全594件 (594件中 1-50件目)
このところ、利便性もあって、東京ドームへ野球観戦に通っています。なぜか、今シーズンから娘が野球に興味を持ち、私もあのドームでのなんともいえない開放感が好きで、チケット獲得に奔走しております。バレエとは全く違う世界ですが、これがまた楽しいのです。歌も結構歌えるようになっているのですよ♪昨日は、かなりの接戦で、初回で中日が2点先制、(残念ながら、仕事の関係で、初回には間に合いませんでしたが…)しかし、6回にラミレス、亀井と連続ホームランでようやく同点に追いついたものの、次の回で、またも逆転今日は敗退とも思いましたが、8回の裏、相手のエラーで好転、脇屋のタイムリーヒットで逆転、そのまま逃げ切り、CS制覇まであと1勝となりました9回表は第3戦と同様、クルーンが登板、あまりの球の速さに生の試合は臨場感が違いますね~応援席は大歓声、オレンジタオルを振り回し、何度も万歳をして、歓喜に沸きあがりました。周囲では、知らない方同士、握手やハグをしながら、喜びを分かち合っておりました。今日、CS優勝が決まりますかね~それを祈っているけれど、25日のCSチケットも持っているのでなんとも複雑な気持ちです。今夜は大人しく、家で野球とフィギュアを見て過ごします下の写真は、昨日の試合のものではありませんが、参考までに。既にセリーグ優勝が決まっていた、10月2日の試合後の謝恩パレードの様子です。
October 23, 2009
コメント(2)
第12回世界バレエフェスティバル [ガラ] 8月13日(木)17:00開演 会場:東京文化会館他のフェスプログラムと違い、たった1日しか上演されないガラ。今年も激しいチケット争奪戦が繰り広げられたようで、かくいう私も、落選は免れたものの、下位希望での当選となり、舞台左半分が切れてしまうという最悪の席での鑑賞となりました。ダンサーは踊っているのに、舞台上には何も見えないという状態が全体の3割ぐらいを占めていたのではないかと思います全く、毎年、バレエの祭典会員券を2席も購入しているのに、NBSさんは本当に非情です。でも、感動を伝えたく、見えなかったながらも少し感想を書いてみます。■第1部■ 17:00~18:00序曲「戴冠式行進曲」 (ジャコモ・マイヤベーア作曲)「白鳥の湖」第1幕よりパ・ド・トロワ振付:グレアム・マーフィー/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキールシンダ・ダン レイチェル・ローリンズ ロバート・カラングレアムの白鳥の湖はBプロ黒鳥のほうが、どろどろとした嫉妬の渦に背中がゾクゾクとして楽しめました。全体の中では、残念ながら印象が薄いです。「カルメン」振付:ローラン・プティ/音楽:ジョルジュ・ビゼータマラ・ロホ フェデリコ・ボネッリロホはとても色っぽく威厳もあるのですが、スタイルがあまりカルメン向きではないかもしれません。そのせいなのか、色っぽさのなかに幼さを感じてしまいます。しかし、コンテの中でも身体能力の高さが随所に感じられ、最後の体幹の反り返しは柔らかさ全開で息を呑みました。でも、今回のフェス全般を振り返ると、圧倒的な存在感をみせ妖艶かつチャーミングなロホに相当魅せられました。「ダンス組曲」振付:ジェローム・ロビンズ/音楽:J.S.バッハニコラ・ル・リッシュニコラの脱力感を漂わせるパフォーマンスに心地よさを感じた作品。チェロの伴奏との融合もとてもよく、今でもあのチェロの響きが耳に残っております。しかし、残念ながら、私の席からはチェロの先端しか見えず、舞台上の二人の姿を同時に拝見することはできませんでした。この作品をオペラ座のレパートリーとする際に、ロビンスからルグリが踊ることを条件として提示された作品(ルグリ本参照)ということもあり、どうしてもルグリの姿と重ねてしまいますが、ニコラらしく仕上がっていたと思います。でも、最後はもう少し元気よく、パを踏んで欲しかったかな。「いにしえの祭り」振付:ジョン・ノイマイヤー/音楽:リヒャルト・シュトラウスエレーヌ・ブシェ ティアゴ・ボァディンブシュの赤いドレスが印象的でしたが、それ以外はあまり記憶に残っておりません「ジゼル」より第2幕のパ・ド・ドゥ振付:ジャン・コラーリ /ジュール・ペロー/音楽:アドルフ・アダンアニエス・ルテステュ ジョゼ・マルティネスマントをまとったジョゼの気品漂う立ち姿にまずノックダウン。あんなにジゼルは見ているのに、ジョゼのアルブレヒトは初体験です。足先のノーブルさにパリオペエトワールの威厳を感じます。対するアニエスも暗い舞台の中で威光を放っておりました。陶酔のひととき。<休憩20分>■第2部■ 18:20~19:35「ジュエルズ」よりダイヤモンド振付:ジョージ・バランシン/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキーディアナ・ヴィシニョーワ ウラジーミル・マラーホフ今回のフェスのこのペアでは、この演目が最も光っていたように思います。前回、3年前のフェスでもこのダイヤモンドを踊りましたが、そのときは、ジョゼ・アニエスペアも同じ演目を踊り、なんとなく対比してしまったこともあり、私の中ではこの演目での二人の印象が薄くなってしまいました。しかし、今回は、マラーホフ王子さまと貫禄あるヴィシを存分に堪能させていただきました。「カンティーク」振付:モーリス・ベジャール/音楽:ユダヤの伝承音楽エリザベット・ロス ジル・ロマンユダヤの帽子を頭にちょこんと乗せたジルが印象的、相変わらずエリザベットは美しく貫禄があります。結構な長さの演目ですが、最後までエネルギッシュに踊りきる二人の姿に感銘を受けました。「グラン・パ・クラシック」振付:ヴィクトール・グゾフスキー/音楽:ダニエル・オーベールポリーナ・セミオノワ フリーデマン・フォーゲルグラン・パ・クラシックと言えば、白のイメージですが今日は黒の衣装で登場したポリーナちゃんとフォーゲル。ポリーナちゃんのチュチュは今回の中では初めてでしたが、安定感があり、安心してみていられました。美しい。フォーゲル君は、アントルシャなど足捌きがちょっと雑な印象を受けました。「TWO」振付:ラッセル・マリファント/音楽:アンディ・カウトンシルヴィ・ギエムこれは、何度目の鑑賞になるのか、毎回違う不思議な世界を楽しませてもらっています。照明効果で、手先が強調されて見えるのですが、とても素早い動き。しかも、両上肢を回転させる動きのときには、明らかにその軌跡が見えるのです。とても、不思議に思い、お友達に聞いてみたところ、ライトを点滅させているとか...マラーホフの「コート」みたいね~「ソナチネ」振付:ジョージ・バランシン/音楽:モーリス・ラヴェルオレリー・デュポン マニュエル・ルグリ待望のソナチネ、今まで何度かプログラムとして発表されておりましたが諸般の事情で、演目変更となっていた幻の作品。ピンク(オーレリー)と水色(ルグリ)の衣装に包まれ笑顔で登場した二人には、チャイパドを彷彿。悲しいかな、水色のお衣装とルグリの髪の後退感がなんとなくアンバランスですが、そのパフォーマンスは相当に若々しく、その違和感も払拭される。この振付は、舞台上を縦横無尽に移動するタイプのもので、私の席からは残念ながら見えないシーンが多い。途中から見えるルグリの左から右へ移動しながらのスピンもとても早く、動きもとても滑らかでした。右手の舞台袖に入っていく際に、体幹を大きく弓なりに反らせながら退場、柔軟性も相変わらずね~と感動しながらみておりました。見えないながらも、オペラグラスを放さず舞台をみつめておりまして、拍手が散漫になってしまった自分を大きく反省。私以外にもそのような方が多かったせいかカーテンコールも2回に留まる。「海賊」振付:マリウス・プティパ/音楽:リッカルド・ドリゴマリア・コチェトコワ ダニール・シムキンパリの炎が凄すぎて、シムキン君のアリも相当に凄かったのですが地味な印象を受けてしまった。コチェトワの技術も高いですね~<休憩15分> ガラは長すぎて、書いても書いても感想が終わらない・・・■第3部■ 19:50~20:40「ラ・シルフィード」振付:オーギュスト・ブルノンヴィル/音楽:H.S.レーヴェンスヨルドナターリヤ・オシポワ レオニード・サラファーノフサラファーノフ君の技術の高さは相変わらずで、世代交代を感じさせられました。しかし、シルフィードと言ったらルグリを思い出してしまう。「アルミードの館」よりシャムの踊り振付:ジョン・ノイマイヤー/音楽:ニコライ・チェレプニンティアゴ・ボァディンこれには驚嘆、とても早い振付でびっくりしているうちに終わってしまった。もう一度、改めてみたいと思った作品でした。「マクベス」 振付:ウラジーミル・ワシーリエフ/音楽:キリル・モルチャノフスヴェトラーナ・ザハロワ アンドレイ・ウヴァーロフ前髪をおろしたウヴァに釘付けとなってしまったが、よく見ると顔を色黒に塗ってオレンジの衣装を身に纏い、いつもと相当に違う雰囲気。対するザハロワは真っ赤なドレス、スリットから見える白い足が力強く、そして美しい。相変わらず、足を耳の横まで挙げていたけれども、慣れたせいか自然に見られました。全体を振りかえっても、強烈な印象が残る演目でした。「ロミオとジュリエット」より "寝室のパ・ド・ドゥ"振付:ケネス・マクミラン/音楽:セルゲイ・プロコフィエフシオマラ・レイエス ホセ・カレーニョベッドに横たわるシーンから始まりましたが、ベッドの右側がかろうじて見える程度でして、最初から落胆させられてしまった。この演目では、カレーニョの跳躍やピルエットを拝むことはできませんが、カレーニョの笑顔と逞しいけれどエレガントな足に注目しながら見ておりました。「じゃじゃ馬馴らし」振付:ジョン・クランコ/音楽:クルト・ハインツ・シュトルツェマリア・アイシュヴァルト フィリップ・バランキエヴィッチバランキエヴィッチがとてもエネルギッシュであり、会場も沸いておりました。どうしても、かつて演じたフェリのいやいやする足の動きが細やかでとても愛らしく印象的であったため、アイシュヴァルトと比較してしまう。<休憩15分>■第4部■ 20:55~21:55「パリの炎」振付:ワシリー・ワイノーネン/音楽:ボリス・アサフィエフヤーナ・サレンコ ズデネク・コンヴァリーナ省略「三人姉妹」振付:ケネス・マクミラン/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキーマリアネラ・ヌニェス ティアゴ・ソアレス好きな演目、マリアネラがとてもよいですね~ティアゴも軍人の衣装がよく似合っていたと思います。「ザ・ピクチャー・オブ」振付:パトリック・ド・バナ/音楽:ヘンリー・パーセルマニュエル・ルグリ昨年の暮れ、東京で初演された作品。しかし、音楽は鯨の鳴き声など前回と同じですが、違った印象を感じました。ルグリはTシャツを頭にかぶり、ウルトラマンのキャラクタージャミラのようなシルエットで当初、登場しておりましたが、今回はそのようなパフォーマンスはありませんでした。最後の手を振るシーンも、前回は新たな人生の幕開けを感じましたが今回はなんとなく暗いイメージ、お席のせいかしら…「ロミオとジュリエット」振付:アンジュラン・プレルジョカージュ/音楽:セルゲイ・プロコフィエフオレリー・デュポン ローラン・イレールこれは、今回のガラの中で、最も忘れがたい作品。R&Jの最後の場面で、皆様ご存知のとおり、交互に死の訪れを演じるのですが、死を演じるその表現力が素晴らしい。どうしたら、あれほどまでに力なく反応しない死の様子を巧みに表現できるのか…あの二人だからだとしか思えないパフォーマンスでした。最後に、ジュリエットが死を決断する際に、ロミオに勢いよく泣きすがり、そして、床にはねつけられのですが、そのときに床を回転するオーレリーの姿がとても美しいのです。お二人に深く感謝。「春の声」振付:フレデリック・アシュトン/音楽:ヨハン・シュトラウスアリーナ・コジョカル ヨハン・コボーガラの最後にふさわしい「春の声」。コボーに高らかにリフトされ、花びらに見立てた紙吹雪をちらちらと巻きながら登場するこの演目は本当に華やかです。コジョカルは本当に愛らしく、思わず笑みがこぼれます。幸せいっぱいのふたりからお裾分けをいただきました。「ドン・キホーテ」振付:マリウス・プティパ/音楽:レオン・ミンクス上野水香 デヴィッド・マッカテリなぜか、バレエの発表会を思い出してしまいました。それ以上は控えます。フィナーレの前に、男性ダンサーが女装をして、トゥシューズを履いて踊るファニーガラがありますが、字数の関係でこれ以上は書けないので、ここで終わりにいたします。長い感想に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
August 13, 2009
コメント(2)
第12回世界バレエフェスティバル [プログラムB] 8月8日(土)15:00開演 会場:東京文化会館今年は3年に1回のバレエフェスティバルの年。私の鑑賞予定は、8月1日Aプロから最終の8月16日(日)オマージュ・ア・ベジャールまでとなっております。ようやく、今週、私にとっての晴れ舞台をひとつ終えたので、少し感想を書いてみます。■第1部■ 15:00~16:10序曲「戴冠式行進曲」 (ジャコモ・マイヤベーア作曲)「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」振付:ジョージ・バランシン/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキーマリアネラ・ヌニェス ティアゴ・ソアレス今日は、前から5列目センター、表情がばっちり見えるのはよいですが、時に足先が欠けるのが玉に瑕ですね~贅沢を言ってはいけませんが、もう少し、後ろの方が好みです。フェスの醍醐味のひとつ、チャイコフスキー・パ・ド・ドゥですが、今年は、いまひとつ盛り上がりに欠けるように思います。どうしても、前回のコジョカルとコレーラを思い出してしまいなんとなく、物足りなさを感じます。→よくよく考えてみると、前回はコボーでコレーラは前々回?でも、側で見ると、ティアゴはかなりのハンサム、ロイヤルらしい気品が漂っておりました。「コッペリア」振付:アルテュール・サン=レオン/音楽:レオ・ドリーブヤーナ・サレンコ ズデネク・コンヴァリーナこちらも、Aプロのコジョカルペア、先月見た、ロホとカレーニョのコッペリアとおのずと比べてしまい、地味な印象を受けました。「アレクサンダー大王」振付:ロナルド・ザコヴィッチ/音楽:ハンス・ジマーポリーナ・セミオノワ フリーデマン・フォーゲル最初にひとりで、座位で登場したフォーゲル君のお衣装は、黒の長袴のようなパンツ。見事な腹直筋と前鋸筋に目を奪われ、お顔とのアンバランスさにただただ驚くばかり。ポリーナちゃんは、同じく黒のセパレーツのお衣装。すらりと伸びた肢体は、モロー美術館で見た踊るサロメのように美しく、のびやかに踊りも印象的です。急遽演目を変更されたとのことですが、ふたりにあっていてとてもよい選択だと思いました。これで、Aプロのマノンを挽回??「海賊」より "寝室のパ・ド・ドゥ"振付:マリウス・プティパ/音楽:リッカルド・ドリゴシオマラ・レイエス ホセ・カレーニョAプロのカレーニョは跳躍の際に、得意の決めポーズをいれるなど絶好調だっただけに、ただただサポートに徹した本日の海賊はとても残念。リフトは素敵でしたが、やはりカレーニョのエレガントなピルエットを拝見したいものです。でも、笑顔はいつものカレーニョ、この笑顔も今回でお別れと思うと、目頭が熱くなりました。「白鳥の湖」より "黒鳥のパ・ド・ドゥ"振付:マリウス・プティパ/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー上野水香 デヴィッド・マッカテリ水香ちゃんの自信に満ち溢れた笑顔がとても印象的で彼女は、黒鳥がお得意なのだと思いました。「パリの炎」振付:ワシリー・ワイノーネン/音楽:ボリス・アサフィエフマリア・コチェトコワ ダニール・シムキンこれは、本日の1・2を争う注目の演目でした。何といってもシムキン君の超絶技巧、高い跳躍に開脚を入れたり、マネージュでは、体幹を強烈な斜度に傾けたり、高速ピルエットをご披露したりと、周囲の方々も割れんばかりの拍手をっていらっしゃいました。私はただただ呆然と見つめるばかり、当のご本人は得意そうな満面の笑みでいらっしゃいまして、かなりのご満悦のご様子でした。しかし、上品な超絶技巧で好感が持てました。ガラが楽しみです。<休憩20分>■第2部■ 16:30~17:35「ナイト・アンド・エコー」振付:ジョン・ノイマイヤー音楽:イーゴリ・マルケヴィッチエレーヌ・ブシェ ティアゴ・ボァディンブルーバイオレットの照明の中、ブシュの白いサーキュラースカートがとても美しい。しかし、内容はよくわかりませんでした。始めてみた演目?です。「スリンガーランド・パ・ド・ドゥ」振付:ウィリアム・フォーサイス/音楽:ギャヴィン・ブライアーズアニエス・ルテステュ ジョゼ・マルティネスベージュのぴったりとした上下のお衣装のジョゼは何もまとっていないようにも見え、一瞬驚きますが、一方のアニュエスはオフホワイトのモダンなチュチュスタイル。一枚布のチュチュは、波をうったような斬新なデザインで、アニュエスにお似合いと思いました。この演目は、ほとんど二人が手をつなぎながら踊る振付で結構難しいのではないかと思いながら見つめておりました。息もぴったり、見事な融合に、ペアの素晴らしさを感じます。「白鳥の湖」第3幕より振付:グレアム・マーフィー/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキールシンダ・ダン レイチェル・ローリンズ ロバート・カラン3年ほど前になりますでしょうか、オーストラリアバレエが来日したときに全幕を拝見いたしました。ルシンダ・ダン演じる嫉妬に満ち満ちた男爵夫人が良いですね~グレアム・マーフィーは手の振り付けが独特で面白い。「マノン」より第1幕のパ・ド・ドゥ振付:ケネス・マクミラン/音楽:ジュール・マスネアリーナ・コジョカル ヨハン・コボーコジョカルのクロスする美しい足の動きを見て、やはりマノンはこれがなくてはと改めて思いました。全身で喜びを表現するコジョカルに拍手拍手。「アパルトマン」より "ドア・パ・ド・ドゥ"振付:マッツ・エック/音楽:フレッシュ・カルテットシルヴィ・ギエム ニコラ・ル・リッシュAプロのニコラは、印象が薄く感じられましたが本日は、ダイナミックなニコラの存在感が光っておりました。「ベラ・フィギュラ」振付:イリ・キリアン/音楽:アレッサンドロ・マルチェッロオレリー・デュポン マニュエル・ルグリお色は違いますが、小さな死を髣髴させるデザインに包まれた二人。控えめのメークで登場したオレリーはとてもチャーミング。一方、ルグリはとても若々しく、あの年齢とは思えないスタイルの良さ。腰を低めに落とした振付もとても決まっていて、何よりもワンテンポ先を行くすばやい動作に目を奪われます。とても二人に合っていると思いましたが、これがきっと私が見る最初で最後になるのですね…そう思うと、涙が込み上げてまいります。<休憩15分>■第3部■ 17:50~19:10「海賊」振付:マリウス・プティパ/音楽:リッカルド・ドリゴナターリヤ・オシポワ レオニード・サラファーノフオシポワの自信に満ち溢れた表情がとても印象的でした。サラファーノフ君は、側で拝見するとジャニーズのような雰囲気です。「ル・パルク」振付:アンジュラン・プレルジョカージュ/音楽:ヴォルフガング・A.モーツァルトディアナ・ヴィシニョーワ ウラジーミル・マラーホフ私はちょっと苦手でした。ルパルクというと、パリオペの印象が強すぎて、私自身が他のものを受け入れ難くなってしまっているのかもしれません。長い接吻をしながらの宙を舞うように回転するパ・ド・ドゥが見所ですが、今日はとても短いように感じました。ルグリやイレールのように、両手を広げながらの高速回転でないと物足りなさを感じてしまいます。切れのある振付という印象もありましたが、メリハリもあまり感じられませんでした。「ブレルとバルバラ」 振付:モーリス・ベジャール/音楽:ジャック・ブレル、バルバラエリザベット・ロス ジル・ロマンエリザベット・ロスは本当に美しい。しかし、Bプロ終盤での長めの演目は、見るほうの集中力が続かないとつくづく思いました。「エスメラルダ」振付:マリウス・プティパ/音楽:チェーザレ・プーニタマラ・ロホ フェデリコ・ボネッリロホの超絶技巧は進化し続けるのだと感心させられた作品。緑と黒のお衣装がとてもロホに似合っていて、貫禄に満ち満ちていますね~今日のエスメラレルダでは恐らく今まで以上に、片足ポワントでの静止時間が長く、ボネッリがロホに何度も手を差し伸べようといたしましたが、ロホはそれをはねのけてひたすら静止しております。すごいバランス力ですね~また、本日のフェッテもますます凄い!途中で5回転をいれるのですが(娘は6回転だと主張)、それに留まらず、回転しながら、さらにマネージュのように円形の弧を描きだしたので、それにも驚嘆。最初は軸がぶれてきたのかとおもいましたが、さにあらず。シムキン君以上に、割れんばかりの拍手であったと思います。シムキン君もそうでしたが、ロホの超絶技巧も上品で、嫌味がないところがとてもよいですね~何よりロホはチャーミングで、毎回感動させられます。ボネッリはどうしても印象薄くなってしまいますね~「オネーギン」より第3幕のパ・ド・ドゥ振付:ジョン・クランコ/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキーマリア・アイシュヴァルト フィリップ・バランキエヴィッチ見れば見るほど、ルグリのオネーギンを重ね合わせてしまいます。ルグリのサポートって本当に凄いと、ここで感じるのも失礼なのですが一歩先にまわって、サポートする姿が幻影のように浮かび上がってくるから困ります。「ドン・キホーテ」振付:マリウス・プティパ 音楽:レオン・ミンクススヴェトラーナ・ザハロワ アンドレイ・ウヴァーロフ最後は、ロシア組みのドンキ。華のある二人はトリにふさわしい。特に、今回は、ウヴァの健闘ぶりが凄かったように思います。やはり、若い人たちの超絶技巧に刺激されたのでしょうか。ザハロワのフェッテも無事に決まり、ほっといたしました。Aプロの黒鳥では、後半でバランスが崩れ、ドキッとするようなフィニッシュだったので、本当に良かったと思いました。感想を書いていても思いますがバレエフェスは、本当に長いです。次のガラはお楽しみもありますから、もっと長くなりますね~今回のフェスでお別れのダンサーも多く、涙で見ていられないかもしれません
August 1, 2009
コメント(6)
先程、仕事から戻りまして、ブログを見てみたところ本日、開設1500日目と表示がございました。1500日の経過を改めて振り返りますとあっという間というのが正直なところです。その間、新たなお友達との出会い、2回の異動(実質は3回)、娘の中学受験など色々な出来事がございました。感慨深いですね~最近、最も感慨深いのは
June 12, 2009
コメント(10)
大きいですね~
May 23, 2009
コメント(8)
すっかりご無沙汰しておりますが、私は悲しいかな仕事中心の毎日でありながらも時折、映画を観たり、バレエ鑑賞やワイン会にでかけたりして、リフレッシュしながら元気に過ごしております。それにしても、憤りを感じる毎日で、精神衛生上好ましくない日々が続いております。このような中、4月20日に上野動物園でクロサイの赤ちゃんが生まれたという新聞記事を読み、癒しを求めていたのか「会いたい」という衝動にかられていたところです。なんと、本日、有難いことに、娘が同行してくれると言うので、二人で自転車に乗り上野動物園に行ってまいりました。←娘は自転車を購入したばかり!まずは、サイのお父さんから…たえず、耳を動かしているその様子がとても愛らしく、観ていて飽きません。次はサイの赤ちゃんとお母さん赤ちゃんは分かりづらいですが、赤い文字の上の辺りにいます。あまり刺激しないように、すだれ越しにこっそり鑑賞いたします。小さいけれど、サイの姿をしているという当たり前のことに驚いてしまう。丸っこいからだがとにかく可愛いらしいですね~ちなみに、サイの妊娠期間は450~550日とのことです。長い!そのほか、オカピ続いて、シマウマとバーバリーシープ最後にフラミンゴ大人は入場料600円、かなり楽しめると思いました。混雑がなければ、もっと色々と観て周ろうという気持ちにもなったと思うのですが、今日は西園の辺りをふらふらして帰りました。5月半ばに、3泊5日の強行スケジュールでパリ行きを予定しておりましたが、仕事の関係でキャンセルすることになりそうです。まだ、完全に諦めてはおりませんが、どんどん状況が厳しくなっております
May 3, 2009
コメント(2)
さて、明日3月22日は東京マラソンです。明日の応援に備え、今年もグッズを作成いたしましたのでご紹介いたします。こちらも準備万端、気合も十分です。うちわと垂れ幕を手に、自己ベスト更新をお祈りしながら応援いたしますね こちらは、昨年の応援グッズ by 我が娘&お友達
March 21, 2009
コメント(6)
2月15日(日) 18:00~ NHKホール 演出・振付・舞台装置・照明・衣装:ジョン・ノイマイヤー音楽:レーラ・アウエルバッハ詩人:イヴァン・ウルバン人魚姫/詩人の創造物:シルヴィア・アッツオーニエドヴァート/王子:カーステン:ユングヘンリエッテ/王女:エレーヌ・ブシェ海の魔法使い:オットー・ブべニチェク・・・と鑑賞直後に、ここまで書きかけて放置しておりました。しかし、今年初めて鑑賞するバレエであったのですが、既にこの段階で、きっと今年日本で見る一番のバレエになるに違いないと思ったほどの作品であり、備忘録として残しておきたく、若干感想を書きます。 まず、ノイマイヤーがつくる人魚姫の物語、そして・・・見事にその作品に込められた人魚姫のやるせない思いを体現したアッツオーニに魅せられました。また、テーマの一つである人間界と隔絶した世界「海」のブルーと人間界の色「白」との対比も美しく、色の演出にも惹きつけられました。そして、何よりも、海の世界でのアッツオーニの手の動きと尾ひれである足の動きのしなやかさと力強さ、人間界での痛々しいまでのポワント、全てが心に焼き付いております。あれから、1ヶ月以上が経過いたしましたが、いまだに余韻が残っており鮮明にあの色と空間を脳裏に描くことができるほどです。最後に苦しみから解放されたあの星空も忘れられません・・・ なんだかよくわからない感想となりましたが、ご覧になった方ならノイマイヤーの独特の世界に共感してくださることでしょう。 バレエって本当にいいなって改めて思ったひとときでした。
February 15, 2009
コメント(0)
本日は土曜日(休日)ですが、仕事関連の勉強会があり午後から出かけてまいりました。場所は都心の老舗百貨店近辺でしたので早めに家を出て、開始前にデパート見学をしておりました。外は20度を超え、コート要らずのお天気で、すっかり春気分になっていた私は、お化粧品コーナーの春らしいお色に目を奪われ、ついつい足を止めてしまった次第です。(憂鬱な気持ちをショッピングで解消するという私の性分は相変わらずですが、なんとも精神の高揚に効果的なお色です。) デパートの商品は春満開でしたが、不景気の煽りでしょうか・・・お客様がまばらな印象が気になりました。 15日日曜は、ノイマイヤーの 人魚姫を鑑賞予定です。日本初演ですので楽しみです。早めに出て、渋谷見物でもしようかしら
February 14, 2009
コメント(6)
大学時代のお友達と遅ればせながらの新年会をいたしました。私の通っていた大学は、当時、女子は少人数であったため、お友達はどうしても男子の比率が高い傾向にあります。同級生達も概ね仕事も落ち着いてきたということもあり、昨年の夏頃から少人数ですが定期的に集まるようになりました。今日の会場はマンダリンホテル東京37階にある広東料理センス。まさに天空のレストランといった雰囲気で、東京の美しい夜景を思い存分楽しめる場所でもあります。しかも、満月の夜です。お店の内装は茶系を基調にピンクがあしらわれ、モダンでありながらも重厚感があり、豪奢な空間を作り出しています。お料理は個々の正式な名前は覚えておりませんが次のような内容でした。一口のお楽しみ(ウニの小さな茶碗蒸し)蟹と甘海老のサラダホタテの香り焼XO醤ソース酸味と辛味のふかひれスープ白身魚の蒸し物骨付き地鶏の焼き物(香ばしいナッツ風味)炒飯のお茶漬け牛乳プリン胡麻と小豆ソース三種類の菓子(ココナッツミルク味のデニッシュ、かぼちゃの月餅、クッキー)全体的に繊細なお味なのですが、香辛料が程よく効いて複雑さもあり、適度な刺激が大変心地よいお料理です。また、やわらかさの中に、やや固めの食材を組み合わせるなど口にしたときの面白さもあります。実は、おしゃべりに花が咲き過ぎて、せっかくのお料理の説明をよく聞いておりませんでした。従って、お料理の名前はいい加減です。しかし、なかなかよいお店でしたので、ぜひ一度皆様もいらしてみてください。次回の、定例会の日時と場所を概ね決め、本日はお開きです。次は江戸前寿司?
February 10, 2009
コメント(0)
クリスマスディナーショーに行ってまいりました。 会場はグランドプリンスホテル新高輪「飛天」、シャンデリアが特徴的なあの大宴会会場です。 ドレスコードもフォーマルとのことでしたので、黒のドレスにお花のラインストーンのパリューレ、そして最近のお気に入りの靴でお出かけホワイエで待つ方々も、お着物やきらきらと輝くドレスに包まれとても美しくいつものバレエ鑑賞とはちょっと違った雰囲気です。 まずはディナーをいただいてから、バレエ鑑賞へと続きます。ホワイエでもカシスカラーのカクテルをいただき、お食事でもシャンパン、白・赤のワインとお料理に合わせてお飲み物がサーブされます。この後のルグリのバレエを控えているので、お飲み物は抑え目に・・・ ちょっとお酒も入り夢見心地のまま、いよいよ待望の開演。 きわめて簡単に演目をご紹介いたします。 『白の組曲』よりアダージョ(エレオノラ・アバニャート/バンジャマン・ペッシュ)白のお衣装に包まれたアバニャートとペッシュが眩いばかり、流れるように踊ります。いつものように幕開けもないので、さっと始まりさっと終わってしまった感は否めないあっという間の数分間でした。 『アーメド』(パトリック・ド・バナ)大変迫力のあるダンサー、肩のタトゥーに圧倒されているうちにこちらも終了。 『ラ・シルフィード』(シルヴィア・アッツォーニ/アレクサンドル・リアブコ)二人のクラッシックを観るのは恐らく初めて、アッツォーニのシルは重力を感じさせない可憐な妖精、舞い上がるその姿がとても美しい。リアブコの切れのよい足捌きと上品な立ち居振る舞いとあわせて最高のペアパフォーマンス、ぜひとも全幕で見てみたいものです。 『シルヴィア』(エレオノラ・アバニャート/マニュエル・ルグリ)この二人のシルヴィアは一体感に満ち満ちて、とてもよいと思いました。オーレリーとのペアともまた違った印象で、アバニャートのよい感じの脱力感と切れのよい振付の融合がなんとも言えません。このように感じるのも、ルグリの演出に違いないと、ルグリのペアとしてのサポート技術の高さを実感させられるのでした。なぜか、今夜のルグリはいつも以上に背が高く見えました。 『ロミオとジュリエット』(シルヴィア・アッツォーニ/バンジャマン・ペッシュ)ノイマイヤー版、寝室のパ・ド・ドゥ です。大胆なリフトと流れるような音楽にあわせて踊る二人を満喫しているうちに終わってしまいました。順番が次の、バーンスタインダンスと逆だったかもしれません。当初の予定とプログラムの順に変更がございました。 『バーンスタイン・ダンス』 (アレクサンドル・リアブコ)リアブコのバーンスタインダンスはとてもエレガント。風のような爽やかさを感じさせながら、さらりと高い技術で踊ってしまうところが何よりも素敵。 『へルマン・シュメルマン』(エレオノラ・アバニャート/パトリック・ド・バナ)コンテンポラリーなのでしょうが、クラッシック要素が高くエレンガントな印象。アバニャートは上半身シースルーの衣装で、何も身に纏っていないようにも見え、そちらに相当気をとられてしまいましたが、この演目は結構気に入りました。 『ザ・ピクチェー・オブ…』(マニュエル・ルグリ)*新作「世界初演 この公演のための創作」というキャッチフレーズに惹かれこのディナーショーに参加いたしました。最初、恐らくTシャツをかぶっていたのか、幼き頃に見ていたウルトラマンのジャミラのようなシルエットで登場、しばらくシルエットのまま踊ります。呆気にとられていると、バックにも青い照明が入り、ルグリの全身が舞台上に現れるという演出、黒いTシャツとパンツのお衣装を身に纏い先ほどのシルヴィアのときと同様、いつも以上に背が高く見えます。 これは、パトリック・ド・バナがルグリのために振付けた作品とのこと、混沌とした毎日に苦悩を感じながらも、光を見つけるといった若い人へのメッセージのような希望的な作品という印象を受けましたが実際はどんなコンセプトなのかわかりません。確かに、余韻を持たせながら、遠くに手を伸ばすような振付に先入観もあって、なんとなくお別れを感じさせられるような感もありますが、やはり、新たな門出への明るい展望でしょう。この作品は、ルグリの美しく長い手が強調されている作品、それにあわせて、ノーブルな足先も際立ちます。圧倒的な存在感を示すルグリが相当に刺激的でありながらも、いつもながらうっとりさせられるそんな本日最後の演目でした。 あっというまの3時間でしたが、勇気を出していった甲斐もございました。難点を言えば、劇場のように大勢の方が入るわけではなく、会場の全員が一生懸命拍手をしても「ぱちぱち」としかならないので侘しさがあり、ダンサーの皆様に申し訳なく思うことでしょうか。 それから、足先が見えずらいことが本当に残念ではありますが、あの広い空間の中で、素晴らしいダンサーの方のパフォーマンスを悠々と鑑賞できるというのは本当に贅沢な時間であったと思います。 最後に、優雅で贅沢なひとときをご一緒してくださった方に感謝申し上げます。 【参考】ディナーのお写真の一部 海の幸のパイ包み焼き デザート
December 21, 2008
コメント(9)
光陰矢の如しで、今年も残り2週間程で仕事納めです。12月に入ってからは、連日終電、時にはタクシーでの帰宅が続いておりましたがようやく昨日開放され、 今日は家でのんびりと過ごしております。この2週間、夜は仕事の合間に、おせんべいなどのお菓子や気を利かせて同僚の方が買ってきてくださったおにぎりが夕食となっておりまして、それが影響してか、皮膚のトラブルが相次いでおります。今週末は、ステロイド軟膏塗布と、栄養・休養に専念したいと思います。 話し変わりまして、断念していたルグリ出演のクリスマスディナーショーのチケット購入を検討しております。ルグリのディナーショーなんて、滅多にない貴重な機会だからと娘も勧めるので段々その気になってまいりました。それにしても、ディナーショーの会場で、バレエ公演が再現できるのかどうか気にかかるところではありますが、何といっても魅力はルグリの新作です。 当の娘は、関心はあるもののディナーショーに抵抗があるご様子で、同行はしないと断言しております。 ところで、今週はかなり暖かな毎日でしたが、今日辺りからまた冷え込むとのことです。どうぞ、皆様もくれぐれもご自愛くださいませ。
December 13, 2008
コメント(6)
先月のことになりますが、シュツットガルトバレエ来日公演に行って参りました。「眠れる森の美女」マリシア・ハイデ版 11月23日(日)18:00 オーロラ姫:アリシア・アマトリン デジレ王子:フィリップ・バランキエヴィッチ カラボス:ジェイソン・レイリー 一幕、オーロラの登場場面では、 お姫様オーラを漂わせていていたアリシアでしたが、 見せ場のローズアダージョではバランスが悪く 見ているこちらがハラハラドキドキさせられ、 落ち着いてみることができなかったことが残念。 全体的に、舞台装置などもシックにまとめられ ちょっと地味な印象を受ける眠りでしたが、 三幕ではクリスマス調の豪奢な結婚式で盛り返しました。 そんな中、印象的だったのが、黒の演出 カラボスの存在。 黒い布を使った大胆な振付やちょこちょこと階上を駆け巡るなど、 その存在を楽しませていただきました。「オネーギン」ジョン・クランコ振付 11月30日(日)15:00 オネーギン:フィリップ・バランキエヴィッチ レンスキー:アレクサンドル・ザイツェフ タチヤーナ:マリア・アイシュヴァルト 体調を崩した中での鑑賞。 前夜、痛みや違和感でよく眠れなかったことや薬の影響もあり 一幕・二幕は結構寝てしまい、三幕はうつらうつらながらも なんとか最後まで見終えることができました。 バランキエヴィッチのオネーギンは、背もすらっと高く 舞台栄えがいたします。 でも、鑑賞しながらも、2005年に同じくシュツットガルトバレエ団の ゲストダンサーとしてオネーギンを主演したマニュエル・ルグリの姿が 脳裏に焼きついていて、背後霊のように私の目には映ります。 病でボーっとしていたことがよかったのか、なんとなくルグリを見たような 気分をいだきながら、家路に着きました。 きわめて簡素な感想ですが、記録にとどめておきたくて 書いてみました。 この2回とも、ご懇意にさせていただいている方に会場でお会いし、 バレエのことはもちろん、互いの近況を語り合うなど 鑑賞以外の楽しみもございました。 その方から伺ったところによると、いよいよパリオペでのルグリの引退公演が 来年5月15日に決まったとのこと。 おそらく、来年も同じ職場にいると思うので、日程的には 厳しいと思うのですが、ぜひとも行ってみたいとという 思いに駆られております。 このところ、帰りの遅い毎日が続き、病に見舞われるなど、 気も弱っております。少し、元気になったら、今一度アデュー公演の ことを考えてみたいと思います。
December 7, 2008
コメント(8)
涼しい風と澄み渡った空に秋の気配を感じます。一昨日あたりから、急に肌寒くなってまいりました。先週は、連日深夜まで勤務しておりまして、さすがに疲れ果てました。体力も気力も激務には耐えられない今日この頃です。 さて、私の大好きな英会話番組 「リトル・チャロカラダにしみこむ英会話」のDVDがいよいよ発売になりました。この番組は3月から放映されておりまして、飼い主であるしょうた君一家とニューヨークに旅行に出かけた子犬チャロがニューヨークで家族とはぐれ、しょうた君との再会を目指し、自力で日本に帰ると言うチャロの冒険物語です。 チャロは生まれてすぐに捨てられ、雪の中で死にそうになっていたところを8歳の少年しょうた君に拾われ命を救われた日本生まれの子犬です。英会話というより、なんとも愛らしいチャロのアニメーションに釘付けとなっております。勇敢で愛らしいチャロに癒されますよ。 2008年09月26日発売リトル・チャロ Vol.1 ロスト・イン・ニューヨーク
September 28, 2008
コメント(2)
久しぶりの更新となりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか? 8月の終わりに夏のバカンスに行ってまいりましたので、お写真でもご紹介いたします。行き先は恒例のハワイ島、亀を見ながらのんびり過ごしてまいりました。 のんびりが過ぎて、脳が耳から溶けて出てきそうです。 ラナイから見た景色 ホテルのプライベートビーチで サンセット ナチュラルビーフバーガー1/2 一人前は相当に量が多いため、二人でシェアがお勧め。 Pan Seared AHI 1/2 マグロのグリル わさびとゆかりソース 枝豆のちらし寿司、みょうがの酢漬け、紫蘇と胡瓜、にんじんのなます添え
August 31, 2008
コメント(8)
まあ、元気に毎日を過ごしております。最近は時折、早く帰宅できる日もあり、セールに寄り道をしたり、ごるべらさんとビールを飲んで帰ったりと息抜きしながら、働く毎日でございます。今夏のセールでは、好きなブランドのシルクのコートやシャーリングデザインのジャケットを購入いたしました。相変わらず、お買い物はパッと使って、ストレス発散となりますね~お支払伝票を見るときはとても辛いのですが・・・そんな訳で、ほとんど仕事三昧の毎日ですがささやかな喜びを満喫しながら乗り切っております。今週末は、ロイヤルバレエの「眠れる森の美女」公演もございますし、華やかな舞台を心待ちする次第です。このところ、暑い毎日となっておりますが、皆様もくれぐれもご自愛くださいませ。
July 6, 2008
コメント(6)
本日、雨の中、娘と東山魁夷展に行ってまいりました。東山魁夷展は唐招提寺障壁画完成時の同じ近代美術館での展覧会、そしてその翌年開催された日本橋高島屋での展覧会に次いで3回目の鑑賞となります。今回は初期から絶筆までの作品がすべて公開されておりました。戦後の代表作「道」からいわゆる東山芸術確立といわれる頃の作品と初期の頃との作風の変化は一目瞭然といった印象を受けました。いずれも単純な構図の中に、方形や点などのモチーフを用い、樹木や雪、水といった自然が描かれているのですが、何しろその色彩が素晴らしいのです。 単一の色を使いながらもその色彩の濃淡の複雑さ、透明感には圧倒されます。緑、青といった絵画の中に吸い込まれていきそうなそんな印象を持ちました。最後に、唐招提寺の障壁画、「濤声」が展示されているのですが美しい海の青、波紋、打寄せる波、岩、松がまさに鑑賞者に向かって押し寄せてくるような圧倒的な存在感も持って迎えてくれます。目に入った瞬間に込み上げてくるものがございました。いつもは淡々と鑑賞している娘ですが、さすがに今回は感動していた様子でした。90歳で書かれた最後の絵、「夕星」も感動いたしますよ!まもなく終了ということもあり、結構な混雑でしたが予定されていてまだ鑑賞をされていない方は18日までにぜひ足をお運びくださいませ。最後に、kaoritalyさんにこの場を借りて御礼申し上げます。
May 10, 2008
コメント(4)
連休も残すところ今日と明日のみとなりました。私は家にこもり、たまった原稿書きにいそしんでおります。全く憂鬱な連休となっている訳ですが、一日、執筆をし続けるほどの集中力はありませんので、ちょこちょこと娘と近隣にお出かけをしております。お天気も良く、つつじも花盛り、外に出ると清清しい気持ちになります。さて、夜は久しぶりにワインを楽しみたく、数ヶ月ぶりにセラーを開けたのですが鍵が固まってしばし開かず、相当に動揺いたしました。ただ単に、開け方が悪かっただけのようで落ち着いてもう一度トライしたら無事にあきました。選んだワインは次のようなワインで、エレガントさを満喫した次第です。優雅な気持ちになりますよね~ フォンタナフレッダ バローロ “ヴィーニャ・ラ・ローザ”[1998]
May 5, 2008
コメント(4)
4月から、勤務時間が1時間近くも短縮いたしましたので朝はかなり余裕ができたのですが、業務内容がかなり変わりまして、精神的に厳しい毎日が続いております。まあ、異動早々に、昨年の不祥事を私が対応するという災難に見舞われましたので、その影響が大半であると思います。 色々と考えても仕方がありませんので、昨年は振り返らず前向きな気持ちで善処しております。マレーシア出張から、3週間が過ぎましたが、その出張も遠い昔の出来事のように感じられます。今週は、私にとって大きなイベントが控えてございますので今週末は自宅にこもって、プレゼンテーション用のスライド作成に専念しております。なかなか自分の時間を楽しむ余裕をもてない私ではございますが先週の日曜日にはごるべらさんとワインショッピングに出かけました。ごるべらさんの弟さんのお店に出すワインの物色です。COMESTAIさんお勧めのチロビアンコをまずお店用に選びました。このワインは私も大好きなので、私も購入した次第です。 チロ ビアンコ 2006 リブランディそのほか、次のようなワインがなぜかとても安かったのでまとめて購入いたしました。ラ・スピネッタ カ・ディ・ピアン バルベーラ・ダスティ 2005 750ml (ワイン)
April 20, 2008
コメント(6)
Hi, I'm in Kuala Lumpur now,so I can't use Japanese font.Kuala Lumpur is a so big city,I'm surprised at seeing a lot of beatiful building,especially Petoronas Twin Towers.They are the tallest tower in the world.My job is running well.I will finish it tomorrow and go back to Japanin tomorrow night flight.By the way,I's my daughter's birthday today.I would like to say "Happy Birthday!" to her in My Blog.I'm looking forward to seeing her day after tomorrow.See you.
March 27, 2008
コメント(17)
明日朝のフライトでマレーシアに出張に出かけてまいります。滞在はクアラルンプールです。来週末に帰国予定ですが、いかんせん初めて訪れる国ですのでなんとなく不安が募っております。しかし、KLはかなりの都会であると聞きました。残念ながら高さそのものでは、台湾の台北国際金融センターに世界一の座を奪われましたが、2対のタワーという点では高さ世界一を誇るツインタワーが有名ですよね。 今日は朝から、パッキングをしております。日本の蚊取グッズも持っていかないといけませんね~ 変換プラグも必要かしらん?
March 22, 2008
コメント(8)
午前中に仕事を済ませ、午後から娘と銀座にランチと映画に出かけてまいりました。 まずは、ランチから・・・いつも行くイタリアンレストランのパスタランチです。 ●新筍と海老、プロシュートの前菜 ●私がオーダーしたイイダコとセロリのアラビアータ ●娘がオーダーした黒オリーブとドライトマト、春キャベツのパスタ ●デザート ランチは2000円程度でなかなか満足感が高いと思います。パスタは娘が頼んだ黒オリーブのパスタの方が薫り高くより美味でした。今日の映画は「ヴァンテージポイント」です。スペインでのテロ撲滅サミットに出席した大統領が広場での挨拶の際に狙撃されるところから映画が始まります。 何度も大統領が狙撃される23分前(11:59)に立ち返って検証するので11:59の文字が画面に現れると「あら、また11:59?」と若干しつこさも感じるのですが、お話は急展開であっという間に最後に行き着きます。何度も見ているうちに狙撃計画の全貌が明らかになるという展開です。犯人を追及するのはシークレットサービス役のデニス・クエイド、緊張感がこちらにも伝わってくるその演技とアクションに手に汗を握りながら見つめておりました。 昨日はグッチのセールでお買い物を思い存分楽しんだ私、ここぞとばかりに「今日は私の番よ!」と娘が申すものですからジーンズとTシャツを買ってあげました。再来月のお支払いが恐ろしいです
March 16, 2008
コメント(4)
皆様、ご無沙汰しております。3月は年度末であり、年度内に実施すべく会議やイベントをすべて実施しなければならない恐ろしい月です。1日から今日までに、無事いくつかの重要業務を終えましたが明日からの中盤戦も、大規模訓練やイベントなどが控えております。このような中、3月第5週には、マレーシアに出張することになりそれまでにやらなければならないことが山ほどあることから結構、精神的にも追われております。大体、マレーシアに行っている間に、人事の内示があり帰ってきたら違う場所に異動になっているなんてことも想定されるわけですし、心中穏やかではございません。まあ、年度末ですし、このような境遇の方もきっと大勢いらっしゃるのではないでしょうか…お互い最善を尽くすけれど決して無理をしないように今月を乗り切りましょう。今日は、お天気もよかったので気分転換にセリーヌのセールに行ってまいりました。欲しいものはたくさんありましたけれど、ジャケットとスカートのセットアップのみに留め、よく我慢したと自ら褒め称えております。何といっても、ストレス発散はお買い物に限ります。 でも、お支払いが恐ろしい
March 9, 2008
コメント(4)
本日は、午後から休暇を取得し、娘の学校行事に参加してまいりました。中学校にもなると、学校行事もぐっと減りますし、娘の様子を伺う貴重な機会と考えまして、仕事の調整をした次第です。学校行事の方はなんてことはなく、あっという間に終わってしまったのですが我が家に帰ってから、とても幸せな気分を味わいました。私は帰りが遅いこともあり、平日の夕方に娘とすごす機会は滅多にございません。今日は、帰宅するなり、娘が珈琲を入れてくれたり、おやつの用意をしてくれたり至れり尽くせりです。親は疎ましい存在と思われてもおかしくない年頃ですが、いつも離れていることが災い転じて福となった訳でたまに早く帰るとこんなに感謝されるなんて・・・と喜び勇んだのであります。さて、今日の嬉しいエピソードを糧に明日からまたせっせと働きましょう。せっかく、早く帰ったのだから、お料理でも作ってさらに点数獲得を目指せばよいのですがなんだか今日はとても疲れてしまったので、夕食はなだ万のお弁当にいたしました。結構、豪華でして、和食系のお弁当がお好きな方にはよいと思いました。
February 20, 2008
コメント(8)
本日は10時に我が家を出発、ごるべらさんと合流し、浅草に到着。先頭集団が通過した直後ぐらいの到着となりましたが、既に沿道は人でいっぱいでした。ようやく空間をみつけ、待つことしばし、約1時間。そして、ローマ字でお名前が書かれたセンスのよい応援グッズを手にされ、kumacyujiさんが待ち合わせ場所の沿道に到着。すると、まもなく、私たちが応援しているランナー・フェイさんが反対車線を走ってくるではありませんか○○さんと大声で叫び、用意した応援グッズの垂れ幕とうちわでPR、フェイさんにも気づいていただけました。(1回目)その後、雷門で折り返してくるフェイさんをもう一度応援し(2回目)、さらに東銀座でもう一度垂れ幕を出して、応援(3回目)。あんまん(kumacyujiさんがご用意)や暖かいお茶なども準備して待ち構えておりましたが、ご本人は記録を狙っていらっしゃるようであっという間に走り去っていかれました。 今回は昨年の分も思いを込めて、計3回、無事応援を終えました。3回とも軽やかな足取りと笑顔で通過され、まさに絶好調とお見受けいたしました。ランナーアップデート情報によりますと、目標のサブフォー(4時間以内)を余裕で上回る好成績で完走されたとのことです。フェイさん、本当にお疲れ様でした。そして感動をどうもありがとうございます。日頃の努力が全身に現れ、きらきらと輝いていらっしゃいましたよ。フェイさんの笑顔に寒さも吹き飛びました。ゴールシーンムービーも見ました。これはすごい機能ですね
February 17, 2008
コメント(10)
学校から帰ってきた娘と応援グッズの最終仕上げをいたしました。予定では全部娘がお友達と仕上げてくれることになっていたのですが学校行事の準備などで忙しく、できなかったということです 太マジックペンで字を太くしたり、ファイトの文字に縁取りをしたり、そして最後にカラーのガムテープで補強し完成いたしました。サイズは横1.2m×縦1m程で結構な大きさです。子供たちが書いたカラフルなファイトが可愛いですね~さて、明日はこちらも気合を入れますよ。 ファイト!
February 16, 2008
コメント(4)
このところ、エスニックなお食事の日々が続いております。今週、月曜の祭日はごるべらさんの弟さんのお店でネパール料理を堪能、そして、金曜日は四川料理を食べにいってまいりました。このお店は都内にあるのですが、中国語があちこちで飛び交いまさに中国と見間違うような雰囲気の四川料理店です。お料理は唐辛子に山椒、八角など香辛料が効いていて思い切り辛く、普段お店でいただく四川料理とはちょっと違います。雰囲気だけでもお伝えしたいと思い、携帯でお料理の写真を撮りましたのでご紹介いたします。(暗くてすみません)これは鳥肉の炒め物なのですが、鳥肉は一切見えず唐辛子の下に隠れております。このお料理は香りを嗅いだだけで、咳き込んでしまうぐらいの辛さです。 今回は、私とごるべらさん共通のお知り合いの方を囲む夕食会としてこのお店を訪れました。とっても辛いのですが、香辛料の魅惑にとりつかれ、また行きたくなってしまうのです。勉強した中国語を試してみたい人にもお勧めですよ。
February 15, 2008
コメント(0)
現在、娘が作成中の工作を紹介いたします。本日、美術の先生から大きな模造紙をいただき学校で作成したとの事です。お友達も手伝ってくださったと聞いております。これから、この文字の下にあるお名前を太ペンでなぞって体裁を整えれば完成でしょうか。ごるべらさん、しっかり娘がこれを用意しておりましたよ。比較的厚い紙ですが、興奮すると破けてしまうのではないかと心配しております。 ごるべらさんはうちわを作成されているのでしょうか? さて、これは何でしょう?!
February 13, 2008
コメント(12)
本日は、足の具合も随分とよくなってまいりましたので予定通り、娘と五反田ゆうぽうとにバレエ鑑賞に行ってまいりました。本日のバレエはマラーホフの贈り物Aプロです。久しぶりのマラーホフの元気な姿に感動させられました。世界初演のコンテンポラリー「ラ・ヴィータ・ヌーヴァ」は公演プログラムが売り切れで、演目のコンセプトを事前に知ることはできませんでしたが、挫折、苦悩の中でもがき、そして道を見つけるようなそんな物語を感じるバレエで膝の怪我を克服されたマラーホフの姿と重なり感極まった次第です。マラーホフ以外ではマリーヤ・アレクダンドロワとセルゲイ・フィーリン チームのバレエに目を奪われました。まさにロシアバレエの真髄を見たという感じで高い技術はもちろんのこと、見せ場をよく心得ていらして完全にノックアウトさせられた次第です。バレエ鑑賞の後は、ごるべらさんの弟さんが経営するお店マナスルでネパール料理を堪能いたしました。お店に飾られていたネパールの彫刻、美しい孔雀が飛び出してきそうなぐらい、素晴らしい技術ですね~ 海老のフライ、カラッと揚がって美味! そのほか、マトンで作られたネパールの餃子”モモ”などを堪能いたしました。 残念ながら写真を撮り損ねてしまいましたので、 次回伺ったときには忘れずに撮ってご紹介したいと思います。 スパイシーなお料理がお好きな方にお勧めです。
February 11, 2008
コメント(4)
今夜は夜の会議があり、自宅に帰りちょうど夕食を食べ終えたところです。今日はとても辛い一日となりました。昨日の雪が災いとなり、職場近くの路上で滑って転んだからです。ツルッと足が滑り、最初にまずひざを打撲、次に手を負傷し最後に顔も路面に打ちつけてしまいました。冷湿布で顔の腫れはほとんどひけたのですが最初に当たった膝は衝撃も強く、痛みもとれません。まともに歩くこともままならないまま、夜間の重要会議に参加後跛行しながらようやく帰路についた次第です。エスカレーターやエレベーターを活用し、ゆっくりと帰りました。とくに階段の下りが辛いのです。嬉しいことに、我が上司が明日は休んだらどうかと声をかけてくださいました。「組織の要人をお迎えすることになっているのですが休んでもよろしいのでしょうか・・・」と返答したところ やっぱり明日は来るようにと前言撤回があり這ってでも出勤しなければなりません。何よりもショックなのは、転倒して顔までも打ってしまったこと。敏捷性やバランス感覚が低下しているのかしら?!
February 7, 2008
コメント(18)
このところ、毎日帰りが遅く、まだ火曜日というのにかなり疲労が溜まっております。こういうときは癒しのワイン! と思いまして久しぶりに白ワインを開けてみました。瓶の裏を見るとぶどう品種はピノビアンコ、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン確かにそれぞれのよさがよい感じで融合されています。最初は桃の香り、ちょっとねっとり感もございます。パッションフルーツの痕跡もあり、そのあとはシトラス系の若々しさが前面に、そして・・・時間の経過とともに余韻にシャルドネの重厚感が現れ疲れた身体を癒します。このシャルドネ感が重すぎず酸味と相まって後味すっきりでメリハリが感じられますね~お安いのに上品で透明感のあるワインです。平日にちょっと楽しむのにうってつけではないかしらん。 テルラーネル・クラシコ2006ケラーライ・テルラン
February 5, 2008
コメント(6)
今朝は受験生の親子を通勤途中に多数見かけました。あれから1年、昨年のことを思い起こす今日一日でした。娘と一緒に登った坂、面接に備え、娘は慣れないスカートに違和感を感じながらその坂を登っていきました。校舎に入る娘の後姿に激励しながら目を潤ませておりました。仕事から帰ると、娘も昨年の今日のことを何度となく思い出していたそうです。きっと昨年受験した人は誰もが思い出していると思う・・・と娘がぼそっとつぶやいておりました。中学受験というのは小学校時代の鮮明な記憶として残る大きな出来事です。学んだことは生涯の財産として残ります。 光陰矢の如しそして悲喜交々
February 1, 2008
コメント(10)
更新が滞っておりまして、2週間ぶりに書き込みをいたします。1月は、仕事上の新年会、夜の会議、旬の仕事でかなり慌しくなっております。しかし、休日にはバレエや映画鑑賞も楽しみました。今月は、バーミンガムロイヤルバレエの「美女と野獣」と「コッペリア」の2演目を鑑賞し、映画は「ナショナルトレジャー2」を見に行きました。特に「コッペリア」は日本の至宝、吉田都さんが主演、吉田さんのスワニルダはとってもチャーミング、美しいパに魅了されました。御御足の切れの素晴らしいことといったらありません。来月は「マラーホフの贈り物2008」を2回程鑑賞予定です。次にワイン会の話題です。 今月はスペシャルゲストを招いての蟲の会新年会にも参加いたしました。ゲストのkaoritalyさん、オリジナルメンバーのCOMESTAIさん、kumacyujiさん、フェイさん、次回はパーチェでお目にかかりましょう。
January 27, 2008
コメント(2)
年末にデッラ・パーチェで飲んだアルターレのワインがとても美味しかったので、私も魅惑のAシリーズを購入いたしました。ノラキチの妻さんも購入されていましたしね~(ノラキチの妻さんが購入されていたのは高級な青のAでしたが・・・) 私が購入したのはリーズナブルな緑のA、バルベーラ・ダルバ 2006 エリオ・アルターレ パーチェの会では緑のAはラインナップになかったのですが、バルベーラに惹かれて、迷わずクリックをいたしました。 Aのマークを見ただけであの滑らかな液体が脳裏をよぎります。 もしかして、kaoritalyさんが今回選ればれたワインも 魅惑のAシリーズではないかと想像しておりますがいかがでしょう。 今週は、残業も多くハードな一週間となりました。思えば年始穏やかだったのは、仕事始めの4日だけでした。しかし、デパートの閉店までに都会にたどりついたときにはセールにも足を運び、ストレス解消もしっかりといたしました。
January 12, 2008
コメント(14)
遅ればせながら、皆様、明けましておめでとうございます。暮れから実家に帰っておりまして、しばらくPCと離れた生活を送っておりました。年末年始は何をしていたかと申しますとまずは、昨年とは打って変わって、明るいお正月休みを過ごしました。去年の今頃は受験を目の前にして、かなりストレスだったと改めて思います。今年は、11290715さんのお店を訪ねたり、実業団駅伝を見に行ったり、温泉に行ったりと活動的な休日を満喫いたしました。お陰で 、疲労気味で明日からの出勤がとても心配です。明日からお仕事の皆さん、お互い気合を入れて出勤いたしましょうね。独り言が長すぎました。どうぞ本年もよろしくお願いいたします。
January 3, 2008
コメント(16)
今日は我が家で久しぶりにワインをあけました。「カンパナーロ」(鐘突き番)と呼ばれる畑の葡萄から造られたフィアーノ100%のワインです。最初は杏、マンゴーなどねっとり果実系の味でしたがワインクーラーで冷やしながら飲んでいると徐々にハーブの香り、グレープフルーツ、ライムのような心地よい苦味が現れてまいりました。余韻にナッツの香りもして香ばしいです。確かに樽の存在感がありますがそれほど気にならないといった印象です。ハーブ系の爽快感と余韻の酸味が相殺しているのかもしれません。今日は、カーテンの洗濯をしたり、雑誌を片付けたりと年末の我が家のお仕事に少しずつとりかかり始めました。そうそう年賀状のデザインも考えないといけませんね。明日から娘も冬休み、今日は成績表も持って帰りました。点数しか記載されていない淡白なつうしんぼです。 フェウディ・ディ・サン・グレゴリオ フィアーノ・ディ・アヴェッリーノ・カンパナーロ [2005] 白
December 22, 2007
コメント(4)
このところ、つきに見放されているようでやる事なす事裏目に出るように思います。毎日が後悔の連続で、娘にそのことをぼやいたところ「後悔しない人なんていないんじゃないの・・・」と淡々と返されました。それもそうと思いながらも、なんとなくついてない今日この頃を嘆く毎日でございます。 明日から三連休、ゆっくり休んで元気を取り戻したいと思います。
December 21, 2007
コメント(8)
娘とまた行こうねと約束していた Disney Seaに今月も行ってまいりました。今回のお目当ては、夜の水上ショーです。前回、疲れて果てて夜のショーまで待つことができなかったので本日はホカロンを持参し、気合を入れて出かけました。午前中は娘の学校があったため、今日は午後からの出発です。ちょうど、水上ショー”レジェンド オブ ミシカ”に間に合い、お気に入りのショーをしばし堪能いたしました。これは何度見ても、飽きることがありません。今日は、ドナルドが下船する辺りで見ておりましたのでなかなかナイスショットの写真を撮ることができました。その後、前回と同じリストランテ・ディ・カナレットでランチ。遅かったこともあり、テラス席が空いておりましたので、寒さをこらえテラスでいただきました。ヴェネチアンゴンドラが流れる運河を眺めながらお食事を楽しみます。 娘がオーダーしたイカとブロッコリーのピッツアランチの後は、インディジョーンズのアトラクションを数回楽しんだ後は、18時20分開演の夜のメディテレーニアンハーバーでの水上ショーブラヴィッシーモに備え、風の中、待つことしばし30分。火の精と水の精が壮大なスケールで繰り広げる愛の物語というキャッチフレーズ通り、水上で水と炎が吹き荒れるのですが、上演時間も短くちょっと迫力不足という感は否めませんでした。終演後に放送があり、今回は強風のため若干のプログラム変更となったそうです。しかし、正規のプログラムだったら満足行く内容だったのかどうかというとミッキーなどディズニーキャラクターはほとんど出てこないようですのでキャラクターファンにはちょっと物足りないかもしれません。これに懲りず、次の20時15分開演の水上ショー”キャンドルライト・リフレクションズ”に向け、更に外で待ちました。いよいよ、ショーが始まります。無数のキャンドルライトが水上に灯りミッキーをはじめおなじみのキャラクターがクリスマスのお衣装に身をつつみお船に乗って次から次へと登場してまいりました。大変エレガントな水上パレードはあっという間に終わり、最後に水上のクリスマスツリーが現れて終演です。とても美しかったけれど、はっきり言ってえっ、これで終わり?!と落胆してしまった私と娘でございました。色々なご意見があると思いますが、やっぱり昼間の水上ショーが最高だと改めて実感した次第です。
December 16, 2007
コメント(12)
さて、いつもの皆さんとVino della Paceに忘年会に行ってまいりました。今日のメンバーは…フェイさん、kumacyujiさん、COMESTAIさん、ごるべらさん、ノラキチの妻さん、H王子と私の計7人です。タイトルの魅惑のAの意味するところは"Altare"のエチケッタのシンボルマークです。今回はkumacyujiさんがテーマにアルターレを提案、早速、幹事のフェイさんが内藤さんに相談したところ、「アルターレだと新しいヴィンテージになってしまうし、全部アルターレは難しく、その場合アルターレが通過点になって、その後に続くワインの方が美味しくなってしまいます。アルターレという着地点が見つかったら考えます。」というご返答があり全て内藤さんにお任せすることになった訳ですが、結果は次のとおりのラインナップでした。1 Brut Rose Costaripa2 Langhe Bianco"Bianco" Gastaldi '00 Gastaldi3 Dolcetto D'Alba '00 Elio Altare4 Langhe Rosso "La Villa" '99 Elio Altare5 Barolo '97 Elio Altare6 Barolo"Arborina" '86 Elio Altare7 Vaveiji Hilberg Pasquero8 Asti "Mitlesimato" '06 Fontanafreddaワインの詳細は素晴らしい表現力でCOMESTAIさんが書かれておりますので、そちらをご覧くださいね。一番は甲乙付け難かったのですが、やっぱり7番のアルボリーナかな。6番、97の幻のバローロもとても良かったですよ~着地点のパスケロのワインは、薔薇やすみれの香水のような華やかな香りのするワインでした。ワインの写真撮影は皆さんにお任せいたしましたので、一部ですがアフェリエイトリンクから探した写真を掲載いたします。説明を読みながら、こんなワインだったのね~と一人うなづいておりました。写真:向かって左から2番目 写真は05→飲んだのは2000 向かって左から3番目 写真は97→飲んだのは97 向かって左から4番目 写真は88→飲んだのは86唯一、私が携帯で撮影したデザートの写真を最後にご紹介いたします。暗くて良く見えない写真を少し修正いたしました。苺ソースが絶品のパンナコッタでしたよ! 「レモン風味のパンナコッタ 苺のスープ添え」 今年の最後を飾るワイン会のやはり凄かったですね~皆さんとうもありがとうございました。
December 13, 2007
コメント(12)
今年最後のバレエ鑑賞、娘と二人で出かけてまいりました。今日の公演は、シルヴィ・ギエム 進化する伝説 です。白鳥の湖 第2幕より オデット: シルヴィ・ギエム ジークフリート王子: ニコラ・ル・リッシュ 恐らく、今回の公演のテーマである”進化する伝説”を体現するための作品。 綺麗に脚が伸びるアラベスク、頭上この上なく高く脚を上げるグランバットマンなど ギエムの身体能力を駆使した完璧な技術が次々と披露されるのですが 凄いなぁで終わってしまい、ロパートキナの白鳥のように心揺さぶられることがないのです。 2幕は、二人が出会い永遠の愛を誓い合う、そして悲哀の始まりでもある大切な場面。 意外と乙女チックな私はこのバレエブランのシーンに通常酔いしれてしまうのですが、 そういう感情を抱く間もなく終わってしまいました。 全幕ではなく、2幕だけの抜粋だけなのかギエムの肢体が美しすぎるせいなのか なんとも判断できません。 娘が言うには、完璧なものには見る者が演じる者と共に成長を共有することが ないからだというのですが、なるほどそうなのかもしれません。 でも、白鳥の湖が好きでこの演目をさらに深く理解したいと思っている方は 一度見ておかれるとよいと思いました。 ステッピング・ストーンズ 知らず知らずのうちに私と娘は深い眠りについてしまいました 優しい嘘 シルヴィ・ギエム ニコラ・ルリッシュ 好きな演目です。キリアンが、ギリシア神話のオルフェウスとエウリディーチェの物語に 触発され振付たとのことです。 速いテンポで微細な動きが二人のダンサーによって 繰り広げられる神秘的な作品で、瞬きも惜しいぐらい濃密な振付です。 二人の良さ、パートナーシップが最大限引き出されていて見るものを魅了いたします。 しかし、ルリッシュのシースルーのお衣装をみると、 どうしてもルグリの優しい嘘を思い出してしまう、しょうもないルグリファンの私でございます。 Push シルヴィ・ギエム ラッセル・マリファント ダンサー2人が一体となり、アクロバティックは動きを次から次への見せながら 流れるように時が過ぎていくそんな作品。 息のあったパートナーシップを見せるためには相当なご苦労があったのでは ないかしらと思うのですが、そんなことを微塵も感じさせない芸術性の高い舞台に 仕上がっております。 最近のギエムの象徴的な作品ですね~
December 8, 2007
コメント(4)
横浜に出張してまいりました。仕事先は寿町。多くは語りませんが、一人で死ぬということの重さを考えさせられました。 夜は、出張先の方と中華街へ まずは、関帝廟で参拝。 そして、いよいよお夕食。四川料理のお店景徳鎮に行きました。 お料理は四川料理オンパレード。 ぴりぴりと山椒の辛いこと辛いこと。 代表的なお料理麻婆豆腐 牛肉の薄切り山椒辛子煮 ツブ貝の辛子煎り炒め 刺激を求める方にお勧めのお店です。 横浜を訪れたのは、約10年ぶりでしたが、 相変わらず異国情緒漂う素敵な街ですね~それにしても、日本の中華街は綺麗です。 意外と近かったので、今度プライベートでも お食事に出かけてみたいと思います。
December 4, 2007
コメント(4)
"24 season 6" 24時間鑑賞制覇のご報告をしたところkaoritalyさんからキーファー・サザーランドが出演している映画をご紹介いただきました。この映画がなんと購入したseason6 コレクターズボックスのおまけについていたので早速見てみることにいたしました。お話は、最愛の恋人が旅行中に失踪し何年も彼女の行方をあきらめずに追い求めるという内容です。犯人は異常人格、真相を追い求めるうちに犯人の毒牙にかかるという物語だったのですがこれが閉所恐怖症の私からするとかなり怖いものがございました。途中、息苦しくなる場面もございましたが、なんとか最後まで見終えることができました。それにしても、キーファーがとても若いです。共演のサンドラ・ブロックも比較的地味な役どころでこれにもビックリ!最近の「ザ・センチネル 陰謀の星条旗」も見ましたがキーファーはジャックの印象が強すぎて、他の作品はなかなかなじめないところが難点ですね~失踪(期間限定)(DVD) ◆20%OFF!ザ・センチネル 陰謀の星条旗/ マイケル・ダグラス さて、今日は久しぶりに赤ワインを我が家で開けました。 リーゾナブルなワインであったため、結構気軽に開けたのですがまだまだ硬く、もう少し寝かしておいたほうがよいといった印象です。時期が来れば、エレガントさ全開の良いワインに熟成されることと思います。
December 2, 2007
コメント(4)
今日はお天気も良く、活動的に娘とランチに出かけてまいりました。 t.yさんの11月30日の日記を拝見していたら、ル・リュタンに急に行きたくなりまして、張り切って出かけたのですが、あいにくの満席で お店に入れませんでした お休みの日は、六義園が大変混んでいて、近辺のお店はなかなか入れないですね。 気を取り直して、キッシュ料理を出してくださるお店 セラヴィ(C'est la vie)に変更し、そちらでランチを いただきましたので紹介いたします。 オーダーいたしましたのは、キッシュのランチプレート1,000円です。 ランチプレートにスープ、パン、珈琲(ドリンクが)付いてこの値段は なかなかお得であると思いますよ~ さらにプラス300円でデザートも付けました。 まずは、スープから 今日はポタージュスープです。 パンと一緒にいただくととても美味しい。 メインのランチプレート 今日のキッシュはチーズとベーコン、たらことジャガイモときのこの2種類です。 写真はたらことジャガイモのキッシュ。 付け合せは、ポテトサラダ、トマトとカッテージチーズのレモン合え、 サツマイモの甘煮レモン風味です。 キッシュは柔らかくそして濃厚な味わいがたまりません。 プラス300円でランチにつくデザート。 今日のデザートの中から2種類を選びます。 りんごとサツマイモのタルトとパンプディングを選びました。 タルトはりんごの酸味とサツマイモのどっしりとした甘みのバランスがとても良く、 プディングはシナモンが効いていて香りも良くしっとりとした食感が気に入りました。 最後に、最近バーバリーで新調した娘のニットをご披露いたします。 紫がかったピンクがなかなか愛らしいですね~(親ばかですみません) 首から下だけですととても大人っぽく写ります。
December 2, 2007
コメント(8)
早いもので、気がつけば12月です。11月中旬以降、提出しなければいけない書類や年内に実施が企画されている様々なイベントが目白押しで結構苦しい毎日を過ごしております。こういう時期は、通勤時間がずしりと響いてまいります。例えば、9時に職場を出ても家に着くのは10時半ですし、それから夕食や明日の準備、ようやく就寝するとすぐに朝がやってくるのです。このところの寒さはかなり厳しく、早起きには堪えます。お弁当づくりも4月当初より、手際がよくなったとは言え、数分で済むものでもありませんし、日頃は気にならない日常の小さな苦痛が合わさって大きな苦痛となり私にのしかかってくるようなそんなストレスを感じております。さて、今週はといえば、横浜への出張が予定されており、結構楽しみにしているのであります。 そうそう、タイトルにも書きました”24”ですが私の大好きな海外テレビ番組です。英語の勉強?と称して、DVDを買って研究しております。11月22日にコレクターズボックスが発売され我が家に到着して依頼、夜な夜な鑑賞の日々が続きようやくすべてを見終えました。個人的にはシーズン5の方が好きですが、相変わらずの大迫力シーン満載で最後までドキドキしながら一気に見進めてしまうのではないでしょうか。しかし、今回は主人公「ジャック」ファンからすると、大変衝撃的な場面もあり結構いつまでも後を引いてしまうというのがちょっと辛いところです 刺激をもとめたい方にお勧めのDVDです。 24−TWENTY FOUR−シーズン6 DVDコレクターズボックス
December 2, 2007
コメント(4)
中学受験が終わったら、ディズニーシーに行こうね…と娘と約束をしていたのですが、様々な事情から(心情的な部分が大半)先延ばしになっていたディズニーシーにいよいよ行ってまいりました。有休をとって張り切って出かけた月曜日、比較的空いていたようで人気のアトラクションもほとんど待たずに体験することができました。私はアトラクションより、実はショー好きでして、ショーのお写真を中心にご紹介いたします。 レジェンド・オブ・ミシカ@メディテレーニアン・ハーバー ダイナミックな水上ショーで、圧倒的なスケールで繰り広げられる一押しのショー 愛らしいミニー ナイスショットのミッキー オーヴァー・ザ・ウエィブ(コロンブス号前で開催されていた夜のショー) ランチにいただいたイカ墨のパスタ(私)とシーフードパスタトマトソース(娘) 娘のランチについていたデザート(クリスマスヴァージョン) ディズニーシーではお食事にワインもいただけます。私はグレカニコのグラスワインを併せて注文いたしました。今でも毎日ディズニーシーのことを思い出し、幸せな休日の余韻に浸っているのであります。この前日にはバレエも見たのですが(ザハロワ@椿姫)ディズニーシーのインパクトがあまりに大き過ぎました。
November 5, 2007
コメント(12)
既に一週間前のことですが、久しぶりに活動的な週末を過ごしました。 まずは、3日土曜日から ちょっとだけ離れたところに暮らしている父が上京いたしまして 二人で国立新美術館にフェルメールの牛乳を注ぐ女を見てまいりました。 こちらはフェルメールが残した33点の作品のなかの1点、 そう考えると貴重さに、こうして目の当たりにできたことがより嬉しく感じられます。 作品は背景の白い壁と女性、そしてその女性の手元から注がれる白い牛乳の コントラストが何とも言えない静けさ清楚さを表現していて、 見るものを絵の中に吸い込んでいくのです。 机の上にのったパンも白が上手に使われていて、そちらにも目を惹かれました。 後からX線でこの絵を分析したところ、線遠近法が使われているとのこと、 そんな解説をじっくりと読みながらしばし絵の前で佇んでおりました。 12月17日まで開催されているとのことですので、お時間があれば ぜひ乃木坂まで足をお運びください。 鑑賞後は、父とミッドタウンでランチをいただき、さらに 娘の学校の文化祭にも出かけ、一日よく歩きました。 父と私は同業でして、趣味も全く同じではないけれど似たようなものが好きです。 やっぱり、親子というのは似ているのですかね~
November 3, 2007
コメント(4)
久しぶりにカンパナーロを開けました。 今宵のワインはフェウディ・ディ・サン・グレゴリオ フィアーノ・ディ・アヴェッリーノ・カンパナーロ [2005... お夕食がカキフライでしたので、フィアーノを選びました。 まずは樽の香りがひろがり、トロピカルフルーツが全面に出てまいります。 口に含むとちょっとびっくりするほどの甘さが感じられるのですが 次第に酸味に変わってくるのです。 私の好きな酸っぱさが余韻長く続く中で、ナッツ系の香ばしさ イチジク系のねっとりさも漂ってまいります。 とても面白いワインですね~ カキとの相性も絶妙でした。
November 3, 2007
コメント(10)
出張で松山に行ってきました。 今回、初めて松山を訪れましたが 落ち着いた佇まいのノスタルジックな街でした。 仕事の合間に松山城と愚陀仏庵を訪ねましたので紹介します。 まずは松山城から 加藤左馬之助嘉明が築城し、寛永4年に完成。 火災や戦火で失われた櫓なども全て木造で復元し、当時のままの姿を残しているという。 江戸時代に以前に建築された天守が現存する全国12の再建城のひとつだそうです。 ロープウエイで山を登り、さらに10分ほど歩くとお城に辿りつきます。 標高132mの城山の上に天守閣があり、最上階からの360度の眺望は 松山市内、瀬戸内海が見渡せ圧巻です。 お天気もよく、風も涼やかでお城を十二分に満喫いたしました。 次は、愚陀仏庵 松山城を歩いて降りていくと、県庁の側、大正ロマン建築・萬翠荘の裏手にある ひっそりとした佇まいの愚陀仏庵があります。 こちらは、夏目漱石と正岡子規が52日間同居した庵を復元したものだそうです。 復元とは言うものの、軒に座っていると、当時の雰囲気が感じられ、 結核を患っていた子規を見守りながら過ごしていた漱石の姿が目に浮かんでまいります。 松山城散策は結構足に堪えますので、小休止に最適です。 ランチにいただいたお寿司定食 地物の白身魚は脂がのっていて、美味でした。 これに食後の珈琲がついて1500円、とてもお安いですね~ 最後に、メインである観光ではなく仕事のほうも順調に終わりまして、達成感に満ち満ち松山を後にいたしました。
October 28, 2007
コメント(6)
水曜日から松山に2泊3日で出張に出かけてまいります。その準備(プレゼンテーション)もあり、慌しく過ごしておりました。概ね、スライドも仕上がりましたのでほっと小休止をしているところです。松山ははじめてですが、やはり松山城には足を運びたいものです。漱石と子規が52日間過ごしたと言う倶陀仏庵も風情があってよさそうです。あまり、観光は期待できませんがせっかくなので空き時間に訪ねてみたいと思っております。先週末は、ラ・セルウ゛ァネッラ キアンティ・クラシコ・リゼルウ゛ァ 2001を開けました(下の写真は2003)このワインは、草原の香り・・・樽からくる香りなのですがこれがなんとも清々しく癒し効果が高いのです。この香りにうっとりしていると強めの酸味が口いっぱいにひろがりそして、余韻にプルーンのような果実味が後を引きます。お手頃で良いワインですね~ それから、先週は久しぶりにハスケルのネックレスパールのコンテリエを購入いたしましたので後々紹介いたします。
October 22, 2007
コメント(8)
火曜から金曜までハードスケジュールであっという間に時間が過ぎ去っていきました。本日は、年間スケジュールのなかでも極めて重要な仕事がありましたがお蔭様で万事うまくいきました。そんな訳で、精神的にも穏やかな気持ちで金曜の夜を過ごしております。今週は忙しかったけれでも、大阪からお見えになったお友達との連休中の楽しかった日々を思い出しながら笑顔をもって仕事ができたように思います。せっかくのFriday nightなので、これからデザートワインでも飲みながらDVD鑑賞でもしようかしら・・・さきほど、ma2ponさんのブログを訪問したところ心憎いことが書き綴られておりまして思わず感涙、感傷的な金曜の夕べでございます。 では、皆様 良い週末をお過ごしくださいませ。 フローリオGrecale Moscatoグレカーレ・モスカート2004
October 12, 2007
コメント(6)
全594件 (594件中 1-50件目)