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元卓球部裏部長

元卓球部裏部長

2005/04/02
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カテゴリ: カテゴリ未分類
談笑。
唐揚げ越しの対話とでも呼ぼうか。
他愛の無い笑い、どこかにほのかに残る遠慮。

ふと、自分の中に残る孤独を見つける。
笑みとともに受け答えはしているものの、僕の中では意味を成さない。

孤独。
孤独でなければできないこともある。
ある特定の種類のことについて、熟考すること。
井戸の中に沈みこみ、足元に広がる宇宙に身を投げ出すこと。


人が生きていくうえで、多かれ少なかれ頼らざるを得ない社会という制度の中で、孤独ができることなんて何一つ無い。
むしろ、自ら作り上げた小さな牢獄の中に閉じこもるような若き青年は、反社会者として指弾され、或いは同情の目を向けられる。

孤独を恐れる。
至極当然のことだ。
誰もそれを攻めることはできやしない。

そして意識してか、無意識のうちにか、救いを求め合う。
不安に瞳を震わせながら。


僕だけなのかもしれない。
孤独を薄れさせるために目の前の相手の目を掘り下げているときに、自らの内なる新しい孤独に気付くのは。


ウーロンハイの苦味が、喉を通り過ぎる。

グラスの中の氷が、音を立てる。





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Last updated  2012/04/10 06:26:57 AM
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