この2月から沖縄の嘉手納基地に配備しているF22戦闘機の部隊を来月中にも撤収させる考えを明らかにしました。F22は敵のレーダーに発見されにくいステルス性の高い最新鋭の戦闘機で、嘉手納基地への配備には北朝鮮が強く反発し、ことし2月の6か国協議の際にも極東地域への配備をしないよう強く求めていました 。一方、ライト司令官は、「北朝鮮のミサイルは日本までわずか10分で到達する。ミサイル防衛のため日米間で十分な調整が必要だ」と述べ北朝鮮による弾道ミサイル発射への備えを怠ってはならないとして、日米間のミサイル防衛をいっそう強化していく考えを示しました。また、ライト司令官は、先月、海上自衛隊の護衛艦の乗組員が、イージス艦に関する情報を記録したハードディスクなどを持ち出し、情報漏えいのおそれも指摘されている問題について、「現時点ではアメリカ側として動いていないが、調査の要請があれば協力する」と述べました。
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