選ぶことが出来る立場なのですから。ブリーディングも一緒です。自分の猫達に対する愛情や責任だけでなく、私が誕生させた猫達と暮らして下さるオーナーさん達へも責任があります。私が繁殖した猫で、私が経験したような辛い思いをする方があってはならないと考えます。また、どんなにかわいくても、五体満足でも、血統が良くても、タイプの良くない子は避妊・去勢して子孫を残せないように淘汰して行かなければならない非情さもなければ出来ないのです。このような事がどんなにかわいくても、不憫であっても、私が決しておもての猫達を触らない理由です。情が移ってしまったら、私には責任が取れないことが多いからです。自分の猫達の健康と安全に、私は全面的な責任があります。だって、その子達を飼うことを選んだのは私なのですから。その子達に責任の取れない行動は出来ません。愛する大事な大事な家族です。この子達の命を危険にはさらせません。一人の人間が本当に責任を持って面倒を見られる猫の数には残念ながら限りがあります。猫を愛するがゆえに、自分の出来ることの限界と力不足に泣きたくなるような無力さを感じます。それも、昨日や今日始まったことではありません。私がまったくのパソコン音痴にもかかわらず、個人のPCを買って自分のHPを立ち上げたのは何とか私の出来る範囲でこの問題に立ち向かいたかったからです。私が猫のHPを立ち上げたのは怒りと愛情からです。猫全体に対する愛情、猫を心から愛する人達と、これから猫を愛する人になるかもしれない人達への愛情。そして猫に対して心無い仕打ちをする人達への怒りです。私が30年以上さまざまな猫と暮らしてきて直面した嫌だったこと、つらかったこと、残念だったこと、知らないがゆえにした失敗。こういうことを情報として一般に公開すれば、私と同じ辛い経験をしないで、すんなりと猫との楽しい暮らしに入れる人達が増えるかもしれない。これから猫を愛する人達へのそんな老婆心というか私なりの愛情です。それから、その人達への警告。こんなことに注意して、騙されないで、猫について理解して失敗しないでというメッセージです。まだまだ書き足りないところがたくさんあります。しかし、一人でも猫を心から愛する人が増えて、その人達と猫達が幸福な生活を出来るお手伝いになれば、こんなに嬉しいことはありません。無計画に猫を繁殖させて無責任におもてに放り出す人達。プロと名乗っていながら適切な健康管理も出来ず不健康な猫を利益目的に繁殖し続けている人達。猫を愛しているといいながら結局は知識の無さから猫の天寿をまっとうさせられない似非愛猫家達。ステータスのように流行の猫だからと、とっかえひっかえ次々に新しい猫を飼う虚栄心を満足させたいだけのオーナー達。皆まとめて○の島に埋めてしまいたいくらいこういう人達に怒りを感じます。結局、猫を心から愛する人達が心を痛める問題はそういう人達の預かり知らぬところで発生しているにも関わらず、原因を作った人達ではなく、猫を心から愛している人達を悩ませるのです。そして、どんなに心を痛め、悩んでも個人が出来ることはとても限られています。自分の周りにいる猫ちゃん達すべてを幸せにしてあげるには、あまりにも私達個々人は無力です。また私達が出来ることは一時的な対処療法措置に過ぎません。○○さんがミケさん一家にしてあげたことはとても素晴らしいことです。けれども、ミケさん一家以外にも誰かの手を差し伸べられるのを待っている猫達は数え切れないほど存在するのです。自分のHPでそういった問題を取り上げて、啓蒙活動することで猫に心無いことをする人達がこの世からいなくなり、不幸な猫を一匹でも減らせるなら、それが私に出来る最大の事ではないかと思ったのです。私は対処療法でなくて原因を完治させたいのです。もちろんすぐに効果が出るなんて甘い考えは持ってません。けれどもインターネットというツールを持つことによって、一石を投じることが出来れば、その波紋はさまざまに波及して行くと信じています。○○さんにも同様に何か出来ることがあるはず。雨の夜、冬の寒い風の夜、そいう子達がどんな風に過ごしているのかと考え出すと、心配で眠れなくなることがあります。家の中に入れてやり、安心出来る寝床とご飯を提供して上げられたら、どんなに心が休まるでしょう。しかし、病気の可能性のある猫を室内に入れて私を信頼している我が子達を危険にさらすわけにはいかないのです。そして、その子達の病気さえ、元はと言えばそういうキャリアーである猫を捨てた人によって、野良ちゃん達に蔓延したのです。すべて心無い人間の被害者です。我が家で平和に羽布団に包まれてすやすやと何の悩みもなさそうに安心しきって眠っている我が子達の境遇と引き比べて、同じ命であるにもかかわらず、心無い人の手によって放り出され、そんな過酷な境遇にいる猫達がいると思うと…。そんな私が出した結論がHPの作成でした。ここに書いたことは、今、○○さんが直面している問題を何ら直接的に解決出来る手助けになりませんで、非常に申し訳無く思います。でも、私なりにそういう猫ちゃん達を増やさない、減らして行くために努力している、○○さんと同じ悩みを何度も味わった人間であることを知って欲しかったのです。そしてそれでも我が子達を守るために心を鬼にしておもての猫ちゃん達と距離をおいている私の気持ちも知って欲しかったのです。どうか○○さんのご参考になりますように。--------------------------------------------------もし、この方が現在猫ちゃんと暮らしていない方だったなら、こんなメールを書く必要はなかったと思います。どうか保護出来るのなら、保護してあげて欲しいで済んだと思います。結局この方はミケさんを放っておくことも、●君の命を危険にさらすことも出来ないと、ミケさんと子猫達を捕獲してまず、獣医さんで血液検査を受けさせました。その結果非常にラッキーだったことに、ミケさんは20%組に属していてなんとノンキャリアーだったので、避妊して実家で飼うことにし、生まれた子猫達も全部かわいがってくれるオーナーさんの元に養子縁組させました。ミケさんの血液検査の結果をメールで知った時には、なんて運の強い猫ちゃんなんだろうと思うとともに、やっぱり神様ってちゃんと見ていてくれてるのね!と本当に嬉しく思いました。もっともミケさんの血液検査や避妊手術、全部の猫達に体内寄生虫やノミ・ダニの駆除、ワクチン接種をして新しいオーナーさんの手元に届けるためにかかった獣医さんの費用のせいで、しばらく外食しておいしいモンが食べられませんと後日談メールで来ましたけど…。ま、懐の痛みは補充がきけば直りますが、心の傷は簡単に癒せません。この件で誰もが悲しい思いをすることなく、この猫ちゃん達が全部現在幸せに暮らせていることがなによりです。ですが、なかなかこんな風にハッピーエンドにはならないと思うのです。みなさんもどうか今現在自分のお家に猫ちゃんがいるのなら、新しく他の猫ちゃんを迎える時は慎重に。まず今いる猫ちゃんの幸福を考えて、万全の対策を立ててからにしてあげて下さいね。
Jun 2, 2004
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---------------------------------------------------○○さんが外で身重の身であなたを慕ってくるミケさんをどんなに愛しはじめているかはとても良くわかります。けれども、ミケさんを今後も外猫として飼われるのは、お止めになった方が良いと思います。なぜなら、表にいる猫ちゃん達の致命的な感染病の感染率は80%を超えているといわれています。まず、第一に●君への感染の心配。○○さんが辛い気持ちはとてもわかります。けれども、●君の○○さんに対する信頼はどうなるのですか?もし、愛する●君が感染して発病したら、無条件に○○さんを信頼している●君を裏切ることになるんですよ。●君は自分で自由に選択する権利がないのです。○○さんの行動いかんに彼の命はかかっているのです。私は過去に自分の猫を猫白血病、FIPで亡くしたことがあります。どちらも母体感染でした。これらの致命的な病気は発病したら最後、対処療法以外に打つ手はありません。どんなに手を尽くして獣医さんに治療してもらっても、自分の愛する猫が日に日に痩せ衰えて行くのを、ずっと見届けて行くよりないのです。病気が進行すれば痩せ衰えるばかりでなく、色々な合併症を併発して、口内や内臓に炎症を起こし、経口でご飯を食べることさえ不可能になり、毎日点滴をしてもどんどん脱水症状が進んで行って寝たきりになり、気をつけて何度転位をさせても身体の下になっている部分が壊疽を起こしだし、身体中から血膿が流れるようになりました。そして亡くなった時には本当に惨い亡骸でした。瞬膜が干からびてしまっていて遺体の目を閉じさせてやることも出来なかったのです。脱水がひどく、いくら目薬で潤してやっても瞬膜が乾燥するのを止めることが出来なかったからです。どれだけその子が苦しんだことか、痛かったことか、辛かったことか・・・。小さく生きながらミイラになってしまったような惨い亡骸が、その子の辛さを如実に物語っていました。それでもその子は闘病中、私達を愛し続けてくれ、最後までどんなに辛くてもお水を飲もうとしたり、トイレに行って排泄しようとするそぶりを見せ、私達と共に生きることへの執念を見せてくれていたのです。もしかしたら、その闘病中に何か画期的な薬や治療法が開発されて、奇跡的に助かることがあるかもしれないと、私達も最後までその子と一緒に闘病しました。血膿と排泄物が垂れ流し状態のその子を紙オムツで包んで、最後まで毎晩抱いて寝ました。毎朝、その子を獣医さんに連れて行ってから出勤し、日中はずっと治療を受けさせ、仕事が終わると引き取りに行き、今日の病状などの経過を聞いて家に連れ帰っていました。その時の苦い経験から、FiPと診断された子の時は対処療法が今後苦痛を伴う処置以外になくなった時点で安楽死を選択しました。最後まで白血病を闘病させた子と違い、とても穏やかで安らかな最後でした。そうやって安らかにその子を見送ることが出来たことに後悔したことはありませんが、自分の腕の中で徐々に四肢から力が抜けて行き、私の泣いている顔を不思議そうに見つめ返していたその子の目から段々と意志を感じさせていた光が失われて行くのを見ていた時の気持ちは…今こうして書いているだけであの頃のことがよみがえって、涙がぽろぽろと落ちて行きます。けれども、その原因となった病気の感染は私達家族の手の届かないところにあったのです。私達の落ち度でその子達を感染させたわけではありません。でも、もし●君がミケさんのせいで感染し発病したら、その辛さ、●君への責任に○○さん耐えられますか?こればかりは、経験したものでなければわからないことです。想像を絶する悲惨な思いです。だからこそ、○○さんが本当にそこまで考えてミケさんと付き合って行くつもりなのか、真剣に考えて欲しいのです。ミケさんは子猫を産んで、とても現在○○さんが放って置けない状況でしょう。子猫はとてもかわいいでしょう。でも、冷静に考えて今後もミケさんと関わって行く事が、●君の命と引き換えにするほど重要なのですか?残酷な言い方かもしれませんがミケさんは、もし、キャリアーなのだとしたら、○○さんと出会っても、出会わなくてもすでに感染していたのです。その場合、○○さんと出会ったことによって、また今後○○さんの外猫になることによって、出会わなかった場合より若干、彼女の寿命が延びるかも知れません。しかし、残念ながらもし彼女がキャリアーであったなら、それを治してしまうことは出来ないのです。
Jun 1, 2004
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過去に私宛てに色々な方から、猫に関して色々ご相談をいただきました。その方達へ私が書いたお返事のメールから、1つのケースを猫を愛するみなさんの参考になればと思い、ご紹介したいと思います。長いのでお閑な時にでもご覧いただけると幸いです。お返事の中に私がHPを持つに到った理由があります。ご相談内容は完全室内飼いで、ウィルスフリーの去勢の済んだ男の子●君と暮らしていた方からでした。その方の家の周りに、お腹の大きな三毛の雌猫が現れるようになり、子猫をこれから産むであろうに満足に餌も摂れないのでは、あまりにかわいそうなので、見兼ねて外猫として子猫を産むまで餌を提供し始めた。そしていよいよ子猫が生まれたということでした。子育てが一段落したら、自分の費用で親猫は避妊手術を受けさせ続けて外猫として飼い、生まれた子猫達には里親を見つけて養子に出してやりたいとご相談をいただいた際に、お返事した内容です。
May 31, 2004
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ブリーダーという言葉はあんまり好きじゃない。ことに日本においては一般的に良いイメージがないからだ。 私自身ブリーダーと呼ばれる人たちすべてに不信感を持っていた時期もあるし、現在も一部のブリーダーにはやはり不信感を持っている。また、人からブリーダーと呼ばれることに全面的にうれしい気持ちであったこともない。そう呼ぶ方がどんな意味合いを込めてブリーダーという言葉を使っているのかわからないからだ。 それじゃー、なんでシャム猫をブリードし、ブリーダーと呼ばれることもある立場になったのかと言えば、答えは簡単。シャム猫が好きだから。そして、シャム猫とずっと暮らしていきたいと思ったのに、いざ、我が子を求めて探し回っても3年半以上もシャム猫と出会うことができなかったからだ。 つまり、自分で繁殖させないと今いる子達が寿命を迎える日が来たら、次にシャム猫と暮らせるかどうかはっきりしなかったからだ。それくらい今の日本には純血種のシャム猫は少ない。もちろん、外見上ポイントがあって青い目の短毛の猫というのであれば、もうちょっと手軽に見つかるのかも知れないけれども、私がシャム猫にこだわっているのはその容姿のみではなく、愛すべきシャム猫特有の性格ゆえだ。このシャム猫特有の性格はやはり、他の猫種とのミックス度が多くなればなるほど、薄れてしまう。だから、あくまでも探すときにはシャム猫100%の血筋にこだわった。 その間色々な事があったし、色々なことを知った。 最初にペットショップでやっと見つけた尻尾が曲がっていた男の子は血統書はなかったが、あきらかに純血種と思われ、やれウレシヤと我が家に連れて帰ったが、尻尾が曲がっていて血統書がないということで、ショップで長いこと売れ残り、まともな健康管理をされていなかったようで、ノミはいるダニはいる、寄生虫もこってり、疥癬付き白血病のキャリアーで、体力がなかったためあっという間に発病し手を尽くして看病したが夭折してしまった。(教訓その1.ショップは危ないところが多いと知る。) シャム猫が見つからないなら他の猫種にしようかと、ペルシャを迎えたこともあった。今度はブリーダーと呼ばれる人の繁殖とはっきりわかった猫だった。ショップからの購入はもうこりごりだったからだ。そして、名の通ったプロのブリーダーの繁殖した猫ならばたとえシャム猫じゃなくっても、少なくとも病気ですぐに死んでしまうようなことはないだろうと思ったのだ。その子はさすがにブリーダーさんの繁殖させた猫だけあって、息を呑むほど美しい猫だった。が、しかしその考えも甘かった。この子もFIPのキャリアーで半年と一緒に暮らさないうちに発病、夭折。(教訓その2.ブリーダーの「プロ」とは猫の繁殖で「生活」している人をさすのであって、企業がその製品に品質保証をするように自分の繁殖の猫に責任を持っている人とは限らないことを知る。) どちらの猫もかわいかった。亡くなった時にどれほど悲しく、悲嘆にくれたことか。毎年お彼岸にはこの子達のお墓にお線香を上げに行く。 かような波瀾にとんだシャム猫探しの末に、健康で100%純血のシャム猫とずっと暮らしていくためには自分でブリードするよりないと思った次第である。猫界においては他人は信用できないのである。 惚れ込んだ猫種がもし、別の容易に手に入る猫種であったなら、健康で純血のシャム猫が手軽に手に入る状況であったなら、私はブリーダーにはなっていなかったと思う。 という訳で、私はブリーダーと呼ばれる立場になっても、単なる一シャム猫フリークであることに、まったく変わりはない。毎晩猫達を両脇に抱えて一緒に寝ている。 また自分が悲しい思いをした経験から、当家から養子に出す子によって泣くことになる人があってはならないと思っているし、大事な我が子同様のかわいい自分の猫たちが、健康に暮らしていくために必要なことには十分に手を尽くすのは当然のことだと思っている。 そして私がシャム猫をブリードするのは私の一種の趣味である。「趣味=好きなこと」だからこそ、妥協することなく思う存分スタンダードも極めてみたいし、そのための努力も費用も惜しむつもりはない。
May 30, 2004
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カラスネタの続きです。<エピソード3>ちょっと緑のあるところにお住まいなら朝、スズメだけじゃなくてカラスの鳴きかわす声も聞こえることと思います。世田谷に住んでいた頃、後ろに梅で有名な羽木公園という緑のたくさんある大きな公園を控えていたので、朝、結構カラスの声がよく聞こえるのです。エピソード1・2のようなことがあると、別にカラスが好きでなくても不思議な鳥だなぁとの印象を持ったので、私は割とカラスの鳴き声に敏感になったようです。カラスの鳴き声は注意していなければ、特にどうと思うこともないのでしょうが注意深く聞いていると、繁殖期の異性を呼ぶ声や子育て中の神経質な声など、1年のうちにシーズンによってかなり変化のある鳴き声をかわしていることがわかります。と、ある日、季節的に繁殖期でも子育て中の時期でもないのに、そういったいつもと違う鳴き声で鳴いていることがありました。「へぇー。。どうしたんだろう?シーズンでもないのにあんなにカラスが騒いでいるなんて、なんかヘンな感じだねぇ。。何かあるのかしら?大きな地震とかじゃなきゃ良いけど。。。」となんとなく落ち着かない気持ちになったのです。たまたま、その日、仕事が一段落していたので有給を取ってお休みしていたので、のんびりとカラスの鳴き声に注意していられたというのもあるかも知れません。とにかく落ち着かないので実家に電話をした記憶があります。「お母さん、元気?別に用があるわけじゃないけど、お休みだったから。。大きな地震とかあったらイヤだから、避難袋とか火の元とか気をつけてね!え?なんでかって?なんかカラスがいつもと違う声で騒いでいるからよ」そういうことに疎いくせに地震などが来るとパニックになる母を心配して言うと、「カラスなんていつだって同じように鳴いているだけでしょ。バカバカしい」とてんで私の警告を気にする風でもありませんでしたが、私も一応電話して声を聞いた事で安心しました。それでもその夜は何か気になってテレビを付けっぱなしにして、いつもは朝起きてからの服など用意することもなく寝るのに、念のために枕元にトレーナーとジーンズ、避難袋などを用意して寝ました。するとテレビのニュースから「奥尻島沖で大地震発生」のニュースが入って来たのです。世田谷は地震と言うほどの揺れはありませんでしたが、現地での被害はニュースをご覧になったみなさんもご存知の通りです。恐るべし、カラスの能力でございます。そして、ふとそんなことを思い出してPCに向かってカラスのことを日記に書いていたら、昨日、ゆーらゆーらと地震で揺れ出したのです。いやはや、なんとも。。。不思議ですねぇ(@o@;関東では関東大震災級の地震がいつ来てもおかしくない状況だとする説もあるようです。たかがカラスの鳴き声とバカにせず、注意してみるのもいいかも知れませんよ。
May 29, 2004
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カラスネタの続きです。<エピソード2>すごーい散歩量が必要なアフガンハウンド(ロンゲの大型犬ですね)のフィーさんと暮らしていた時のこと。自転車でお散歩コースの田んぼの中の舗装された一本道に差し掛かったところ、1羽のカラスが車が来るたびに道路脇の電線に飛び退く、通り過ぎると道路に降りるを繰り返していました。自転車で段々近づくと、もう1羽のカラスが車に轢かれたのか道路に横たわっていて、前述のカラスはそのカラスの親なのか伴侶なのかはわかりませんが横たわったカラスをおいて飛び去ることが出来ずに車を避け避けそばにいようとしているのだとわかりました。そのまま轢かれてしまったカラスのそばにいたら、そっちのカラスまで車に轢かれないとも限りません。犬がそばに寄るとカラスが怖がるだろうと自転車とフィーさんを少し離れた所に残し、フィーさんのポットン処理用に持っていたスーパーのビニール袋を持ってカラスのそばに行きました。「ねえ、悲しくてそばに居たいの?それともまだその子が動けるようになるかもってあきらめられないの?でもそのままじゃアンタも車に轢かれちゃうよ。車が危なくない場所までその子を動かしてあげるから、私が触っても怒らないでね」そう言ってビニール袋を手袋代りにして横たわったカラスを拾い上げ、車のタイヤの来ない田んぼのアゼに移動させ、そばに咲いていたタンポポを摘んでカラスに供えて手を合わせました。身体が硬くなっていたので死んでからかなり時間が経っていることがわかりました。その間、もう1羽のカラスは逃げも威嚇もせず私のすぐそばにいて、私のすることをずっと見ていました。「身内が亡くなって悲しいのは人もカラスも同じなんだね。私にはこれ以上のことはして上げられないけど、さっきと違ってここならアンタが気が済むまでそばに居られるよ」そう話しかけると、ぴょんと横たわったカラスのすぐそばに行き、じっと亡くなったカラスを見ていました。自転車とフィーさんがおとなしく待っている所に戻るとお散歩を続けて家に帰りましたが、なんだか不思議な気持ちでした。
May 28, 2004
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何故かプライベートでカラスとのエピソードが多いような気がして、それらについて書いてみます。そんなことをしていたら、地震が。。。うーん、謎。。。<エピソード1>寝坊したため寝ぼけマナコで出社するために駅に行ったら、そこにカラスがいた。慌てていたので定期券を忘れ切符を買おうと券売機にお札を入れ、金額ボタンを押そうとしたらカラスに先を越され勝手にボタンを押されてしまった。あまりのことに唖然としているスキに、カラスはちゃりんちゃりんと落ちてきたお釣りの中から百円玉だけをよって三枚咥えて持ち逃げした。ここで寝ぼけていた私も流石にしっかりと覚醒し、三百円の被害を泣き寝入りせず、カラスから奪取するべく追いかけた。近くに巣があるのか駅の建物のすぐ外にいたカラスに追いつき、冬で厚手のムートン製の手袋をしていたのを幸いにカラスの頭を指先で小突き「アタシのお金、返しなさいよ!」と迫った。頭を小突かれたカラスは仕方なさそうに百円玉を1枚「ペッ」と吐き出ししらばっくれた。私は「ちょっとぉー、まだ2枚口の中に隠してるでしょ!全部吐けーーっ」とさらに頭を小突いた。カラスは私の剣幕に恐れ入ったのか2枚の百円玉を目を白黒させながら「ペッ、ペッ」と続いて吐き出し飛び立って、私の手の届かない高さのお店の軒に逃げて行った。駅員さんの話しによるとすでにその朝、私以外に何人もの被害者がいたらしいが、カラスからお金を取り戻したのは私だけだったらしい。「よく取り返せましたねぇ!みなさん怖がって泣き寝入りですよ。どこかで飼われていたカラスなのかも知れないですけど、人を全然怖がらないんですよねぇ。最初はイタヅラしなかったんですが、人が切符を買っているのを見て覚えちゃったんでしょうねぇ。カラスは光り物が好きだっていうのは本当なんですね。持って行くのは五百円玉や百円玉ばかりですよ。でもこれ以上乗客のみなさんに被害が出たら、可哀想だけど保健所とかに連絡するよりないでしょうねぇ。。」「あー、これで会社に遅刻だわ。。。電車の遅れじゃないから遅延証明なんて出ませんよねぇ?」と聞くと、「ええ、遅延証明は出せませんが駅構内での事故ですから、会社の上司の方とかからお電話いただけたら事情を説明してこちらの責任だと言ってあげますよ」と言って電話番号を書いたメモをくれた。それに安心して会社に行き、総務の担当者に「カラスに、(以下省略)。。。」と遅刻した事情を説明すると「寝坊した遅刻の言い訳にはみんな苦心して面白いことを言って来るけど、アンタのは作り過ぎ!そんなバカな話しがあるわけないじゃないか」と全然信用してもらえなかった。「そ、そんなぁ。。せめて電話ぐらいして下さいよ。嘘じゃないって最寄駅の駅員さんが説明してくれますから!」と言ったが取り付くしまもなかった(号泣)カラスのバカヤローー!(イヤ、賢いからのイタヅラか?)
May 27, 2004
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日本の猫界って普通の常識とかがあまり通用しないし、ちょっととっつきにくい変わった世界だと思います。って、猫たち自身の世界ではなくて、猫を取り巻く人たちの世界というべきでしょうか。まず、ブリーダーの世界が変わっています。古いと言うか。。。昔の徒弟制度みたいなところがあります。親ブリーダーとその猫を譲ってもらって繁殖する子ブリーダーは徒弟制度のように色々なしがらみが存在します。師匠が黒をシロと言ったら、それをお弟子は左様ごもっともと賛成し間違っていますなどとは言えない世界なんですよ。常識なんて通用しません。ペットで可愛がるためだけに猫を譲り受ける場合にはそこまで面倒くさいしがらみはないでしょうが、その子で繁殖するとなれば、自動的に子ブリーダーは親ブリーダーのお弟子になったとみなされ親元から無理難題を押しつけられてもひたすら自分が一人前のブリーダーとして認めてもらえるようになるまでは忍の一字で耐えなきゃいけないのです。盆暮れ正月の付け届けは忘れずに、親元ブリーダーがショーに行くとなれば、車で送り迎え会場ではおやつや食事の差し入れなど当たり前など、今時芸能人の付き人でもなければあり得なさそうなことが平気でまかり通っていたりします。そうやって長年下積みをして一人前になり、直接のお師匠様から認められて一人立ち出来るようになるまでは、自分の猫であっても自分の思うように出来なかったり(ショー出陳や交配、子猫の譲渡などを自由に自分の意志で決められないなど)します。体育会系のように、先輩の後輩いびりなども存在し、体育会系の世界と同じように後輩でいるうちは、いつか自分が先輩と呼ばれる立場になったら、自分だけは後輩いびりをしない先輩になろうなどと思ってはみるものの、実際に先輩の立場になったら、今までの先輩同様、先輩からいじめられた鬱憤を後輩をいびってはらすという風潮も存在するように思いますし、自分がつまずいて痛い思いをしたことは内緒にして、後から来る人も同じように痛い思いをすればいいと意地悪な秘密主義もあるように思います。最近ではそこまできつい締め付けは少なくなってきたようですが、それでも厳然としてそういった風潮がなくなったとはいえません。ブリーダーになってから、スポーツが好きでもそういった風潮が体質的に合わないと部活動をしなかった私には「ひょっぇえー」なことが結構たくさんありました。これが一般的には消費者の権利が強い今の日本の風潮とは大きく食い違っているので猫を譲られる側の意識と譲る側の意識の差となって、色々なトラブルの原因となっているように思います。ブリーダーはブリーダーで子猫を譲ってやるんだという譲られる側より一段高い立場にいるような気持ちの方が多いですし、譲られる側は譲られる側で自分はお弟子どころかお客様だと思っているわけですから、とんとん拍子に話しが進むはずもありません。また、メインページのほうにも書きましたが、純血種の猫の世界は骨董の世界のように見る目のない人がバカを見る世界です。タイプに見合わないお高い譲渡金額で猫を買ったら、買ったほうが見る目のないおバカさんと笑われるだけでなのです。最近では裁判まで持ち込んで、ポチポチと勝訴する例も増えて来たようですが、依然、泣き寝入りしている方が多いのでは?と思います。そうならないために、徒弟制度のような古い風習が存在するのでしょうが。。。お師匠様に付いて修行して見る目を養わないとやっていけないという理由で。今は情報公開の時代です。そんな風習に従って、辛い修行時代を経なくても色々な情報を自分自身で収集して、それぞれが自分の見る目を養ったら良いのではないかと思います。もっともお師匠様にビシビシしごかれないと見る目の養われない方、しごかれても見る目の養われない方も存在するとは思いますけど(苦笑)いずれにしても猫を挟んでみんなが幸せになれたら。。とみんなが考えたら随分と変わるだろうにと思う次第です。
May 26, 2004
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実家に帰っていたりして日記を記入しない日が長らく続いてしまいました。1回長くお休みしてしまうと、ついついズルズルと書かない日々になってしまいますね。いかんいかんと思いながらも。。。(>_
May 25, 2004
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ペットショップからの購入がそんなにアブナイのならブリーダーからなら絶対安全かというと、残念ながらそうでもありません。ブリーダーにも色々な方がいるからです。ブリーダーにはペットショップに卸すためにたくさんの猫種や頭数を持って頻繁に繁殖している業者ブリーダーさんもいますし、1つの品種だけを持ち、その猫種だけを愛しているように見えても実際には人様に譲渡できる猫を繁殖させられるだけの経験も知識もない、いわゆるお小遣い稼ぎのバックヤードブリーダーと呼ばれる方もいるからです。前者のブリーダーの多くは、それを生業にしているのですから、健康管理に対する知識はあるのでしょうが多頭数の猫を持っていますから、とても実際に猫達を健康に管理するだけの余裕がないでしょうし、後者のブリーダーの多くはちょっとした副収入になったらいいな的発想で安易にはじめられるケースが多いので、知識不足の方が多いですし、数少ない手持ちの猫達でなるべく多くの子猫を繁殖させようと同じ母猫を頻繁に出産させたり、近親交配を繰り返すケースもあります。(その弊害を知らないため)この他にショーブリーダーと呼ばれるブリーダーもいます。それらの方はその猫種のスタンダードを極めて、誰もが『なるほどー』というようなタイプの良い猫を繁殖し、ショーに出すことを目的としています。ただ、この中にはタイプの良い猫さえできれば!と近親交配のリスクを承知した上で、タイプの良い猫を作りたいがために敢えて近親交配することをいとわない考え方の方もいます。いずれにしてもどのブリーダーも「純血種」として子猫を譲渡しているのなら、これからあなたがお迎えしようとしている子猫にはまだ血統書や血統登録書が取得されてないとしても、その両親猫には必ずそれらがあるはずです。なければ純血種の子猫として譲渡できませんから。従って、どのタイプのブリーダーからだろうとお迎えしようと思う子猫ちゃんを見つけたら、まずその両親猫の「血統書」・「血統登録書」・「獣医師による一番最近のワクチン接種証明書」・「猫白血病や猫エイズなどのウイルス検査を含めた健康診断書」のコピーを見せてもらえるようにお願いし、それらの提示を嫌がるようなブリーダーからは子猫をお迎えしないのが賢明だと思いますよ。健康管理に気を配り、健康な純血種の子猫を繁殖させているブリーダーなら、それらの書類を請求されてもなんら困ることなどありません。子猫をお迎えするほうが、必ずこれらの書類の提示を要求するようになれば、いわゆる悪徳ブリーダーと呼ばれる方たちも減っていくと思う次第です。
May 23, 2004
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初めて純血種の猫を飼われる場合、血統書があるということだけで満足されて高い金額で猫を買ってしまうオーナーの方が多いように思います。けれどもそこからさらに一歩進んで、その血統書にだまされないで欲しいのです!血統書の見方は他のページで詳しく説明していますので、そちらをご覧下さいね!ここでは血統書というのはその猫がどういう先祖から生まれた猫であるかを証明する家系図でしかでしかないということを知っていただきたいのです。つまり、血統書とは中身が問題なのであって書類自体に価値があるわけではありませんし、その猫の価値を証明するものでもありません。家系図ですから、先祖代々ペットタイプの猫ちゃんの家系であることを証明しているものもあれば、先祖代々MIXだと証明している場合もあるのです。血統書があれば純血種というわけでも、タイプの優秀な猫であることを証明しているわけでもないのです。純血種であることを証明している書類は『血統登録書』です。これは血統書とは別に存在しています。血統登録書は純血種の猫のタイプの向上と血統管理を目的とした団体が管理台帳に基づいて、この猫は当団体に純血種として登録されていますと発行するものです。純血種の血統書付きの猫を買ったからといって、血統登録書がなければ、公にその猫は純血種だと認められません。また血統登録書があっても必ず交配可能な猫であるとは限りませんし、ショーに出して好成績を上げられる猫とも限りません。血統登録書のある猫のすべてが一概にGood Typeで高額の猫ではないのです!特にペットショップの方の言葉に振り回されないで下さい。一般の方はペットショップをしているのだから、お店の方はそういったことの専門家だと考えると思いますが、そこが大きな落とし穴です。ペットショップの経営者でキャットショーをちょくちょく訪れたり、猫を出陳してくる方はほんの一部で、ほとんどのお店の経営者は猫のスタンダードやクオリティー(ランク)について、たいした知識がない場合のほうが多いのです。もっと最悪の場合は子猫の生命維持・健康管理の仕方さえおぼつかないところも存在するようです。血統登録書があり、そのうえ血統が良いかどうかと猫そのもののタイプの良し悪しがその猫の本当の価格を決定するのです。血統書がある!すなわち良い猫と思わせて、猫のタイプに見合わない高額な価格で販売しているペットショップや業者ブリーダーが多いように思います。血統書があっても血統登録書がなければ純血種としては通用しないこと、また血統登録書がある猫にも色々なランクがあり、価格もピンきりなのだと知って下さい。その違いを踏まえた上で、納得価格で購入できるようお勉強するくらいの気持ちがないなら、純血種の猫を飼うのは止めたほうが無難だと思います。大火傷をすることになるかも知れないからです。
May 22, 2004
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純血種の猫はその猫種によってそれぞれ外見や性格がまったく違います。通常ペットショップなどでは子猫ばかりで、成猫の姿を見ることはほとんどないですよね。まず、実際に成長した姿をキャットショーやキャットカタログで良く見て猫種を選ぶようにした方が良いと思います。子猫の時のイメージとかなり違った姿に成長する猫もいるからです。また自分の希望する猫種のスタンダード(コノ猫はこういう外見であるべき猫ですとサイズやカラー、ヘッドやボディーのスタイルについて書かれている基準書)は、最低限お勉強した方が良いと思いますよ。価格にそぐわない猫を高く買ってしまったと失敗された方はたいていこの手の知識不足が原因のようですから・・・。知識のない方を騙すのは騙すほうがもちろん悪いのですし、例えとしてはあまり上手い例ではないかもしれません。しかし、ペットの世界と骨董の世界は似ているように思います。デパートやスーパーで売られている商品(=生産者や企業が品質を保証する責任を持っている)とは違うと思って下さい。つまり目利きでない人が下手に手を出すと火傷をするということです。猫の世界は骨董の世界ほど複雑ではないかもしれませんが、目が利くつもりで選んだ子がTVの「○んでも鑑定団・鑑定大会」でよく放映されているように「みごとな偽物ですねぇ、お父さん」ということもあり得ますし、「目の利かない人がカッコをつけて手を出すから失敗するするのだし、失敗した場合は目が利かないのが悪い」的な世界なのです。骨董品と違って猫は生き物ですし、1日でも一緒に暮らせばお金に換算できない愛情や愛着が発生し、「じゃあ、取り換えますよ」と言われて取り換えて済む「モノ」ではありません。失敗すれば金銭的なことだけでなく、心に大きな傷を受けます。ですから、どうぞ新しい猫ちゃんを迎える時はご自分の知識をつけて自己防衛して下さいね。
May 21, 2004
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現在、日本で正式な純血種の血統書として通用するのは世界展開しているTICA(The International Cat Association)とCFA(The Cat Fanciers' Association)のアメリカ本部が発行したもののみです。ヨーロッパを中心に展開しているFIFe(Federation International Feline:本部スイス)の血統書のある猫はTICAやCFAに移籍登録することが可能なのでこれも大丈夫でしょうが、日本国内にはFIFe傘下のキャットクラブが存在していません。通常純血種の猫を買われる方は、血統書ならどこの発行したものでも同じと認識されているかもしれません。しかし、この2団体のどちらかが発行した「血統書」や「ナンバー登録書」、あるいは登録が可能な「申請書」のない猫ちゃんの場合、どんなに立派な用紙に印刷された血統書らしきものがついていても公には純血種の猫として認められません。つまりその猫ちゃんの公の立場は「○○種らしき外見をしたMIX」となり、純血種の猫として販売するのはいかがなものか本来なら大きく「?」がつくわけです。「ナンバー登録書を持っている」か「ナンバーが取得可能な」猫かどうか知らずに、日本で両団体の公認を受けている「各キャットクラブが発行した独自の血統書」あるいは「公認クラブでさえない団体の発行した独自の血統書」のみの添付で買われてしまいます。両団体は公認したクラブであっても各キャットクラブが独自に血統書を発行することを正式には認めていません。しかし日本の場合、オーナーになった個人が、アメリカ本部に直接血統書の発行を依頼するのは言葉の問題を含めて面倒くさいので、 一般的に血統書というと各キャットクラブが独自に発行している「代用品」で済ませてしまっているのです。ご自分が買った猫を特定の猫種としてキャットショーに出陳したり、繁殖させてその子猫達を正式な血統書の取れる子達として登録するためには、両団体の正式なナンバー登録書がないと出来ません。ただ、そういった正式なナンバー登録が出来ない猫でも、「各キャットクラブが発行した独自の血統書」あるいは「公認クラブでさえない団体の発行した独自の血統書」は発行することが可能ですし、猫を買ったオーナーがショー活動や繁殖をしなければ、両団体の正式なナンバーの取れない猫であることに気づくことはないのです。極端な話、子猫を売る側に悪意があれば血統書なんて、幾らでも立派な用紙を使って、どんな風にでも勝手にタイトルをつけて作ることが出来るのです。反対に子猫のブリーダーが両団体の正式な登録をきちんとして、オーナーさんに猫のナンバー登録書か申請書にサインをして譲ったのであれば、子猫のオーナーさんの手元にはそのブリーダーが書いた手書きのメモ程度のものしか血統書らしきものがなくても、オーナーさんはいつでも自分で両団体に申請して、世界中どこでも通用する「正式な血統書」を発行してもらうことが出来ます。ですからナンバー登録書があるか申請書があって申請可能な猫ならば、代用品の血統書でもなんら問題ありません。けれどもナンバー登録書が取れない猫は、どんなに立派な用紙に印刷された血統書の代用品がついていても純血種とは認められません。したがって価格の面から言うと、もしその猫に純血種としての値段が付いているのなら、割に合わないお買い物と言わざるを得ません。よく、キャットショーに出陳したり、繁殖させたりしなければ純血種でも血統書なんて必要ないと言う方がいらっしゃいます。確かにそういう考え方もあると思います。血統書があったってなくたって、その子の可愛さに違いがあるわけではありませんからね。でも、純血種としてその子を購入するなら、その証がなければならないと思いますし、血統書を見て近親交配されてないかなど健康面での安心のためにも血統書は有効な情報ソースなんです。さらにその子と暮らすうちにその子の可愛さにメロメロになって、その猫種自体を気に入って繁殖させようと考えた時に、血統書や登録ナンバーがなければすべては始まらないのです。もちろん繁殖するに値するタイプだった場合に限りますが…。そうなってから購入したペットショップやブリーダーに連絡を取ったけれども、その時には連絡先が変わっていて血統書や登録ナンバーが取れなくなってしまった、なんとかなりませんか?と言う相談のメールをよく貰います。でも、正式な血統登録はその猫をブリーディングしたブリーダーにしか出来ない手続きなのです。始めの判断を誤ったら取り返しがつかないこともあるのです。よーーく考えて下さいね。
May 20, 2004
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猫の名前の見方をご存知ない方が多いように思いますので、ここで当家の姫ちゃんを例に説明してみますね。姫ちゃんの正式な名前はGC San-Toi Kaguya-hime of Love Graceと言います。最初に付いている「GC」は猫の名前ではなくタイトルで、血統書がCFAの発行のものですからタイトルを付与した団体はCFAで、グランドチャンピオンの略です。次の「San-Toi」、これは姫ちゃんを繁殖したキャッテリーのキャッテリーネームで、言わば姫ちゃんの苗字のようなものです。その次の「Kaguya-hime」これが姫ちゃん固有の名前です。人間で言うと太郎とか花子にあたる部分です。最後のofの後の「Love Grace」は現在その猫ちゃんを保有しているキャッテリーの名前です。(原則的にこのof以降の名前がない猫ちゃんは繁殖したキャッテリーがそのまま自分の猫として保有していたり、キャッテリーネームを持たない一般の方が保有していることを意味します。)つまり、「San-Toi」キャッテリーが繁殖し、「Love Grace」キャッテリーが保有しているCFAグランドチャンピオンの「Kaguya-hime(かぐや姫)」と言うわけです。これでもし、姫ちゃんがナショナルウイナーになったり、姫ちゃんの産んだ子猫が5頭以上グランドチャンピオンになるとGC, NW San-Toi Kaguya-hime of Love Grace DMとなります。こんな風に猫の名前の意味がちゃんとわかると、血統書がとてもよく見れるようになりますよ♪「うわー、英語の羅列だわぁーー(>_
May 19, 2004
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ブリーダーによっては猫を譲渡する際に色々な譲渡条件があります。条件にはブリーダーの立場や譲渡される猫を守るために設定されているものや、オーナーへの思いやりから設定されているものもあります。実際に猫を譲渡されるまでにそれらを良く検討されて、ブリーダーとも十分に話し合って条件内容にお互いに疑問がなくなるようにした方が良いでしょう。ここでは一般的によく耳にし、トラブルの元になっていると思われる条件を挙げて、それが何を意味するのか説明したいと思います。「繁殖不可条件(その猫ちゃんを交配して子猫を産ませることを禁止する=もしもその猫ちゃんの子猫が生まれてもその子猫達は純血種の猫として血統登録することができない)」これは大体一般的に4つのケースによってその猫ちゃんは繁殖不可として登録されます。それぞれのケースについてなぜ繁殖不可として登録するのかを書いてみます。<ケース1>その猫ちゃんが繁殖して子孫を残すに値しないペットタイプである場合 これには特に事情などはありません。ブリーディングとは選択交配し、子孫を残すに値しないタイプである猫には子孫を残させないことによって、猫のタイプを向上させるという原則からはずれるからです。良識のあるブリーダーなら、自分の猫を冷静に判断して将来子孫を残すに値するタイプかどうか見極めてオーナーに譲ります。 <ケース2>近親交配などがきつい血統で交配したら将来的に子猫になんらかの遺伝的リスクが出る可能性が予想される場合 タイプの優秀な猫を誕生させるために、近親交配のリスクを承知で繁殖させた猫である場合、その猫自体はタイプが優秀でも、その子孫になんらかの遺伝的リスクの可能性が予想されます。つまりその猫自体が繁殖する上で血統的に行き止まりの猫である場合です。血統などに詳しい人が、それ以上の近親交配にならないように組み合わせを熟慮して交配するなら繁殖可で譲渡されることもあり得ますが、そういった知識のない方への譲渡は繁殖不可とするケースが多いです。<ケース3>猫自体は繁殖しても問題ないタイプだけれどもオーナーがペットとしての飼育を希望し繁殖を望まない場合 最近ではネットオークションで猫の血統書だけが盗用されて売買されることもあるようです。その猫自体が繁殖される可能性がなければ、そういった悪意のある人の悪用を避けるために繁殖不可としてその猫を登録します。そうすれば悪用される心配がないのでオーナーもブリーダーも安心です。<ケース4>猫自体は繁殖しても問題ないタイプだけれどもオーナーがブリーダーとして育種の心構えや知識・良識が不足しているため、繁殖可として譲りたくない場合 ブリーダーとしての良識がある人なら、誰しもが簡単にブリーダーになれるとは思っていません。第3者になんの問題もなく繁殖した猫を譲渡できるようになるためには、色々な勉強をしたり、たくさんの知識が必要だからです。自分の繁殖した子猫を譲ずる相手のオーナーにそういった素養がないと思った場合、自分の猫が育種の目的からはずれるような子猫を誕生させたり営利目的に乱繁殖されることを防ぐために、また、その猫をあまり信頼の持てないオーナーに譲渡する場合、そのオーナーによって繁殖用の猫として転売されることを防ぐための保険として猫を守る目的から繁殖不可登録して譲渡することがあります。この際、オーナーからの申し出があり、譲渡された猫と暮らす上で知識が向上したり、ブリーダーとの信頼関係が深まった場合、ナンバー登録を「繁殖不可」から「繁殖可」に変更してもらえるケースもあります。※ <繁殖不可>としてナンバー登録して猫を譲渡しても、その猫が避妊・去勢手術を受けるまでは実際にはその猫は繁殖能力があります。自分の手元で手術をしてから譲渡するブリーダーもいますが、そうでない場合にはオーナー宅でうっかり目を離した隙に同居猫と交配してしまったり、譲り受ける時には繁殖不可で良いと思ってたが、その猫と暮らすうちにどうしても子猫を誕生させたくなったりなど、本来なら誕生するはずでない子猫がアクシデントやオーナーの心変わりで生まれてしまうことがあります。それを避けるためにブリーダーはオーナーから避妊・去勢手術が終わったとの獣医師の証明書が提示されるまで、登録証をオーナーに渡さないケースもあります。「繁殖可のナンバーがある猫の譲渡のキャットショーへの出陳やタイトル取得条件」ブリーダーが繁殖可のナンバーで猫を譲渡する場合、将来的にその猫を譲り受けたオーナーがブリーダー(第3者に猫を譲渡する立場)になります。そうなった時に、ブリーダーという立場にふさわしい育種についての知識や心構えを勉強するためにキャットショーにその猫と参加することが望ましいと考え、出陳やタイトルの取得を条件にします。ショーに参加することで、オーナーに自然と色々な知識が備わることを期待するからです。※ ブリーダーによっては同じ猫なのに「繁殖不可」で登録し譲渡する時と、「繁殖可」で登録し譲渡する時では譲渡金額に差をつける方がいます。譲り受ける側は同じ猫なのにどうして金額に差がつくの?と疑問に思うかも知れません。またブリーダーによっては同様に「繁殖不可」で譲渡する場合にはCFAやTICAなど血統登録団体への登録をせずに、国内クラブの血統書のみで譲渡するケースもあります。譲渡金額の差が大きい場合、ナンバー登録をしてもらうだけでどうしてそんなに金額が跳ね上がるのか?と不信に思うオーナーも多いようですね。<特に他に条件がなく、繁殖不可の方がお安く設定されている> これは、繁殖可の場合と違って将来的に猫に避妊・去勢手術をする必要があり、その費用負担を考えて最初からオーナーの負担を少なくと考えるからです。<繁殖可でショー出陳が条件の方が繁殖不可よりお高く設定されている> これは猫初心者のオーナーがショーに猫を出陳する場合、ブリーダーはその猫がショーに出陳されてもそこそこ恥ずかしくないコンディションに仕上げられるように、オーナーに色々とアドバイスをしなければなりません。ショーではベテランの出陳者の猫も初心者の猫も同じ基準で審査されるので、なんのアドバイスもしなければ初心者の出陳した猫の成績は惨憺たるものと予想出来るからです。したがってそういったアドバイスに要する時間的・精神的負担を最初から費用換算して猫の譲渡金に加算するのです。ショー出陳が条件でなくても繁殖可の方がお高い場合も、将来的に繁殖するために必要な知識等をアドバイスしなければならないことを費用換算していると考えられます。<繁殖可でタイトル取得が条件の方が繁殖不可よりお安く設定されている> これはブリーダーがそれなりにショー経験のあるオーナーに猫を譲渡する場合によくあることです。ブリーダーによっては自分のキャッテリーネームを冠した猫がタイトルを取得することを栄誉なことと考え、ショーへの出陳費用はオーナーにとってはバカにならない出費となるので、最初からその分をブリーダー自身が負担しようという考えからです。「繁殖可の場合、交配相手を勝手に選べない」これは何も条件を設定しなかった場合、オーナーが猫を利益目的に雄猫をスタッドサービス(お金を受け取って誰にでも外掛け交配をする)させたり、雄猫を持っている希望者に雌猫を子猫を産ませるために有料で貸し出したりすることも予想されます。ブリーダーとしては自分の繁殖した猫をそのようにされたくないので条件をつけるわけです。また、特定の血統の猫と交配した場合に、子猫のタイプ向上が期待出来なかったり、遺伝的疾病のある子猫が生まれる可能性がある時にも勝手に交配相手を選ばれては困るのでそういう条件をつけることがあります。健康な子猫を望んでつけられた条件である場合にはオーナーにとっても有意義な条件ですから、「自分の猫なのに自由にならない!」とマイナスに捉えずに尊守しましょうね♪これ以外には完全室内飼いや転売の禁止など、猫自体の健康と安全な暮らしのための条件がほとんどで、それらで深刻なトラブルになることは少ないようです。
May 18, 2004
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以前シャム猫と暮らしたことのある方の大半が、「いやぁ、シャム猫は気性がきつかったよねぇ!しょっちゅうシャーシャー怒ったり噛んだりしてさぁ…。声もすごく大きかったし…。」などとおっしゃいます。しかし、シャム猫と暮らして30数年(うっ歳がばれるぅ)当家には気性の荒いというかきついシャム猫はいませんでした。何しろ最初のミーちゃんが物心つくかつかないかの幼い子供だった私とおままごと遊びをするようなおっとりした猫だったわけですし…。声だって他の和猫系MIXちゃん達と比べて並外れて大きかったわけでもありません。それで前述のように犬はスピッツ、猫はシャムと言われ一世を風靡した頃の丸顔シャムのほとんどがMIXだった可能性と合わせて色々と考えてみるのですが、今でもお外歩きをしてる野良ちゃんや外猫ちゃん達の恋の鞘当の頃の鳴き声はすごいものがあります。実家(一軒家)に住んでいた頃、夜寝ていても自分の部屋の窓辺で恋の唄を歌われたり、雄同士の雌獲得争いの声にはギョッとして飛び起きるほどの凄まじさでした。つまりお外歩きをしている猫ちゃんで子孫を残し続けている子達は、先祖代々あの凄まじい恋のセレナーデを唄う女ボス猫や熾烈な女の子獲得争いに勝ち残った気性の強いその地域のボス猫の子達というわけです。その間からたまたま生まれたポインテッドで青い目の子だけが人に好まれてシャム猫として誰かのお家で飼われていたのであって、気性の激しさや声の大きさが一緒に生まれた同胎の兄弟姉妹達と比べてより激しかったというわけではないと思うのです。丸顔の古いタイプのシャム猫の気性が激しかったわけではなく、昭和40年代に爆発的にたくさんの子孫を残せた子達の末裔が今まで過酷な環境で生き残り続け、累々と途絶えることなく子孫を残し続けているほど、サバイバルに適応した逞しい血筋だったというわけです。そう、気性が激しいのや声が大きいのはシャム猫の血のせいではなく、歴代のボス猫、女ボス猫の末裔だからじゃないんでしょうか??と思うわけです。
May 17, 2004
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<日本に生粋の丸顔シャムはほとんどいなかった?>日本で本格的なキャットショーが開催されたのは1956年(昭和31年)です。それはシャム猫だけの単独猫種登録団体の主宰したキャットショーで、出陳された猫はほとんどがシャム猫でほんの数頭のペルシャがいたそうです。しかし、その当時の写真を見てみるともうすでにアップルヘッドの子はいなくて、クラシックもしくはウエッジヘッド=モダンタイプの初期バージョンの子達です。シャム猫が爆発的なブームになったのは1960年代以降のことだったと思います。ブームの元となったシャム猫達は戦後、日本に駐留していた米軍人の家族と共にアメリカから日本に来日し、彼らの帰国の際にキャットファンシャーである日本の友人達に贈られた猫達つまりクラシックもしくはウエッジヘッド=モダンタイプの初期バージョンの子達を祖としているのです。そして前述の日本初のキャットショーに出陳された猫達ももちろん同じです。生粋のアップルヘッドのシャム猫はそれ以前(戦前)にイギリス王室から皇室へ寄贈された1ペアーのみで、その子孫を元華族系の方が大事に飼われているのを見て憧れた好事家がイギリスから輸入したり、皇室猫の子孫を譲り受けて大切に繁殖させていたようです。したがってそれらの貴重なお猫様達がお外を歩いて和猫系の猫ちゃんと雑交したとは考え難いですし、爆発的に繁殖されたとも思えません。それで日本で生粋=ピュアサイアミーズのアップルヘッド=丸顔シャムと暮らされた経験のある方はほとんどいないはずと推測できるのです。にも関わらず日本では「シャムと言えば丸顔」とおっしゃる方は多いですし、事実そういった丸顔シャムちゃんと暮らした経験のある方も多いですよね。しかし、元になった猫がすでに丸顔というほど丸い顔の猫達ではなかったんです。ですから、和猫系MIXちゃんと交雑して丸い顔になったシャム風MIX猫ちゃん達を丸顔シャムだと信じて飼ってらっしゃった方が大半だったのではないでしょうか?と思う次第です。
May 16, 2004
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前述“中途半端な猫好きが猫を不幸にする?2対決編”でなぜ、隣家の奥様があのような猫の飼い方をしているのか、奥様の主張を聞きました。それに対して私がお話しした内容を何回かに渡ってご紹介します。1.猫を完全室内飼いにしたほうがいいことは聞いた事があるが、家の歴代の猫達はみんな外に出たがるので室内飼いにするのは可哀想だし、実際に暴れて部屋を荒らすので閉じ込めておけない。それに大きくなると臭いスプレーするようになるので困る。これについては私:雄猫は未去勢のまま成長して性的にも成熟すれば、伴侶を求めて外に出たがります。それを無理に閉じ込めておこうとすれば、なんとしてでも外に出ようと人間の出入りのスキを狙って出て行ってしまったり、出られなければ欲求不満の代償行為としてお部屋を荒らすこともあるでしょう。マーキングの件も未去勢だからです。どちらも子猫のうちに去勢手術をすることで解消できますよ。奥様:雄雌一緒に飼っている人がそれ以上猫が増えないようにするのが去勢手術で、家のように1頭しか飼わない家では必要ないと思ってた。去勢するとお外に行きたがらなくなるんですか。私:今の去勢手術はバースコントロールのためだけでなく、雄猫の問題行動や将来的な泌尿器系の病気を予防するためにされるケースのほうが多いです。それにお外歩きをさせていたらどこかの雌猫にお宅のシロちゃんの子猫が生まれるんですよ。未去勢の雄猫を外歩きさせているのに、それらシロちゃんの生ませた子猫達はご自分のお家で生まれるわけじゃないから関係ない、何の責任もないと思うのですか?奥様:そうねぇ、どこのお家でも今は子猫が生まれると貰い手を探すのに苦労してるみたいだしねぇ。それがシロちゃんの子だってバレたら知らん振りは出来ないわねぇ。(内心、バレるバレないの問題ではないと思いましたが、ここは堪える)私:またその女の子をゲットするためには他の雄猫と喧嘩もします。猫エイズや猫白血病は感染猫との交尾や喧嘩で感染します。獣医さんのパンフレットにもあるように地域にもよりますが、今お外歩きをしている猫ちゃんの80%ぐらいが猫エイズや猫白血病のキャリアーなんですよ。奥様:え?猫にエイズや白血病があるんですか?うちのシロちゃんしょっちゅう喧嘩して傷だらけで帰って来るし、そうしたら感染してるかも知れないんですか?私:その可能性は高いでしょうね。ただ猫のエイズや白血病は人間にはうつりません。でも猫には感染してしまったら今の治療では治すことはできないので、とても怖い病気です。うつされないように室内飼いできるならそれに越したことはないですよ。もし、感染していた場合にもキャリアーのままで発病しないケースもあります。強いストレスを受けるとキャリアーの猫ちゃんが発病すると説明している獣医さんもいます。お外歩きをしているといつ喧嘩相手と遭遇するかもしれないのでストレスがかかるんですよ。***つづく***
Mar 23, 2004
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ヴィヴィアン・グレイスのコートです。フェイクファーの襟にピンクの花模様のステッチがはいったキルティングで出来ていてとても暖かそうです。本当はファンちゃんのお出かけ着に同居人が購入したものですが、着丈がちょっと短目なのでチョピちゃんにお下がりにもらっちゃいました♪もちろん、ウルトラ寒がりな当家の猫達がこれだけ着れば外出とはなりませんで、これを着た上でさらに人間のコートの懐に入って出掛けるんですけどね。
Mar 22, 2004
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すでに今、猫ちゃんと暮らしているんだけれど、もう一匹新しい家族を迎えたいという方からご相談のメールをいただくことがあります。その先住猫ちゃんを迎えられたのがブリーダーさんからだったとして、お迎えした状況に問題なかったのなら、例え次にお迎えしたい猫種が先住猫ちゃんとは違う種類の猫ちゃんだったとしても、一番最初にそのブリーダーさんにご相談になるのが一番安心だと思います。そのブリーダーさんが希望している猫種を繁殖していないとしても!です。その理由は1.健康管理のちゃんとしているブリーダーさんなら、猫種は違っても同様に健康管理のちゃんとしているブリーダーさんの知り合いがいます。2.自分で繁殖した子猫に愛情を持っているブリーダーさんなら、せっかく健康に養子に出したその子に新しく来る子から病気や寄生虫などを感染させられたくないと思っています。したがって仲介料が欲しいなどの営利目的ではなく、純粋に自分の家で生まれた子が可愛いので、健康管理の安全なブリーダーさんから新しい猫ちゃんを迎えて欲しいと考えて、ブリーダーの目で見て安全と思えるブリーダーさんを紹介します。同種の猫ちゃんを先住猫ちゃんのお嫁さん、お婿さんとして迎えたい場合はなおさらです。上記1.2の理由以外に自分の家で生まれた先住猫ちゃんのお嫁さん、お婿さんとしてどういうブリーダーさんのどういう血統の猫ちゃんなら、交配して健康な子猫ちゃんを誕生させられるか、繁殖させたブリーダー自身が一番よく知っているからです。まずは、先住猫ちゃんのブリーダーさんに連絡してみては??
Mar 21, 2004
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“豚もおだてりゃ木に登る”じゃありませんが、当家の猫達は何を置いても誰かから褒められるのが大好き(~_~メ)ハーネスとリードをつけて抱っこされ、ウインドーショッピングに行きたがるのも、抱っこされた自分に気付いた人がみんな「あら可愛い♪」などと褒めてくれるのがお気に召しているようです。だから、本当はキャリアーを持って公園などのお花見宴会に連れて行ったら大喜びしそうなものですが、花見時の外気はまだ当家の猫達には寒すぎるので、お散歩程度の時間内なら大丈夫でしょうが(もちろんコートを着せてれば)宴会となるとかなり長時間その場所にいることになるので、連れて行くのは寒くて可哀想だからお留守番です。で、本日、珍しくこのところ有給消化期間で土日も普通に休んでいる同居人とお花見弁当を作って公園でお花見宴会しようと予定してたんですが、このお天気では。。。(>_
Mar 20, 2004
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続きを書こうと思いつつ、思い出しても新たに腹が立ってくるのでテレビ放送なら「ピーー」と音を入れなきゃならない発言ばかりにならないように、冷静に書くのが大変です(>_
Mar 17, 2004
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食いしん坊のMeezerが「美味しい♪」と思うお店をご紹介します。名前の売れた有名店も多いですが、有名店でも美味しくないお店は美味しくないですもんね。生まれも育ちも下町っ子の父の影響で、下町の名店が多いかも。子供がキャーキャー騒いでるようなお店で食事などでき~んと思う私の行き付けのお店は、どこも雰囲気グッドですよ~ん。ただし、薄給の彼氏と行くなら割り勘にしてあげないとちょっと可哀想かも??(激爆)ステーキ 松波(まつなみ) こちらも浅草のお店。「はぁー、忙しい日が続いて疲れたなぁ~」とか「うん?風邪引いたかな?」と思うと行きたくなるお店。だってココに行ってモリモリ食べると元気になっちゃう!鉄板を囲むカウンター席に陣取って、目の前でシェフが見事な手さばきで焼き上げてくれるのを待つのは目にもご馳走。ステーキの前にガーリックの薄切りをポテトチップのようにカリカリになるまで焼いてくれるので、それをおつまみに地ビールや赤ワインをいただく。赤ワインの銘柄は豊富。こちらに来たら、普段は口にしない渋みや酸味の強い味の濃い赤ワインをいただきたい。ココのお肉はそういうワインに負けない濃厚な味だから。どれを選ぼうか迷った時にはマスターに自分の飲みたい味を伝えて選んでもらうのもグッド。フィレでもサーロインでもどちらも美味しいけど、サーロインを頼むと、脂身や筋の部分を細かく切ってベーコンビッツのようにパリパリになるまで焼いてくれる。これがまた美味しいのでお勧め。コースには最後にガーリックライスかガーリックトーストがついてくるが、私はいつもジャコの入ったガーリックライスを選ぶ。かつお梅であっさりといただくガーリックライスがまた絶品なのだ。デザートのショコラムースもほろ苦くて大人の味。これを食べ終わった頃には疲れも風邪も吹き飛び、「よーし、明日も頑張ろう~~!」って気分になります。どのカウンター内にいるシェフも気さくで、一人でふらりと行っても楽しいお喋り相手になってくれます。一階のカウンター内にいる、とあるシェフは実は無類の猫好き。浅草の会場でキャットショーがあった時に見学に来た事も。お肉は苦手という方には魚介類のコースもあるので安心。 浅草ROXの右隣 国際通り沿い 地図
Mar 16, 2004
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同居人が最近は有給消化でお休みの日が多い。そういう時ぐらいお料理をするか…ってことで最近は珍しくちゃんと料理をしている。昨日のお夕飯はおからの炒り煮、春キャベツの煮浸し、里芋の煮物。外食ばかりで野菜とかの摂取が少ないだろうと思って作ったメニューだった。美味しかったけど、「老人ホームの給食のようだ」と思った(激爆)今夜の夕食はもうちょっと若向きメニューを考えた。明太スパに新じゃがでポテトサラダ、デザートにスイートポテトを焼いた。同居開始からそろそろ4年目になるけれども、どれも一度も登場させたことのないメニューだった。(というかほとんど食事を作ってないもんね。)「こんなん作れるんだねぇ。。。」と同居人は関心しきり(~_~メ)私はやる気を出せばイタリアンでもフレンチでも懐石料理でも、いわゆる家庭料理でも(嫌いな食材を使う料理はしないが)作れるんである(激爆)伊達に食べ歩きを趣味にしているわけではない。ただ、やる気になるシチュエーションにしてもらわないとねぇ。。(^.^)*********この所、ちょっと真面目に日記を記入してるのに、記入率が40%から増えない。。(号泣)
Mar 15, 2004
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今日はホワイトデーですね♪もちろん、投資した分はしっかり回収しないとね(激爆)実は1日早く、昨日の内に早期回収(~o~)プレゼントディナーとして行き付けの日本料理屋さんで、活き伊勢海老のお作りやら海胆やら新鮮な魚貝類盛り沢山激うまぁディナーを限定物の大吟醸酒とともに心行くまで味わって来ました。「いやー、お大尽気分だねぇーー」とすっかりご機嫌さんでした。美味しいものを食べるとやっぱり「生きてて良かったー♪」と元気が出ますよね?お家までの帰り道のゲーセンでお得意の技でゲットしてもらったぬいぐるみさん各種。嬉しいことに特別サービスキャンペーンとかで、この可愛い風船ラッピングをしてくれました。とっても可愛くって風船を持ってルンルンとスキップしながら家路に。同居人はちょっと一緒に歩くのが恥ずかしそうでしたが、私は子供の頃に帰ったように単純に嬉しかったです♪(酔っ払ってたしね(^ ^;)え?ヴァレンタインデーに何を投資してたかですって?知る人ぞ知る名パティシエさん作の限定チョコレートケーキを予約してプレゼントしました。同居人曰く、今まで食べたチョコレートケーキの中で最高に美味しかったそうです。なんで”そうです”って表現なのかというと、「美味い、美味い!」と同居人が一人で完食してしまって私は味見が出来なかったからです(@o@;まあ、そんなに美味しかったんなら来年も予約してプレゼントしましょっと。次は私も味見したいしね!
Mar 14, 2004
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日記の記入率がどんどん低下しているので、メインページに紹介していたオススメのお店の紹介をコピペしまーす。(←姑息??)浅草弁天山美家古寿司(あさくさ べんてんやま みやこずし)言わずと知れた江戸時代から続く、江戸前寿司の老舗中の老舗。美味しいものが食べたいなぁと思った時に真っ先に私の頭の中に点滅する名前が美家古寿司!もしも私が死ぬ前に、最後の食事に何を食べたいかと考えたら、ここのお寿司をいただいて死にたいです(激爆) それぐらい惚れてます。なので、私の食べ歩記、第一段は迷わずこのお店の紹介にしました。毎週、新幹線で関西地方から通っていらっしゃる方、海外在中のサラリーマンで日本に帰国する度に必ずいらっしゃる方、親子3代に渡っての常連さんなど、ここに通われる方はお客さんも気合が入ってます。テーブル席が2卓とカウンターのみのこじんまりしたお店なので、行ったら満席でしょんぼりして帰る…のがおイヤでしたら要予約!できればカウンターに座って、目の前に並んでる美味しそうなネタから選んで、握っているところを拝見しながら食べたい。それがお寿司屋さんに食べに行く醍醐味だと思うし。お寿司屋さんは当然時価相場なので、懐具合が心配なようならメニューにあるコースを頼めば安心。それじゃちょっと物足りないと思われるのだったら、それを食べ終わったあとに追加で握りや巻物を頼んでも良し。懐具合を心配しないで済むのなら、ご主人の対面のカウンターに座って、人様の注文でご主人が用意しているものをしっかり見て、「あ、それ美味しそう、アタシも、アタシも♪」と頼む。「まったく食いしん坊なんだから!」と笑われたり、「ハイハイ、どうせそう言うだろうと思ってあなたの分も作ってます!」と言われたりするけど、食べ物屋さんに行って食い意地を張らなくてどこで張る!美味しいものを食べるためなら恥も外聞もかまっちゃいられないのだ。(こちらのご主人にはおすし屋さんでよくご主人を指す、大将という言葉は似合わない感じ、物静かな口調だけど、話すと楽しいエピソード満載。女将さんは女将さんな感じ、明るく陽気で朗らか。)夏場の貝ヌタ、冬場のネギマ汁など、常連になると出してもらえる裏メニューに脳内モルヒネ大放出。常連でなくても前述の「アタシも♪」作戦で常連さんに用意している裏メニューをゲットしよう!お寿司の食べ方には最初に厚焼き卵を頼むとか、平目などの淡泊であっさりしたものから順に味の濃いものを頼んでいくなど通な食べ方と言われるものもあるようだけど、私はここのご主人もおっしゃる通り、好きな物を好きなように食べたらいいと思います。さて、私のココでの食べ方は。。。冬場以外はまず、ビール(激爆)夏場の暑い時だったらそのままビールで最後まで。そうじゃない時は熱燗の日本酒。冬場のうんと寒い時は最初から最後まで熱燗。え?呑み助の話しじゃない?(笑い)まずは一杯飲みながら季節のものをつまみにカウンターのネタと自分のお腹の空き具合を考えながら、その後のプランを練るのだ。何しろ食べたいネタは色々と目の前に並んでいるけれど、人間食べられる量なんて限界があるのだ。おつまみに良いネタが沢山あって、「アタシも♪」作戦の結果、おつまみだけでお腹が一杯になって握りにまで到達できなかった失敗ケースもある。(いや、別にそれはそれで美味しく食べて満腹になったのだから、良いんだけど、せっかくお寿司屋さんに行ったのに、握りを食べられないってのもなんか悔しい)だから、ここでちびりちびりとやりながら、じっくりプランを練るのは重要なポイントなのだ。お腹にうんと余裕がある時はスペシャル小ヅケ丼を頼む。江戸前ではマグロはヅケ(お醤油ベースの特製タレに漬けたマグロのこと。漬けてあるからヅケと言うらしい。)が当たり前。美家古には漬けてないマグロもあるけど、やっぱりヅケのが美味しい。本来のヅケは赤味なんだと思うけど、私は大トロのヅケが大好きだ。ココの大トロヅケはほっぺも落ちる美味しさ(うーん、表現が古い?)ヅケ丼とはこのマグロのヅケの切り身がお海苔、ごま、茗荷を白髭のように細く切ったものと一緒にご飯の上に乗ったドンブリです。普通サイズのを頼んでしまうと、もうこの後何も食べられなくなってしまうので、小さいサイズ「小」で、赤味じゃなくて大トロのヅケだけで作ってもらうので「スペシャル」なのだ。大トロのヅケはそんなに沢山無いので、ここで私が大量に食べてしまうとこれを目当てに来る後のお客さんには回らないこともあるらしい(激爆)これでお腹はそこそこに。後はいつものペースで頼む。ちなみに、色々なネタを沢山食べたい私は、握りもご飯をうんと少なく小さく握ってもらう。もともと美家古の握りは上品に小ぶりで、いっかんずつだけれど、それを更に小さく頼むのが沢山食べる秘訣だ。まず最初に頼む握りは絶対にココに来たら食べて帰りたい、私の中ではずせないネタである。海老、シャコ、穴子、大トロのヅケ(ヅケ丼を食べた時ははずす。)これだけは絶対に食べる!他所のお寿司屋さんで海老やシャコが美味しいと思ったことはない。大抵のお店のものが煮かたが悪いのか水っぽいからだ。口に入れて噛んだ時に海老やシャコの身がパサパサなくせに、エキスじゃなくて、煮汁の水っぽいのが染み出るのがイヤ!ところがココのはいつでもプリプリなんである。感動~~。穴子も炙ってもらってアツアツのホコホコで箸でうまい事つまめないと身が落っこちちゃうような柔らかさ。超美味しい♪で、これらを一通り食べたら、季節のお勧めネタをお腹と相談しながら頼む。季節のネタではずせないのが白魚とアワビ。私は好き嫌いが多いので、食べられないネタも結構ある。そういう食べられないネタが多い時は定番ネタをおかわりするか、太巻きなんぞを作ってもらってフィニッシュだ。うーん、満腹満足間違いなし♪あ、ちなみにココにはいつも大抵一人で行きます。お寿司というのはちょこっと食べに行きたいものだけれど、「ちょっと食べてかない?」と気軽に友人を誘えるような金額では済まないので。ココのお寿司は誰かとワイワイおしゃべりしながら、どちらかというとおしゃべりに重点を置いて食べるのじゃなくて、自分だけの特別な隠れ家にこっそり行ってって感じでいただくのが美味しいのです。それにご主人のお寿司のお話を聞きながらいただくのもまた楽しいのです。 江戸前寿司とは本来、冷蔵庫などが無くて鮮魚の保存が出来ない時代に、なるべく生に近い状態で保存がある程度利くように、ヅケにしたり酢〆にしたり職人さんが知恵と技の手を加えたネタを握ったお寿司です。美家古寿司のお寿司はその伝統を受け継いでて、いわゆる今風のウニ、イクラ、甘エビなど、鮮度だけが売りな寿司ネタは置いてません。アワビも生じゃなくて煮てあります。そのかわり、ご主人がこだわって近海モノの冷凍されてないものだけを仕入れて手を加えてある寿司ネタはどれも絶品です。今は鮮度良く保存する技術もありますが、魚介類って新鮮なだけが取り柄じゃないのねって実感できる納得の味。ここのお寿司を食べなれちゃうと、他所のお店のお寿司が生臭くて食べられなくなります。「最近、他所のお寿司が生臭くて食べられないのよ」とご主人にこぼしたら、「あ、そりゃ重症だ、一生ウチに通わなくっちゃ(笑い)」「そんでね、鮮度が良いって評判のお店に行ったらどうかしら?と思って試してみたんだけどね、新しすぎてどのネタも死後硬直きちゃってるのよね。固くてまずいのよ~(ToT)」「ハハハ、今の職人さんは新しけりゃ何でもいいって間違ってる人多いですからね。漁師さんの船にでも同乗して死後硬直する前のを食べるか、硬直したのを手を入れて柔らかくしたのを食べるかどっちかしか美味しく食べれるのはないですね。」そうなんです、魚も貝も生きてるんです、〆てすぐは死後硬直して固くなるんですよ。お店の案内ページ
Mar 13, 2004
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木の芽時は猫も体調を崩しやすいように思います。まだ若い年齢でお元気印の子はともかく、そろそろフードをシニアに切り替えた方がいいかなぁ?という微妙な年齢の子や10歳を過ぎている子が特にそういう傾向にあるように感じます。春夏秋冬のはっきりした日本で365日同じ一張羅の毛皮のコートで暮らす猫にとってこの時期は夏に向かって体質を夏場仕様にチェンジするための準備期間のように思います。保温のためのアンダーコートが密に生えている猫種では、そのアンダーコートを落とし、つまり綿入れ半纏の綿を抜いて単(ひとえ)の夏着に衣変えするわけです。シャム猫は元々熱帯仕様の体型&体質ですので、当家のように人間が猫に合わせて室内を常夏状態にしているような場合を除いて、寒い冬を過ごした猫達はかなりの皮下脂肪を蓄えているので、それをすっきりとした夏用の体型にするための準備期間に入るようです。その移行中はデリケートな状態なのでしょう、ちょっとしたことで体調を崩すケースが多いので、いつもよりも注意してあげていて下さい。また、人間もこの時期年度の変わり目で引っ越しがあったり学校や職場が替わったりと忙しいことも多く、どうしてもいつもより猫に注意がおろそかになりやすいです。なんとなく具合が悪そうだなぁと思いつつ、忙しいからと獣医さんに行くのを延ばし延ばしにしたりしてはいませんか?特に健康状態に問題がない猫でも、この時期は毛繕いをいつもより頻繁にするようになりますし、脂肪を落とすためなのか食欲もなんとなく落ちてきます。季節にあわせるために変身するには腎臓や肝臓などもいつもより酷使するのかもしれません。そこに、普段よりも大量の毛を飲み込み、それを排泄するための食事の量が減ってしまうのです。とても毛玉詰まりになりやすい状態になります。ブラッシングをマメにするように気をつけたり、シャンプーをする回数を増やすと、大量の毛を飲みこまない予防にもなりますし、なんとなく体調が悪く心細い気持ちの猫に取ってはオーナーとのスキンシップの時間が増えて精神的に安定し、無事にこの時期を乗り越えられるようですよ♪フードもこの時期は消化が良く栄養吸収がしやすいものにしてあげると猫にも負担が少なくて良いように思いますよん。ただし、ブラッシングやシャンプーが嫌いな子にはどうなのか、当家には嫌いな子がいないのでわかりません(^ ^;
Mar 12, 2004
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