全29件 (29件中 1-29件目)
1
いよいよ明日から「私立中学入試」と「私立大学の一般入試」がスタートします。今朝も小6生たちは秘密の特訓でスタートです。高3のS君も朝から来て、私大の入試問題の過去問演習を個人指導です。小6生たちは、ここまできましたから、漢字の学習や計算の学習が中心です。あとは、過去問を、問1の計算問題だけ、問3の空間図形だけ、などというように、数年分を解き直していきます。どこまでいっても「基本」がすべてです。どれだけそうした問題を落とさずにしっかり得点出来るかが、そのまま合格に結びついていきます。明日から5日間ほど。中学受験の子どもを持つお父さんお母さんは、ハラハラドキドキの毎日が続きます。親には何もしてあげることが出来ません。試験に挑戦していくのはあくまでもこどもたちです。親に出来ることは、ただそばにいてあげることだけです。でもそれで良いんです。一緒になって数日間の「熱い日々」を共有すること。それだけで良いんです。こどもたちはこの数日間のことなどしばらくしたら「けろっ」と忘れてしまいます。それは見事なほどです。なぜなら、忘れることがこどもたちの成長なのですから。親は、子どもと共有した日々をいつまでも記憶にとどめます。その記憶は、親にとっての宝物だからです。そうした「意識の差」の中で親子は一緒に成長していきます。育ててあげる、ではなく、育てさせてもらっている。そんなつもりで良いんじゃないでしょうか。こどもたちの挑戦に立ち会うことの出来る喜びをこどもたちの泣き笑いをいっしょにできるうれしさをごともたちと合格した歓喜の時間を共有できる幸せを今日は早めにお風呂に入って、消化によいものを食べて、早く寝かせて下さい。もちろん、お母さんのとびっきりの笑顔で「お休みなさい。あなたならゼッタイ大丈夫。合格出来るわよ。私の子なんだから。」とギュッと抱きしめて、声をかけて下さい。とにかく明日から数日間は、何があっても「笑顔」を忘れないでいましょう
2014.01.31
今日の新聞紙面の一面は「STAP細胞」のことで一色になっています。http://sankei.jp.msn.com/science/news/140129/scn14012921250003-n2.htmすごい発見ですね。山中教授のIPS細胞と同じぐらいの衝撃で世界に伝わっているとのこと。ネイチャーに最初に提出した論文は、生物学の数百年の歴史を覆すものでとうていあり得ない、と突き返されたということです。いずれはノーベル賞の候補になることは間違いない大発見に違いないのでしょう。しかも、こんなすごいことをやった方が、30歳の美人リケジョなのですから、しばらくはマスコミがこの話題で沸き立つことは間違いないですね。小保方さんというのは珍しい名字ですね。群馬県の方にそうした町名があるとのこと。ご先祖がそちらの出身なのでしょうか。早稲田大学の理工学部応用化学出身で同大の大学院博士課程修了。大学にはAO入試で合格したそうです。その面接の時から「再生医療の研究をしたい」と言っていたとニュースにありました。AO入試もいろいろと言われますが、こうした方が出てくると、多様な人材を採用する手段としては有効なんだな、と思わされます。早稲田大学も久しぶりにスポーツ以外で脚光をあびるチャンスですね。ちょうど、受験シーズンです。いくつかの合格を得た高3生が、このニュースのおかげで早稲田の理工を選択する、なんてこともあり得そうです。リケジョという言葉もこのところ光があたることが多くなっていますが、小保方さんを目指すリケジョ予備軍も一気に増えそうです。東大も推薦入試をはじめると言うことで、今朝の朝刊にもその実施の内容が記事になっていました。http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20140129-OYT1T00464.htm?from=ylist TOEFL100点など、スーパー高校生を求めているようです。これはこれで、多様な人材を学内に呼び込むための良い方向だと思います。ただ、「東大が推薦入試を導入」→「学力重視から人物重視に」といったステレオタイプの理解はやめたいです。とくにマスコミはそうした方向で報道しがちです。決して「学力重視」をやめていないことは。その内容をよく知ればすぐにわかることです。とにかく、日本人の若い美人のリケジョの方が世界を驚かせる発見をしたこと。何よりも明るい、うれしいニュースです。おめでとうございます。そして、これからも、リケジョの星として研究を続けていって下さい。
2014.01.30
今日は午前中に卒塾生のK君と打ち合わせ。PCのプログラミングの仕事をしていたが、いろいろとあって休職中。組合のホームページの作成の仕事を依頼していて、その打ち合わせだった。K先生が午前中から高校生の定期試験対策のプリント作りにやってきた。「えっ、久しぶり」って、二人が同学年だったことを忘れていた。こうして十数年も前の卒塾生がいろいろとmiyajukuをたすけてくれる。ありがたいことです。午後からは時間を見つけて「お習字の練習」です。2月分のお手本をひと通り書いてみました。「習字の筆っこ」教室は4月から開校です。3月5日、12日、19日に無料体験を実施します。ご興味のある方はのぞいてみてください。よろしくお願いします。
2014.01.29
中3生には毎日メールで、社会と理科と英語の一問一答問題を送っている。各5題ずつ。全部で15問。たったこれだけのことだが、11月から続けているので「塵も積もれば山となる」ということで、3ヶ月で各教科ごとに450問ずつ。かなりの復習が出来たはずだ。予想演習をやっていても、「あっ、これ、この前のメールで来たヤツだ」なんてことも多くなってくる。人間の記憶というのは、紙の上で見たものと、画面で見たものは違うところに入っていく。すき間時間を利用するとともに、効果的な記憶でもある。ここ2週間は、「超速まとめイオン」やら「入試に出る法律」やらといった、こんなくくりで学習すると良いんだけど、といったテーマでもメールを送っている。これはこれで、ノートに書き出して覚えている生徒もいれば、プリンターで打ち出して確認しているものもいる。スマホであれば、画面も大きいので、そのまま確認も出来る。プリントで配っても良いのだが、デジタルデバイスの学習への利用法も身につけて欲しい、といったこともある。ちょっとした時間を見つけて勉強する大切さ。机に向かって、例えば数学の問題に集中して取り組む勉強とは違った「学習のHow To」を知って欲しい。いずれにしても、勉強というのは「少しずつ、少しずつの積み上げ」でしかない。学習塾に通ったからといって同じことだ。短期間でグンと伸びる方法などない。私に出来ることは、ひたすらに「少しずつ」の積み上げを後押ししていくことだけだ。と同時に、今の中3生たちのように、自分から進んで勉強していく姿勢がないと学力は伸びない。この子たちだって11月のはじめから今と同じだったわけではない。勉強のしかたや、受験勉強と今までの学習の違いなどを話し、彼ら、彼女らが目覚めるのをひたすらに待ち続けた。今の中3生は11月末の彼ら、彼女らとは全く違う。一問一答問題は入試当日の朝まで続けていく。継続こそすべて。
2014.01.28
昨日の中3入試予想問題演習だが、とてもうれしい結果になった。5教科の合計得点がほぼ全員先週よりも大幅にアップした。何人かをピックアップしておく。N君 109点アップ Yさん 102点アップ S君 95点アップ Y君 92点アップ I君 88点アップ Iさん 72点アップ M君 62点アップ Iさん 54点アップ1月3日に5教科の演習をはじめて昨日で6回目。入試問題に対応した平常の授業も併行しておこなっている。そうした成果が一気に出てくれた。うれしい のひと言だ。毎年のことだが、どこかの段階で一気に得点がアップするときがある。入試問題には一定の傾向がある。たとえば、数学の「確率の問題」などは、普段の学校の学習だけではなかなか解けるものではない。何度も何度もその解き方を教え、繰り返し演習をしてやっと解けるようになる。国語の記述の問題、理科の作図の問題、英語の英作文の問題・・・ 地道にひとつずつ、ひとつずつの問題の出題傾向を知り、それに対しての解き方を学び、演習して自分のものとしていく。このひとつの流れを繰り返しているうちにグンと得点が伸びるときがくる。今年の中3生たちも、本当にまじめに「出来なかった帳」を作ってくれている。細かく出来なかった問題を分析し、もう一度問題を解き直し、丁寧に学習を進めている。もちろん、そうしたことをしてもどうしても出来ない問題も出てくる。でも、100点満点をとらねば合格出来ない高校はない。自分の目標点をとるためには「捨てる問題」があってもいいわけだし、どれを捨てるのかを知ることも入試には大切な情報だ。あと2週間ちょっと。何とか間に合った、といったところだ。昨日の得点をとれれば、全員が志望校に合格出来るところまで来た。しかし、その得点を来週もだせるのか、当日にしっかりと実力を発揮できるのか、というのは別の問題だ。とにかくあと18日間。やれるだけのことはやっていこう。You will give it a best shot!
2014.01.27
今日も朝から「中3の予想模試演習」と「小6の過去問解き直し」です。高3生たちはそれぞれに自宅で学習。中3生の午前中の2科目の得点がグンと伸びてきています。今日は全員が過去最高得点を更新しそうです。こうした時があるものです。ちょっと疲れ気味のわたしも、採点をする手がウキウキとしています昨晩、受験生に送ったメールです。英語で「頑張れ」という表現はいろいろあります。ちょっとしゃれた言い方に、You will give it a best shot! なんてのがあります。shotは「射撃」という意味なので、「きみの最も良い一撃を的に当てなよ」という意味から「ベストをつくせ」という意味で、You will give it a best shot! となるわけです。ちょっと高いハードルに向かっていく君たちにぴったりの言葉でしょ。Don't worry. I know you'll give it a best shot. That's all anyone can do. 心配するな。全力をつくせば良いんだ。それしかないよ。今の君たちにおくる言葉です。なお、shotには「試し」という意味もあるので、make a lucky shot で「山勘で当たる」となります。あとひと息です。
2014.01.26
今日も受験学年中心の土曜日の授業です。来週の土曜日は2月1日。私立中学受験もスタートし、ほとんどの私立大学の一般試験も開始されます。つまり、小6生、高3生は最後の土曜日の授業になります。といっても、普通に淡々と進めていきます。どんなことでも「普通に継続すること」がすべてです。直前になってドタバタするようではダメです。その時点で勝負には負けたようなものです。新学期のチラシの作成も進めています。大手の学習塾はすでに先週からチラシが入りはじめました。うちのようなちっちゃな塾は来月の終わり頃がチラシの配布時期になります。今回は、漫画でmiyajukuを伝える試みをしてみます。まだネームの段階なのでわざと小さい画像にしています。こちらが漫画家さんに「こんなイメージをチラシをみる方に伝えたい」といったことを伝えました。それを漫画にしていただいたのですが、とってもよく出来ています。キャラクターもかわいいです。チラシの出来上がりが楽しみです。
2014.01.25
今月はじめに実施した中3生の模試結果が戻ってきた。新しい入試制度での県立高校入試は昨年1回おこなわれただけだ。制度というよりも、問題が、50点満点から100点満点に変わり、大幅に記述問題を増やし、と変更されたことで、合格可能性をさぐるのが難しくなっている。より正確な進路指導をするために今月の全県模試を受けてもらった。何枚かの帳票の一枚だ。右側だけを拡大してみる。薄いオレンジ色の線が志願者の80%ライン。縦軸が学校成績、横軸が今回の模試の成績。数字はその成績に位置している生徒の人数。色の塗ってある四角が本人の位置を示している。80%の中に入ってればほぼ合格出来る位置だ。ほとんどの生徒はこのボーダーライン上か、その一つ外側の場所に位置している。学校成績は動かないが、当日の入試でどの程度の得点で合格出来るのかがはっきりとわかる。逆にどの程度まで失敗が許されるのかもわかってくる。さらに、どの教科のどの問題を伸ばすことが出来るのか。たとえば、国語の「要約問題」がこの模試で0点だったとすると、当日の入試で8点を得点出来ればこの位置まで自分が動く、ということも予想できる。この模試データと、日曜日に行っている予想問題演習の得点と、願書〆切りの後に発表される志願者倍率の三つを資料として、正確な合格可能性を提示していきたい。ただし、どこまでいっても100%はあり得ない。とくに新制度では当日の入試得点が重視されている。いくらでも逆転がおこってくる。最後はどこまで挑戦する気持ちが強いか。自分にどれだけ自信を持てるか。どれだけ自分の努力に信頼をおけるか。そんな判断になる。こうした決断は15年の人生で初めてのものになるが、初めてだからこそ、それ以降のあらゆる「決断」のモデルになってしまう。まずはあと10日間。もがけるだけもがくことだ。
2014.01.24
毎年のことですが、この時期は新旧の時間が交錯します。小6,中3,高3と受験がすぐそばまで来ています。塾にとっては一年の中で最も大切な時期にさしかかっている、ということでもあります。この子たちの指導に全力をつくすこと。それが塾にとっての最も重要なタスクです。でも、一方では、小6生は来週いっぱいでいなくなってしまいます。miyajukuの小6生は5人ですが、もともと小所帯の塾です。ぽっかりと空いた空間と時間が出来てしまいます。同時に、しばらくはその空間は空けておいて良い、といった経営的な余裕はありません。2月からはすぐに、私立受験のクラスは、新4年、新5年、新6年とスタートすることになります。その準備も同時併行で進めていかねばなりません。ありがたいことに、12月、1月で何件かのお問い合わせがあり、体験授業もおこなって、新たに5名の小学生が2月から通ってくれる予定になっています。うれしいですが、手を抜くわけにはいきません。再来週のスタートに向けて教材の準備や授業の準備を進めています。何が大変かって、頭がついていかないのが大変です。まだまだ目の前の生徒たちのことでいっぱいの頭に、新しい生徒たちのことを考えさせなければいけないことがです。新規入塾の皆さんへ。誠に申し訳ないのですが、2月はどうしてもドタバタとしてしまいます。授業日程の変更などが起こることもあります。ご理解いただきますようお願いします。
2014.01.23
今日もドタバタと時間が過ぎてしまいました。予備校の「センター試験での私大や国公立大の合格可能性を判定するシステム」が動き始め、高3生と今後の戦略を話しあっているうちに時計の針はどんどん進んでしまいました。したがってblogの更新はムリです。時間がない中、毎日数枚のお習字の練習を続けています。写真は今日の練習です。習字は気持ちが集中できます。一枚の半紙に向かっているとピシッと気が引き締まります。3月からスタートする教室にどんな生徒たちが来てくれるのか楽しみです。中3生が数学の問題を解き終えたようです。授業に戻ります。
2014.01.22
入試本番で実力を発揮するのはなかなか難しい。というよりも、今までの自己最高点に近い得点を本番で出すことは難しい、と言った方がよいかもしれない。受験する本人としては、自己最高得点に近い得点を本番で出せる、と思って受験するものだから、そうならなかった時は余計にショックが大きくなる。でも、オリンピックの選手であっても、本番に自己最高タイムを出したり、自己最高のパフォーマンスが出来るのはごく限られた選手だけだ。もちろん、誰もがそうなれるように練習を積み、試合当日にあわせて調整をしていく。でも、誰もが最高の結果を残せることはない。そり「差」はいったい何なんだろうか。つまり、本番に強い生徒と弱い生徒との「差」ということだ。言い方が難しいが、良い意味での「割り切り」が出来るかどうか、ということだと思う。少なくとも、受験の得点に関していえば、それはかなり正しいと思う。たとえば、今回、センター世界史で満点をとった△△ちゃん。この子は良い意味で試験に割り切ってのぞんでいた。新傾向の問題が出て、それがかなり難しそうだとすると、△△ちゃんは「えい!」とばかりにすべての解答に3をマークしていくことが出来る。もしも全部違っていたとしても、その大問のなかにある3つほどの小問を間違えるだけ。得点として十数点。そこに関わっているよりも違う問題を丁寧にしっかりと解いていこう、と気持ちを切り替えられるのだ。今回のセンター英語の問3の一部はそんな問題だった。△△ちゃんはすべて3をマークして、他の問題に取り組んだ。結果的に1つはあっていたし、全体の得点でも自己最高得点に近い得点を出せた。試験なんてものはある意味でそんなものだ。もちろん、そうした目に見える結果と、見えないところで積み上げた努力の成果とは、同じ平面で比べることが出来るものではない。また、比べてもいけない。ただ、良い意味での「割り切り」をもって試験にのぞむことは大事だ、ということだ。
2014.01.21
高3生のセンター試験が終わりました。自己採点を今朝までに届けてもらい、予備校のセンターリサーチに提出しました。22日の午後には「センター利用」での志望校の合格可能性がほぼはっきりします。そりによって、2月からの一般試験の日程をもう一度考え直させます。4人とも「まあまあ」といった結果でした。今までの最高得点を本番でたたき出す、といったところまではいきません。入試はそんなに簡単なものではありません。でも、ほぼ実力は出し切ったと思います。まだまだこれからです。仕切り直しです。中3生ももがいています。予想模試演習をやり、その解答・解説をし、家に帰ってから「やり直し&反省ノート」をつくらせています。一部を公開します。見えづらいですが、多い生徒は10数ページにわたって解き直しをし、さらに、そこから覚えておかねばならないこと、解き方のヒント、などなどをびっしりとノートしています。何とかしたい、何とかしよう、という気持ちが伝わってきます。同時に、こうした過程の中で、本来の勉強のしかたを身につけています。これらの努力はいずれ実を結びます。確かに入試まではもうそれほどの時間が残されているわけでもありません。正直、もっと早くから取り組ませれば、といった思いもあります。ただ、今の受験制度では、どうしても11月の定期試験が終わらないと、受験勉強はスタートできません。あと4週間を切りました。この全国的に見てもあまりに早い入試日程も、何とかして欲しいものです。こうして毎週のように得点をだし、自分の目標点との差を考え、どの教科の、どの部分であと何点を取ろう、と考え続けます。そして、1週間の学習をし、再び予想問題に挑戦する。でも、なかなか思った通りの得点はとれない。その繰り返しの中で、こどもたちは確実に成長していきます。こうした成長は受験を通してしか身につけられないモノです。この3ヶ月はこどもたちにとって大きな成長の時期になってくれているはずです。
2014.01.20
大学入試センター試験第2日目。Break a leg !先ほど、昨日でセンターを終えたTIちゃんが自己採点の結果を届けてくれました。世界史は満点だったようです やったね。ニコニコして、2月1日以降の一般試験の過去問を三年分持っていきました。TI君、自己採点待ってるよぉ。中3生は予想問題演習に取り組んでいます。まだまだ得点に結びつかない生徒もいますが、こうしたものは徐々にではなく「いきなり」やってきます。あきらめずに地道に取り組んでいくことです。大丈夫です。君たちの努力は必ず報われます。上の記事のTIちゃんだってやってくれたじゃないですか。みんなも続きましょう小6生は過去問解き直しです。こちらも良い感じで仕上がってきています。ちょっと前までは「今年はいつもの年に比べても厳しいかな」と思っていましたが、何とか間に合いそうです。あと2週間を切りました。ここからは「厳しい言葉」は封印です。「気持ちよく」2月1日をむかえられるように、という指導に切り替えます。さて、採点に戻ります。
2014.01.19
いよいよ大学入試センター試験の1日目です。今日は文系科目。TI君とTIさんは今日で終了。今晩には自己採点の結果がわかります。TS君とYI君は明日の理系科目が勝負になります。実力以上の結果を求めることはありません。とにかく普段のチカラをしっかりと出してさえくれれば、という思いです。普通の方にはわかりにくいでしょうが、大学進学を目指す生徒がすべてセンター試験を受験するわけではありません。最近は、入試をともなわない方法での大学受験が主流です。指定校推薦、公募推薦、AO入試などです。昨年度の状況は以下のようなものです。文科省の2013(平成25)年度「国公私立大学入学者選抜実施状況調査」によると、今春の大学入学者数は、国立大学が9万9,825人、公立大学が2万9,836人、私立大学が47万4,987人の合計60万4,648人でした。このうち、学力試験による「一般入試」で入学した者の割合は、国立大学が84.4%、公立大学が73.3%、私立大学が48.9%で、国公私立大学全体では56.0%(前年度比0.2ポイント減)となっています。一般的にイメージされている「学力試験の点数を争う大学入試」は、現在では国公立大学や一部の難関私立大学などが中心で、大学生全体から見れば一般入試を乗り切った者は6割に満たないということになります。特に、私立大学では既に半数を切っています。簡単にまとめてしまうと、大学入試センター試験を受験している生徒は、国公立大や一部の難関私大を目指す生徒たち、ということです。私大に限っていえば、すでに半数以上の生徒はどこかしらに合格を決めてしまっている、ということです。一点を争う入試、などといったイメージからはすでに大学入試は遠く離れたところにある、といってもいいわけです。静かに燃えてきて欲しいです。それだけを祈っています。
2014.01.18
昨日の続きになります。以前にも書いたことがあることなのですが、もう一度。問題文に書かれている指示に従うことが、今のこどもたちは不得手だと昨日書きました。付け加えると、余計な自分の意見を差しはさむ「くせ」も今のこどもたちには共通に言えることです。例えば、一昨日の中3生の入試問題演習でのことです。その時の論説文は「養老孟司/無思想の発見」という文章の一部でした。筆者の主張は「心に個性がある、という考えが世間に流布しているおかげで、“本当の自分”“自分探し”“ナンバーワンよりオンリーワン”など若者たちが妙なことを口走る。感情にも個性はない。感情は共感であり、怒りも、笑いも、悲しみも伝染する」といったものだ。こうした文章の趣旨は、あきらかに今のこどもたちの常識に反する。彼ら、彼女らは“ナンバーワンよりオンリーワン”に共感する世代だ。こうした論説文が出題されると、生徒たちは「自分の常識」に照らし合わせて選択肢を選んでしまう。そして、そうした「ワナ」の選択肢は必ず用意されている。出題者の意図は明かで、自分の常識ではなく筆者の主張をしっかりと読み取れるか、を試そうとしているのだ。たとえば「・・多様な個性があることで人々は豊かな生活をおくれる。」などといった選択肢は文句なく「マル」になってしまう。しかし、筆者の主張とは全く相容れない。こどもたちは正解はこっちだよ、と説明をしても納得いかない顔をする。その顔には「だってこの選択肢に書いてあることはあってるじゃん」と書いてある。あくまでも「自分の常識に適合している」が「あっている基準」になってしまっている。こうした考えを打ち破るのはなかなか大変だ。国語の問題には正解がある。入試問題なのだからあたりまえだ。その正解は「筆者の主張に適合している」ことがすべての基準だ。ちょっと例えが悪いが、筆者が「人を殺すことは正しい」と文章中で主張していれば、世間一般の道徳から「正しくない」ことでも、国語の問題の選択肢では「正しい」ことになる。まじめな生徒ほどそうした「常識」に縛られてしまい、筆者の主張を読み取れなくなりやすい。難易度があがるほど、一見常識にあっていて選んでしまう選択肢が増えてきます。そうしたワナに引っかからないように、これって常識的にはあってるでしょ、ふつうこれでしょ、といった選択肢にぶつかったときには慎重に本文内容と対照することです。国語読解においては、素直さは禁止です。いつも「ちょっとめんどくさいオヤジorオバサン」になって選択肢を見るクセをつけましょう。
2014.01.17
中3生は日曜講習だけでなく、平常の授業でも「予想模試演習」をおこなっている。高校入試の問題には決まった出題傾向があるので、その形式にそった中での学習が必要だからだ。もちろん、自分の志望校に合格するための目標点との「差」をしっかりと認識し、それを埋めるために何をすれば良いかをきちんと理解する目的もある。みんなもがいている昨年度の入試問題から神奈川県の公立高校入試は大きく変わった。50点満点から100点満点の問題となり、記述問題が大きく増えた。難易度がアップした、と理解してもらってかまわない。とくに、国語と英語の難易度は一昨年までとは比べものにならない。生徒たちもこの2教科の記述問題に苦しんでいる。国語はの記述はつぎのふたつだ。論説文の中でひとつの小段落を50字から60字で要約する問題。グラフをもとに何人かが討論する文章を読み、資料から読み取れることを50字から60字で書く問題と、途中の空欄にある人物の主張を70字から80字で補う問題が出題される。それぞれの配点は6点〜8点なので、全体の1/4ほどの重みとなる。かなり大きな部分をしめている。これに全く読んだことのない古文も出題されるので、時間的な余裕もあまりない。一昨年までは記述はほとんどなかったのだから、難易度のアップはいうまでもないだろう。入試問題の記述は、自分の主張を書くものではない。本文の中に書かれていることをしっかりと読み、問題の指示にしっかりとしたがって記述することが求められる。これが今のこどもたちは本当に不得意なのだ。なぜなら、学校の国語の授業の中ではほとんど訓練されたことがないからだ。学校の国語の授業は、印象批評というか、自分がその文章を読んで「感じたこと」「思ったこと」を述べることが中心になっている。そもそも、高校入試に出てくるような「難しいテーマを扱った論説文」など教科書にはひとつもない。先生によっては論説文をほとんど扱わず、小説や詩ばかりを授業する方もいる。とにかく、あと1か月。しっかりと「筆者の主張だけに耳を傾け、自分の意見を差しはさまない読み方」を身につけさせていくことだ。同時に、今の中2生や中1生は、この春期講習あたりからそうした姿勢を身につけさせることを徹底させたい。入試問題演習を中3の夏講習のテーマにしても良いかと考えてもいる。
2014.01.16
今日の午前中は、何人かの組合の塾の先生にお集まりいただき、MALSIという「学習力・意欲診断」についての勉強会のようなものを開いた。MALSIについてはHomePageで次のように説明されている。MALSIとは、子どもたちの教科力(国語、算数、英語など)の根底にある学習力・意欲を“見える化”し、本格的な教科指導の開始と同時に子どもたちの長所の把握、課題を察知することで、効果的な学習指導を行う下地作りを可能とする診断テストです。この診断結果により、指導者が生徒・保護者様にお子様の長所や課題を明示することができるため、指導者と生徒・保護者で今後の指導方針が共有でき、指導者・生徒・保護者が一体となって生徒の学力向上に取り組めます。簡単に言ってしまうと、塾の指導者として生徒や保護者の方に、指導実感や経験則からしか話せなかったことを「見える化」するツールということだ。「やる気がちょっと・・・」といった言い方ではなく、「自己管理のこの部分がちょっとダメなようです」といった指導を可能にするツールと言っても良いかもしれない。こうしたデータをもとに「ノートの取り方をこうしていこう」「時間管理をするためにこの表をつけてみよう」「テスト前の計画表をこうやってつくっていこう」などといった具体的な生徒への指導につなげていくことが出来る。また、保護者の方にも、客観的なデータとして、こどもさんのおかれている状況をつかんでもらうきっかけにもなる。さらには、家庭での指導の具体的な提案にもつなげていける。思わぬ一面が数値にあらわれて、それをもとに劇的なモチベーションアップにつながる可能性さえある。さらに、高校生には、AO入試や公募推薦入試に向けて、自己分析をするツールとしての活用も考えられる。いずれにしても、学習への意欲を持つきっかけ作りに役立てていけるものだ。どう利用するか、いつ、どのタイミングでおこない、そのデータをもとにどうやって生徒、保護者の方とコンタクトをとっていくのか、いろいろと考えなければいけないことは多い。でも、よいものはどんどん取り入れていく、というのが私のモットーでもあるので、来春というか、数ヶ月以内に何らかの形でmiyajukuの生徒にはこのMALSIを実施していくつもりだ。
2014.01.15
昨日は1、2月の中でただ1日の休日でした。こうした時は、家でぶらぶらしているようりも、思い切って気持ちを変えられることをしたほうがよい・・ ということで、いつもの友達と二人で三島に「うなぎ」を食べに行ってきました。三島は富士山の伏流水があちこちからわき出ていて、その水にさらされたウナギは臭みのないうまいうなぎになるとのこと。大船駅から踊り子号で。三島までは1時間です。駅前の観光センターに寄って「うなぎや」のマップを手に入れ、うまそうな店を探します。20件近くのお店から、私も友人も入ったことのない店にします。今日は「高田や」というお店。「白焼き」「肝焼き」「かば焼き」。いやいや、やっぱり三島のウナギはおいしいです。三島大社にお参りして、生徒たちの合格祈願を。駿豆線というローカル線に乗って修善寺まで脚を伸ばし、ぶらぶらと街を散策。帰りも「踊り子号」で戻ってきました。気持ちがすっきりと入れ替えられた1日になりました。このまま2月末まで突っ走ります。
2014.01.14
9時から高3,中3,小6の演習がスタートです。教室を暖めておくために1時間前には出勤。朝がちょっとつらいです。塾の入り口のヒヤシンスが満開です。とても良い香りをただよわせています。みんな気づいてくれてるのかな だるまは、昨晩の授業で高3生たちに目を入れてもらいました。センターで全員が平均で8割越えが目標です。中3生は2回目の「予想模試演習」です。前回の得点から大幅にアップできるかどうか、今日の注目点です。高校入試の出題傾向がある程度わかったところです。どこから解くか、どの問題にどのぐらい時間をかけるか。そんなことをひとりひとりが理解した上で得点がどこまで伸びるでしょうか。休み時間も単語カードやノートを見ています。さすがに受験生になってきました。高3生はいよいよです。国公立を受験する生徒は1名だけですが、とりあえずセンター試験で私大のおさえをしっかりと合格しておきたいです。文系の二人は世界史が9割越えでいけそうです。英語と国語が8割を越えられれば 理系の二人も理科はいけそうです。△△君は物理で100点を目指します。数学も1Aは100点を、2Bは8割越えが目標です。医療系を目指す◇◇君もここ数ヶ月の努力を神様はゼッタイに見てくれているはずです。小6生たちも受験校の問題に2度目の取り組みです。とにかく試験問題の傾向に慣れること。12歳ですから細かなことはわかっていません。理解するよりも慣れてしまわせた方が良い年齢です。ひたすらに問題に取り組ませます。今日は「気」が塾全体に充満していると感じています。こうなってきたら大丈夫です。お互いのパワーが交錯し、一気に合格まで駆けのぼっていけます。さて、採点にはいります。
2014.01.12
朝からの授業がやっと終了疲労困憊生徒のレベルが高いほど疲れるでも、楽しい来週は大学入試センター試験明日も急遽、Z会のパック問題を解く演習を朝からやります小6も過去問解き直し学習会中3は直前予想模試演習です20人の受験生の「受かりたい」という気持ちが私に向けられてきますガンバレ 塾長 (自らを叱咤激励)
2014.01.11
毎日同じようなことばかり書いていますが・・・時間が足りません今日も、明日と明後日の演習の準備に朝からかかりっきりです。合間にとある業者の方と打ち合わせ。こどもたちの「学習力・意欲診断」のテストについてお話をうかがいました。とてもおもしろいものです。詳しくはまたの機会にしますが、新年度のどこかで塾生全員にやらせたいと考えています。いつものことですが、この時期は塾の総決算となる受験生への指導と、新しい年度の準備が交錯します。うれしいことに「新学期から入塾させてください」というお問い合わせを今日もいただきました。そんなご期待に応えるためにも、今年以上の「仕組み」をつくっていかねばなりません。とにかく、私の頭の中は、今の生徒たちを受験までに少しでも伸ばしていく手立てを考えることと、新年度からの新しい取り組みでいっぱいです。そんな中、写真のようなものが送られてきました。写真で見るよりもホンモノはずっと立派です。「習字の筆っこ」の教室。どんな生徒たちとの出会いが待っているのか。正直、自分がいちばんワクワクしています。筆を手にしてお手本書きの練習もしなければなりません。忙しいですが、いろんな意味で楽しい毎日です
2014.01.10
今日は2週間振りにジムに寄ってトレーニングをしてきました。講習中は食事を摂る時間もほとんどなく、朝の9時から夜の10時まで授業でした。その「つけ」が体重の3kg増となっていました。2週間でなってしまったことなので、2週間で元に戻します年が明けてポツポツと問い合わせが入り、学習相談をおこなっています。新中3(現中2)は定員になっていますが、その他の学年は若干の空きがあります。今日も中1生のお母様のお話をうかがいました。中1生をもつ保護者の方が言われるのが、「小学生の時のテストはほとんどが100点や90点だったので勉強は大丈夫だと思っていました」「親バカかもしれませんが、高校は進学校に進める学力があるのだと思っていました」といったことです。確かに昔は小学校のテストで100点をとっていれば上のようなことがいえました。でも、今は違います。絶対評価になり、テストは「学んだことが理解されているか」のチェックになっています。得点はだしていますがほとんど意味はなく、基本的に誰でも出来るものしか出題されていません。いっそのこと得点などださずに三段階程度で結果を出せば良いのに、と思います。相対評価だった頃の保護者の方の感覚は、絶対評価になっている今とかなり「ズレ」が生じてしまっているのです。小学校の評定が全く子どもの学力をはかるのに無意味だとは言いません。ただ、あくまでも絶対評価での情報だということを忘れてはいけないのです。出来れば、外部のテストなどを受け、同学年の中での相違的な評価もしっておくことを、小学生をお持ちの保護者の方にはお薦めします。もちろん、順位付けされた評価がその子のすべてではないことは前提です。とはいっても、そうした客観的なデータを把握しておくことは、親として大事なことではないでしょうか。確かに中学校も絶対評価ですが、高校入試に学校の成績が利用されるため、県教委などから「この程度の割合で評定をつけるのが良い」といったお達しもあり、相対的なつけかたにもなっています。高校入試はあくまでも相対的に合否が決められていきます。いろいろな意味で今と昔の違いをしっかりとわかっておきたいものです。
2014.01.09
今日から新学期のスタートです。冬期講習中は授業がつまっていて後回しにしていた教務関係の仕事が山のようにあります。とりあえずは今日の授業準備と、12日(日)の小6、高3の過去問演習の準備、中3の予想問題演習の準備です。miyajukuは定員制をとっていますが、入試直前のこの時期のためでもあります。十人いたら十通りの問題を準備し、きちんと採点してダメ出しをしなければなりません。miyajukuは基本的には集団指導ですが、この時期はほとんど個別対応になっていきます。今年は、小6が5人、中3が11人、高3が4人と20人の受験生がいます。毎年と同じような人数ですが、中3は「特色検査」が新たに導入されていてその準備が必要になります。高3も例年以上に優秀なので、センター試験に向けてもいつも以上に回数を増やして演習を入れています。そんなこんなでつくらなければいけない問題が山のようにあるわけです先日、塾を終えて鍵をかけていると、A君とそのお母さんが声をかけてくれました。生まれたばかりの赤ちゃんをだっこされていました。「先生、この子が塾に通うようになるまで続けてくださいね」とうれしい言葉をかけていただきました。うれしいですが、まぁ、ムリでしょうあと10年は、と思ってはいますが、ここのところは授業の準備がかなり重くなってきています。それぞれのクラスの定員をもう少ししぼって少なくしていくことを考えなければならない時期かもしれません。ひとりひとりにしっかりと向きあえること。それがmiyajukuの柱ですから。
2014.01.08
教室ごとに写真のモノを置いています。説明書きには「クレベリンとは、空気中のウイルス除去、消臭、カビを抑制させる△△薬品の製品で、主な成分となっている二酸化塩素により、空気中のウイルスや菌、カビを99%除去します」とあります。それほど高いものではないので、インフルエンザその他の予防に置いているのですが・・・ 効果のほどはどうなのでしょうか。ちなみに、首からはこれをかけて授業をしています。鬼に金棒 ・・・ のはずです来週はいよいよ大学入試センター試験です。とにかく体調管理には十分に注意をさせたいです。今日で冬期講習は終了です。明日からは通常授業のスタート。世間の皆さまも昨日から業務が再開したようで、業者さんからの電話などもたくさん入ってきます。ほとんど留守番電話対応ですが いろんな意味で時間が足りません。
2014.01.07
ニュース作文の1回目の下書きをチェックしています。基本的に「起承転結」がしっかりとした文章になるように流れをつくっています。ラフなデザインはこんな感じです。起 ニュースの内容について承 ニュースについての自分の感想転 そのニュースを自分の体験に結びつける結 「将来」や「未来」につながっていくことを見つけ出して提案していくニュースを選ぶ段階から、自分の体験に結びつけられることを重視しました。ですから、みんな「そこそこ」の文章を書いてきています。すべてを書き直さなければいけない生徒はほとんどいません。ただ、途中からの流れがおかしくなっている生徒は10人中数人はいます。これはもう一度展開を考え直させて書き直しです。小学生は400字から600字。中学生は600字から800字。そんなに長い文章ではありません。しかも、記事のまとめで1/3から1/4がうまってしまいます。今回は構成を中心としてチェックをし、細かい語句の修正などは2回目でチェックします。普段から「文は短く切ること」を言い続けているので、だらだらとした文を書いてくる生徒もそれほどいません。文章を見ていく私のストレスも今回はそれほど大きくなくてすんでいます冬期講習も明日までです
2014.01.06
昨日の高3生の「河合塾赤パック演習」は、みんな高得点で終えられたようです。文系受験の二人は、英語でほぼ9割越え、世界史も満点近い得点を出せたようです。とくに△△子は、ここのところ選択肢でスランプに陥っていたところから復活できたようです。国語も9割の得点率で です。理系受験者の二人もきちんとした得点をとっていました。◇◇男は数1Aは満点だったようです大学入試センター試験の英語と国語は、解くときのリズム感がとても重要です。どちらの教科も量が多く、精読していく時間などまったくありません。ほとんどが四者択一なのですが、その選択肢が区別がしづらい。2個までにしぼれても、そこから一つにしぼり込む段階でことごとく失敗してしまうことがあります。慣れも必要ですが、とにかくリズム感。本当に気持ちよく解いていくことが大切です。もちろんある程度の得点率までは基礎学力の問題ですが、そこから先はしっかりとした「センター試験の選択肢への対策」が必要になってきます。試験なんてモノはすべからくそうしたものですから、そのことにとやかく言ってもはじまりません。センター試験に対してはこう解いていく、といった感覚をしっかりとつかみ、対策をとっていくことです。それでも、何度も言いますが、最後は「きもち」の問題。リズム良く、気持ちよく、です。この大学入試センター試験が5年後を目途に廃止されるとのこと。まぁ、それなりに問題点も多い制度なので良いことだとは思います。ただ、新しい「到達度テスト」というものがどんなものになるのかわからないので、過渡期になる受験生はつらいですね。現小6〜中2生を中心とした生徒たちは、「とんでもなくおおきな改変期」に自分たちは大学入試をむかえることを知っておくことです。もちろん、そのお父さん、お母さんもです。詳しいお話しは3月にでも説明会を設けるつもりです。ひとつだけ。マスコミで騒がれているように「学力重視から人物重視へ」といった言い方は全く間違っています。あえていうと「基準となる学力観の変化にともない制度を変える」ということです。決して「学力はみないよ」「人物で判断するよ」ということではありません。マスコミの報道に頼るのではなく、そのニュースソースとなるものをしっかりと見つめることです。教育再生会議の提言 → http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kyouikusaisei/pdf/dai4_1.pdf
2014.01.05
朝の9時からスタートです。まずは中3生。今日は最終の神奈川県模試です。今日の結果が20日前後に戻ってきます。最終的な志望校内での順位がわかります。その結果と昨日からはじまった直前講習での4回分の得点を考えて志願先を決めていきます。予想模試演習や過去問演習には徹底的に手間をかけます。それが当日の得点に直結するからです。昨日の第1回の予想模試演習でも、終わった後に採点した答案を返却し、私がそれぞれの教科ごとの「ダメ出しポイント」の講義をします。基本的に答案は持ち帰って解き直しをさせます。同時に一人一人に反省文を書かせます。ちょっと長くなりますがある生徒のモノです。数学では時間配分がうまくできませんでした。特に空間図形に少し時間をかけすぎたなあと思っています。なので空間図形で難しいと思ったらすぐにやめるようにしたいです。また証明はもっと簡単に考えなくてはいけないと思いました。国語は時間が足りなくなってしまって記号問題をしっかりと考えられなかったです。また古文が苦手だと思ったので少し時間をかけるようにしたいです。英語はリスニングで余計なところを書いてしまったのでしっかりと聞きたいです。最後の長文までいかなかったのでもっともっと早く解けるようにしないといけないと思いました。理科は天体が全滅でした。今回天体は20点くらいの配点だったので落とすと大変なことになるのでこの苦手を克服しなければと思いました。また理科は時間が余るだろうと思いゆっくりやっていたため時間が無くなり配点の高いグラフをかけませんでした。なのでグラフや記述はしっかりと書きたいです。社会は記述を後回しにしてしまったのでもったいないと思いました。なのでしっかりと時間を見て取り組もうと改めて思いました。また公民の経済の分野が弱いことも分かったので重点的に取り組みたいです。こうして自己分析をしていくことで一歩ずつ前に進んでいくことが出来ます。1ヶ月で50点アップはあたりまえです。さらに伸ばします。試験というモノはすべて傾向があります。その傾向にあわせて対策をとることが何よりも重要です。と同時に、こうした機会を通じて「一生モノ」の学習の「型」を身につけてもらいたいです。今日は高3生はセンター試験予想問題集の河合塾赤パック問題を解いています。小6生も朝から自分が受験する中学の過去問の解き直しです。
2014.01.04
今日から授業再開です。すでに私の中の時計は○月○日ではなく、センターまで△日、2月1日まで△日、14日の公立高校入試まで△日、になっています。受験生にもその感覚を共有してほしいです。あまりに仕事が多く、今日の詳しい内容は明日にまわします。夜は、miyajukuのメイン講師、英語のK先生、数学のW先生と新年会。有意義なコミュニュケーションになったと思います。今日の五時間はそのまま現受験生へ還元されるはずです。今日の中3生の直前講習の全体講評は http://miyajuku.com です。パスワードはいつものとおりです。それでは明日もはやいので
2014.01.03
明けましておめでとうございます。といっても、僕たち、私たちの正月は3月です。緊張感を持って、決して気を緩めずにいきましょう。私はいつも妻の実家で正月を迎えます。元日の昨日は、近くの武蔵野神社に初もうで。それから午前中に大国魂神社、多磨霊園で妻方のお墓参りをして、ここ数年は湯島天神社へお参りしています。 元日の湯島天神はさすがに人の波です。1時間半ほどならんでやっとお参りし、miyajuku受験生21名分の合格祈願のお守りをいただいてきました。元日のお参りがきっとご利益があるだろうとのオヤゴコロみたいなものです。いよいよです。気を充実させていきましょう。 3日間、しっかりと休みました。明日から授業再開です。
2014.01.02
全29件 (29件中 1-29件目)
1