リバーサイド・カフェ

リバーサイド・カフェ

PR

×

お気に入りブログ

トランプ政権 ICC本… New! ゴーヤテンプルさん

コメント新着

聖書預言@ Re:フチ子さんのご先祖・一閑人(08/23) 神の御子イエス・キリストを信じる者は永…

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2018/06/09
XML
カテゴリ: 日常


中には鉛筆でぎっしりと金子みすずの童謡が書き込まれていました。これはみすずの遺稿集を発見し、世に広めた矢崎節夫さんの「金子みすず童謡集」を写したものでした。

童謡だけでなく、与田凖一氏の始めの言葉から、彼女の紹介や発見するに至った矢崎氏の解説文、そして巻末手記まですべて丸写しされてました。出版記録の奥付まで。



そういえば20数年前、図書館で借りて実家に持って帰ったのを思い出しました。母が朝日新聞の天声人語で紹介された記事を見て、読みたがっていたからです。
まさか丸写していたなんて思ってもみませんでしたが、当時は金子みすずの出版物はほとんど店頭にはなく、手に入らなかったからでしょう。

あとで貼り付けたであろう新聞の切り抜きも幾つか貼ってありました。

詞の横には挿絵まで描かれてました。これは絵の得意な父に頼んで描き込んでもらったのでしょう。夫婦二人で作った詩集ノート。その痛み具合から何度も読み返していたのが分かります。


今年になって不調を訴えて入院していた母は、5月に心不全で92歳で亡くなりました。


式は身内だけでの家族葬となりました。事情で式は無宗教で行ったので、位牌も遺影もお坊さんもないお式。しかしいっぱいの花を飾り、好きだった唱歌を聴かせ、この金子みすずの童謡を幾つか朗読し、参列者から思い出話をいただくという、思い出深い、いい葬儀となりました。

本と音楽を愛し、平凡な人生を歩んだ母は、生まれ育った京都で、私との二人三脚で静かな生活を送り、穏やかに終わりました。

こうして私の5年を超える介護生活は終わりました。









お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2025/04/27 06:24:47 PM
コメント(2) | コメントを書く
[日常] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


Re:母とお花とみすず(06/09)  
つくしん坊  さん
突然の書き込みに驚いております。ご母堂様のご冥福をお祈りいたします。素晴らしい思い出の詩集。美しい文字で詩情たっぷりのノートを拝させていただきました。知的なご両親が浮かびました。東京からの5年の介護生活、お母様もさぞ感謝されていたと思います。最近ブログ更新が少ないと感じておりました。今後も式事等で多忙のことと思われますが、どうかお体にはご留意くださいませ。失礼します。 (2018/06/13 05:46:52 PM)

Re[1]:母とお花とみすず(06/09)  
riverside1040  さん
つくしん坊さん、ご丁重なお悔やみを、ありがとうございます。

予想しなかったために今頃、悔やむこともいろいろありますが、
身体が痛んだり、頭の中が整理つかないと嘆いていた母だけに
それなりにがんばってくれたのだろうと思っております。

私はやるべき日課がなくなり、拍子抜けしています。葬儀や
届け出などは一応、一段落しましたが、まだまだやるべきことが多く、
弟に尻を叩かれながらぼちぼち事後処理を進めている毎日です。
(2018/06/14 02:13:32 AM)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: