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La Romanée を単独所有する
コント・リジェ・ベレールの話となり

あ!新卒採用の2003 ヴォーヌ・ロマネがあるよ。

あ!僕も持ってる!

ということで2人共が
初めて飲むコント・リジェ・ベレールの会となるの巻

ナポレオンにも軍人として仕えてきた由緒ある貴族であるリジェ・ベレール家は、
優良な特級畑や一級畑を多数所有していたものの、
ブドウの栽培・ワインの醸造・瓶詰は全てルロワ、アルベール・ビショー、
ブシャール・ペール・エ・フィスなどのネゴシアンに任せてきました。
しかし、7代目当主のルイ・ミッシェル・リジェ・ベレール氏は軍人になる道を選ばず、
ヴィニュロン(ブドウ農家)となり、ワイン生産者という道を歩み始めたのです。
現当主のルイ・ミッシェル・リジェ・ベレール氏は、
ピノ・ノワールの神様と呼ばれるアンリ・ジャイエ氏や
ジャン・イヴ・ビゾー氏から指導を受け
2000年にドメーヌ元詰を行い、リジェ・ベレールの初ヴィンテージとして発表。
2002年にはグラン・クリュのラ・ロマネをリリース

2013 Nuits-Saint-Georges premier cru Clos des Grandes Vignes

こちらもラ・ロマネ同様リジェ・ベレールの単独所有の区画

後述の2ワインは2003 ヴォーヌ・ロマネのリューディ物なのですが

格は上となるののの若いもん順でこちらで幕開け


ところが乗っけからこのワインが凄いというかま 最大レベルで素晴らしかった

ひと嗅ぎめからリシュブール!?と思わせられる芳香

初めやや控えめながらその爛漫さは尋常でなく
快晴の日に広大な薄赤紫色のお花畑に放り込まれたかのよう

スワリングすればする分表情が豊かになって飲み手みんな笑顔になってるし

ひと嗅ぎするたびに感嘆し
またひと嗅ぎするたび恍惚となり
首筋に鳥肌が立って身震いするほど


飲んでみてもよくあるニュイ・サン・ジョルジュの鉄っぽさは微塵もなく
エマヌエル・ルジェのヴォーヌ・ロマネの甘さ控えめって旨味

線の綺麗さエキスの深遠さは格こそ違うからやっぱりこちらが上なのかも?

今後その2つのワインを並べられて
どちらかしか飲めないよ
と、いわれたら僕はリジェ・ベレールの方をとってしまうだろう

僕的には兎にも角にもこの2年位の中で飲んだワインの
No.1 となりました

もちろんルジェのヴォーヌ・ロマネは大好きなワインだけどね

いや~ でもでも 素晴らしかった


2003 Vosne-Romanée La Colombière

次は僕のラ・コロンビエール

ラ・コロンビエールは、ヴォーヌ・ロマネ村の東側に位置し、
山の斜面に対して、ロマネ・コンティやラ・ターシュといった
そうそうたる素晴らしい畑と垂直に並ぶ好立地。
このことから、ラ・コロンビエールは、
「ロマネ・コンティにかなり近い地層を持った畑」と言えます。
畑の95%には樹齢60~80年の古樹



先のクロ・デ・グランデ・ヴィーニュと同様の
綺麗な照りがあって見た目から期待するも


やっぱ、あの瓶の クロ・デ・グランデ・ヴィーニュの後だと旗色が悪かった 笑

2003は概ねいつ飲んでも美味しいと思っていたけど
(酸の少なさにゲンナリすることもあるけど)

珍しく閉じた様相で香り、味わいが遠い感じ

残りの2本はあと10年後くらいかな~?


2014のリリース価格って買えれば安めなんですね
この2003がリリースされた2005年当時ほうが高かったんだよなぁ・・・



2003 Vosne-Romanée Clos du Chateau

こちらもリジェ・ベレールが単独所有する畑(モノポール)
畑は斜面に対して垂直にロマネ・コンティやラ・ロマネとほぼ並ぶ好立地
土壌も似通っているという

こちらは若干濁った色合いと風情

香りはコロンビエールより甘く香っていて
飲んでみてもヴォーヌ・ロマネらしい甘みと旨味

クロ・デ・グランデ・ヴィーニュを鼻から粘膜吸引し過ぎたせいか?
ここらへんで大分酔っ払っていた

次の大物を前に
記憶が曖昧になってきてる~


次の大物は次回に~


ニュイ・サン・ジョルジュ  プルミエ・クリュ クロ・デ・グランデ・ヴィーニュ
Vosne-Romanée La Colombière ヴォーヌ・ロマネ ラ・コロンビエール
Vosne-Romanée Clos du Chateau クロ・デュ・シャトー
du Comte Liger-Belair コント・リジェ・ベレール





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Last updated  2016年12月02日 14時47分51秒
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