まった~り行こうぜ!

まった~り行こうぜ!

2004.11.18
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カテゴリ: 仕事
カフェ・ド・ラクテンブックス

こうして協力しています。
とアピール!だれに?


さてさて、
今日は夕方4時ごろブックOFFへ行った。

平日の夕方に行って驚いたことある。

それはマンガコーナーに小中学生が溢れんばかりに立ち読みをしていることである。

ふ~んこんなことになっていたのかぁ。と新たな発見。


できれば新刊の匂いを嗅ぎながら気持ちよく読みたいのだけど、


それは通常の書店では見つからなかったり、気付かない本が
あったりして面白い発見があるからだ。

今日もひとつ面白い本を発見した。




CIA
その名もCIA株式会社。

僕は最近思うことがある。

レンタルビデオで「24」を借りて一気に見たときもふと頭をよぎった。

組織構築にCIAや政府の組織運営ノウハウが
実は役立つのではないか。と思ったのだ。

アメリカでは大統領が変わっても、また不測の事態でも
迅速に次のリーダーの基、組織運営と判断が行われる。

「いやいやそりゃ政府なんだから当たり前だよ」と


もう少し言うと高度にシステム化されている。

ちなみにここでいう政府のシステムとは
お役所の官僚主義ではなく、もっとコアな中枢部分を指す。

余談だが
官僚主義とて弱点を潰せばすばらしいシステムだと思う。


というわけで研究して応用すれば役立つことがあるかもしれない。

それだけではない。

CIAはものすごい情報を集め蓄積し分析している。

ま、高性能な衛星や各国にエージェントを忍ばせるなんていう
芸当はできないが、ポイントはそれを人がやっているところだと思う。

もちろん高度な専門の教育を受け、能力が高い人が採用されているのだろうけど、
これも実はものすごい応用ができるのは・・・と思ってしまったのだ。

CIAは優秀な人間の中からさらに優秀な人間を選んで
特殊チームも結成する。たぶん。

そういう選抜基準や方法も参考になるかもしれない。

そんなことを考えていたので、この本はドンピシャなタイトルだった。

著者はCIAに24年間在籍し教官を務めた経験もあるらしい。

国家には裏の顔がある。

そのおかげで国家が成り立っているのも事実。

なら会社に裏の顔があってもいいのかも。。。

政府と会社は目的が違うから一概にはいえないけど、
参考になるところはきっとあるだろう。

NASAの○○に基づいてとかはよく聞くけど
CIAのノウハウに基づいてっていう一流企業は聞いたことがない。
仮にCIAのノウハウを流用しても表には言わないだろう。

何かのヒミツはあるかもしれない。

ある意味、現代現在の人類が到達した最高級の組織形態のひとつだから
学ぶとこはありそうだ。

組織構築、情報管理に関していい発見があることを願いつつ
これから読むことにする。




さてもうひとつ。

伸ばす社長
「伸ばす社長つぶす社長」という本。

この著者が書いた本は就職する人向け、仕事に悩んでいる人向けかと
思っていたので買ったことがなかったが、
ふとこのタイトルが目についたので先日買ってみた本。


内容としては非常に共感する部分も多かった。
一部見解が違ったところもあるけど。


僕の持論である
「真に強い組織、永続的に成長する組織のDNA作りはある一定の規模までにやらないと、事実上不可能」
というのにも合致した。

僕はある一定の規模がいつからなのかが具体的に分からなかった。

なんとこの本にはそれが書かれていた。

答えは100人。

100人を越すと変われない。真のDNAは作れない。

逆に言うと100人になるまでに作り上げなければならなし、
それまでがある意味、重要かつ重大な勝負ところということだ。

極論だけどビジョナリーカンパニーを作るのは、作れるのは
100人になるまでに勝負が決まると言っても過言ではない。
と思う。

100人になるまでに
・強い企業文化を浸透
・思考プロセスを徹底
・人材も妥協しない

ということをしないと、数十億円
数百億、どんなに行っても数千億止まりの会社になる。

そしてゆっくりと若しくは急激に失速していく。

悪い例をあげれば武富士が該当すると思う。




考えてみれば95人のアンポンタン社員と
会社の思想、思考プロセスが身についた社員が5人、
計100人の組織。

逆に70人が会社の思想をしっかり理解している社員
そして残り30人を70人が教育していく会社。

数字は例えだが、それだけでも大きな差だ。

前者ならば5人が95人を教育している暇もエネルギーもない。
そして教育する前に次の新人が来る。

教育を浸透させることなど事実上不可能。
思想が薄いまま拡大する。

急成長した会社がポシャル原因はこの辺もあると思う。


後者なら70人で30人を育てるのはまぁなんとかなるだろう。


正直、今10名半ばの会社でも
思考プロセスの徹底はかなり難しく感じる。


これが100人相手だったら無理だとすら実感するぐらい。

逆に今のスタッフを漏れなくきっちり育てれば
その後は彼らがDNAを伝播し、またその次という感じで
あとはメカニズム的にDNAが受け継がれていく。
もちろん経営システムも築いていかねばならない。


表面的な経営理念の賛同などとは次元が異なる話。

どのように考え、それに基づき職務を遂行するか。
これはなかなか浸透するのは口で言うほど楽ではない。
カードに書いて配って理解するのなら、どこの会社も苦労はしない。


100人というのは目安だろうし、会社や状況、業種によって変わってくる
だろうけどこの目安は僕にとって大きな収穫となった。




【妄想結論】
100人になるまでにジャックバウアー(「24」の主人公)を10人以上作る。


「あれ?ジャックバウアーって実はトラブルメーカーじゃないの?」
などという、ダイハードの ブルース・ウィリス扱いをしてはならない。





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Last updated  2004.11.18 04:22:38
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