全2件 (2件中 1-2件目)
1
都内某所にて。久しぶりに、午後4:00過ぎに喫茶室ルノアールに入りました。変わらぬ接客力で、いつも盛況です。PCを広げて、至急のメール返信を終えて、ふと周囲の席をジックリ観察してみると、、、23人の客がいて、そのうち、PCなど広げて私のように仕事モードの人は5人でした。残りの18人は、スマホでゲームやSNSに夢中か、2-3人で「本当はさぁ、もういつ会社辞めてもいいと思ってるんだよ」「あのバカ社長が昨日ねぇ…」などなど、溜まった愚痴を吐きまくる…(笑)。そして、午後5:00が近くなると、「俺、そろそろ会社戻るよ…」「直帰するって伝えておいて」という具合に去って行きました。東京のビジネスマンは忙しくしているように思われる人もいるでしょうが、こうしてみると、まだまだ余裕があります。もし、彼らが勤務時間帯に真剣に働いたら、、、企業の業績はまだまだ伸びるでしょう(笑)。こっそり店員さんに聞けば、平日は、毎日似たような様子とのこと。1店舗でこれですから、夕方の1-2時間分を全国で一斉にサボり禁止令にすれば、(その他、パチンコ、サウナ、一時帰宅、車中睡眠など…)まだまだ生産性は上がるのかもしれません。逆の見方をすれば、全国でどのくらいの会社員が毎日何時間サボっているのでしょう?その合計時間数はきっと「ええ?!」と驚く時間数になりまそうです。いずれにしろ、それらをボジティブにみればその企業、あるいは日本経済の「余力」とも言えます。(ただし、再訓練には労力を要するかもしれません:笑)(一方で、息抜きの生産性への波及効果はわかりませんが…)昔、コンサル会社に入社した頃、「出張したら、できるだけその街の喫茶店に入りなさい。そうすれば、その街の人々のことがあれこれわかるから」と上司に言われました。今でもその通りだなと実感します。★レジャーサービス研究所のホームページ★
2016/03/08
コメント(0)
中国でビジネスをしていると何か決める時に「中国企業は速いが日系企業は遅い…」と言われるシーンを見かけます。確かにそう実感できることがあります。しかし、それが良いのかどうか?はまた別。私たちの現地での仕事の体験から言えば、例えば、中国企業は「来月の中旬に販売員研修をして欲しい」という依頼があります。先の長いものでも「再来月お願いします」くらい。。中には「再来週」というケースも…(-_-;)。対して、日系企業の場合は速くても3か月後でたいていは6カ月先とか、一年後の予約もあります。つまり、多くの日系企業は年度計画を綿密に立てて実行に移すのに対して、中国企業の多くは「思いつき、行き当たりバッタリ」で年間計画を立てない。あっても「取りあえず作成してもので、見てない」となります。一概にどちらが良くて悪いとは言えません。どちらにもメリット&デメリットがあるでしょう。中国企業の場合は、市場や現場の変化に対応しやすいのかもしれません。半面、「経験、勘、度胸」が優先されてしまって、(だからそういう人材ばかり育ってしまう)極端な話「博打のようなビジネスの連続」になりがちです。そして、失敗した時にそもそも原案の計画がないから軌道修正や改善ができない…というリスクもあります。日系企業の場合は、付き合う私たちのような外部業者も、十分に準備ができるので、良質な研修を提供できます。半面、綿密に練られた計画があるゆえにそれに縛られ過ぎて市場や現場で急激な変化があった際の対応が遅れがちになります。(ただし、多くの中国企業はまだ若く、創業者がオーナーの場合がほとんどで、それが決断の速さを生んでいるのに対して、現地の日系企業は多くはサラリーマン社長が多い…という側面も見逃せません。)それでこの2年間くらいは、この両面を持てる企業になろう!と、改革を進める中国企業が出てきました。(創業者オーナーのリタイヤが近づいてきた…など)ある中国の大手企業は、オーナーは東京に居を構えて、毎月、中国と日本の半々生活にシフトして、じっくり日本式を体験&研究することに専念しています。今までイケイケ高速型だった自信のビジネススタイルを中速型にスローダウンさせようとしています。ある地方の中堅企業のオーナーは、成長期に甘い汁を吸いまくった幹部たちの自己改革は無理と判断して、若手社員にバトンタッチを加速したいと、日本式の教育を取り入れたいと年間計画で依頼してきました。それぞれどんな成果が生まれるのか?楽しみです!★レジャーサービス研究所のホームページ★
2016/03/02
コメント(0)
全2件 (2件中 1-2件目)
1