marcoの株式投資日記

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marco72

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2005年07月22日
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カテゴリ: 成長株投資
今回は、フィッシャーの原理で参考になりそうなところです。

<真似できそうなところ>
・企業の「考える」業務プロセスに着目する考え方

自分は、フィッシャーが将来の業界の方向性を予想できた一番大きい理由としては、R&Dに着目していた点があるかと思いました。R&Dは企業活動のうちでもっとも最上流の工程だからです。

企業活動は、大まかに言うと、「考える」(R&D、新商品の開発)=>「作る」(製造)=>「販売する」=>「フォローする」(メンテナンス、苦情対応)というプロセスですが(話をわかりやすくするために単純化しました)、恐らく、その最上流過程にいる科学者などと意見交換することで、実際に「販売」して利益が出る前に、世の中の方向性を予想していたのだと思います。

とはいえ、それにしても、基礎研究というべき超最上流の段階で、モトローラのような企業の将来性をよく確信できたと驚きます。いくらR&Dは世の中の最上流過程だからといって、全ての技術が利益に結びつくわけでなく、むしろ、事業性の観点から「死の谷」に落っこちることの方が珍しくなく、仮に「死の谷」を乗り越えても、お金に結びつかず、商品の付加機能として価格競争を避けるための一つの駒として扱われるパターンがあることから考えると、その慧眼には感嘆の念を覚えます。

経験から補足すると、世の中の動きは、R&Dの分野では、ベンチャー企業が変化を先取りすることは実はまれで(ニッチな場合が多い。あるいは既存の技術を「新しい」名前で呼び最先端の印象を与えるようにすることもある)、むしろ世の中の先を走るのは、大手企業のR&Dだと思います。
マイクロソフトやインテルなどのようなベンチャーの成功例があるので一瞬錯覚しそうになりますが、大手企業が世の中の先端を走っているのは考えてみれば当然ですね。お金を持っている企業の方が有利に先行して投資できるし、またどれが成功するかわからない中で多種投資できますし、また経営資源にモノをいわせて自分に有利なように事業を進めていくことが可能だからです。

アメリカのベンチャーキャピタル系のあるリサーチ会社の方が言うには、彼の親会社であるベンチャーキャピタルの投資先を判断するにあたり、大手企業の幹部(技術系)に依頼して、技術のよしあしを判断しているそうです(組織化しているところがすごい!)。こういう例を聞くと、いろいろ見極めるむずかしさがあるにしても、大手企業のR&Dをフォローすることには意味があるのかと思いました。



次は、R&Dという業務プロセスがない業種の場合、どう将来の方向性を見極めるべきかを考えてみましょう。

(次回は、日曜日にアップします)





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最終更新日  2005年07月22日 22時42分41秒
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