24階のミミック

24階のミミック

2002.05.18
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 妊娠6~7週目で、最初の検診の後から出血が続いている。とくにおなかが痛いとか悪阻はないのに、血が出ているのがとっても不安。

 しかし気になるのは最初の診察で言われた「左の子宮が腫れています」の一言。よく考えると悪阻らしいものがまったく現れないのも不安の原因。私の赤ちゃんはちゃんと生きているのかどうか、それすらもわからないと、母に電話で訴えた。

 その後夜になって、実家の父から電話があった。父は内科の現役医師。産婦人科は専門じゃないけど、昔の医者で一通りの知識はある。そんな父に一喝、しかりとばされてしまった。
「おまえ、聞いたら悪阻がないから不安だとか言ってるらしいな!」
 父の話によると、つわりがないのはむしろかなりラッキー! 自分にも赤ちゃんにもとってもいいこと、だとのこと。
 悪阻というのは、そもそも一種の中毒症状である。特に肝臓が悪かったり、負担がかかっていると出やすいことからも、なるべくなら少ない方がよく、肝臓に負担をかけるようなことをしないことが第一。またそのほうが正常分娩の確率も高くなるとのことだった。
 さらに、悪阻がないから赤ちゃんが生きていないのでは?なんてとんでもない、とのこと。
 もし、赤ちゃんが落ちてしまったら妊婦には大変つらい痛みと症状が即座に現れるはずで、そんなのほほんとしてられるか、というものだった。


 そうか……。私はとってもラッキーだったんだな。むしろ、何にもないほうが少しでも長いほうがラクチンでいいのだ。赤ちゃんは元気に育っているということなんだ。

 そして、続けて出血の理由もきいた。
 現在は胎盤の形成中で、赤ちゃんはいわば「芽を出したばかりの若芽」状態。歯が抜けるときのことを思い出してみれば簡単。
 ぐらぐらとしている歯をさらに左右に揺すると、根本から血がでたっけ。今の赤ちゃんはそういう状態なんだとか。
 だから、赤ちゃんから血が出ているわけじゃなくて、身体の揺れやら振動から必死で赤ちゃんをつなぎとめようとして胎盤の根っこが流す血なんだとのこと。
 そうか。だから、走ったりすると血が出てしまい、一日寝てるとおさまるのか。

 妊婦の自覚がたりない、妊娠がわかった以上はおとなしくしてろと厳しく言い渡された。
 でも、この説明でちょっと安心した。
 出血してても、育ってるんだ。
 とってもとっても不安だけど、具合が悪くないから、大丈夫みたい。


 「今は出血してるから大事にしてやって。そのかわり、安定したらけとばしても大丈夫だから(笑)」って。
 おいおい(^^; 
 けとばすのは冗談だけど、根っこはるまでは、安静に。
 見た目は妊婦ってわからないから外に出るのはやっぱりよくない。妊婦ですって大きく書いた腕章をまくとかしたいなぁ~と思うこのごろ。





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Last updated  2002.05.21 19:14:03


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