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2013/09/01
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カテゴリ: 日常
宮武外骨01


まことに反骨精神に富んだ明治・大正期のジャーナリスト。数十回も
警察に引っ張られるにもかかわらず、その生き方は揺るがなかった。

昨日の新聞の関東大震災記事の中で、先生が残した震災記録が取り上げ
られており、久しぶりにそのお名をマスコミで拝見しました。


現代は風刺マンガが少なくなったように見えます。社会や価値観が
多様化し、一元的な社会批判が出来なくなっているからか?
権力者と平民、金持ちと貧乏人、などと簡単に分けられない社会構造
だからでしょうか。ネットで多元的に過激な攻撃をされる危険もある。



人々のものの見方が多層的で複雑になっている反面、社会的には未だ
空気という見えないシェルターがかぶさっているようにも思えます。

最近の「はだしのゲン」に関する議論にしても、反戦の名作マンガ
だから余計なことは言うなという空気を感じます。確かにいい作品
だと思います。しかし描写レベルと読み手の年齢のバランスの問題や、
(原爆はともかくとして)日本兵の行為や戦争についての記述内容に
ついては、もう少し冷静に意見交換したいものです。


外骨先生が生きてたら今の時代をどう切るでしょうかねえ?

とはいえ「武威に屈せず、富貴に淫せず、過激にして愛嬌あり」
と語る彼の言葉、いいですねえ。

外骨02

外骨「私刑類纂」w500

「宮武外骨著作集1」より「私刑類纂」の1ページ






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最終更新日  2013/09/02 11:52:28 AM
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