May 28, 2004
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テーマ: 日常の雑談(2781)
カテゴリ: カテゴリ未分類
カラスネタの続きです。

<エピソード2>

すごーい散歩量が必要なアフガンハウンド(ロンゲの大型犬ですね)のフィーさんと暮らしていた時のこと。
自転車でお散歩コースの田んぼの中の舗装された一本道に差し掛かったところ、1羽のカラスが車が来るたびに道路脇の電線に飛び退く、通り過ぎると道路に降りるを繰り返していました。
自転車で段々近づくと、もう1羽のカラスが車に轢かれたのか道路に横たわっていて、前述のカラスはそのカラスの親なのか伴侶なのかはわかりませんが横たわったカラスをおいて飛び去ることが出来ずに車を避け避けそばにいようとしているのだとわかりました。

そのまま轢かれてしまったカラスのそばにいたら、そっちのカラスまで車に轢かれないとも限りません。犬がそばに寄るとカラスが怖がるだろうと自転車とフィーさんを少し離れた所に残し、フィーさんのポットン処理用に持っていたスーパーのビニール袋を持ってカラスのそばに行きました。

「ねえ、悲しくてそばに居たいの?それともまだその子が動けるようになるかもってあきらめられないの?でもそのままじゃアンタも車に轢かれちゃうよ。車が危なくない場所までその子を動かしてあげるから、私が触っても怒らないでね」そう言ってビニール袋を手袋代りにして横たわったカラスを拾い上げ、車のタイヤの来ない田んぼのアゼに移動させ、そばに咲いていたタンポポを摘んでカラスに供えて手を合わせました。身体が硬くなっていたので死んでからかなり時間が経っていることがわかりました。
その間、もう1羽のカラスは逃げも威嚇もせず私のすぐそばにいて、私のすることをずっと見ていました。
「身内が亡くなって悲しいのは人もカラスも同じなんだね。私にはこれ以上のことはして上げられないけど、さっきと違ってここならアンタが気が済むまでそばに居られるよ」そう話しかけると、ぴょんと横たわったカラスのすぐそばに行き、じっと亡くなったカラスを見ていました。






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Last updated  May 30, 2004 02:36:08 PM
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