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じゃんけん、ポーカーに始まり、年末ジャンボ宝くじに至るまでとかく賭け事のニオイがするものならとりあえず不得手な私。でも面白そうなニオイがするものなら、とりあえず鼻面までは突っ込んでみたくなるらしい。だから、呼び出しの声に帰省の荷物も早々に放り出してすっ飛んでいった。 `NO GUTS, NO GLORY.` こんなキャッチコピーのポスターが煌くトゥインクルレース。夜の競馬場に足を踏み入れたのは初めて。思った以上に穏やかだった。・・・闇夜をただひたすらにゴールへ向かって駆け抜けるこの馬たちのように、他のものなんて何一つ視界に入れないまままっすぐまっすぐ走っていけたらいいのに。私は散漫だ。
August 16, 2005
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最後まで顔を残しつつ、ゆっくり飲みました。トトロだったのは、ほんの気まぐれ。気が向いたからだそうです。・・・書く、描く、売る、歌う、占う、訴える、鳴らす、奏でる、マンガを声に出して読む…好き放題何でもありの、緑豊かなこの場所で自分も好きなようにするとしたら?この人は太極拳やってるだろうな。私は楽器を持ってくるかな?パーカッションとか。ついでに歌っちゃうかも。
August 7, 2005
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朝、鳥の鳴き声と共に(スズメ、鳩除く!)ゆっくり起き出して、フレンチトーストを山のように焼いて、ジャムとシロップをずらりと並べてよく晴れた空の下、澄んだ空気も一緒に頂きながら庭のデッキでブランチ。みたいなことをやってみた。からっとした山の空気をみんなでまったりと味わって、ただひたすら笑って食べた。もうこのまま、「毎日が夏休み」的生活を送っていたいって思ったけれどクルージングしたり、美しい断崖絶壁の上で火サスごっこをしたりして甘いフレンチトーストがすっかり消化される頃飽きっぽい私は案の定思っていた。年に2回もあれば充分だな、と。毎日見ていたら、この日差しの明るさにも気付かなくなっちゃいそうだ。ここは幸せすぎて、今20代の日常を過ごすには向かない。…40代なら平気かな?割と30代くらいに住んでたりして。選択をする時は、そう遠くないだろう。
August 6, 2005
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足を踏み入れた瞬間、実はほんのちょっとだけ居心地がわるかった。まぁそんなことはおくびにも出さずに、何食わぬ顔で愛想を言ったりして。だって、ほんのちょっとだけだから。20分後、その場所を離れた。「良かったねぇ」本当にそう思ったから言ったのだ。一緒にいたその人は、「うん、良かったね。…ところで、さっき何か微妙に緊張してたでしょ」どうしてわかったんだろう。ずっと背中しか向けてなかったはずなのに。
August 5, 2005
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ちょっとありえないような色の肌に浴衣を引っかけていたり考えたくないような場所に太いピアスが何本も刺さっていたり。そういう人たちも全部ひっくるめて同じタイミングで歓声をあげ、誰に向かってでもなく思わず拍手をしている。いつの間にか話もすっかり止み、体育座りをする勢いで花火に正対し、じっと見つめているのに気づく。蚊が私の足首を刺したい放題であることには、全く気づかない。酔うほどの人出にはうんざりするけれど、花火、という芸術というか流れているDNAみたいなモノの前で同じ空を見上げてため息をもらす、そういう日本人であることが好きだ。その感動をやっぱり携帯で撮影したくなったのだが昔より明るく眩しく、滞空時間も長く、残像もくっきりしている花火は今の性能のいい携帯では (というか私の腕のせいかもしれないけれど)散っていく細かい火の粉や広がっていく煙までしっかり写りこんでしまう。撮るのをやめた。・・・友達が送ってくる携帯の画像。そこに写った花火を見るとき、その人の意図をちゃんと受け取ろうとするならば、私は自分の記憶から目を射すような閃光と、破裂音と、辺りの建物に共鳴して一拍遅れで響く低音を取り出して、補完して、そして眺めているんだろう。人間の持つレンズほど、完璧で都合のいいフィルターはない。
August 1, 2005
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