
朝、カーテンを開けて、居間から見える景色です。
写真でははっきりしませんが、
中央のボヤ~っと煙る藤の紫色とレンゲツツジのオレンジ色がメーンです。
あ~、綺麗~! と自画自賛。見て頂きたい一枚です。
田舎の朝は早い。7時台にはもう友人が来て、二人でフジを愛でました。
庭中に、フジの花の甘くいい香りが漂っています。
カモミールの群生の中に青いオダマキが咲いています。
元の株は枯れてしまいますが、こぼれ種で芽を出し、何年も生きています。
同じコーナーに、これもオダマキです。
シックな色がお気に入りです。
別の場所では、濃い青色のオダマキ。
面白い形をしていますよね~。
オダマキとは「苧環」とこんな漢字を書きますが、
「苧環」は、機織りをする時の糸を巻き取る道具で、形が似ているのです。
そんなところからの命名です。よく名付けたなあ、と感心してしまいます。
白は終わってしまいましたが、周りにはこぼれ種からの小さな芽が出ています。
オダマキといえば、
萩原葉子さんのエッセー 「朔太郎とおだまきの花」を思い出します。
藤棚の藤の花が一杯に咲き、蜂がぶんぶん飛んでいた。
「藤が咲いているよ」と祖母が言った。
父は、頭を左右に振って、
「おだまきの花が見たい」と小さな声で言った。
葉子さんは、明日おだまきの花を買ってきて見せよう、と思うのですが、
その夜遅く、朔太郎は息を引き取ります。
まさに、いま、この季節の描写ですね。
内容は、葉子さんの壮絶な生い立ちなのですが、
最後のこの部分がとっても好きなのです。
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よそのポトス、うちのポトス 2016.07.31 コメント(6)
ノリウツギ。アジサイのドライフラワーを… 2016.07.29 コメント(12)
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