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特に西武ファンというわけではない。そもそも野球、だけでなくスポーツ全般にまったく詳しくない。ただ、雰囲気を味わいたかったからついて行った、インボイススタジアム。オープン戦だし、まぁ松坂が投げるんだろうし。君が代が流れ、始球式にはネプチューンが登場。おぉ、それっぽい感じ。寒い寒いとココアをすすりながら眺める。ドームといえども、ここは吹きっさらしなのだった。投手戦になり、淡々と(粛々と?)回が進んでいったが、何だか流れが崩れてきた。ピッチャー交代。唯一まともに顔が分かる選手、松坂がマウンドから下がっていく。次の人、誰?…へぇぇ、そうなんだ。よくわかんないけど。へぇ、ふぅん、という気のない相槌がやんだのは、続いてマウンドに上がったピッチャーが目に留まったときだった。投げようとするでもなく、まったく違う方向を向き頭を垂れて胸に手を当てたような格好で止まっている。祈っているのだろうか、気のせいだろうか。ちょっと選手名鑑、見せて!あれ、何て名前の人?どんな顔?インボイススタジアムでオープン戦を観戦しています、みたいな状況から私の意識は一気にマウンド上にフォーカスされた。あっという間に満塁のピンチになった。やがて松坂は勝利投手の権利を失い、間もなくあのピッチャーもマウンドから下りた。どっちが勝つのか、なんて、もはや興味の範囲外。彼は今どんな顔をしているんだろう。時が止まったように見えたあの瞬間、彼は何を考えていたのだろう。報われるよね、もちろん。そう、そんなことを思う私はつくづく日本人だ。
March 26, 2005
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いろんなことが本当で、いろんなことが嘘くさい。刹那的に見るか、諸々飲み込んだ上で納得してみるか。いずれにしても、今日の私にとっては嘘くさいのだ。何でもいいから、早く寝かせてほしい。
March 20, 2005
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熱があるな、と気付いたとき。仕事中なら、体温計で測ったりしてはいけない。「病は気から」確かにその通り。自覚した瞬間から、人は病人になる。・・・気のせいだ。絶対、気のせいだ。社内ではやたら健康体だと思われているけれど。○○じゃないのだ、こんな私だってたまには風邪を引く。今日のこのくしゃみは風邪の症状だ。鼻がグシュグシュいってるのも、もちろん風邪だ。今日は何だか白目が白くないことも、ランチへ出かけてから、無性に目がかゆくなってることも……もう、観念しました。遅まきながら、この日ついにdebutantを果たしました。戴いたのは、ティアラの代わりに立体マスク。・・・眼科にコンタクトレンズ、諸々のド近視費用に加えて花粉対策費用も計上するはめになる。年間予算の中に、決して楽しくない類の固定費の項目が増えていくのが齢を重ねるということなのだろうか。俄仕立ての花粉症患者は、今まで見向きもしなかった「今日の飛散状況」欄に目をとめ、マスクをかけて家を出る。まるで昔からそうしていたかのようなツラで。
March 18, 2005
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ほんとに芽が出たよ。
March 17, 2005
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連夜のオールという、普段からしたら考えられない時間を過ごし、テンションの高さと、たまった疲れがごちゃ混ぜになった身体でなだれ込んだ場所。オーダー外の何かが、トレイに載っていた。その小さな箱には、茶色の繊維でできた鉢と、袋に入った土と、ミニひまわりの種が入っていた。モスバーガーは、前日に「誕生日」を迎えたのだという。花の種は、それを記念してのプレゼント。ほとんど寝ないで朝を迎えた面々のトレイに載ったそのこぢんまりした箱は、あまりにも健康的だった。・・・部屋の中で何かが生きている匂いがするのは素敵。さすがにペットを飼おうとまでは思わないが。だから、咲いている花を買ってくる。キレイなものを、既にキレイな状態で自分の生活に取り入れる、ということ。ゼロから1を創ることが苦手、な気がしていたから、何につけてもずっとそんなふうにやってきた。最近思う。何もないところから、何かをカタチにするってホントに素敵。…育ててみよう、と思った。土を湿らせ、種を蒔き、また土をかけた。今はキレイでもなんでもない茶色い鉢を部屋において、待ってみることにした。小学生の夏休みの朝顔以来のこと。ほんとに育つのかな。茶色い鉢の横には、グラスに挿した花が並んでいる。うちの部屋にやって来てから蕾を開いた。もうすっかり満開だ。
March 13, 2005
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「選ぶ」「捨てる」って言葉がよく出てくるね。 そう言われて、初めて気付いた。まったく、自分のことはわからないものである。そうか、選ぼうとしていたのか。ほんの暫くの時間、生活パターンを変えてみた。絞って減らして削ってみたら、あっという間にギブアップ。大事なものを見極めるために無意識のうちにそうしてたらしい。バランスを保つ、エネルギーの源となる大切な時間とそのエネルギーを注ぎ込みたい仕事のタイプ。言われて気付いて、ようやく見えてきた気がする。何もかもを何となくやっていて、何だかよくわからなくなったらいったん針を極端に振れさせた生活に入ってみてもいいかも。大切にしたいモノ、ストレスの元凶、最近の思考パターン。口癖には、そんなものがわかりやすく表れる。定点観測してくれる人のありがたみを知る。
March 12, 2005
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MONDO GROSSO、というか大沢伸一のイベントへ。踊るどころか立つのもやっと。自分の場所を辛うじてキープ。酸素が薄い。おまけに、私の苦手なものだらけ。人いきれ、汗ばんだ空気、そしてタバコの煙。でもこの人の音には、そういう不快感を吹っ飛ばす何かがある。何というか、昇りつめて行く感覚、とでも言ったらいいのか。・・・と、先輩に話していたら、うんうんと頷かれた。 「わかるわかる、アゲアゲな感じだよね!」…アゲアゲな感じ??私の感じたことは、その一言に内包されているのだろうか。たとえば、今まさに降り立とうとしている機内の中から異国の地を見下ろす気分に似ているな、とか。何か大きく新しいことが始まろうとしている時の揺さぶられ加減に近いかも、とか。そういう感覚を思いっきり昇華したら、残るのは「アゲアゲな感じ」という言葉なのかしら。間違ってはいないが、正しくもないような。補導されるべき言葉、というのがある。今すぐの罪ではないけれど、使い続けていたら本当に感じたことをいつしか伝えられなくなってしまうかも、という意味で。
March 11, 2005
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