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2006年12月12日

モデルスカウト

(10)

テーマ：小学生ママの日記(28785)

カテゴリ：たかが人生されど人生

うちは実家が関西なんですが、
日本に帰ると、必ずどっちか（J太郎かS子）が、
見知らぬ人に呼び止められる事があります。

モデルエージェントのスカウトですが、
たぶん、よくある
「登録するのに、いくらかかって、写真を撮るのにいくらかかって」
って言う代物に違いない、と今まで断って来ました。

ま、日本に住んでいないので、登録した所でどうにもならない、
って言うのもあるので、
「今、ただ一時帰国中だけなんです。」
と断ってきたわけです。

これまた見知らぬ女性が声をかけて来ました。

日本と一緒で、繁華街を歩いていると、
ワケのわからないアンケートとか、
寄付とかが多いので、彼女もその一人かと思って怪訝な顔をしていると、
どうやら、シンガポールのモデルエージェントの人でした。

てっきり私をスカウトしているのかと思いきや、
(って、んなわけないか）
やっぱり子供達でした。

「でも、それって登録料とかレッスン料とか取るんじゃないの？」

と、聞いてみると、

「登録料もレッスン料も一切ないです。一度オフィスに来て下さい。」
と、名刺をもらったのですが．．．。

これってどんなもんなんでしょう

スカウトと言えば、
私も若い頃はよくスカウトされました。

六本木や新宿、銀座を歩いていると、
「うちの店で働きませんか？」
って、それって水商売ってやつでしょう

学生時代は「働きませんか？」

「今、いくらもらってるの？」
に変わってしまったって言うのも、
情けないんですが、
要するにきっと「ケバかった」んでしょうねぇ。

その中でも一番笑えるのが
「夕暮れ族」。

私と同年代の方は知ってると思いますが、
80年代初めに流行った「愛人バンク」ってやつです。

いくらお金に困っていても、
それだけは無理なので、丁重にお断りしましたが、
当時はそう言うのが本当に多かったです。

実際大学の同級生で、そう言う事をしてる人がいましたが、
本当に見る見るうちに、着てる物や持ってる物が変わってくるんです。
ま、今で言う「援助交際」だったんでしょうねぇ。

話を子供のモデルに戻しますが、
昔日本で、外国人（ハーフも含む）モデルのエージェントで働いていた知り合いがいたんですが、
彼女曰く、

「女の子は基本的にキレイな洋服とか着るのが好きだから大丈夫なんだけど、
男の子は、ルックスよりもちゃんと撮影できる子（おとなしい子）じゃないと、
無理なんだよねぇ。」

って事でした。腕白で顔に傷を作るような男の子は駄目なんだそうです。

って事はうちのJ太郎はその時点で駄目ですね。

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