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元卓球部裏部長

元卓球部裏部長

2005/04/07
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カテゴリ: カテゴリ未分類
僕が何か特定のものを批判したり、蔑んだりしようとなんて思っていないことはわかってほしい。

ただ、僕はそれをなすべきでなかった。
そんなことをしても何の意味もなければ、何も生み出しはしない。
どうしてそのことに気付かなかったのか。


僕は文芸サークルに興味があった。
あったんだから仕方ない。
だから、説明も積極的に聞きに行った。

だけれども・・・。


そう、だけれどもなんだ。


そのサークルに入って、僕はどうしようと思っていたのか。

文章を書く。
それを一つの冊子として、多くの人に見てもらう。
文芸のことについて話し合い、互いに高めあう。
そんな中に僕を見つける?

いや、そうじゃない。
僕はそんなことは求めていない。

確かに、正直に言えば、人に認めてもらいたいという願望を強く持つ時期もあった。
僕の中のいくつもの気泡。
その一つ一つの世界は、いきいきとし、その姿を幾度も変えた。
それを表現しさえすれば、何かを成し遂げられるような気がしていたし、なにものかにはなると妄信していた。


中には灰色に硬化して、湖の底に沈んでいくものもあった。
僕だけが体育座りをして、水面を眺めている。

正直になろう。
今でもそんな真珠を引き上げさえすれば、何かを作り出せると思っている節はある。


でも、今はそんなことはどうでもいい。


僕は人に賞賛されたり、認められたいがために文章を書いてるんじゃない。
書きたいという小さな炎が灯っているだけだ。
文章を書いているといっても、何か形になるものを書いているわけではないけれど。

だから、そんなサークルに入っても意味がないんだ。
それならば全くの白紙の状態から、テナーサックスでも吹き始めたほうがよっぽどいい。

わかっている。
そのサークルが、人に認めてもらうことを第一に考えているわけではないことは。

でも、僕は一人でいたい。
一人でなければ、何も書けない。

これから何か形になるものを創るかどうかとは別に、僕はそういたいんだ。
孤独に原稿用紙に向かいたいと思う。





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Last updated  2012/04/14 03:30:12 PM
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