もこっぺでいきてくんだよ

November 30, 2005
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昨日、例の救命士に、病院でお世話になったばあちゃんの家に連れて行ってもらった。

救命士のお母様が、ちょうどそのばあちゃんが住んでいる町出身らしく、
『あの辺か~』とヒョイヒョイ30分くらいかけて車で連れてってくれた。


夕方5時に回ったか、回ってないか、ぐらいだっつうのに、
ほんっと、電球一つない山の中は、真っ暗。
時間の感覚を失うんだよね。

で、ポツポツと離れたところに家が建って並んでいる感じ。
家の電気の明るさがたより、みたいな。



ここかなぁ。。

ここだよ、きっと。




ピンポーーーン。




ガラガラーーっと引き戸をあけたら、
ばあちゃんの息子さんがでてきて、


見知らぬ都会風(?にみえるんだろうね)の若者にびっくりしてた。



「突然、申し訳ございません。
 先週の木曜日に、昭和病院で、
 ○○(ばあちゃん)さんにお世話になった、もこっぺと申します。」


と言うと、

「ほ~!(顔がパッと変わる)ばあちゃぁ~ん!
 ばあちゃぁ~ん!もこちゃんがきとるでねぇー!あのもこちゃんだで~」







そしたら、先に

おじいちゃんが、すっげぇニッコニコで出てきた。



「あ、すいません、突然お邪魔してしまって、かくかくしかじかで」


というと、

じいちゃん、「もう知っとるだでねー(得意げ)ばあさんと、よぉく話とったもんでねぇ」







そこへ、ばあちゃんが、びっくりした感じで登場。


「あらっ、まぁっ!ほぅ! どうやってきたがね?
 上がって上がって、晩ご飯たべてきんしゃい。ね。ね。」



すいません、門限があるもんでねぇ、帰らんといけんのですよ~
(すっかり長野訛が楽しくてしょうがないわし)



上がらしてもらったら、楽しくて、おいしい食事に
いつまでも帰られなくなってしまう事が、確実にわかったので、


『本当に挨拶に伺っただけですから 云々』と伝えて帰ろうとすると、



じいちゃんが、すかさず、




「もこちゃん!りんご、たべるか?ん?」と
既につっかけサンダルをはきながら言ってきた。


え!。。。たっ、、食べたいです!!



と素直に言うと、二人して、さらに嬉しそうな顔。


隣にある、リンゴの保管場所?の用なところへ連れて行ってくれた。



昔懐かしい錆び付いた石油ストーブなんかがあって、
リンゴがビールケースのような物に沢山入っていた。


ばあちゃんは、足が痛いのに、
杖をつきながら、一緒に暗闇の中ついてきてくれて、


「ここぃでね、わしらはこうやって作業してるだでねぇ。」と

あれやこれやと嬉しそうに説明してくれた。



その間に、じいちゃんが、すっげぇどっさりとリンゴを袋につめてくれた。


「もっといるけ?」



いやいや!!食べられないよ!!一箱近くあるじゃん!!



「友達、いるんか?もってくか?」



いやいや、じいちゃん、こんだけあれば、みんなにも分けられるし
十分だよ~


リンゴの入った袋は、指がちぎれそうになる程重たかった。



ついでに、途中から車からおりて登場した救命士もリンゴを同じ量もらってた。

「母の地元がここなもんでねぇ」と彼が語ると
じいちゃんとばあちゃんは、なおさらうれしかったらしい。


「こんどは、ゆっくり、ご飯をたべにきんしゃい、ね。ね。」

と何度もいうばあちゃん。


「もこちゃん、どぉしてるかなぁって言っとったんだがねぇー
 あーーれびっくりしただがぁ~!」


と嬉しそうに何度も言ってたばあちゃん。



こうやって突然の訪問(しかも何ももってなかった>菓子折り系)のに、
暖かく迎えてくれて、おまけにリンゴまでくれて、
泊まってけだの、ご飯たべてけと、またまた暖かくしてくれて、


本当に、うれしかった。


そんでもって、このばあちゃんと、じいちゃんが

ほんっとに、


暖かい優しい顔をしてるんだよ。
見るだけで、なんだかホッとする。



ばあちゃんは、何度も「いつ終わるでね?いつだで?」と
聞いてきて、「終わったら、うちに一ヶ月も泊まったらいいで」と言う。


えっ!


とビビる隙もなく、



「おじいちゃんとねぇ、もこちゃんをど~やったら、長野に住んでもらえるか
 考えとったもんでねぇ。近くにおいておきたいだでねぇ。かわいいんよねぇ」



と言うじゃないか。




ビクゥ!嬉っ!!




そこまで、想ってじいちゃんと話してたなんて、びっくらこいたでねー
(ハイッ、長野訛っ!)





救命士に途中のカインズホームの駐車場のベンチのところで
包帯を巻き直してもらった。

わしが車で待っている間に、足首用のサポーターを買ってきてくれてた。

この人、金ないって言ってるのに、買ってくれてる、、よ。。




しかし、一緒に入校した子たちが仮免に合格してうかれてるのを
肌で感じてたわしは、比べる必要なんてないってわかってたのに、
急に焦ってきてしまい、同時に落ち込んでしまっていた。


だから、帰って勉強しよう、と


「温泉いって足あっためた方がいいだ」にも

『部屋に風呂あるから』と断り、

「おなかすいたなぁ。。寒いからラーメンたべたいなぁ、あそこうまいんだよ」にも

『すいてないんよねぇ、、ごめんねえー』と断り、



自分の、
ばあちゃんちに連れてってもらう用事と、
包帯だけまき直して固定し直してもらって、


帰ってきた。



だってさあぁ、、、どうしていいか、わかんないんだよ。
これは、”異性”っつーのに分類されるんですかね??

わし、そういうの、ほんと鈍いらしくてよくわかんないんだよ。
わしは、相手は、そんな40手前風の人だしさぁ、、
でもあっちは違うのか?とか急にみんなの意見を聞いて
焦ってきちゃったよ。



そういうとき、なんともタイミングよく友達から連絡が入ったりする。

『好意は素直に受け止めて、自分でできる範囲の事は自分でする事が大事だよ』と foxy brown


その言葉を、なども音読みして、なるほどね!と納得。

そんでもって夜 ピューコ から電話がかかってきて、
またここでも的確なアドバイスをもらった。



わしは、自分の意見を一番大事にしたいけれど、そのとき
no ideaに近い状態ならば、やっぱり誰よりも、
大事な友達の意見を一番にきく。



わしのためを思って意見を言ってくれて、
ありがたいなぁって感謝の気持ちでいっぱいになったよ。


しかしだぁねぇ、そのリンゴを彼の車の中に置いてきてしまっただよ!!
んなもんで、今日取り返しに話しかけに行かんと行けんのだよ。

そんな救命士の彼も、明日卒業予定だから、とりあえず
この教習所からはいなくなるしね。
ただ、彼はこっちに住むかもしれないらしく、まだこのへんにいるらしいが。

んーでも、自分で高速バスで帰ろう。
foxy brownの言う通りだ、

自分でできることは自分でやろう。



壁をつくると、とことん作ってしまい
壊し方がわからなくなるところまで来て、


いざ壊した方がいいのかね?


となると、


ドンガラガッシャン!!


としか壊せないわし。

トントントン、と
少しずつ壊して行く方法がよくわからんだで。



でも、わしのことを思ってくれて意見してくれる友達がいて
本当に良かった。ありがとう。




そして、気功整体師のじいちゃんの言いつけを守って、
レッグウォーマーを履き、(お守りみたいに感じてきたよ)


夜遅くなってしまったけど、10時半すぎに、

母に電話した。

電話にでて、速攻、
「こないだは、ごめんね。わしが悪かったよ」と
謝った。


母は、そんなこと忘れましたっぽい演技をして、

「え!どしたの?なに?」と至って普通のふりをしていたが、


声が明らかにうれしそうだったので、
嬉しそうな表情をしてるんだろうな、と予想できた。


結構、嬉しかったのか、
「むかしその駒ヶ根のところを通って山登りしたじゃん。
 あーだこーだ」と話はじめた。


わしは風呂に入って寝たい時間だったけど、

なぜだか、じいちゃんに『先に電話を切ったらいかん』と言われてるような気がして
母が一通りマシンガントークを終わらせるのを

うん、うん、ふーん、へぇー

と言って待った。



最初の一歩だったけど、でもなんだか、
やっぱり心が軽くなった。



昨日の朝よりも今朝は温度が低かった。
寒かった~~


それなのに、足には痛みはほとんどなかった。




じいちゃんの言う通りだなぁ。。



すげぇ!!





昨日は夜、すっげぇギャルの子となぜか仲良くなり
話してみたら、気が合って、
もう、2時間以上話しまくってた。

愛ちゃんは、だらーーっとしたスウェットをきて、
髪にもいかにもなエクステをつけ、ミニなぬいぐるみを携帯にぶらさげて
目は真っ黒で、
いかにもガンギャル!って子で、
教習所でも「あ~あのギャルね」で通用する子だった。



しかしだね、話してみると
めっちゃくそ、素直で純粋でもう、かわいい!!
あいちゃんは18歳らしいが高校にはいってない。


なんだか、あんまりにも純粋でかわいくて、
妹にしたいような存在だった。
へぇー10代の子ってこんな事考えてるのかぁ。。

新鮮な新しい世界がドンドン広がって行く様に感じた。


なんでもかんでも謙遜したら、いけないな、と反省。


あいね~あいね~ と、嬉しそうに話してくる。


かわいいじゃん!!


でも、彼女も今日卒業。
もっと早くから話してればよかったなぁ。
「あい、、ずっと帰りたかったけど、なんか、あんたっちといたら
帰りたくなくなってきた~」と静岡なまりで早くも涙目で言ってくれた。



うぉーかわいいっ!!!




教習所にきて、こういう風にいろんな出会いがあるなんて
想像してなかったなぁ。。



オトナになってからの学校も、悪くないなぁって感じた。




さて、今日はリンゴ取り返して(笑)
明日の仮免にそなえてもろくそ勉強して
早めに寝よう。

ってまだ朝の10時半だけどさぁ。


じゃぁ、教習に行ってきます。





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Last updated  November 30, 2005 10:34:05 AM
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