全13件 (13件中 1-13件目)
1
先日のこと。地下鉄から降りて。長い地下道を、歩いておりました。私の前には、小さい子供を抱きかかえたお母さんと、そのお友達。長い地下道には、いろんな宣伝の看板が貼ってある。その中に、電車の写真が載っている看板があって…。どうも抱きかかえられた男の子。その看板が、気になったらしく。「あれ、なに?ねえ、あれ。」お母さんに、お尋ねになる。さすがに、男の子ですねぇ。電車が好きなのね。なんて、微笑ましい光景。と思っていたのですが。どうも、お母さん。お喋りに夢中で、子供の問いかけに気が付かない様子。「あれ、なに?ねえ…。」それでも男の子は、負けじと何度もお尋ねになり。とうとう、お母さん。子供の声に気が付かれた。「ん?」「あれ、なに?」お母さん。子供の問いかけに、すかさずお答になった。「あれ?ああ…看板。」えっ。そうなの?看板なの?電車じゃなくって?思わずその後の親子の様子を、見てしまいましたが。お母さんは、何もなかったようにお喋りに戻り。子供もそれ以上は、何も聞く様子がなかったので。あの男の子が聞きたかったのは。やっぱり、看板のことだったのかもしれないと。自分に納得させたのでした。
2010.05.30
コメント(4)
夏を思わせるような暑さだったり。暖房が欲しくなるような寒さだったり。このところ、気候が不安定で。どんな服装をすればいいのか。朝、少し考えてしまいますね。少し前のこと。小雨が降っていたので。傘を持って、外へ。出てから、後悔しました。予想外に外は寒く。おまけに小雨だと思っていた雨も、足元を濡らすような雨。「何故、こんな気候?」そう思いながら。今度雨が降った時は、長靴にしよう。固く心に誓って。で。つい最近のこと。雨が降るとは思えないお天気が、急に崩れて。丁度外へ出る頃には、雨が降ってきた。この前のような失敗は二度としてはいけないと。ここぞとばかりに。長袖の薄手の上着を着て、長靴を履いて、外へ飛び出しました。案の定、外は結構な雨。ふっふっふ。やっぱり長靴よねぇ。満足しながら、とある場所で用を足して。さあ、帰りましょうと。傘を差して外へ。「あ…。雨、止んでる。」そうなのです。私が建物の中にいる間に。すっかり雨は上がって。いやいや。上がって…というか。さっきまでの雨が、まるで嘘のように。お日さまが…。ま、ま、まぶしいっ。まるで初夏を思わせる日差しがサンサンと。おまけに、濡れていたはずの道路も。ほとんど乾きかけていて。そこを…ですよ。そこを、私ってば。よりにもよって。長靴履いて、傘を持って、歩くことに。もうっ…嫌!恥ずかしいったら、そりゃあもう。
2010.05.28
コメント(2)
少し前のこと。とあるホテルで、とある会合が。昼食を食べながらの打ち合わせのあと。女性はご飯を食べた後でも、甘いものはいくらでも食べられちゃうんですよねえ。場所を変えて、デザートと飲み物のセットを。参加したのは7,8人。「じゃあ、このセットの人~。」はい、はい、はい…と何人か手を上げて。「じゃ、こっちは?」はい、はい…と、また何人か。でもね。私のお隣のお隣のお方。どちらにも手を上げられない。「ん?」「ん?」不思議な顔でお互い見つめあって。「あなたは…どっち?」「ああ…。」一瞬間をおいて。「私はビールで。」「は?」「は?」にっこり笑って、返事を返されてしまいましたが。もしかしたら、私の聞き間違いかも。ええ。きっと、そうよ。だってほら。まだ外は明るいし。どう考えても、お昼だし。それで、恐る恐る。「ビ、ビール?」そう聞き直しましたらば。またまた、にっこり笑ってお返事が。「ええ、ビール。」へ、へえ。そうなんだぁ。ふ、ふううううん。驚き顔を隠しに隠して。懸命に平静を装っておりましたが。ふうん。ま、いいけど。
2010.05.26
コメント(2)
先日のこと。所用があって、飛行機に乗ることに。乗り物に酔うわけではないのですが。時々、気分が悪くなることがあるので。飛行機に乗る時は、乗り物酔いの薬を飲んで。飛行機の中では、ずっと寝ることにしています。その日も搭乗30分前に、酔い止めの薬を飲んで。途中、置いてある毛布をひとつ手に取って。席に着いた途端に、毛布にくるまって、熟睡、熟睡。少しぐらい揺れたって、気にしません。ジェットコースターに乗っているかのような気分を、夢の中で感じながら…。ふと、誰かの気配を感じて、目が覚めた。「お客様。お休みのところ、失礼いたします。」ギョッとしました。だってね。だって、CAのお姉様。3つ並んでいる座席の通路側から、窓側に座っている私の方に身を乗り出して。キャッ。何をなさるの。寝ぼけたままで、驚いていると。なんとCAのお姉様ったら。私の毛布をめくろうとなさいますのよ。何事かと思ったら。どうもその日は、上空の気流が不安定で。CAのお姉様、ベルトを締めているかどうか、全席確かめていらっしゃるらしい。慌てて自分で、ペロンと毛布をめくってさしあげましたが。CAのお姉様の勢いには。不安定な気流の揺れよりも、驚いてしまいましたことよ。
2010.05.24
コメント(4)
アバター…といっても。映画の「アバター」では、ありませんよ。仮想の人物を作って楽しむ…あのアバター。小さい頃遊んだ、着せ替え人形のようで。結構楽しめるのです。実は私。あちこちのアバターに手を出していて。「ピクミー」「アメーバピグ」「ブーシュカ」「ニフティアバター」。それに加えて、携帯サイトの「ミニピグ」。毎日全てを覗く事はできませんが。それぞれが、それなりに楽しい。で。先日のこと。とあるアバターのサイトで。ある女の子から、ひと言メモをもらって。とっても可愛いんです。いつもひと言、残していってくれるんです。いつの間にか、同じ年齢の友達のような錯覚に陥ったりして。いったい、どんな女の子なんだろう。興味があって、プロフィールを覗いてみると。あっ…。小学生だった…。ふぅぅぅぅぅぅん。私って。いったい何歳だと思われているのでしょう…ねぇ。ちいと、複雑な乙女心なのだわ。
2010.05.21
コメント(8)
今住んでいるところ。居住者用のエレベーターが1台しかなく。一度逃すと、結構長い時間待ってることになる。で。皆さん、そこのところ、よーく分かっていらっしゃって。人の姿を見ると、エレベーターの扉を開けて、待っていてくださるのです。先日のこと。共同の入口を入って。そのまま真っ直ぐ歩いていけば、エレベーターに乗れるのですが。郵便物を確かめようと思うと。横に曲がって、一度姿を消してしまうことになる。たまたま、同時に共同の入口を入った女性。彼女は、真っ直ぐエレベーターに。私は曲がって、郵便物を確かめに。何となく。何となーく、嫌な予感はしていたのですよ。でもね。それでもいいとは、思っていたんですよ。それでも。少し期待して。大急ぎで郵便物を確かめて。「あっ。」私の耳には、エレベーターの扉が閉まって、上へ昇っていく音が…。「やっぱり。」期待はしてなかったんです。待ってもらうのは、申し訳ないし。それでもね。置いていかれると。やっぱり、寂しいじゃないのよー。クスン…と、鼻をひとつ鳴らして。エレベーターが下りてくるのを、ひたすら待っておりました。何度か経験して思いましたが。待っていてくださるのは。意外に男性の方のほうが多い…かもよ。
2010.05.19
コメント(2)
どんなおむすび、作りますか?私は典型的な三角形。大きさは小さめで、厚さがあまりなくて、ふわっと握る。以前、「とっても食べやすい」と、褒めてもらったことも…。滅茶苦茶嬉しい。実は私のおむすびがこのような形状になったのには、理由があって。私の母が作るおむすびは、私のものとは正反対。大きくて、丸くって、ギュッと握ってある。それがまだ幼かった私には、とっても食べにくくて。その時私は、「もっと小さいおむすびを作ろう」と、固く心に誓ったのでした。でも。食べにくかったけど。とっても美味しいおむすびだった。母の作るおむすびは。ちょっと変わっていて。沢庵を細かく刻んだものを、ご飯に混ぜてあったり。紅ショウガを細かく刻んだものを混ぜてあったり。これがね。意外に美味しいのですよ。美味しい上に。黄色と赤で、見た目も綺麗だし。思い出したら、食べたくなってきました。久し振りに。あの味を思い出しながら、作ってみようかな…。
2010.05.17
コメント(4)
少し前のこと。とあるテレビ番組を観ていて。『バスタオルは、何日に1回洗いますか?』という質問。へ?何日に1回?質問の意図がよく分からずにいると。『パジャマは、何日に1回洗いますか?』はい?何日に1回?ますます混乱してきて。へえー。そうなんだあ。しばらく番組を観ていて、やっと理解しました。バスタオルやパジャマは毎日洗わない…という方が、結構多いのですね。私はどちらも、毎日洗ってしまうので。世の中の全ての人がそうなのだと、ずっと思っていました。でも意外にそうじゃない人が多くて。それこそ…意外…(面白くないって)。じゃあ、使ったバスタオルは、どこにどうやって置いておくんだろうと。素朴な疑問が湧き起こったりしていたらば。なんと。バスタオルやパジャマだけじゃなくて。女性特有の下着…いわゆるバストを美しく整える下着…までも。毎日洗わないという方が、現れた。んー。よくよく聞くと。下着の形が崩れるから、洗いたくないそうな。ふむふむ。そういうことですか。中には、1カ月ほど洗わずに使ったら、捨ててしまう…という方も。うーん。あまりにも理解の域を越えていて。なんとも感想の持ちようがなかったのですが…。
2010.05.15
コメント(10)
最近ちまたでは、「婚活」ならぬ「朝活」というものが、流行っているそうな。読んで字のごとく、朝の活動。出勤前に勉強会に参加したり…というものらしい。で。ひとつ、思い出したことが。大学生の頃。試験期間中のこと。試験のある日は、必ず朝6時に起きることにしていた私。6時に起きると、丁度試験が始まる頃、脳が働き出すのです。その日も、6時に起きて。試験科目の教科書に目を通しておりました。ふと、教科書の隅に見つけた文字。『表を覚えておく』は?なんだ、これ。記憶が徐々に甦って。私はだんだん、顔面蒼白に。そうなのです。それは、試験範囲を書いたメモ。親切な教授が、試験に必ず出すからと、表を覚えておくようにおっしゃってた。ガビーン。お馬鹿な私は、そんなこと、すっかり忘れてしまっていて。よりにもよって、見開き2ページにわたって書いてある表の、一文字も覚えていない。焦りました。だって3時間後には、試験が始まるのです。その表を捨てれば、点数が相当下がってしまうことが分かっていたので。必死で覚える作業に取り掛かりましたですわよ。人って凄いですね。やる気になれば、何でも出来るものなのですね。脳からは、きっといろんな物質が分泌されて。きっとそれが、最初で最後であろうと思われる集中力で。覚えてしまったんですねぇ。しかも結果は、クラスの最高点…だったんですねぇ…(こっそり自慢)。経験から言わせていただけるなら。朝って、かなり頭が働きます。不可能を可能にするエネルギーが、湧き上がります。ということで。最近流行りの「朝活」は。理にかなっているのではないかと…。だから何なんだ…みたいな、お話でした。
2010.05.13
コメント(10)

とある日の、お出かけ帰り。ふらり、ふらりと、小さなお店に入るのが好きな私。またまた、ふらりと、とあるお店に吸い込まれてしまいました。目的は他のものだったのですが。レジでお金を払う時に、ふと目についたものが。「これ、シール…ですか?」「あ、そうなんですよ。」そう言ってお店の方、見本をいくつか見せてくださった。シール?ほんとにシール?と疑いたくなるほど、綺麗。黒い地のものに貼ってあると、まるで蒔絵のように見える。あまりにも出来上がりが美しいので、大好きな「桜」のシールを買ってしまいました。で。大好きな「桜」だから。お気に入りのものに貼りたいと。使っているパソコンに貼ってみました。 うーん。パソコンの地の色が、濃いピンクなので。どうかな…とも思いましたが。これが、なかなかいい感じ。でもやっぱり。蒔絵といえば、黒よね…と。いつもバッグに入れている、コンパクトと口紅に貼ってみて。 うんうん。さすがに、黒はいい。写真ではよく分かりませんが。実物は、本当に絵を描いたような立体感があるのです。そういえばお店では、黒のフェイスブラシにワンポイントで貼ってありました。同じシールをいろんなものに貼って、ネーム代わりにする…というのも。もしかしたら、いいかもしれませんね。
2010.05.11
コメント(2)
しばらく前のこと。写真館で写真を撮る必要があって。近くの写真館へ行くことに。「ん?今日は、お休みじゃないよね。」急に心配になって、電話を。「もしもし。」「はいはい。」電話に出たのは、若い男性。「今日、営業されてます?」私の聞き方が悪かったのでしょうか。相手の男性は、しどろもどろになって。「は…はい。え、営業されてます…よ。」「…。」思わず噴き出しそうになったのですが。グッと、こらえていると。「あのう…。」「は、はい。」おそるおそる、お尋ねになる。「〇〇の△△写真館ですよね。」「はあ。」何をお尋ねになりたいのか、よくわからず。不思議に思っていると。「××の△△スタジオじゃあ、ないですよね。」「は、はあ。」「では、お待ちいたしております。」ホッとしたような、男性の声。はい?なに?よく分からず、考え込んでいましたが。しばらくして、謎が解けました。△△写真館と、△△スタジオは、名前が同じでも違うお店。しかも二つは、物凄ーく近い距離にある。よく間違えられるみたいなのです。は、はーん。そういうことでしたか。それにしても。若いお兄さん。自信なさげに、確認されるなんて。どういうこと?
2010.05.09
コメント(6)
先日、夢の国へ行ってきました。夢の国ですよ、夢の国。えっ。分からない?人それぞれ、異なる夢の国を持っているのでしょうけど。私にとっての夢の国は…ディズニーランド。久し振りに行きました、TDL。夢の国は、健在で。お腹いっぱい楽しんできましたよ。で。途中休憩したレストランで。カップ付きのムースを食べて。持っていたお土産の袋に、食べ終わった(といっても、中は綺麗な)カップを入れて、持ち歩いておりました。別のお店で、またまたお土産を買って。レジでお金を払おうと、持っていた袋を台に載せると。「カチャン。」すかさず、レジのお姉さんがおっしゃる。「失礼ですが、壊れ物をお持ちでしょうか。」「あ…は、はい。」なんとお姉さん。中に入っていたカップを、プチプチで綺麗に梱包してくださった。おまけにあなた。袋を二重にしてくださって。「こちら側に入ってますので、お気をつけてお持ちください。」まあ、びっくりでしたよ。カップがカチャンと鳴る音を聞いただけで、そこまでしてくださるなんて。さすがですねぇ。昔っから、TDLのこういうところ、好きなんです。まさに、夢の国でしょ。まるでお姫さまになったようよ。たったそれだけのことで。また行きたくなるのだから、不思議です。でも。ちょっと気になったことが。今回、年配の男性従業員の方をたくさん見かけたのは。私の目の錯覚?叱られているわけじゃあ、ないのですが。おじさま方の声って。ほんの少しだけ、怖いんですけど…。
2010.05.06
コメント(4)
いつかは、こんな事になるだろうと、思っていたんです。いつかは、こんな日がくるだろうって。でも。思ったより、そうじゃなかったし。もしかしたら、このまま大丈夫かも。なんて、自分を過信してしまいました。人間なんて、どうせ愚かな生き物。全知全能の神のようには、生きられないのです。そう。あれは、一週間ほど前の話。我が家の洗濯機は、ドラム式の洗濯機で。洗濯も乾燥も、一台の機械でやってしまう。手間が省ける分、便利でいいのですが。うっかりすると。乾燥だけをするつもりで、洗濯までしてしまう…なんて事になりかねない。実際、何度も危うい目に遭ってきました。でもね。なんとか、間違ってスイッチを押してしまう…という災難からは、逃れてこられたのです。その日までは…。ほとんど乾きかけた洗濯物を。でもまだ生乾きなのが気になって。少し乾燥させようと。ドラムの中に入れて。スイッチをピッと押して。暫くすると、水の音が。「ん?何故、水の音?」嫌ーな予感がして、洗濯機を覗いてみると。ゲゲッ。水の中で、洗濯物が泳いでいる。ほとんど乾いていたはずの洗濯物が。「あーあ。」あまりにも空しい様子に。しばし、洗濯機が回るのを眺めて。諦めました。いいんです。そんなこと、分かっていたんです。いつかはきっと、こういう事になるだろうって。だから私。泣かないよ…。
2010.05.02
コメント(8)
全13件 (13件中 1-13件目)
1


