ウンとかスンとか mamatamの日記

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2011.10.29
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カテゴリ: 自然
昨日も、何人もの方たちが、ずっと誤解してましたという

花粉症引き起こし疑惑。
今日は、まず、その疑惑がとんだ濡れ衣だというお話から
はじめたいと思います。

昨日、すでにkopanda06さんがコメントで明かして
くださったとおり、
セイタカアワダチソウは虫媒花、つまり、
虫に花粉を運んでもらうという方法で受粉します。

虫媒花であるセイタカアワダチソウは、このシステムを
採用していませんから、花粉症の原因のはずはありません。
QED.証明終わり!とはっきり宣言できるほど
完璧な証拠です。犯人説は全くの濡れ衣だったわけです。

一方、真犯人のブタクサは、同じキク科の仲間とはいえ
真っ黄色の花を一面に敷き詰めたように咲かせる
セイタカアワダチソウとは、似ても似つかぬ地味な姿で、
写真をみると、わたし自身、なぜ取り違えていたのかと、
不思議に思うほど、外見からすでに別物です。

それなのにこんなに多くの人が勘違いし、
あげくは花粉症の責任まで肩代わりさせてしまったのは


では、両者の似ているところ、それは、何だったかというと、
まず何より、両者とも帰化植物というところでしょうね。
どちらも北米原産ですし、日本に入ってきて、
爆発的に広がったのも同じ頃のようです。
それに、この両者にホテイアオイを加えて「世界の三大害草」

さらに、どちらも、根から植物の成長を阻害する物質を
出して、他の植物を圧倒し繁殖する、アレロパシーという
性質があること。

言われれば共通点が多い気がしないでもありませんでしょ?

そして、昭和の終わり頃、今から30年ほど前でしょうか、
生活や環境の激しい変化に伴って、アトピーや花粉症を
はじめとするアレルギー体質の人が急激に増えだしました。
ブタクサの花粉がその原因物質の一つと指摘されると、
それを聞いた多くの人が見た目が地味なブタクサでなく、
一面に敷詰めたように、毒々しいまでに真っ黄色な花を
咲かせるセイタカアワダチソウに、その禍々しいイメージを
重ねてしまったのでしょうね。
見るからに花粉たっぷりという格好してますし。

この2種類の、やたらに強い悪役は、
一時は日本の野原を占領し埋め尽くすかと危ぶまれましたが、
最近、少し旗色が悪いようです。
通常2m程と言われ、中には4mを超すものも稀ではなかった
その草丈が最近は2mに届かないことも多いと言います。
繁茂の具合も、一時ほど爆発的な広がりをみせなくなって
いるそうです。
その原因は、いろいろな説があるそうですが、
モグラやネズミなどの、土中に栄養素を蓄えていた動物が
いなくなったから?
繁茂し、成長しすぎて、その、ネズミさんやモグラさんが
蓄えてくれておいた土壌の栄養を使い果たした?
アレロパシーに、他ならぬ自分が中毒して、枯れている?
と、まあ、学者さんたちは推測しているそうで、
一面に繁ったセイタカアワダチソウの原っぱが近年少しずつ
ススキなどに取って代わられ始めているとか。
また、ブタクサは、天敵の羽虫が増えたこともあるそうです。

それでも、人の手の入りにくい原っぱなどは、今でもまだ
どちらかに占領されていることが多いようです。
生命力が強いうえに他の植物を撃退するアレロパシーがあるなら
栽培するとしたらすごく楽、
しかも農薬散布の必要もあまりなさそう。。。
とくれば、セイタカアワダチソウとブタクサ、
何か利用法はないものだろうかと思いますよね。

セイタカアワダチソウの方は、戦後、アメリカから輸入した木材に
ついていた種が芽吹いた物も多いようですが、明治時代、
観賞用として輸入されたのが最初だとも言われているそうです。
また、養蜂業者が優秀な蜜源植物として積極的に種をまいたとも
言われています。
愛媛のshin1tさんのコメントにも、セイタカアワダチソウの群生に
ミツバチやアシナガバチがたくさん群がっていたと書かれていますし、
蜜源植物としては、実際になかなか優秀なようです。
商品化したらどうかと思いますが、
「セイタカアワダチソウの蜜」では売れそうもない気もしますね。
また、他の植物の成長を妨げる性質を利用して、自然農薬を
作ろうと、その研究も進められているそうです。

ということで、mamatam生物部の研究発表はこの辺で終了です。

今日はこれから運転免許の更新に行ってきます。
今は東京んも良いお天気ですが、予報では曇りのち雨なので、
早めに行って早く帰ってきて、すこしくらいは
大好きなゴロゴロを楽しみたいと思います。






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最終更新日  2011.10.30 09:29:08
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