まった~り行こうぜ!

まった~り行こうぜ!

2004.11.04
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カテゴリ: 仕事
「押して、押して、押し抜いて」


僕はビジネスのことがまっさきに思いつく!!
というか、ビジネスのことしか思いつかない!

ダンディー社長をめざすLRは断じて
変なことは想像もしない!できないっ!


さてこの言葉は
藤屋マネジメント さんの本日の日記に書かれていた。

「押してだめなら引いてみる」という言葉があるが、

という問題提起を藤屋さんはしている。

まったくなるほどだ!と思った。

ろくすぽ押しもしないで、直ぐ引いたのでは
実は「押さないで引いているだけ」といことも大いにあるのでは
ないだろうか。

さて、僕はこの 藤屋マネジメント さんは 南部さん から教えて頂き知ることとなった。


正直にいうと僕はコンサルというものがあまり好きではない。

自社の中にもコンサルをする業務はあるのだが、
それでもコンサルというものに、僕はかなり眉唾感を抱いている。




まともなコンサルはよくて1割、下手をすると1%ぐらいしか
いないのではないかと思っている。

何もコンサルばかりが悪いのではない。

頼むほう、お願いするほうも勘違いをしているケースが多いと思う。

数少ないまともなコンサルに出会えても


僕の友人のとある社長は有名な
経営コンサルタントにお願いすることになり
意気揚揚と自慢話をしていた。

コンサルに金を払う余裕があるのなら、
スタッフに還元したり、次の投資をするべきだ。

その有名なコンサルは月に1度訪問するだけで30万円+アルファ。

毎日汗水垂らして頑張ってくれているスタッフのほうに還元すべきだ。
でなければ、1人雇うなり、広告のテストをするなり
もっと有意義な投資があるのではないかと思う。

有名なコンサルに頼んだとか言って喜んでいる場合ではない。


そもそも零細のうちからコンサルに頼るようでは、
経営者として力もつかないと僕は思っている。

ある程度会社の規模が大きなり、外部的からの刺激、
または情報源として
役立てるべきであってコンサルに経営の根幹から
頼っていては真の経営力はつかない。

換言するとまともな会社のDNAが作れないと思っている。


コンサルには3種類いる。
短期的に業務改善するコンサルと、
長期的に会社の風土に貢献するコンサル。
それとよくわからない胡散臭い裏コンサル。

力のない経営者は藁にもすがる思いで売上UP!的な
コンサルにご執心となる。
売上UPコンサルに頼むぐらいだから、もともと実力もない。
結局そのコンサルがいなくなれば直ぐに元に戻ってしまう。

会社の中で適切なプロセスに基づいて売上を向上していくという
文化も人も育たない。


一方で長期的な企業文化、システムを作るコンサルでも頼りすぎてはいけない。

コンサルが企業文化を作るのではない!
コンサルはあくまで外部スタッフとしてサポートするに過ぎない。

外部であっても、スタッフと同じように付き合う必要がある。

つまりお互い成長し、目的をともにし前進するということだ。

コンサルの目的は自らの売り上げをUPすること。
だから目的が合わない場合のほうが多い。
ゆえに齟齬が生じやすい。


誤解を恐れずいえばコンサルの存在とは宗教と同じだ。

宗教が必要な人もいるだろう。僕に宗教は必要ない。
コンサルが必要な人もいるだろう。僕にコンサルは必要ない。
胡散臭い新興宗教のように、胡散臭いコンサルも多い。
情報起業の延長線上でろくでもないインチキコンサルは
この先も増えていくと思う。


さて藤屋さんは数少ない良識派でもあると同時に
大手企業も相手にしている実力派のコンサルだと思う。

藤屋さんの日記を見ているうちに
段々コンサルへのイメージすら変わってきた。

僕は、この藤屋先生が好きだ。

とてもまじめでもあり、冗談も通じる面白い先生でもある。

いつも僕のシモネタチックなレスに絶妙な返しをしてくれる。

頭が固いだけでなく、柔軟な発想もお持ちでいる。
二つの脳を兼ね備えているのが藤屋さんだ。

大企業相手に講演や研修もされているので
固さ(適正かつ体系的な知識)も必要だし、
コンサル先には色魔社長(単なるエロ社長ともいう)
もいるだろうから、この辺の受け答えもプロだ。


メールでお話をさせて頂いたりもしたが
頭脳だけでなくきっと熱いハートもお持ちな方だと思う。

いろんな意味で僕は勉強をさせて頂いている。

こんな立派なコンサルタントでも
付き合う経営者側もコンサル業というものを
よく理解して活用しないとなにもならない。


コンサルはよく見るだけでなく、
どのように活用するのかが経営者の手腕のひとつとなる。

従業員が数千、数万人になってくると
効率的にコンサルというものが活きてくるが、
零細でコンサル頼りの経営をしている人は、
あまり大きな夢を見ないほうが身のためだと思う。


さて、そんな僕はコンサル業務もしている。

逆にする側から見ると、
本当にどうしようもない社長だなぁと思うタイプもいれば、
外部スタッフとしてコンサルを上手に使う社長だなぁと思わせられるタイプもいる。

違いはひとつ。
実力があるかないかだ。

実力とは自分達の力で稼ぎ成長する力のこと。

実力がない経営者や社長はコンサルに頼む前に
自らの血と肉を鍛えるべきだと思う。

コンサルを使うのはむしろ実力がついてからの話だ。


だめ社長相手だと、まず売上を直ぐに上げないとならない。
やれば出来るけど、それも頼りきりになる。
なので頼りきりの姿勢から矯正していかなくてはならなくなる。
こんなとこ、矯正したところで自社が去ればまた同じ状態に戻る。

上手な社長相手だと業務プロセスの精度を高めるサポートを
効率的にできる。
しかも情報や知恵のフィードバックも多いから
相乗効果的に成長のお手伝いをすることができる。

そんな自社は零細なので
藤屋さんにお願いできるような立場でない。
しかし、できれば意見交換させて頂ければと考えている。

以前から、マネジメントについてお話させて頂く予定だったのだが、
藤屋さんの考えをよく理解したうえでと思っていたら、
時間ばかり過ぎてしまった。

というより、自分の考えを再考していて時間が掛かってしまった。

いま自分のマネジメントに対する考えがいろいろ変わっている時期でもあり、
もう少ししたらなんて思っていたが、
それではいつまで経っても藤屋さんと意見交換できない。

せっかくの機会なので思い切ってお願いをしてみた。
藤屋さんにご迷惑にならずにお話をさせて頂ければ幸いと思う。


「押して、押して、押してから、一旦抜いて、押し抜く」
これもいいのではないかと、ふと思う(意味不明)


最後にあるコンサルタントの言葉を紹介したい。
この人はコンサルでありながら真摯な考えをお持ちの
まともなコンサル派の一人だと思う。

お会いしたことはないので、実力は分からないけど、
コンサルに対する考え方として間違っていないと思う。
コンサルを頼もうと思っている人へ参考に。

とあるコンサルの言葉-----------------------------
『コンサルのチェックリスト』
経営者のチェックリストがあってコンサルのがないとは不公平なのでこれを作ります。

 すなわち、チェックの基準は、コンサルの目的が関係者の幸福、とくに一番身近な社員のそれを考えているか、であり、当該会社の継続に必要な存続遂行システムを構築出来るか?です。
ただし、企業の継続は、個々人の幸福実現の手段であり、目的ではない。

 就任して即、具体的改善策をああしろこうしろと実行を強いるコンサルは役に立ちません。
何故ならば、それは目前の当面策、回避策に終始する点数稼ぎであるから。
本来の仕事とは、提案が現場から上がってくる風土へのシステム構築でなければならない。
気が付いてもらうための危機情報提供や応援歌は、評論家だとか、具体案を出さない、何もしない、とかいわれることもあります。
先ず、危機情報、目的の共有。そして提案を募り、なければ提案する、あるいは、専門家を頼む要望を募る、この順序でないと自主的、内発的行動には変わらないでしょうから。
それは、情報、目的、目標を共有した後の遂行度の改善であり、一朝一夕で効果が出るものではない。

 経費の削減策は簡単だ、しかし、それが角を矯めて牛を殺してはなにもなりません。
継続が可能な抜本策に繋がることが必要なのであり、縮小均衡と言う名の萎縮であってはならないからです。
経営者による、この実行を止められなければそのコンサルは役に立ってはいない。

 一般論のみ述べるコンサルも役に立ちません。
大局観を持ち、原則論に沿った個別の具体的対策が遂行されねば改革は実を結ばないからです。
すなわち、歴史をデータとし、その事実に学んだ哲学の裏付けがされた具体策でなければ、継続に向けたシステム構築は不可能です。

 批判、指摘が先に立つコンサルも役に立ちません。
現場が、提案、実行、遂行出来ない理由、原因が必ずある筈で、それを発見、対策するのがコンサルの仕事だからです。

 机上の資格を取っただけのコンサルも役に立ちません。
特に、自然の摂理、歴史に疎く、哲学を持たない場合は最悪です。
たででさえ経営実務経験が不足しているので、机上の空論に走るのみとなります。
しかも、己の足らざるを知らなければ、ワンマン経営者と変わるところがないのです。

 すなわち、自然の摂理を弁え、古典、歴史に造詣が深く、更に、経営失敗経験のある者が最も適しているのです。
何故なら、失敗によって原因を考える機会を得、掘り下げた末に大局観をわきまえ、自ら学んだ自己過信と周囲からの嫉妬がもたらす継続への障害の実体験が、問題を予測、あるいは対応するに必要不可欠と思われるからです。
重ねていいます、企業の継続は個々人の幸福実現の手段であり、目的ではない。
それは、継続によってもたらされる付加価値に含まれている、特に認められる喜びに。
---------------------------------------------以上とあるコンサルの言葉






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Last updated  2004.11.04 14:09:41
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