
曲の理解のため弟子のA.シントラーに、シェイクスピアの「テンペスト」を読め、と語ったと伝えられることからこの名がある。 嵐のような激しさと、対比される静寂。ギレリスの打鍵のコントロールの凄みが、第 1 楽章や第 3 楽章の緊迫感によく表れています。
ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ第21番ハ長調Op.53「ワルトシュタイン」(1803~04)
中期を代表する傑作。 F.v.ヴァルトシュタイン伯爵に捧げたためにこの名がある。 冒頭の刻まれる和音から圧倒的な推進力があり、ギレリスの強靭なテクニックとダイナミズムが最も映える名演です。
ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調Op.81a「告別」(1809~10)
1809 年ナポレオン軍によりウィーンが占領され、ルドルフ太公が疎開し、翌年帰国するまでの事情が託された作品。第 1 楽章「告別」、第 2 楽章「不在」、第 3 楽章「再会」。劇的な感情の移り変わりを、ギレリスは深く、かつ端正に描き出しています。
エミール・ギレリス(ピアノ)
録音 :1972 年 1 月 ( 第 21 番 ) 、 1974 年 12 月 ( 第 26 番 ) 、 1981 年 10 月 ( 第 17 番 ) 、ベルリン
解説:小林利之
GRAMMOPHON(ポリドール) F00G-27083
発売年月日:1989年9月16日
購入年月日 :1992 年 7 月 4 日 ( 新星堂犬山店 )
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