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元卓球部裏部長

元卓球部裏部長

2005/03/08
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カテゴリ: カテゴリ未分類
僕がどんな言葉を尽くしたところで、

ましてや、その命を救うことなんて、そんなものはただの夢物語だ。
小さな命に、小さな救いさえ与えることはできない。

僕がどんな言葉を尽くしたところで、
例えば小さな暗い部屋で、自分を責め続けている少女の涙を止めてやることはできるわけじゃない。
ましてや、彼女の痛みを理解してやることなんて、そんなものはただの夢物語だ。
つたう涙に、何も伝えることはできない。

別に僕の無力さを嘆いているわけじゃない。

僕は小説家じゃなければ、詩人でもない。
誰かに救いとなることを求められてもいない。

僕の歌もまた、誰の救いにもならない。
ふと口ずさむ歌。
カラオケでがなりたてる歌。
そのどちらも、誰かのための歌じゃない。


でも、文章も、歌も、形になった(なってしまった)瞬間に世界に晒されてしまう。
僕の意思とは関係無しに、誰かの目に触れる。
それが(僕を含めた)その人に、どんな影響を与えるのか。
そんなことは僕には想像もつかない。
無責任なように聴こえるかもしれないけれど、実際そうなのだから仕方ない。



誰の目にも留まらないかもしれない文章を。
この文章だって、誰の記憶にも残ることなく、広大な砂漠の砂の一粒のように月下に埋もれていくだけだ。

自己表現のため?
誰かに、自分の姿を見せ付けたいがために書いているのか?

そうだとすれば、こんなに滑稽なことは無い。

どこかで勝手に働いている自己防衛が、ペンキを持ってきて僕の顔に塗りつけているかもしれない。
そんな自分を見せたって、何の意味があるだろう。


結局のところ、僕にはわからない。
毎日文章を書き続けるというのは、傍から見るよりは簡単な仕事じゃない。
それなりに神経を削るときもある。
意味もわからないまま、こんな作業をしていても無駄なのかもしれない。

でも、少しの間続けてみようかと思う。
せめてその意味がつかめるまでは。
続けていくかどうかなんて、その時に考えればいい話だ。





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Last updated  2005/03/09 01:51:09 AM
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