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1
昼食前に豊橋を出発。帰るとなると、すぐに車に乗りたくなって、付録の幼稚園バスを手にしっかり握りしめて玄関で待機。車内ではチャイルドシートを嫌がり「抱っこ、抱っこ」と騒ぐ。私が運転しているときはチャイルドシートでおとなしくしているが、隣に座っていると抱っこがいいと泣く。本当に甘えん坊だこと。自宅に着くとしまじろう(こどもちゃれんじぽけっと)の4月号が届いていた。金剛は付録が豪華で釘付け。しまじろう一家の指人形はお父さんは自分のお父さんに。お母さんは自分のお母さんに。しまじろうとはなちゃんを自分の指にはめている。関係が理解できているんだね。お父さんがしまじろうの家は4人家族。マサヒロの家は3人家族。だからはなちゃんはいらない、と隠すと3人3人と怒る。ああ、なるほど。3人というのは「みんな」のことなんだ。このセットが気に入って、夜、布団に入ったあとも遊びたがって何度も起きていた。さて、明日から私は仕事。マサヒロの1日の大半は保育園で過ごすことになる。早く慣れてほしいな。
2003.03.31
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父の1周期法要に参列。寺に着くと座敷には喪服を着た大人がズラリ。緊張したのかしばらく指を口に突っ込んでいた。5歳と8歳のいとこがいたから救われたね。お堂に入ると「ステキ」。確かに金を使ったきらびやかな装飾はあまり目にすることはない。お経を上げているときには「ベビーブック」のシール遊びをした。指示された場所にかなり正確にシールを貼れるようになっていて関心。マサヒロがおとなしくしていてくれるようにと、お経をBGMにおさかな天国やだんご3兄弟をマサヒロの耳元で歌っていた。一緒にお焼香してお参りすると、それまでじっとしていたマサヒロも座っていられなくなった。が、代わってちづ子おばちゃんに抱っこされたら、またしばらくいい子にしていた。法要が終わり、次は会食会。車で移動したのだが、いとこのお姉ちゃんが一緒に乗る?と誘うとまったく嫌がらず、親の方を見ることなく、一緒に車に乗り込んだ。車内でもご機嫌だったとのこと。会食の席では「一緒に乾杯」などと言っていたが、待ちきれなくなってジュースを先に飲んでしまうし、前菜も勝手につまむ。だからたくさん食べるかと期待したが、そうでもなく、ゴマ豆腐と茶碗蒸しといくらをごくわずか口に入れた程度。デザートの杏仁豆腐だけはしっかり食べたが。それよりいとこたちと遊ぶのに夢中。楽しくて楽しくて「キャッキャッ」言っていた。だから食事が終わって「バイバイだよ」と言うとその場に突っ伏して大泣き。帰ってからみんなで昼寝しようと誘うが全然寝ない。「田美子おばちゃん寝ちゃった?」と別室で寝ているおばをしつこく探す。結局みんなが起きてくるまで寝なかった。でもそのあと買い物に車で出かけたら帰りの車内で寝てしまった。夕食の準備がすっかり整ったころにマサヒロは目を覚ます。が寝起きが非常に悪い。うどんを食べるかと聞いても「食べない」と泣きながら、でも食べた。けれどデザートのイチゴを見るとピタッと泣き止み、ムシャムシャ。まったく果物ばかり食べる。入浴後はすっかり機嫌がよくなり、何をしても楽しい。「すいません」を連発し、そのたびに手をたたいて笑う。みんなで寝ても、起きると主張してリビングへ。私と二人だけだったがそれでも満足げ。だけど12時になって強制的に布団に入る。でもなかなか眠れない。
2003.03.30
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夜中は1時間にわたり、激しく泣きまくった。こんなことは珍しい。原因はメリーゴーランドか猛獣か。昨日行った動物園でよほど怖い思いをしたのか。昼過ぎに豊橋のおば宅へ。おばの顔を見ると「しのちゃん」。年末におばの名前をしのだと勘違いしたことを思い出したみたい。あいさつも早々に入院中の母に会いに病院へ。母が転院してから初めての面会。つまりマサヒロにとって初めての場所だったので少々緊張気味。そのあと喫茶店へ。ショーケースに鼻がくっつきそうになるほどベタッとくっつき、「チョコレートください」と叫んでいた。私がお土産用のチョコやクッキーを買うと、すぐに「あけてあけて」とせがみ、おばちゃんのうちで食べようと提案すると不機嫌に。だからというわけでもないのだが、喫茶コーナーに立ち寄り、マサヒロはプリンを食べた。おいしかったらしく、チョコレートのことはすっかり忘れて「うまいうまい」。さらに近くの書店で『ベビーブック』を買っておば宅へ。夕食はすき焼き。糸こんにゃくが気になり、火が通って味がしみこむまでの時間が待ちきれなくて、怒っていた。ベビーブックにはでこぼこフレンズのカードが閉じこまれていた。それで遊んでいたときに登場人物のまねをふだんでもしていることが分かった(「マー君でした」は「サボサボでした」など)。妙に丁寧な言葉を使うと思ったら!
2003.03.29
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今日は叔母とまさひろと3人で動物園に行った(お父さんは痛風のため自由に歩き回れないため、お留守番)。出かける前はキリン、ライオン、ゾウ、カバ、ゴリラ、ウータンと思いつく限りの動物名をあげていた。遊園地の観覧車や池にボートが浮かんでいるのを見て、早くも興奮。が、動物園では春休みのため混雑。そのためか少々気後れ気味で抱っこ抱っこを連発。抱き上げると「マー君、甘い棒(甘えん坊)。好き好き。」と腕を背中に回してくる。楽しみにしていたオランウータンが屋内に引っ込んでいたため見られなかず残念がっていた。さて、今日お気に入りだったのがアフリカゾウとカバ。アフリカゾウの前では「やったー、ヤッホー」と叫んでいた。インドゾウにはそれほど興味を示さなかったのに。最後に見たのがカバだったが、2頭のカバが水中で戯れたり、大きく開けた口を合わせたり、ウンチしたり。それを見て「カー、バー」と繰り返し叫んでいた。ペンギンの前からは離れたがらなかったが後の動物を見たときにはじっと見つめてはいるものの外に感情が出てくることはなかったのだが、何だったんだろう。その後遊園地で観覧車に乗る。ちょうど大好きな緑色(コアラ柄)に乗れたので喜んでいた。下の方に見える遊具を指さし、次に乗るのはあれ、という感じだった。降りるとタッタッタとジェットコースターへ。残念だけどまだマー君は小さいから乗れないと説明すると、今度はメリーゴーランドへ。馬にふたりで乗ったが、少し怖かったらしく、下りるとさっさと遊園地を後にした。疲れたらしく車に乗るとすぐに熟睡。叔母宅に着くと、果物をいっぱい食べた。昨日から果物ばかり食べている。それでご飯が食べられなくなってしまう。困ったこと。ここにはネコが一匹住んでいる。まさひろが小さかった頃、このネコが苦手で遠く離れていても目が合うだけで怖がって泣き出したが、今回はネコちゃんネコちゃんと近寄っていっていた(触れないが)。力関係は完全に逆転し、ネコの方がまさひろを怖がり、目の触れない場所に逃げ込んでしまう。
2003.03.28
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明け方、突然、怒りながら「赤い鳥小鳥、なぜなぜ赤い、実を食べたー!」と叫び、またそのまま寝た。最近はこの歌がお気に入りで「赤」の部分を白、青、黄色、緑、茶色、むさらき(紫)、ピンクなど替えて歌っている。さて、30日に法事があるため、名古屋の叔母の家に行った。この叔母には子どもが産まれたときからいろいろ面倒を見てもらうなど、とてもお世話になった。大阪に転居するときにお別れしたときも、まさひろは悲しくてワンワン泣いた。今回久しぶりに会ってどんな反応をするか期待した。初めはこの人誰かな、という反応だったが、すぐに思い出し、ニコニコ。抱っこされて「アハハ~」。なかなか眠りたがらなかった。ほぼ半年ぶりに会ったのだが、半年前には意味のある言葉はまだ数が少なかったので、叔母の方も驚いていた。
2003.03.27
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レンタルビデオ屋、図書館などへ行く。帰ってくるとちょうどたっ君が買い物に出かけるところだった。母親同士でおしゃべりしていると、マサヒロも久しぶりにたっ君に会えてうれしそう。二人は相性がいいようで、追いかけっこをしたり、石や落ちていたお菓子の包装紙を半分にちぎって渡しあったり、声を掛け合ったり、それなりにやり取りをしている。少し前までは友達と一緒にいても別々のことをしていたのだが、だんだんと一緒に遊べるようになってきた。絵本にみかんが三つ、のっていた。そのうちの一番多くてめがねをかけたみかんは父さん。一番小さくてリボンをつけているのが母さん。真ん中の性別不明な感じのをマー君、と指差す。でも実は一番小さいのが自分かもしれないと思ったのか、それをさして「マー君?」とも聞く。そうだよ、と適当に答えたら「何で知らない」と怒っていた。りんご酢を買って飲ませた。酢の味がけっこう強いのに気に入ったらしくて何度もおかわりしている。靴下を脱ぐときに単につま先部分を引っ張るのではなく、足首から指を入れて脱ぐことができるようになった。
2003.03.26
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明け方、セキが止まらない。起きてしまえばそれほどセキは出ず、鼻水がひどいぐらい。といってもくしゃみをすれば大量の鼻水が出てしまい、その様子がおかしいのだが。念のため保育園を休み、病院へ行く。セキと鼻水を治してもらうためにおなかと背中に聴診器をあててもしもしするよ、お口の中も見るよ、とあらかじめ説明してから出かけた。病院の手前で自転車を置き、ここから歩こうと誘うと迷うことなく病院までたどりつく。待合室ではプーさんのぬいぐるみを「かわいい、かわいい」と抱いたり、電車の絵本を見たり。名前を呼ばれるとまっすぐ診察室へ。入るなり、「アーン」と口を開ける。まだ座ってもいないのに早すぎる。胸と背中の音を聞いたあと、お医者さんから「じゃあ、口の中見せて」と言われると素直に口を開け、あっという間に診察は終わり。「お母さんは腕を押えて」と看護師さんから言われ、泣かれるだろうと覚悟していたのに拍子抜け。いやはや大人になったものだ。
2003.03.25
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昨日の発熱のため、今日は保育園をお休みした。今朝から鼻水もズルズル、セキもコンコン。ついでに私の風邪も悪くなり、鼻水くしゃみが止まらない。そんな体調だとマサヒロに付き合うのも大変。おまけにマサヒロは元気で遊びたがってじっとしていない。「外行く」というから服を着替えさせると「ネンネする」と言ってみたり、「牛乳飲む」と言うから温めて用意すると「りんご食べる」と言う。気まぐれについていけず、ついついイライラして声を荒げた。保育園に通いだしたため、久しぶりに公園に行った。幼稚園も春休みに入ったためお兄ちゃん、お姉ちゃんがたくさんいた。けれどいつも遊んでいるはる君やともちゃんがいなくて残念そう。なので二人でプリン作りをした。突然パクパクと言って砂プリンに口をつけたら、砂が口の中に入ってしまった。ビックリして手でかき出そうとするがその手が砂だらけなので砂まみれになってしまった。ちょうどそのあとともちゃんが出てきたので、うれしそうにしていたが、口の中が気になるみたいで帰りたがり、自分からすすんで口をゆすいだ。おもちゃなどもあるもので工夫して遊ぶ。種類の違うまったく電車に関係ないものをつなげて電車に見立てたり、トンネルを作ってくぐらせたりと、鉄道に関連した施設を作っては楽しんでいる。
2003.03.24
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「もしもし、マサヒロ君です。わんわんとか、ぺんぎんとか。じゃあねー、がっちゃん」とおもちゃの電話やリモコンを持ってしゃべっている。でも実際に親戚に電話をかけ、マサヒロに受話器を持たせると「マー君です、近鉄、赤」などしか言わない。「いらっしゃいませ、何買うかなー、ありがとうございます」とお店屋さんごっこ。絵本やエプロンについている食べ物の絵を手にとって、すべて口に持っていく。せきも鼻水もいったんよくなったように見えた。が今朝から風邪がひどくなっている。夕方、昼寝のあと目が潤んでいる。なんだか熱っぽいので測ると38.4度。さすがに食欲がなく、いつもなら好んで食べる茶碗蒸しもお茶漬けものどを通らない。飲み物とヨーグルトだけ。でも、ほとんどいつもと変わらず元気いっぱい。早く休んでほしいのに困ったこと。
2003.03.23
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アンダーム軟膏がなくなりかけてきたので小児科へ。アトピーを見てもらうときは口の中を見られたり、注射を打たれることもないので、名前を呼ばれると、それまで見ていた絵本を片付けさっさと診察室へ。患部を見せるだけの簡単な診療で、ちょっと物足りない様子。置いてある回転いすでもっと遊びたそうだった。帰りにレンタルビデオ屋へ寄るが、以前ほどは電車に興味がなくなったようで、かならずしも電車のビデオを借りたいとは言わなくなった。それでもトーマス、カペリート、ぐーチョコランタン、電車と借りてきた中では電車のものを一番初めに選んだ。「×××1番、×××2番、もう1回、マー君1番、イエーイ、イエーイ、イエーイ!」と遊んでいたが、いったい何? イエーって誰の話している言葉? また、大相撲の勝ち負けの表示を見て「おすもう」とわかった。食事のとき手が汚れると「手」といいながら手を差し出し、拭くように要求するのだが、昨日あったまさひろ君の影響だろうか、手ふきを取って自分で手を拭いていた。「おりこうさん」とほめたらうれしそうだった。夕食後、コーヒーを飲んでワッフルを食べた。いつもマサヒロと私はデザートを食べるとき半分ずつ食べているのだが、今日はワッフルを私に渡しながら「半分こしよう」と言った。マサヒロよりお行儀のいいこはいるけれど、マサヒロだってそれなりに成長しているね。
2003.03.22
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「お母さんのお話、聞いて」とマサヒロと正面から向き合い、4月から就職して仕事に行くこと、そのためにマサヒロは保育園で日中過ごすことになることを伝えました。2歳5ヶ月ではどれだけ理解できるのか、まったく見当もつかないけれど、「分かった、分かった、分かったよー」との返事。怒ったり悲しんだりする風でもないので、たぶんまったく理解できていないんじゃないのかな。さて、今日はお父さんのお友だちとその家族で梅田でランチ。4月から小学生の直人くん、2歳1ヶ月で同じ名前のまさひろくんもいっしょに串揚げを食べた。マサヒロはあまり揚げ物は好きではないし、カレーは辛いし、で、ひじきとアイスクリームとジュースぐらいしか食べられなかった。それに比べてもう一人のまさひろ君は実におとなしく、パクパクと食事をする。マサヒロがじっとしていられないのと対照的。何でも食後、ごちそうさまをしてから手をふき、エプロンをはずして、そのエプロンで手拭を包むんだそうだ。聞けば3か月前から保育園に通っていて、そこでしっかりしつけられているそうだ。マサヒロも通い始めたら少しは変わるだろうか。午後からは大阪城に向かう。まずは子ども向け遊具のある公園へ。なんともう桜が咲いている。今日は汗ばみそうなぐらいの陽気だ。長いローラー滑り台があり、マサヒロもそれに挑戦! はじめは恐る恐るだったが、2回目以降は自分からどんどん進んでいき、小さい体を利用して並んでいる人を抜かさんばかり。ここだけはお父さんに順番を守るように付いてもらった。それから城へ向かう間に、階段があった。そこも抱き上げて登ろうとすると「自分で」と身をよじらせる。そこで階段に下ろすと、わざわざ1段目に下りてそこから上まで自力で登る。このあとも階段は1番下から上まで、坂のてっぺんから下まで歩かないと気がすまなかった。途中の広場ではハトが集まっていた。来ていたおにいちゃんがスナック菓子を手からハトに食べさせているのを見て、マサヒロもやりたくなってしまった。細い枝をハトに差し出していると、そのおにいちゃんが菓子をくれた。小さくすると食べやすいとアドバイスまでしてくれた。その通りにやってみるが、実際にハトが近づいてくると怖くて菓子を落としてしまう。でも、ハトがそれを食べている姿に感激していた。城のすぐそばの売店コーナーで休憩。みんなでソフトクリームを食べた。クリームの部分も好きだがそれよりコーンが気に入ったみたい。そのあと直人君が映画を見に行ったときにもらったタコで遊んだり、ハトをつかまえようとしたり、まさひろ君とソフトクリームの模型の前で食べさせごっこをしたり、かわいい女の子と遊んだりと楽しく過ごせた。まさひろ君はどこまでもおりこうさんで、手をつなごうとしたら、その手にかばんをかけているのに気づき、わざわざ持ち替えて手をつないでいた。自転車で帰る途中、お父さんだけがカメラ屋に寄った。すると家についても「お父さん、お父さん、いない」と半べそをかいていたので、部屋に入らず自転車置き場でずっと待っていた。でも、なかなか戻ってこないので部屋に入ると号泣してしまった。2人で出かけたら2人で帰ってくる、3人で出かけたら3人で帰ってくる、とマサヒロなりのルールがあるらしい。
2003.03.21
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今日は保育園に9時から5時間まで預けた。この時間帯はまだ子どもも多く、さびしがらずに楽しんでいるみたい。今週は4日連続で預けた。かなり慣れたようだけど、これ以上長くなったらどうなるかな、しかも毎日だし。とても不安。連絡ノートにもあるが、女の子が好きみたい。自宅近くの公園でもはる君やたっ君と遊ぶのはもちろん楽しいけれど、それよりともちゃんやみのりちゃんの方が気になる、という感じがうかがえる。★★★連絡ノートから★★★園でもたくさんおしゃべりしてくれ、とても活発な誠宏君です。翔子ちゃんのことがちょっぴり気になるのか、何度も近づいていってはニコッとほほ笑んだり、おもちゃを手渡ししたりしていました。翔子ちゃんも喜んでいましたよ。★★★阪神タイガースのマスコット、トラッキーを見てもタイガーマスクを見ても「しまじろう」と指さす。う~ん、同じ種類なんだが。アトピーはまだかゆがるが、赤みが取れてくるなどかなり症状はよくなってきた。が、左ひざの裏だけは、ついついかきむしってしまい、すりむけたような状態になっている。「お父さんの名前は?」「ひろあき」「お母さんの名前は?」「しの」質問するとちゃんと答えが返ってくるが「マー君の名前は?」と聞くと「小僧」。お父さん、マサヒロを小僧と呼ぶのはやめてね。
2003.03.20
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体調も少しよくなったせいか、保育所に行くのもあまり嫌がらなくなった。ただ迎えに行くと、すぐに「おうち帰る」というので、我慢しているところも多いのではないかな。家でもちょっとしたことでも泣くまねをする。でも、行き始めてまだ1週間だがあいさつは少し進歩したようだ。朝起きると「おはよう」、お父さんが帰ってくると自分の頭をなでながら「おかえりなさい」、そしてビックリしたのが、食事が済んだあとに手を合わせて「ごちそうさまでした」と言う。我が家では「でした」は付けないので、保育所の教育の効果。これから先が楽しみ。★★★連絡ノートから★★★元気になってよかったです。鼻水は出ていたものの元気いっぱいでした。裏庭でもゲーム・かけっこ・車・ボールなど走り回って遊んでいました。お昼寝も今日は嫌がらずにぐっすり眠りました。大分慣れてくれた様子です。ご安心ください。
2003.03.19
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鼻はおさまってきたがセキが少し出る。なかなか調子がよくならないが保育所へ。今日も一歩中へ入るなり、「いや、おうち帰る」とぐずり始めた。でも今日はお昼寝の前後も泣かなかったとのこと。それなりに慣れてはきているようだ。ただ、熱が出た。お昼ごろからセキがひどくなり、熱も37.6度。その割にはいたって元気だったようだが、食欲も少なかったらしい。迎えに行くと起きたばかりだったが体が熱っぽかった。連絡ノートから======おうたやリトミックの時はすごく楽しそうでニコニコしながら参加しています。これからどんどん歌をおぼえることでしょう。今日は元気だったのですがセキがひんぱんに出ていました。心配なので様子見ていて下さい。======家に帰ってもう少し休ませようと、布団に一緒に入った。しばらくゴロゴロしていたが起きてしまった。そうなるともういつもの調子。なんでも頭にのっけて「カッパ」。お皿だけでなくゴミ箱やカゴをかぶってもカッパなんだとさ。また、せんねん灸の宣伝が気に入ったらしく、「せんねん灸」と言い続けている。食事も普通にでき(たまねぎとにんじんをよく食べた)、結局、熱も下がってしまった。明日は大丈夫かな。
2003.03.18
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朝起きてくると、鼻水はおさまっている。朝食時、バナナを1本食べた。皮を半分切り取って渡すのだが、半分食べてしまうと、ゴミ箱のそばまで来て、残りの皮をむいてゴミ箱に捨てて、また食べ始める。さて、朝起きてくると、鼻水はおさまっている。とりあえず落ち着いているので今日も保育所に行くことにした。でも体調が悪いためか、保育所に着くなりべそをかきだし、私が出て行こうとすると、両足をじたばたさせて泣いてしまった。これからこんなシーンがどれほど繰り返されるのだろう。迎えに行くと顔中、涙と鼻水でぐちゃぐちゃ。今日はお昼寝も体験してみたのだが、寝られず泣く、眠ってもすぐに起きる、起きてしまうと泣けてくる、と保育士さんたちもちょっと手を焼いたみたい。だけど、午前中はお別れのときに少し泣けたぐらいで後は元気よく遊べたとのこと。連絡ノートから======素敵なお休みを過ごされたんですね。伊勢志摩ライナーや魚の話をするとにっこり笑っていました。今日は裏庭で2歳の若菜ちゃんとかくれんぼ遊びをしていました。干しているバスタオルの後ろに隠れ、見つかると「キャー」と叫んでいました。======今日は私の自転車を買ったので、それで迎えに行った。最初はなれない様子だった。が、すぐに歌声が聞こえてきた。ご機嫌。帰りはベビー洋品店に行き、毛布などを買った。長靴は気に入って自分から履こうとするのだが、靴だけは履いているものがお気に入り。他の靴は嫌がる。これ以上履いていると骨に悪そうだから、新しい靴を気に入ってくれるといいのだけど。最近はCNNが気に入っている。子ども用の番組の場合はそうではないが、大人の番組、特にニュースの場合には「地球見る」といってチャンネルを替えさせる(CNNのロゴに地球のマークが入っている)。英語が聞き取れるわけでもなく内容がまったく分からないのにおかしい。またニュース番組が始まり、キャスターが映ると「こんばんは」とか「こんにちは」などと言うのもおもしろい。
2003.03.17
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鳥羽(2)昨夜、鼻風邪とアトピーのかゆみでなかなか眠れずにいたが、いったん寝付くと朝までぐっすり。機嫌よく起きることができた。朝ごはんは洋食のバイキング。昨日の夕食はおにぎり+アルファであまり食べていなかったため、たくさん食べるかな、とお皿イッパイに料理を盛った。ところが、体調が悪いためか食欲があまりない。シリアルは少し食べたが、あとはジュースにヨーグルト少々とパンがほんの一切れ。すぐにおなかがいっぱいになってしまったようで、食事より別のテーブルの1歳の女の子が気になって、追いかけっこを始めてしまった。彼女とはそのあとロビーでも会い、きちんとお別れのあいさつもできた。雨も降り出しそうだし、目もしょぼしょぼしているマサヒロは帰りたがって「しまいなー、しまいなー」と半泣き状態。今日は観光せず、まっすぐ帰ることにした。電車には2時間ほど乗らなければならないので、好きそうな本はないかと探したが適当なものがなく、とりあえず「鉄道の旅」という雑誌を買った。が、一時期の電車への興味が薄れたようで、電車の写真を見てもすぐに飽きてしまった。それよりもお父さんやお母さんとは離れた席に一人で座って何やら歌いながら外の景色を見ているほうが何倍も楽しいらしい。さっちゃん、ぞうさん、はとぽっぽなど省略しながら歌っていた。地下鉄に乗り換えるとすいていて、終点に近づくとロングシートにゴロンと転がった。そうできることがうれしいらしく「楽しい楽しい」と何度も言っていた。家に帰るとさっそくしまじろうのビデオを見たがった。が、鼻水がひどく、くしゃみをすると鼻が2筋、たらりとたれる始末。休ませようと3人で昼寝をすることに。すると今度はまったく目が覚めず、7時まで4時間近く寝た。起きてもやはりしまじろうが見たくて、PRIDEを見たいおとうさんやGOOD LUCKを見たいお母さんとチャンネル争い。初めての経験だね、見たいものが見られないのは。
2003.03.16
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鳥羽(1)昨日、保育所から帰るとき、ちゃんと「さようなら」と言って深々と頭を下げることができた。これまでは手を振って「バイバイ」と言っていた。さて、今日はお父さんの友だちが鳥羽で結婚式を挙げた。それに出席するお父さんについてマサヒロと私も一緒に出かけ、一泊した。朝、起きたときから「今日は伊勢志摩ライナーに乗るんだよ」と言うと「しまいなー、しまいなー」とうれしそう。近鉄の伊勢志摩ライナーはマサヒロのお気に入りの電車のひとつ。だから、今回は伊勢志摩ライナーの時刻をあらかじめ調べてから出かけた。上本町では出発時刻まで少し余裕があったので、喫茶店に入った。するといきなり「すくりーむ!」。喫茶店ではアイスクリームを食べるもの、と決めているようだ。だが、あいにくモーニングの時間にはアイスクリームはないとのこと。店員とのやり取りもはっきり理解できるようになり、マサヒロはオレンジジュースで我慢できた。さて、伊勢志摩ライナーがホームに到着すると、思いのほか喜ばない。指をさして「しまいなー、しまいなー!」と興奮気味に叫ぶのではと期待していたのに……。それでも記念にマサヒロと列車の写真を撮ろうとすると、早く乗り込みたがっていたのでそれなりに感動していたのかな。レギュラーシートは本で見たとおり、赤、黄、緑、青の4色。色に関心がある最近のマサヒロにはそれはおもしろかったみたい。出発後は座席にじっとしていられない。通路を行ったりきたりするが、自動ドアが開いてしまうとビックリしてしまい、動きが止まる。そしておもむろに戻ってくる。お父さん、お母さんといつも一緒にいるのも飽きるのか、勝手に空いている席に座って窓の外を眺めたりもしている。それでも1時間が過ぎると、だんだんつまらなくなってくる。絵本を見てくれないとじっとさせているために、お菓子を食べさせるということになってしまうが、よい方法はないものか。鳥羽についてまずうどん屋へ。このあたりの名物のひとつに伊勢うどんがある。太さ7~8ミリという手打ちうどんを、たまりしょうゆにみりんを加えた汁で仕立てて食べるのだが、その汁の色の濃さといったら! お父さんはこれを注文したが、マサヒロが食べないと考え、私はかやくうどんを注文。案の定、味が濃かったのか、かけたレモンの風味が口に合わなかったのか、伊勢うどんはあまり好きではないようだ。食後、お父さんは披露宴会場へ向かい、マサヒロと私は鳥羽水族館へ。今日は志摩スペイン村に行きたいと思っていたがあいにくの雨。鳥羽水族館は明日、3人で行く予定だったが先にこちらを見学することにした。入口を入ると巨大な水槽。それはサンゴ礁の海を模してあり、熱帯の色鮮やかな魚が泳いでいた。「おお、すごーい!」と大げさに感動し、ガラスにぴったりくっついて何がおもしろいんだか「イヒヒヒヒ~」と笑っていた。今まで「イヒヒヒ~」なんて笑ったのは聞いたことがないけど、どこで覚えたんだろう。そのあと、いくつか見学したあと、アシカショーを見に会場へ。ところが眠くなってきてしまい、音楽が鳴り始めると目が閉じてしまう。アシカが出てきたときに声をかけたら、目を一度開けてアシカの方を見たが、そのまま眠ってしまった。アシカショーが終わって会場を出ると目が覚めたので、またいろいろ見学する。かえるやカメを見ては「かえるの歌が~」「もしもしかめ~」とそれらしい歌を口ずさんでいた。そのあと突然元気になり始め、水槽はまったく見ず、スペースをぐるぐると歩き回っていた。見入っていたのはクラゲの展示。ジュゴンもマナティも興味なさそうだったが、ラッコが寝ていたのは気になるようで「ラッコちゃん、ネンネ?」と何度か言っていた。次のアシカショーまで時間があったので、売店で持ってくるのを忘れたエプロンを買い、そのあと、セルフサービスの喫茶店に入った。館内は暑くて、のぼせそうだったのでアイスクリームを二人で食べた。普段、アイスクリームと叫んでいる割には冷たすぎるためか、なかなか食べられないのがちょっとかわいい。そのあとのアシカショーでは、アシカの動きに驚いている様子。拍手したり、小さく歓声をあげたりため息をついたりしていた。ショーが終わり帰る前にラッコをもう一度見に行った。顔やしぐさの愛らしさは子供心にも分かるようだ。あごの下あたりでまるめた手をたたくなど、まねしている。だけどここの水族館で一番気に入ったのはエントランスの大水槽。入館したときの様子は先に書いたが、帰り際でもやはり、水槽にぴったりくっついている。つい先ほどまで、おうちかえる、と言っていたのになかなか離れようとしない。鳥羽水族館をあとにタクシーで国際ホテルに向かう。ここまで来るのにお父さんと3人でタクシーに乗ったので、今回お父さんがいないのが不思議な様子。どうも帰りは行きと同じでないといけないようだ。バスで行ったらバスで帰る、3人で行ったら3人で帰る。これがマサヒロのルールらしい。国際ホテルは皇族も宿泊する名門ホテルだということは、部屋においてある案内で初めて知った。新しくはないがなるほど部屋は広くてシックでセンスがいい(ような気がする)。ティーバッグだけでなくスライスしたレモンや手作り風のクッキーなども用意されていた。たびも置いてある。お父さんが戻ってくるまでマサヒロを昼寝させたかった。実際にベッドにも入ったが、興奮しているのだろう、眠る様子はなかった。しかたなく、おなかも少しすいてきたのでラウンジのケーキを買ってきて、マサヒロと一緒に優雅に(?)食べた。ホテルのレストランは予約でいっぱいで遅い時間でないとあいていないとのことだったため、夕方、お父さんが戻ってきてから外に出かける。お父さんを夕食を食べに行くのを楽しみにしていたマサヒロは抱っこされているうちに眠ってしまった。それなら好きなものが食べられると、丸萬亭で鳥羽の名物、てこねずしをいただく。てこねずしとは、家から持ってきたすしめしに、そのとき取れた魚をちぎってしょうゆにつけて下味をつけたものを、手で混ぜ合わせて食べた漁師の即席料理。マサヒロを畳の上に寝かせ、答志島から直送されたというカツオ。甘めの味付けがおいしかった。すっかり食べ終わったころにマサヒロは目を覚まし、途中のコンビニでマサヒロ用の食事を買ってホテルへ戻った。くつろげる部屋でゆっくりし、夜も早めに就寝。ところがマサヒロは今朝から鼻水がひどく、夜、眠れないほどになってしまった。こうなってくるとアトピーのかゆみも気になりだし、鼻を拭くのと軟膏を塗るのを繰り返し、こちらも眠くなってきていたので、しまいにきれそうになってしまった。親の都合で連れまわしているのだし、いたずらしているわけでもなく病気なのだからしかたないのだけど、分かっているけど怒れてしまった。
2003.03.15
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今日の慣らし保育は9時から13時まで。昨日は何の問題もなく過ごせたので、みんなでご飯を食べてみた。今日はマサヒロの大好きなカレー。お迎えにいって抱き上げるとしっかりカレーのにおいがしていた。だけどそれとは別に何だか口がくさい。何度も確認したが気のせいではない。香辛料? いったい何を食べたんだろう。お迎えの時間はお昼寝タイムにあたっていた。マサヒロともう一人だけが、13時お迎えだったので二人で並んで座って絵本を読んでいた。いい子にしていられるんだ。連絡ノートから……(私)昨日は興奮したのか昼寝をさせようとしてもなかなか寝られず、でもいったん寝てしまうと今度は起こしても目を覚ましませんでした。だんだん生活に慣れていけるといいな。(保育所)今日は、なかなかのわんぱくぶりを見せてくれたまさひろ君です(いろいろな引き出しを開けたり、机の上にのぼったり)。「ダメよー」と言うと、ニコッととびっきりの笑顔を見せてくれました。すっかり慣れてくれたようで、とてもうれしいです。……次はみんなとのお昼寝にも挑戦してみようね。そういえば食事の様子は聞かなかったな。どうだったんだろう。連絡帳にはカレー100%、おかず20%と書いてあったが……。家では一口食べるごとに遊んでしまってなかなか終わらない。「お母さん、食べちゃうよ」と私がマサヒロの分を食べてしまうと怒って、口をこじ開け、もうおなかに入ってしまっていると「ごめん、ごめん」と大騒ぎ(謝れという意味)。その状況はおもしろいのだが、いつものことなので、ついイライラしてしまう。保育所に通い出したら家でもきちんと食べられるようになるのかな。それとも、甘えが出てよりいっそう食事マナーが悪くなるかな。
2003.03.14
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4月1日より就職し、マサヒロは保育所に面倒をみてもらうことになる。そのための慣らし保育を今日から始める。まずは2時間から。保育所に入るとさっそくおもちゃ箱へ。電車を両手いっぱいに抱え、お別れだというのに、泣きもしない。頼もしいやらちょっとさびしいやら。連絡ノートから……まったく泣くことなくおりこうさんですごせたマサヒロくんです。ミニカーや車が大好きですね。いろいろな種類のものを出してきてながめたり走らせたりしていました。おうたやリトミックもがんばって参加していましたよ。迎えに行ってもまだ遊び足りない様子。明日は昼食もみんなで食べようね。そのあと、オープンしたばかりのリサイクルショップへ。子どもの遊び場が設けてあり、他の子どもと交互に積み木を積んでいた。ともに一人遊びをするのではなく一緒に遊べている様子に感激。リサイクルショップは女の子のものが多いのが普通だが、ここもそうだった。昼寝させると、疲れたのかよく眠った。
2003.03.13
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午前中は公園。久しぶりにはる君やともちゃんと一緒になった。砂遊びしたり、滑り台したり、ままごとしたりとお友達と遊べるのはやっぱり楽しい。最近ははる君やマサヒロだけでなく、ともちゃんも機関車トーマスが気に入っていて、ともちゃんは赤いジェームズ、はる君がトーマス、マサヒロはパーシーになったらしい。りかちゃんがあとから出てきて、アンパンマンの歌を歌ってくれた。アンパンマンの中では何が好き?という問いに彼女はみんな好き、と答え、マサヒロは「カレーマンマン。ドッキンちゃんも~。」と聞かれていないのに答えていた。午後は図書館で人形劇があった。りかちゃんやともちゃん・かい君も見に来ていた。お友だちを見つけてうれしい。ねずみさんの劇や紙芝居はうれしくって、座っていられず、すぐ近くまで行って立ち上がってみてしまうのに(他の子は座ってみていた)、「魔女はくいしんぼう」というお話になると一変。「こわい」を連発し、ひざの上で私にしがみついてじっとしていた。トーマスの本を2冊読んでから、ともちゃんと一緒に帰った。最初は歩きたがらなかったがともちゃんが「マー君も歩こう」と言ってくれ、彼女からは遅れがちだったが一生懸命歩いた。時に後から「ともちゃ~ん」と呼びかけるとダッシュしてマサヒロのところまできてくれるのがうれしいし、縁石の上を歩くのもまねしてみたり。お友達と一緒だと刺激を受けられるからいい。そのあともすぐには家には戻らず、もう一度公園に行って滑り台をしたり乗り物に乗ったり。夕方には生協の配達もあったので、たっ君と追いかけっこをしたり。今日は1日中、遊びまわったね。そのため、夕食の途中で眠ってしまう。小1時間して目を覚ますが、ずっと泣きっぱなし。泣いているところかわいそうだったがお風呂にも入れた。歯も磨いた。口をゆすがずにそのまま布団に行こうとすると泣きながら「ぶくぶく」と言う。泣いていても一連の儀式を済ませないと気持ちが悪いらしい。布団に入るとすぐに寝た。
2003.03.12
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「赤い鳥小鳥なぜなぜ赤い……」の歌が大好き。「赤」の部分を青、白、黄色、緑、茶色、ピンク、紫など知っている色に変えて歌う。と言っても「赤い鳥、なぜなぜ赤い実、食べた」となる。でもそれだけでも歌い終わると大声で「すごーい、上手、上手」とぱちぱち拍手、頭なでなでする。他にチューリップの歌など色の名前が出てくる歌が気に入っている。公園に行くとマンホールのふたに水がたまっているのを発見。細い棒を突っ込んで「魚釣り」と言う。実際に魚釣りをしたことはないが、魚釣りを趣味としているお父さんの話やテレビから情報を得ているんだろう。また、お父さんが鮎釣り用品のカタログを持ってきた。その中の魚を指さして「これなんていう魚?」と聞くと、少し考えて「鮎!」。お父さんは感激していた。広告や絵本のなかでお菓子やケーキ、ジュースなどが出てくると、その部分に注目するようになった。絵をつまんで口に入れ、パクパク食べるまねをし、私やお父さんの口にも入れてくれる。今日はわざわざ台所にいる私のところまで持ってきてくれた。ただし、落ちているご飯つぶなども口に入れてくれるから要注意(自分では食べない)。
2003.03.11
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奄美大島に行っている間にアトピーも少しよくなってきていたが、帰ってきてみるとすぐにもとの通り、かゆみが強いらしい。特に右ひざの裏側がかゆくて、ズボンを脱がせると必ず強くかいてしまう。「赤なっちゃった」と言うので、見てみると血がにじんでいる。それが気になってまたかいてしまう。先生は少し暖かくなり始めたけれど乾燥している今の時期が一番ひどくなる傾向がある、と言っていた。GWが過ぎるとよくなるらしいから、しばらく我慢だね。でも、我慢できるかな。テレビのニュース番組を見ていて画面が切り替わり、キャスターが映ると、それにあわせて「こんばんは」と言う。午前中、電気工事のため業者が来ていた。そうしたら妙に張り切って遊んでいた。誰かに会っても人見知りせず、逆にうれしくなってしまうみたい。
2003.03.10
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カゴにまたがって「モノレール」。しっかり構造を観察し、電車との違いをつかんでいる。靴下はいろいろなものに変身する。マフラーは持っていないが、首に靴下をあてて「マフラー」。私やお友達がしているのをしっかり見ている。また、寝るとき、履いていた靴下を脱いで頭に下に持っていき「まくら」。そういえば「靴下はどこ?」と聞くと「ねんねんなか」などという。そんな時ちゃんと布団の中にあるのでよくわかっている、と感心する。数字はかなり数えられるようになった。だけど必ず「1、2、3、4、5、6、7、9、10」と8がとんでしまう。アンダームをしょっちゅう塗っているが、入浴のときに裸にしたときも塗れという。もったいないけれど塗ってやるが、その部分を一緒に入ったお父さんが洗ってやったら「せっかく塗ったにー」と言っていたそうだ。今日は家でのんびり過ごした。お父さんだけは車の手入れや仕事で少し出かけた。すると「お父さん行っちゃった?」とべそをかいていた。帰ってきて3人でぎゅーっと抱き合ったら「久しぶりね」と言って喜んだ。
2003.03.09
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図書館へ行こうとしたら、はる君に会った。彼に会うのは久しぶりだし、公園でお友だちと一緒になるのも久しぶりなので、うれしくなり、トコトコと砂場へ。だけど、今日はガス工事の点検のため、午後からは家にいなくてはならない。本の返却期限だったので、少しだけ遊んで、図書館へ。図書館へ着いて、子供用の本のスペースまで行くと何も言わなくても自分から靴を脱いだ(ただし散乱していた)。そうしていつもの通り、電車とトーマスの本を何冊も持ってきては「読む読む」と私に読むことを求めてくる。図書館で本を読むことが気に入っているようで、30分ほどで帰ろうとするととたんに不機嫌になる。借りて帰る本を選んで、と言っても怒る。でも、点検に間に合わないといけないから、私が適当に選んだ。帰ると「ボコ、ない?」「トビー、ない?」などと言っている。私のセレクトは今ひとつだったようだ。昼食には食パンを食べた。1枚、ぺろりと食べられるようになった。今朝の朝日新聞土曜面で、でこぼこフレンズが紹介されていた。「でふれん」と言いながらそれを見つけ、何度もその面を開くよう求められた。お父さんが「はなはなマロンは?」「たまご王子は?」と聞くと正しく指をさす。ケン・バーンはちょっと分からないようだったが、かなり名前を把握している。それにしても私は彼らの名前をほとんど知らないのに、夫はだいたい名前を知っている。さすがだ(?)。
2003.03.08
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今日は託児所の見学に行った。地下鉄に乗り換えるために降りるバス停から近い。目指す託児所はビルの1階にあり、室内は広くて明るい。ちょうどみんなで粘土細工をしているところでマサヒロも輪の中に座り、粘土をひとつかみ渡された。けれど彼は粘土を触るのは初めて(たぶん)。どうすればいいか分からず、でも手に持っているのがうれしくて座ったまま何度も少し離れた場所で説明を受けながら見ている私に見せてくれた。隣に座っていた女の子が体調が悪いために帰ったため、彼女がこねていた粘土を見つけ、自分のとは違う細長い形にしてあるのに少し感動していたようだ。けれど、粘土細工にはあまり興味がもてなかったらしく、部屋の隅にあるジャングルジムで遊んでいた。全般的に雰囲気がいやということはなさそう(あまり騒がしくなかったからかも)。また今日は雨。こんな日だったが、こんな日だからこそ通園しやすさが大切だと分かった。ここなら自転車でなくてもそれほど大変ではなさそう。そのあと、カメラ屋と銀行に寄ってから帰った。夕方、トリオトに行った。レジで会計を済ませているうちに、ふと姿が見えなくなった。姿を探すと健康飲料が通路に割れて、中身が散乱しているのを発見。現場を見ていないので必ずしもマサヒロがしたとは言い切れない。しかし大好きなタケダ薬品のマークがついていて、「マー君が落としちゃったの?」と聞くと目が泳ぎ、無表情で「割れちゃった?」などと言い、多少反省している様子が見られたので、スタッフに誤りに行った。ネチネチとしかりたい気分だったが、ここは我慢した。
2003.03.07
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早起き。食事までの間、プラレールに向かって「こんにちは」とか聞き取れないが「~の?」と問いかけたり、いろいろ話しかける。おソース、おうどん、おりんご、と単語に「お」をつけて話していて丁寧でよいわ。今日は就職のための最終面接があり、昼過ぎまでお父さんと留守番。朝も「行ってきます」というと「バイバイ」とあっさりしたもの。拍子抜けするなあ。帰ると「あっ、あっ。おかえりなさ~い」とうれしそう。就職が決まればこんなに喜ばしいことはないはずなのに、1日の半分近くを離れて過ごさなければならない事態になるかと思うと、胸が締め付けられる。涙が出そうで、何度も何度も「ぎゅー」と言いながら抱きしめてしまった。私が帰ったのが1時半だったし、仕事の電話もしたりして落ち着かず、昼寝が後にずれ込んでしまった。当然「いないいないばあ」や「おかあさんといっしょ!」が見られず、「チョコランタン終わっちゃった? いないいない、終わっちゃった?」とずっと怒っていた。「ジュース、ジュース」と言いながら冷蔵庫を開けた。だが力の加減が分かずに全力で開けてしまい、扉が頭にぶつかりしりもちをついてしまった。ビックリして大泣き。中身をあさられるのも、ケガをされるのも困るのでストッパーをつけた。開かなくなってまた怒るだろうな。 入浴時、最近覚えたのが、洗面器に湯を入れ、それを私の頭にかけること。おもしろくて仕方がない(そりゃそうだが)らしく、何度も何度も繰り返す。そろそろ新しいおもちゃを導入した方がいいかな。
2003.03.06
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朝、のどが渇いて目が覚めた。でも本人はもう一回寝るつもりだったらしく「眠たい」を連発。でも9時から、私は歯の治療の予約があったため、ご飯にした。マサヒロはまだ食事の途中だったが時間になったので歯医者へ。その間、お父さんとお留守番。なかなかご飯が食べられず、帰ったらご飯が済んだところだった。遊ばず、しっかりご飯を食べてくれる方法はないものか。でも私が一緒だと「一緒に食べようよ~」と食べさせてくれるよう甘えてくるが、お父さんに食べさせてもらうのはイヤみたいで、「自分で」といって食べる。なんでもそうなんだろうな。甘えるのもいいけれど、これほどお母さんべったりだと自分で何もしなくなっちゃいそう。昼に公園に行ったが誰にも会わなかった。早めに切り上げてトリオトへ。パンコーナーでメロンパンを見つめていたが今日は買わずに帰った。すると「メロンパン、ない!」と怒って大泣き。あとで買いに行くことを約束させられた。午後からは中支所へ。保育園入園について相談に行った。ところが私は帽子を忘れてしまったので、もう一度、中支所へ戻ることになった。バスを待つ間、ベンチに周囲に落ちている石を積み上げてうれしそうにしていた。今日は旅行の疲れが残っているせいか、眠たそうで不機嫌。何かというとすぐに怒る。でも眠るとき、お父さんに「おやすみなさい」ではなく「ありがとうございました」と頭を下げていて、不機嫌さに手を焼いたのも忘れるほどかわいいと思った。
2003.03.05
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今日で奄美大島とはお別れ。おばちゃんは今日は地元の人も知らない森に連れて行ってあげましょう、とやはり親切。車に乗り込もうとすると、座席がぬれているからこれを敷いて、とビニールとトレーナーを渡された。昨日もぬれていたが、そこにぬれたタオルが置いてあったために湿ってしまったのかと思っていた。が、そうではない。車の天井に穴が開き、底から水が漏れてくるのだ。恐るべし。まだ5年ぐらいの車なのに。さて、従業員のおじさんの運転で出発。住用村で旧国道から地道に入り、こんなところ? と思うようなパッとしないところで車を下りる。抱っこポーチのベルトを出してマサヒロをしっかり固定して下りていった。おじさんは私たちのために、なたで枝を払って通りやすくしてくれる。あまり人の入らないところなので、足元は不安定だが、そこには別世界が広がっていた。木々はそれほど大きくはないが、密生しているため暗い。ヒカゲヘゴや足元のシダ類などが亜熱帯の湿った空気を作り出している。おじさんとお父さんは東洋ランを見に行くと、さらに奥まで行ったが、私とマサヒロ、そしておばさんは入口から10分ほどの平坦になったところで彼らを待つことにした。マサヒロを山の中に連れて行くと、いつも、ふだんとは違う表情を見せる。今回もやはりより生き生きとしている。細い木の枝を節に突き立てたりするだけなのだが、なぜかおもしろいらしく「楽しい、楽しい!」を連発。子どもには歩かせたくないような柔らかい斜面も登っていきたがる。奄美の山はハブがいるため、人もあまり入らず、豊かな自然が残されていること。だけど、ハブの退治のために放したマングースが増えすぎ、ハブも減ったが天然記念物のクロウサギなど、貴重な生物がかなり被害にあっていること。おばちゃんは奄美に来て25年で、最初の3年は泣いて暮らしたこと。だけど、この自然と出会ってからは奄美が大好きになり、もう奄美を離れる意志はないこと。お父さんたちが戻ってくるまでの30分ほどの間にそんな話を聞かせてくれた。お父さんたちはかなり奥まで行ったらしいが、見つかった東洋欄は1株だけ。手付かずのように見えても、山の中も少しずつ荒れはじめているようだ。さて、その後、奄美の代表的な観光地、金作原(きんさくばる)原生林に寄った。ここは奄美の中でも天然林が半分も残っていることで有名。イタジイ、イジュ等は樹齢100年を越すであろうと言われている。巨大なヒカゲヘゴを写し込んだ観光ポスターでも知られている。車でのアプローチはいくつかあるが、住用村からの道は長く原生林を楽しめる。その中心には遊歩道が付けられ、樹種を記したプレートが設置されている。駐車場はないので個人で来た場合、どうするのだろう。路肩に止めるのだろうか。それほど観光客も少ないということなのだろうが、いいのかな、なんて気になる。さて、原生林は大木が多い。うっそうとしているのだが、カシやスダジイ、サルスベリなどなじみのある木の中に巨大なシダ(ヒカゲヘゴ)があるため、南国の森、というより恐竜の出てきそうな森、と言った方がぴったり来るだろうか。車から降りて少し歩いたがエネルギーを分けてもらえるような、生命力がみなぎってくるような錯覚を覚えた。悪路、階段好きのマサヒロにとっては道が広くて整備されているため、歩きたくなるようなところではなかったらしい。道端に落ちている葉っぱを拾って頭にあて「カッパ」と言ったり、草を触ったりむしったり、立ち止まって遊びたそうだった。もっと長くいたかったが、飛行機の時間もあるため名残惜しかったが、金作原を去る。そのあとはファミリーレストランで4人+1で食事を取る。マサヒロはヨーグルトを注文したのも聞き逃さず、ろくに食事もせず「ぐると、ぐると!」と叫んでいる。困ったものだ。注文のしかたも工夫しないと。さて、最後は空港まで送ってもらった。おばちゃんは奄美の主だったところを全部見てもらえたと満足そう。私たちも、おばちゃんの「旅館花月」に泊まらなかったら、まったく違った旅行になっただろうと感慨が深い。設備はぜんぜん整っていない旅館に泊まったのにこれほど、充実感、満足感のある旅になったのは、おばちゃんの人柄によるところが大きい。お客さんとはみな家族のようになってしまう、と言っていたのを実感できた。気温20度の南国から大阪に戻ると雪が降っていた。マサヒロがモノレールの中で「あまみ、あまみ!」と叫んでいたが、さっそく奄美が恋しい。花粉症の夫はさっそく目がかゆくなり、私以上にもう一度、奄美に行きたがっている。
2003.03.04
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昨日は慌しかったので今日は博物館などをのんびり見学しようか、と考えていた。が、おばちゃんは相変わらず親切。昨日は南の方へ行ったんだから今日は北のほうを回られたらいい。私の車を使えばいい。ポンコツだから多少傷がついてもかまわない、とのこと。その前に私の農園を見にきなさい。案内します、と連れて行かれた。荒れた細い山道を、車体に周囲の木の枝で傷をつけながら通っていくと、300本のたんかんの木が迎えてくれた。それから少し移動して、植物園にする予定をしているところで散策。南国特有のさまざまな植物がある。ラッパをつりさげたような花、野生ラン、バナナ……。アセビなども葉が分厚く、花も大きく、かつ1本に咲く花の数もかなり多い。満開の時には雪が積もったようになるそうだ。ここに人工的に川を作り、森の中に散策路を付け、観光客が楽しめるようにする予定だとのこと。ペンションも作るそうだ。マサヒロはこの場所が気に入り、自分の背丈ほどの花を見て「こんにちは」とあいさつしたり、見たことのない植物をじっと観察していた。私たちが泊まった旅館は港に面しているのだが、埋め立て工事のために立ち退きになり、年内いっぱいぐらいで営業をやめるそうだ。なるほど。だから設備が古くなっても、多少こわれても直す気が起こらないわけだ。それからまた少し移動するとパッションフルーツ園があり、その一画にはヤギの小屋があった。大人に混じり、生まれて3ヶ月の太郎という名の子ヤギもいた。マサヒロのために子ヤギを檻の外に出してくれた。こわがりのマサヒロは関心はあるのだけど、近寄れず私にぴったりくっつきながら横目で見ている。触らせようと手をとると、引っ込めてしまう。子ヤギにえさをやる様子やヤギ同士たわむれる様子をしばらく見ていると、ようやく慣れてきて、私から離れて生えている草などをむしり始めた。そのとき、ヤギがマサヒロに近づいた。マサヒロもびっくりして立ち上がったが、こわがるのではなく照れたような表情をしていた。さて、ここで北部のオススメルートを教えてもらう。昨日、マサヒロは何度も吐いたので心配だったがこのコースはそれほどカーブもきつくないから大丈夫だとのこと。車を借りてドライブに出発。天気予報では昼ごろから雨。予報どおり、空はだんだん暗くなり、やがてポツリポツリと降り出した。おばちゃんのポンコツ車はハンドルを切るとキーキー言うし、ワイパーのゴムが劣化していてあまり役に立たないし。だからこそ貸してくれたんだろうけど、天気が悪いから余計に車の性能が気になる。天気が悪くても海の色はエメラルドグリーン。晴れていたらどんなに美しいだろうか。マサヒロは少し疲れ気味で、車に乗るとすぐに眠ってしまった。目が覚めてすぐのところに鶏飯の専門店(ひさ倉)があったのでそこに入る。おばちゃんが作ってくれたのもおいしかったが、やはりここは鶏飯を食べておきたかった。一緒に出された生卵はしょうゆをかけて飲んだが、とろりと濃厚な深い味わい。マサヒロは昨日食べたアイスクリームの感動が残っているようで、しばらく「スクリーム!」と叫んでいた。注文したものが運ばれてきて、アイスクリームはないとようやく分かり、卵をたっぷりかけて鶏飯を食べた。食事中、急に雨が激しくなった。こんなに降りが強いと運転もこわいね、と話していたが、食事が終わるころには弱まった。奄美の中南部は山。それも開発されていなくて行けども行けども濃厚なうっそうとした緑。人家も静かな入り江にぽつんとある程度。運転していても本当に何もない。それとは対照的に北部は比較的なだらか。サトウキビ畑があるなど、人間の営みが感じられる。なかでも最北部の笠利町は奄美民俗発祥の地であり、早くから開かれた土地であったそうだ。リゾート開発も進んでいるようで人口も多い。観光地図にはソテツの自生地があると記載されている。その辺りに行くと山の斜面がソテツで埋め尽くされている。ソテツは道路沿いにまばらに植わっているイメージがあるので、不思議な光景を見たような気がした。次に向かったのは蒲生崎(がぼうざき)。小高い丘が急に海に落ち込んだ岬で、平有盛の家臣で見張り役だった蒲生左衛門を祭神として祭った蒲生崎神社もある。このあたりは公園として整備され、森の中に遊歩道が付けられ、野鳥観察などもできるとのこと。ちょっとした散策をするには適している。お父さんは車の中で少し寝たい、とのことだったが、幸いにも雨も上がっているのでマサヒロと遊歩道を歩いて展望台へ向かうことにした。まずは森の中の階段を下っていく。階段好きのマサヒロは私の手を振り払い、ひとりでずんずん進んでいく。ゆっくり行こうね、と声をかけるのがやっと。いったん、東屋まで下ると今度は登り。はじめは自分で登ったが、子どもの足では登るには少々長く、抱いて上がった。平坦なところまで登ったあとは自分で歩いてもらいたかった。が、ふだんでもそうなのだが平坦なところは歩きがいがないのか、今回も絶対に歩かない。やはり抱いていくと今度は城を模した立派な(?)展望台があり、2階に上がって周囲を眺める。森と海のコントラストは奄美ならではの景色だと感じられた。そのあとはあやまる岬へ。車の中でマサヒロは寝てしまったので抱いたまま、散策。あやまる岬は地形がこんもりと丸く、その姿が綾織のマリに似ているところからこの地名が付いたという。ここはテニスコートや子ども向けの遊具の意置かれた公園などもあり、天気がよかったら、美しい景色の中で小さい子どももゆっくり楽しめそう。風が強かったので、岬の先端までは行かず、途中で引き返したが、車に乗り込むとまた雨が降り出した。なんてラッキーなこと!続いて奄美の中でもその美しさはトップクラスだという土盛(ともり)海岸へ行った。車を止めるとマサヒロも目を覚ましたので一緒に連れて行く。天気がすぐれないこともあり、他に人もなく、どこまでも白い砂浜には、透明な水が打ち寄せている。マサヒロも海というものに少し慣れ、いろいろ拾ったりして楽しんでいる。ただ、靴の中に砂が入るのだけは困るようだった。昨日ぐらい暖かければ、はだしで砂の上を歩かせることができるのに。また、雨もポツポツしてきたので、早々に切り上げた。お土産にサンゴをいくつか拾った。これを見て奄美の海を思い出せたらいい。いくつか博物館なども見学したかったが、マサヒロにとっては連れまわされるだけになるだろうし、何だか疲れ気味なので、まだ早かったが旅館に戻った。この日の夕食も奄美の山菜や海の幸。おばちゃん、明日は地元の人も知らない森を案内してくれるそう。お世話になりっぱなしだけど、実に楽しみ。
2003.03.03
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朝食のとき、マサヒロは味付け海苔ばかり食べた。このときに従業員のおじさんと一緒になるが、マサヒロは彼に親しみを感じたようで、ニコニコと近寄り後を向いて後ずさりし、彼のひざの上にちょこんと座った。ひざの上でゆらゆら揺られ、目尻、目頭にしわができるほどの笑顔になっていた。さて、まずは車のレンタル手続き。おばちゃんに食べるところはないと聞いたので、その間にコンビニでお弁当を調達。そしてマサヒロをチャイルドシートに乗せてさあ出発。でもこのチャイルドシート、何の調節もしていないからベルトがゆるゆる。これじゃ、すぐに脱出できてしまう。まずは名瀬から西の海岸沿いの道路を通って南に向かう。今日は天気もよく、暑いほど。海の青さが目にしみる。サンゴ礁の海だからだろうか、青というよりエメラルドグリーンと言うべきか。とにかく吸い込まれそう。峰山公園の展望台から見下ろす海を見て、こんな美しい海があるのか、来てよかった、とひたすら感動した。最初に抱いていたイメージと違い、奄美は山に覆われていた。山には緑が青々と茂り、新緑が萌え出している。カーブが多く、またアップダウンも激しい道は、時に海を間近に、時に木々の中を通り抜け、ドライブの楽しさを満喫できる。が、マサヒロがおとなしい。ふだんだったらチャイルドシートから脱出するとおとなしくさせるのに一苦労するのに、私のひざの上でじっとしていて、時折、生あくびなどしている。眠いのかな、と思っていると、少し吐いてしまった。このときは、のどにたまっていたつばを吐き出した、という感じだったのだが、しばらくして、ゲッと2、3度勢いよく吐いてしまった。これまで車に酔ったことがなく無警戒だった。車を止めて休ませると、すぐに回復したので安心。Tシャツを汚してしまったので、それをぬぐって車内で干し、ベストに着がえさせた。ウェットティッシュを大量に持ってきていて役に立った。それからはゆっくり行ったが、それでも目的地、古仁屋まであと20分ほどというところでまた吐いた。ベストはちょっと着られないほど汚れてしまったが、干してあったTシャツが乾いていたので(暑くて幸い)、それで間に合った。古仁屋では食料を調達して、港へ。ここでグラスボート「せと」に乗って海の中のサンゴ礁や魚たちを見るのだ。今回の旅では、このイベントをもっとも楽しみにしていた。ただ、チケットを買いに行くと、日曜日で天気に恵まれたこともあり、1時間半ほどあとの便しか指定できなかった。そうとわかっていればどこか食堂に入るところだったが、いろいろ買い込んでしまったので、近くの清水海岸へ向かった。ここは小さな入り江になっており、波も静か。砂も白く、サンゴも打ち上げられている。マサヒロはやっと自由に動き回ることができ、解放されたようなさわやかな笑顔になった。さんごを一つ一つ手にとっては「Y、きりん、わに、ぞう、さかな、かめ……」などと声に出している。ここでご飯を食べて出発の時間までのんびり。楽しそうにしていたが、海はこわいみたいで、触ってごらんと誘っても、「いや」というばかり。さて、時間になったのでグラスボートに乗る。ここの港も水がきれいで、ふぐや黄色い熱帯魚が泳いでいるのが見える。当然、底まで見える。これからどんな景色が見られるのか、期待が膨らんだ。出発するとマサヒロは船自体に興味があり、階段を下りたり登ったり、船長さんが運転する様子を眺めたりと忙しい。見学ポイントについて階段を下りて席に着くと窓の外には色とりどりの魚たちとサンゴ礁。斜めに差し込んでくる太陽の光が揺らめいて、その幻想的な光景にしばし見とれてしまった。マサヒロもやはり興味津々。「青、黄色、にょろにょろ」とさかなの色や形を口に出す。ただし、長く続かない。大人から見れば船がゆっくり進むにつれて景色が変化するのがおもしろいのだが、マサヒロは飽きてしまった。同じぐらいの年のころの子どもが乗っていたので彼と遊びたくなってしまって、何度もその子のそばにいってしまうので、そのたびに連れ戻していた。そんな風にやや落ち着かない見学だったが、私は満足できた。ただ、気になったのは、死んでしまっているサンゴもかなり見られたこと。寿命で死んだのもあるかもしれないが、そうでないのも多いような……。はっきりとは分からないけれど、美しいとばかり言っていられない状況があると感じられた。そのあとは国道を走った。この道は整備され、カーブも少ないのでマサヒロは酔うことはなかった。途中、道の駅にもなっている「マングローブの森」に立ち寄る。ここはマングローブや奄美の生態系についての解説をした施設とちょっとした公園、展望台があり、カヌーツーリングなどを行っている。小さい子どもをカヌーに乗っけて見学する人もいたが、今日のマサヒロは車にいた時間が長く、カヌーに乗せておとなしくしているとは思えなかった。なので近くまで寄って少し観察し、マウンテンライナーなるちょっとした乗り物に乗って展望台まで行ってマングローブ原生林の様子を眺めた。レンタカーを返す時間も迫っているので、それで帰ろうとすると、「マー君、遊びたい」と言い出した。やはり親の見たいものと子どもがしたいことは違う。親の都合で引き回しちゃったね、ごめん。おわびに名瀬に戻ってから喫茶店でアイスクリームを食べた。感激して、注文してから出てくるまでの間、「スクリーム、スクリームー!」とずっと叫んでいたので恥ずかしかった。前日、奄美の名物料理は鶏飯だと聞いた。名前から釜飯のようなものを想像していた。が、ドライブの途中立ち寄ったところでもらったパンフレットに載っていた鶏飯はまったく別のもの。ご飯の上に裂いた鶏肉、錦糸卵、しいたけ、紅しょうがなどの具をたっぷりと乗せ、スープをかけて食べるものだそうだ。今日の夕飯には、それをアレンジしたもの。鶏肉ではなく、豚肉を米飯に混ぜ、その上に具を乗せてスープで食べた。この鰹節で取ったスープが美味でマサヒロはスープばかり何杯も飲んだ。また紅しょうがを赤ピーマンだと言い、食べたがったので「どうぞ」とわたした。マサヒロはうれしそうに口に入れたものの、まずそうな顔をして吐き出した。
2003.03.02
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いよいよ待ちに待った奄美大島への旅。なのに外は雨。でも今日は移動だけだからいいか、と気を取り直し、マサヒロにカッパを着せて、さあ出発。飛行機の予定は11時50分。余裕を持って9時に家を出たのであった。地下鉄の中でマサヒロはあまりじっとしていなくて少し手を焼いたが、特に大きな問題もなく空港に到着。ところが、羽田の管制システムに障害が発生し、その影響を受けて全便に遅れが出ているとのこと。インフォメーションで尋ねると、JASは比較的遅れが少ない、とのことだったので、昼食はレストランではなく出発ロビーで軽く食べることにした。搭乗予定のゲートのそばには子どもが遊べるスペースがあり、マサヒロをそこで遊ばせて出発を待つことにした。豚まんやたこ焼きなどをお腹に入れるが、マサヒロはあまり食べない。出発時刻が近づいても案内はない。不安になっているとようやく、1時間30分ほど遅れる、との放送。こんなことなら、搭乗手続きする前にしっかりご飯を食べておけばよかった。これまでの家族旅行では時間ぎりぎりになって慌てふためいて……、なんてことが多かった。たまに余裕を持った行動をするとこんなことになるとは。ところでマサヒロはこのスペースでまず、表にひらがな、裏にその文字で始まる言葉を絵で表した積み木に興味を持ち、いろいろ組み合わせて遊んだ。プレイスペースにはマットが敷いてあるのだがなぜかその中央に2センチほどの隙間があいている。マサヒロはその隙間が気になり何度も何度も「なおなお」と言い、隙間を積み木で埋めてみたりした。50枚を全部、自分の思うままに扱いたかったのだが、他の子も当然それで遊びたい。隙間を埋めてあるもの、組み立て中のもの、バラバラになっているもの。どれを触られても「う~」とべそをかき始める。気分を変えるために、小さなおうちの中に入ってみた。一人だと怖がるので私も一緒に入った。ドアから出たり入ったり、おもちゃを持って狭いスペースで遊んだり。入ってしまえば気に入るようで、ここに他のお友だちが出入りしても嫌がらなかった。でも、私が出ていってしまうと「お母さん、やる?」と呼びに来た。おうちの中で一緒になったお友達が遊ぶので、次にはジャングルジムに興味を持った。「トンネルトンネル」と、体を低くしてくぐったり、登って下りたり、バーの交差するところにおもちゃをそっと乗せてみたり。自分で考えたり、まねをしたりして飽きずに遊べた。結局、飛行機の出発は2時間近く遅れた。しかも、奄美では強い雨が降っているため、奄美上空まで行っても着陸できなければ伊丹に戻ってくることもある、とアナウンスされた。これだけ待たされて、大阪に戻ってくることになったら、ちょっとやりきれないなあ、と思いながらの出発だった。離陸のときは街がどんどん小さくなっていくのをじっと見つめていたが、雲の中に入って何も見えなくなると、じっとしていられなくなった。おやつとジュースで時間をつぶし、それから取り出したのが、このときのために用意したトーマスの絵本。やはり、興味津々でページを進めたり戻ったり、あるページだけをじっと見つめたり(この時はダックが気になったようだ)。そうこうしているうちに遊び疲れもあり眠ってしまった。着陸して立ち上がろうとするとマサヒロは目を覚ました。飛行機を出てふと気がつくとマサヒロの足には靴がない。係員にその旨を伝える。荷物が出てきてもまだ、靴は届かない。名瀬行きのバスが出てしまうと困るのでもう一度、係員に伝えると、やっと取りに走ってくれた。バスに乗るとやがて海が見える。マサヒロが物がわかるようになってみた海は多くの島が浮かんだ湖のような海だけ。どこまでも続く広い海を見るのは初めてのはず(赤ちゃんのときは見ているが)。その海を見て「お風呂みたい」と言った。旅館に着くとおばちゃんは電話中だった。予約のものだと伝えても部屋の番号を教えてくれるだけ。不安になるチェックインだった。部屋に入るとこれまた古くて壊れた箇所も直していないし、しかもほこりがたまっていたり。トイレも掃除した水でベタベタになっている。この旅館は失敗だったかな、という思いが頭をよぎる。ここは何の情報もない中、旅館のリストの中からえいっと決めたのだ。おなかがすいたので併設の売店でスナック菓子を買うと、おばちゃんが経営している農場で取れたという大きなタンカンをたくさんくれた。その時、おふろにはいつでも入れます、というので、少し休憩した後、マサヒロと風呂場へ。すると湯が張っていない。自分で入れればいいの? シャワーで済ませろということなの? としばし考えたが湯を入れ、体を洗う。タイルがはがれたままでも、そこは旅館の風呂。家庭の風呂よりも大きいため、マサヒロはプール、と言って喜んでいた。夕食は地元の食材を使ったシンプルなもの。食後はおばちゃんが奄美についていろいろ話してくれ、翌日からの観光について事細かにアドバイスをしてくれた。友だちの車を貸してあげましょう、ダメならレンタカーを安く借りられるようにしましょう、など、とても親切。デザートにはパッションフルーツ。これも農場で取れたものだという。パッションフルーツはジュースなどでは味わったことはあるが、半分に切って種の部分を食べたのは初めてのこと。果肉は薄く固くて食べられないとは知らなかった。酸味と甘みが強い南国の味。マサヒロのためにジュースにしてくれたが、彼はコップに一杯分、全部飲んでしまった。それからまたまた、今度は小さなタンカンをもらった。部屋に戻ってそのタンカンを水筒のコップの上に乗せ、「アイスクリームなっちゃった」と大喜びしていた。明日天気がよかったら本物のアイスクリームを食べようね。
2003.03.01
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