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今日も9時スタートです。いよいよ明日は2月1日です。私立中学入試はお母さん、お父さんとこどもさんの共同作業です。ここまでもいろいろとあったでしょうが、明日からの数日間がクライマックスです。とにかく合否の発表がドキドキです。1回で受かることはないと思ってはいても、もしかしたら、の気持ちは当然あります。でも、結果は・・・ そんなことが何回か続くと気持ちがどんどん萎えていってしまいます。でも、お母さん。顔にはゼッタイに出さないようにしてください。とびっきりの笑顔で「大丈夫。最後にはゼッタイに合格しているから」とこどもさんを励ましましょう。涙は最後の瞬間までとっておきましょう。合否発表って、子どもよりも親の方がつらいものです。わたしも自分のこどもたちの合否をいくつも見てきました。封筒で渡されたものを開けたり、インターネットでの発表を見たり、壁に貼られた受験番号を確認したり、と。その瞬間のことは何年かたった今でもよく覚えています。こどもさんにとっては、お母さんだけが頼りです。とくにここから数日間は、何よりもお母さんがそばにいてくれてこその挑戦になります。温かく、大きく、すべてを包み込むように接してあげてください。子育てって、育ててあげる、ではなく、育てさせてもらっている、ということではないでしょうか。明日からのこどもたちの挑戦に立ち会うことのできる喜びをかみしめつつ、こどもたちの泣き笑いを共有できるすばらしい時間を持てることを感謝しつつ、子どもの合格の歓喜を想像して今日の1日をお過ごしください。今日は早めにお風呂に入れて、消化に良い好物を食べさせて、早く寝かせましょう。あなたならゼッタイに大丈夫、だって、お母さんの子なんだから。そんな言葉とともに(^_^)何が起こっても 笑顔 ですよ!miyajuku小6生6人の戦士たち
2016.01.31
今日も小6生の授業からスタートです。といっても、最後の土曜日です。私立中学入試は、学校成績やその他の要素は全くなく、純粋に当日の入試得点だけで合否が決まります。しかも、出題内容は、小学校の学習過程ははるかにこえて、中堅校でさえ、県立の高校入試よりも難しい出題とさえいえます。ましてや、偏差値上位の私立中学入試の問題は、ちょっとした大学生ではまったく解けない問題も多数あるほどです。そんな私立中学入試ですから、学習塾の果たす役割は大きい、というよりも、ほぼ塾の力だけがこどもたちの合否を左右する要素になります。ですからこちらも結果に対しては緊張します。私立中学受験は同一校を複数回受験できます。しかも、午前、午後と日程があるので、生徒たちは、2月1日の午前、午後、2日の午前、午後・・・ と、2月5日ぐらいまで受験が続きます。かなりハードな日程です。また、願書も当日の朝まで受け付ける学校がほとんどなので、合否しだいでは受験校の変更もあり得ます。1日から数日間は、私の方もあらゆる事態に備えて、いつでも対応できるようにしてあります。いよいよです。ただ、普段と違うことをする必要はありません。今までやってきたことを信じて試験にのぞむことです。今日と、明日は、過去問の算数の問1のみ5年分とか、国語の漢字・語句問題のみ数年分、理科の生物分野の問題だけ、社会の地理分野の問題だけ、などと「串刺し演習」をぼちぼちとやっておきましょう。We are sure to pass the exam!
2016.01.30
今日は朝から秘密の特訓です。2月1日まであと2日。ほぼ毎日のように塾に来ていた小6生たちも、塾に来るのはあと2日になってしまいました。ある意味で寂しいですね。毎年のことですが、この時期はこんな歌を思い出します。この歌のこの部分はとても好きです。♪ 集まり散じて 人は変われど 仰ぐは同じき 理想の光 ♪過去問演習の採点や質問を受け付けながら、もくもくと仕事も続けています。まずは、中3生のリスニング対策の準備です。高校入試の1時間目は英語。そして、いきなりのリスニングです。眠い目をこすりこすり、なんてことはもってのほか。ここでスムーズにスタートしないと、2時間目以降の教科に大きく影響してきます。生徒たちには、2月になったら6時に起床し、まずはリスニングの問題を1題やるようにいってあります。大切な試合は、出だしが最も重要です。すでに15日分のリスニング問題はCDとともに配布してありますが、今日準備しているのは2月に入ってからのものです。とくに最後の5日分は分けてあります。カウントダウンの意味もあります。試験は「あっ」という間に終わってしまいます。ドタバタした気持ちのままでは実力を発揮できぬままで1日が終わります。そうならないためには、2週間前からは、16日の試験当日のシミレーションを繰り返すことです。英語は全体を見て、とくに英作文の問題形式をチェック。問2の単語問題、問3の文法問題をさっと済ませて、問4の並べ替えを丁寧に。何が出題意図なのかを必ず考えながら・・・ としっかりと解き方を思い浮かべることです。これを5教科すべてに渡ってしっかりとやっておくこと。そうすることで、自分の実力を存分に発揮できる下地ができるのです。
2016.01.29
大学入試制度改革については何度か書いていますが、今日もそんな話題がニュースになっています。センター試験後継、年複数回実施見送り 文科省検討現在実施されていている「大学入試センター試験」にかわる新しいテストは、年間複数回の実施ということで答申されています。1回だけのチャンスであれば、今までと同じように「点数主義」の是正にはならないからです。1点で合否がかわってしまう今のやり方を変えるには、複数回のチャンスがあることが大事になってきます。一方で、複数回の実施には、高校側も大学側も猛反発のようです。学校行事への影響、とりわけ。部活動への影響が大きいからです。大学側は、試験会場の準備や採点などにかかる負担の大きさを反対の理由としているようです。ただ、そうした負担の軽減のために、コンピュータを利用した試験(CBT方式)が提唱されているのですし、記述式の問題でもPCでの採点が可能な時代なのです。わたしから見ると、抵抗勢力の「反対のための反対」としか映らないのですが、皆さんはどうお考えになりますか?部活動にしてもそうです。これを機会に、高校での部活動のあり方について議論する、といった方向になっていくのが当然ではないでしょうか。あきらかに今の部活動のあり方は異様、異常の部分があります。高校生の毎日をトータルに考え、学業も部活動も学校活動も、学校外の活動やボランティア活動までふくめて、充実したものとしていくにはどうすればいいのか、そんな活発な議論はどこからもおこってこないようです。あるのは、現状を変更することに対する反対のみ。このまま、せっかくの大学入試改革がどんどん骨抜きにされていき、結局はなにもかわらなかった、ということに本当になってしまうのかも知れません。The mountains have brought forth a mouse.(大山鳴動してネズミ一匹)なんてことにならないようにしてもらいたいです。大切なのは、こどもたちがどう成長していくのか、それをサポートするためにはどうすればいいのか、といった視点のはずです。グローバル化、価値観の多様化、といった新しい社会に対応できる教育を、というのが今回の改革の本筋です。現状をまもれないから、といった反対はまったく意味のないものです。
2016.01.28
高校選択でいろいろと悩んでいらっしゃるお父さん、お母さんも多いことと思います。わたしも、できるだけご相談に応じるようにしています。そんな中、ちょっとしたアドバイスです。ある意味で、県立高校はどこに行っても、その教育課程や受けられる授業に違いはありません。もちろん、教科書が違っていたりしますが、教えている先生は基本的に県内の高校をぐるぐるまわっていますし、特定の高校に優秀な先生を集めている、なんてこともありません。違うのは、どんな生徒が集まるか、ということです。子どもは周りの友だちとかかわることによって成長します。どんな友だちが周りにいるか、ということが子どもの成長を決定するといってもいいでしょう。公立の中学は、地域に住まう同年代のこどもたちが集まってきます。様々な生徒たちがいます。しかし、県立高校は、ある意味では偏差値で輪切りされたあるレンジの中にある生徒たちだけが集まるのです。そのレンジによって高校の様子が決まっていく、ということです。湘南高校や翠嵐高校など、県内トップの高校では、学習面だけではなく、部活動も、学校の活動もとても盛んです。しかも、生徒たちが主体的に動いていて、それらの活動の中で、教師がかかわっている場面はほとんど見られません。いろんな意味で生徒どうしが切磋琢磨しているのです。そんな姿は、厚木高校や希望ヶ丘高校でも見られます。学校側が何をしているとか、どんな仕組みを作っている、ということもなく、あえていえば、伝統のチカラによって入学した生徒たちは、その高校の中で大きく成長できるのです。親がかかわる場面もこうした学校ではほとんどないはずです。ほっておけば子どもはしっかりと成長していきます。中堅校でも頑張っている学校はたくさんあります。でも、どちらかというと、学校や先生がかかわってくる場面が増えていくようです。ですから、中堅校は、学校側がどんな姿勢でどんな学校をつくろうとしているか、といった部分をしっかりと知る必要があると思います。中堅校で、学校が積極的に“学校”をつくっていこうとしていないところもあります。そうした学校はあまり選択したくないですね。同時に、中堅校に子どもが進学した場合は、適宜、親が子どもの進路などの相談にのれるようにしたいです。100%、学校に任せることはなかなか難しいでしょう。下位校になってしまうと、もう親が本当にしっかりしないとだめです。どちらかというと、切磋琢磨して伸びていく、というよりも、その逆に友だちに影響されて後ろ向きになっていくことさえあり得るからです。学校任せにしないで、親がいろいろな面でかかわっていくしかないと思います。そうした意味では、私立高校であれば、その部分の親の関わりを学校が代わってくれます。このレベルになると、私立高校の方が良いのでは、という場合も出てきます。いずれにしても、高校生になったわが子から一時も目を離さないようにしていく必要があるでしょう。高校進学はスタートラインです。その3年先の選択はもっともっと重要で、複雑で、面倒で、大変なものです。同時に、そこでの選択は、高校選択とは比べものにならないぐらい「人生」そのものの選択につながります。親は、高校選択の先にある3年後の選択のことも考慮した上で、目の前の高校選択を考えるべきです。
2016.01.27
中3生の保護者面談を続けています。ここまでくると、受験校にこだわるかどうかです。こだわって受験する生徒はつよいです。お父さんもお母さんも、わが子の「こだわり」を応援するだけです。ただ、こだわったからといって、現実に合格が不可能な場合もあります。受験です。数値のデータがしっかりと出ています。毎週日曜日に実施している予想模試演習、先日の最終の県模試の受験校内の順位。そんなデータはうそをつきません。ここは冷静にその数字と向き合うことも必要です。最終的には入試ですから「倍率」がすべてです。様々に予想もできますが、それはすべてムダでしょう。とにかく1月28日(木)〜2月1日(月)までが募集期間です。2月1日の夜9時頃までには倍率は判明します。志願変更の期間はも2月4日(木)〜8日(月)までです。今年は考える時間がたくさんあります。今のところ自分の志望校への合格は微妙だなぁ、という生徒は、とにかくその第一志望の学校に迷わず志願しましょう。そして、倍率を見てから最終判断をすればいいのです。悩むのは、家族会議をひらくのは、その時で良いのです。今は、とにかく落ち着いて、目の前にある学習を続けることです。これからの人生の中で、様々に「選択」をしなければいけない時があります。高校選択はその第一歩です。最後は「自分」の判断です。人は「選択」の積み重ねの上に「自分」が出来上がっていきます。高校選択は、君たちにとって、はじめて「自分」というものが試される時でもあるのです。しっかりと学習を続けましょう。
2016.01.26
今日は神奈川県私塾協同組合主催の教材・教具展でした。組合関係の学習塾の先生方だけでなく、近隣の塾の先生方もたくさんいらっしゃって盛況な展示会になりました。ありがとうございました。来年度は中学生の教科書改訂の年です。3年ごとの小改訂の年なのですが、今年はどの教科も大きく中身が変わっているようです。さらにmiyajukuのある大和市では、英語の教科書採択会社がかわるとのこと。これって、塾にとってはとても大きな問題なんです。今までのテキストが使えなくなるだけでなく、つくりためた小テストや映像教材などをすべて作り直す必要があります。それにしても、中学校の授業もすべて英語で進めるようになる、などといっていますがどうなることでしょうか(^_-)とりあえず、いくつかの教材をチェックしてきました。来週の私立中学入試をはじめとしてどたばたとしている中ですが、新年度の準備もきっちりと進めていかねばなりません。
2016.01.25
今日も朝から中3生と小6生の演習授業です。午後からは高3生の数学の演習授業も入っています。入試まで、小6生はあと1週間、中3生は3週間、高3生はすでにはじまっています。この時期の学習法はただひとつ。過去問と徹底的に向き合うことです。今日も小6生は受験する中学の過去問の解き直しをしています。私立中学入試の問題は学校ごとに特色があります。と同時に、その出題傾向や形式はそれほど動くものではありません。徹底的に過去問に対しましょう。これは高3生も同じこと。受験する大学の過去問をしっかりと解くことです。中3生はちょっと違います。過去問は2年分で十分です。3年前に今の形式にかわり、2年前から難易度が急激にアップしました。それ以前の過去問をやったところであまり意味はありません。と同時に、出題形式、内容がここのところころころとかわっています。一定の傾向をわざと外している感さえあります。ですから、過去問は2年分で十分だということです。では、どうするか。今日もやっているように、予想問題演習です。塾では、最新の傾向にあわせた予想問題をたくさん用意しています。あえて少しずつ出題形式や内容に変化をもたせてもいます。こうした良質な予想問題をしっかりとやることです。もちろん、できなかった問題を徹底的に解き直すことです。すでに1月3日から5教科×6回分をこなしてきました。あと6回分はこの3週間で行える予定です。演習する問題の準備などに追われ、わたしは時間の感覚がなくなってきています。でも、あと3週間。この子たちのために頑張ります。
2016.01.24
神奈川県の高校入試の面接はあらかじめ公表された「観点」によっておこなわれます。つまり、正解のある面接、といってもよいかもしれません。「観点」にふくまれていないことでは減点されませんし、加点もされません。極端な言い方をすれば、「面接の態度」にチェックのない学校の面接では、面接中にガムをかんでいたとしても減点はない、ということです。共通の観点は三つです。(1)中学校での教科等に対する学習意欲・・・中学校の9教科の学習活動において特に力を入れたことや苦手を克服したことなど(2) 中学3年間での教科等以外の活動に対する意欲・・・部活動やボランティア活動など頑張ったこと嬉しかったことなど(3) 入学希望の理由・・・なぜその高校を志望しているのか?高校に入学することでどんなことに取り組んでいきたいかなど生徒はこれらの項目についてあらかじめ「面接シート」を書いて提出します。「面接シート」を書くときのポイントですが、自分が質問してもらいたいことに誘導できるような書き方をすることにつきます。「面接シート」そのものは採点の対象にはなりません。ここで誤字・脱字があったからといて問題ではない、ということです。とにかく、このシートをもとにして当日は面接が進みます。自分をアピールできることにしぼって、面接シートを書きましょう。もうひとつ。とても大事なことです。神奈川県の面接では、中学校での部活動などで上げた実績は評価してはいけないことになっています。県大会で優勝した、などということが加点ポイントにならないんですね。では、何を評価するか。それは、高校で何をしたいか、ということなんです。中学での部活動の実績は評価されませんが、そうして頑張ったことを高校でもつなげていきたいです、といえば加点ポイントになるんですね。このことをしっかりと知った上で面接にのぞみましょう。とにかく「未来志向」の面接だということです。将来の自分、自分の夢、高校生活をいかに輝かせるか、そんなことをしっかりと箇条書きにしておきましょう。なお、学校ごとの観点は、県教委のホームページにあります。 http://www.pref.kanagawa.jp/uploaded/attachment/771427.pdf 観点をみないで面接シートを書くなんていうわけのわからんことをゼッタイニしないように。面接は点数化されるのです。どうすれば得点がとれるのか、しっかりと考えた上でのぞみましょう。もうひとつ・ちょっと古いですが、神奈川県私塾協同組合でつくった面接対策の映像です。https://www.youtube.com/watch?v=OPkkMs41Flc
2016.01.23
神奈川県の公立高校入試では「面接」が全員に課せられる。しかも、1000点満点の入試得点で200点を面接点に割り振る学校が多い。かなりの得点になる。たった10分間の面接で、中2,中3での学校成績や当日の5科の入試得点がひっくり返される可能性がある。そんな「面接」だが、「差」をつける学校とそうでない学校がある。面接点も開示されるので、模試会社が集計した資料がわたしの手もとにもある。今年のmiyajuku中3生に関わりのある高校をみてみよう。厚木高校 全員が面接点が100点になっている。まったく差をつけない典型的な学校のひとつ。海老名高校 ここも全員が98.0点になっていて全く差がつかない。大和高校 ほぼ全員が90.0点。時々、91.00点などという生徒がいるぐらい。差はつかない。座間高校 ここも全員が94.00点になっている。全く差がつかない。大和西高校 ほぼ全員が90.00点。たまに91.25点などという生徒がいる。ぽつんと54.00がいるが、何かよっぽどひどいことをしたのだろうか。麻溝台高校 ほぼ全員が84.00点。たまに92.00点や86.00点がいるぐらい。希望ヶ丘高校 97.50点〜63.75点まではばひろく分布している。かなり「差」のつく学校のひとつ。生田高校 ほとんど80.00点だが、86.00点まで散見される。麻生高校 ほぼ全員が60.00点で差がついていない。弥栄(美術) 母数が少ないが90.00点〜92.25点におさまっている。横浜桜陽 60.00点〜86.67点までひろく分布している。新羽高校 76.67点〜91.67点までひろく分布している。希望ヶ丘高校をのぞくと、上位校はほぼ面接で「差」をつけていない。また、ある程度の準備をしておけば、面接で数十点の差がつくこともほぼないとみていい。もたろん、観点をしっかりとみて、事前の準備はおこたりなくやっておく必要はあるが、面接をそれほどおそれる必要はないことが数字でわかるはずだ。とりあえず、もう一回の機会で、面接のために準備しておくことを書こうと思っている。
2016.01.22
今の県立高校入試の合否は、学校成績はほとんど関係ありません。いや、まったく関係ないと言ってもいいでしょう。こんな言い方をすると「うそだ。また、大げさにいってる」と非難の大合唱が起こりそうです。しかし、実際に生徒の指導をしていてのわたしの実感ですからしかたがありません。miyajukuの周辺校では、学校成績 : 入試得点 : 面接 が、3 : 5 : 2 というところが多いです。1000点満点で、学校成績が300点、入試得点が500点、面接点が200点ということです。この比率ですと、学校成績の1点は入試得点の2.4点に相当します。いつもいっているように学校成績での10段階差は、入試の25点で逆転できます。そんなことより、2次選考という枠を皆さん忘れています。こちらは、多くの学校が、入試得点 : 面接で、8 : 2 の割合で合否を決めています。学校成績は考慮しない学校が多いのです。しかも、2次選考枠での合格者がボーダーラインになっているのがふつうです。この時期、中3生たちが自分の志望校に合格できるかどうか、ということを毎日のように考えています。その基準は、入試で何点とれるかということです。生徒たちの学校成績はほとんど考慮していません。結局、合否の分かれ目はボーダーラインです。このボーダーラインは、入試得点で考えるしかないからです。ボーダーラインは志願者の倍率で動きます。わたしが予想しなければいけないのは、たとえば希望ヶ丘高校の場合、倍率が昨年度並みだったら入試得点で何点とれれば合格出来るのか、といった一点につきます。その志願者倍率が上がり、下がりした場合に、入試得点のボーダーがどのぐらい動くのか、といったところが最も重要な観点です。と同時に、面接点で差をつける学校かどうかも大きなポイントです。希望ヶ丘高校は面接点で差がつきます。30点の面接点での差は、入試での十数点の差を逆転してしまいます。これは大きいです。面接点も開示されているので、過去のデータをみて、差をつけている学校を受験する生徒にはしっかりとした面接指導が必要になってきます。とにかく考えることが多いです。学習塾です。わたしは精神論が大嫌いです。やれば必ずできる、といった言葉など最も嫌いなもののひとつです。しっかりとデータを分析し、数字で考えることがすべてです。そうした意味で「県立高校の合否は入試で決まる」ということです。同時に、生徒たちには、しっかりとした入試得点をとってもらう学習をさせることがわたしの仕事です。
2016.01.21
昨年のmiyajuku卒塾パーティーで歌を歌ってくれたり、このブログでも何度か紹介している「カノン」というボーカルユニット。そのプロデュースをしている望月君という青年が、日本全国をめぐる武者修行の「歌旅」を続けています。今は四国をめぐっていて、昨日は、レーゼクライスという塾でコンサートをおこなったようです。その様子が ここ に紹介されています。ちょうど高3生のイベントがあったようで、その中で望月君の歌が、受験で不安をかかえている生徒たちの心に響いたようです。望月君をこの塾に紹介し、ぜひ歌わせてやって欲しい、とお願いしたのはわたしです。ほんとうに良かったです。このレーゼクライスの塾長先生は、わたしが全国の数多ある学習塾の中でも、もっとも「すごい先生」だと思っている方です。皆さんもちょっと先生のブログをたどってみてください。こんな学習塾があるんだ、とびっくりされるはずです。わたしも少しでもこの塾に追いつきたいと頑張っています。学習塾は、ある意味では「人と人をつなげる仕事」でもあるはずです。というよりも「教育」とはもともとそうしたものだと考えます。望月君の歌が四国に届いたこと。そのきっかけをつくれたこと。そうした人間関係がわたしの財産です。みなんさん。ありがとうございます。
2016.01.20
春の講習と3月の予定をつくっている。毎年のことだが、この時期は「新旧の時間」が交差する。今朝の新聞には大手塾のチラシが何枚かはいっていた。今週から新学期の受付らしい。新年度の説明会も今週末からはじまるとのこと。miyajukuの募集チラシも、今日あたりからポスティングされているはず。新中1・中2クラスの募集は ここ に案内があります。私立中学受験クラスの募集は ここ に案内があります。今日も電話で、小学生のおこさんを持つお母様から問い合わせがあった。私立中学受験をするかどうか迷っている、とのこと。と同時に、相対評価と絶対評価の違いが良くわからないので教えて欲しい、とのことだった。基本的に公立の小学校は絶対評価だ。それぞれの単元について、その学習目標が達成されているかどうかをはかるもの。他の生徒との比較の上での評価ではない。テストも全部できるのが前提。お母様が小学生の時のように、平均点が60点で、きちんと正規分布するようなテストではない。そもそも得点をつけることに意味のあるテストでもない。何度も書いているが、絶対評価をわたしは否定しない。良い評価だと思っている。ただ、お母様が絶対評価を勘違いしていることが多い。「よくできました」という評価をみて、「家の子はできるんだ」という感覚をもってしまうことだ。「できる」は「他の子と比較して」という意識がはたらいている。そうではない。あくまでもその学習単元がクリアできている、ということ。しかも、そのクリアのレベルは、教科書のレベルでしかない。高校受験も、大学受験も競争だ。競争ということは相対的な評価だ。つまり、親はどこかの段階で「わが子の相対的な位置」を知らなければいけない。その「位置」を知った上で、わが子の進路選択を考えなければいけない。「相対的な評価」は学習塾でなければだせない。どこかの段階で、塾でそうした模擬試験を受験して、同年代の中でのわが子の「相対評価」を知った方が良い。すべてはそこからスタートする。miyajukuでも学期終わりにはそうしたテストを実施している。必要であればお問い合わせください。
2016.01.19
センター試験の自己採点をもとにして高3生たちと今後の方針について話しあっている。試験で最高の得点をたたき出すのはなかなか難しい。とはいっても終わったことについて反省している場合ではない。前を向いて最善の策を検討するときだ。私大の日程を精査して、必要であれば「おさえ」を増やしていく。偏差値が同じでも、試験科目が違うなどといった日程の大学であれば、結果が違ってくる可能性は大きい。いよいよ「切所」だということ。中3生も昨日の3回目までの結果をもとに、いよいよ志願先を決定していくときがきた。今週末には7日に実施した県模試ももどってくる。これらの結果をみて面談をおこなっていく。入試は点数がすべてだ。頑張っているのに、とか、やっているのに、といった言い訳はきかない。もしそうなのであれば、頑張り方、やり方が違うか、試験に対するのぞみかたがまだまだ真剣でないのだ。練習のための練習は意味がない。あくまでも試合で勝つための練習。そのための作戦は数多く授けているはずだ。それを本当に実行しているのか、ということだ。いつもいつも言っているが、受験に「夢」は必要ない。やればできる、も意味がない。やっても結果が出ていないこと、または、まだやるべきことをやっていないのかどうか、それを検証すべきだ。厳しい言い方になるが、もう一度、しっかりと自分自身と向き合おう。歯を見せて笑っているときではない。「楽観論」は排除すべきだ。「大丈夫だろう」は「大丈夫ではない」ということを知ろう。こんなことをいうと本当に嫌なヤツのようだが、誰かがそれを言ってあげないと結果的に失敗するのは君たち自身だ。嫌なヤツだろうが、なんだろうが、とにかく言い続ける。あと少し。ここを乗り越えた先に「新たな自分」がいるはずだ。
2016.01.18
さて、今朝も9時から頑張っています。中3生は3回目の実践演習です。そろそろしっかりとした得点をたたき出したいですね(^^)小6生は過去問の解き直しor第二志望校の過去問演習です。2月1日が近づいてきて不安が広がりはじめる頃です。そんな時は、とにかく過去問の解き直しです。しっかりと過去問と向き合いましょう。高3生はセンター試験2日目。とりあえず通勤の電車の中で国語の問題だけ解いてみました。現代文と古文はとてもやさしかったと思います。問題文も読みやすかったですし、選択肢もセンター特有の意味不明選択肢が少なかったという印象です。漢文はいつも通り。いずれにしても、国語の平均点は昨年度より上がることは間違いないでしょう。国語の出題に「やおい(男性同性愛を題材にした漫画や小説などの俗称)」などの二次創作について問う問題が出題されたことが、SNSなどで話題になっているようです。わたしはこの言葉を知りませんでした。
2016.01.17
まずはスキーバスの事故でお亡くなりになった方々に心から哀悼の意を表します。今日からの大学入試センター試験で大学が休講になるのを利用してのスキーツアー。楽しいはずの時間が暗転してしまいました。春からの社会人としての活躍。新年度からのゼミでの活躍。様々に未来をもっていたはずの若者たち。ご遺族の方の無念の気持ちを思うと、新聞の文字を追うことさえできませんでした。本当に無念だったでしょう。合掌です。さて、今日から大学入試センター試験です。miyajukuの高3生3人も挑戦です。ここで、大学入試センター試験の初歩的なおさらいです。今日のセンター試験を受験する学生は全国で56万人。国公立大学の志願者は原則としてセンター試験を受験する必要があります。といっても、56万人が国公立大の志願者ではありません。今ではほとんどの私立大学が「センター利用方式」をとりいれていて、私立大学の志願者もほとんどが今日のセンター試験を受験します。センター試験はすべてマーク式で基礎的な出題です。国公立大に進学したい生徒は最低でも各教科の平均で75%以上の得点率を必要とします。また、75%の得点率だと、私立大学では日東駒専のレベルがやっとクリアできるラインです。早慶上智(慶応にはセンター利用はありませんが)のレベルをセンター利用で合格するには9割以上の得点率が必要となってきます。国公立大のセンター試験の利用は様々です。miyajukuの高3生I君が第一志望とする首都大学東京のある学部の場合、全体で1000点満点の入試のうちセンター試験が4教科6科目で700点をしめます。残りの300点が2月に実施される個別学力試験でのものです。しかもそのうち200点は面接での得点なので、学力検査はほぼセンター試験で決まる、ともいえます。逆に、センター試験の得点が個別試験に比べて低い大学もあります。そんなセンター試験ですが、2020年に大改革が予定されています。こちらについては、テーマの中の「2020年 大学入試が大きく変わる というよりも日本の教育がかわる!?」をクリックしてみてください。いずれにしても、センター利用ひとつとっても今時の大学入試の仕組みは複雑です。高校生では塾に通わない生徒がほとんどですが、本当のところ、高校生こそしっかりとしたアドバイサーがいないと、進路選択をあやまることになってしまいます。高校入試はほぼ単線ですが、大学入試は複雑な複線になっている、ということを保護者の方は知っておいてください。私立中入試まで土曜日は3回。公立校入試まで5回。あと、3回、5回と考えるのではなく、まだ3回、5回あると考えていきましょう。まだまだ伸びます。得点は伸ばせます。
2016.01.16
来週、地域にポスティングと新聞折り込みさせていただくチラシです。新中学1年生と2年生の新学期生の募集です。いずれも2月いっぱいは体験生として授業料は無料とさせていただきます。新中1生は、小6までの算数、国語、理科、社会の総復習をしていきましょう。新2年生は、学年末試験に向けてしっかりと学習を進めていきましょう。この機会にmiyajukuの授業にご参加ください。大きなチラシは ここ をクリックしてください。よろしくお願いいたします。
2016.01.15
毎年のように受験生をみている。中学受験の小6生。高校受験の中3生。大学受験の高3生。できれば全員に希望の進路をかなえてもらいたい。そのためにできる限りのことはしている。ただ、笛吹けど踊らず、ではないが、こちらがいくら頑張ってみても、こどもたちが動いてくれないことにはどうしようもない。昨晩の中3の授業でのこと。まずは数学。一次関数と二次関数の融合問題で三角形の面積の比の問題をあつかった。必ずといって良いほど県入試に出題される問題だ。解き方のパターンは2つ。ひとつは実際に面積を求めるバターン。もう一つは、等積変形や相似比から面積比につなげていくパターン。前者は難易度が低く、後者の方が高い。冬期講習以来、何度も演習を繰り返してきている。それでも、ほぼ全員が気づかないで終わってしまっている。もう一度、板書して説明するが、思わず説教が入ってしまった。いいかい。こうして同じことに気づかないのは、まだまだ君たち自身が「どうしても受かりたい」といった気持ちになっていないからだよ。いや、なっています、と言いたいだろうが、それならばどうしてこの問題の解法パターンに気づかないんだ。部活の練習だって同じだろ。何かを身につけるには、何度も何度も繰り返しの練習が必要だ。でも、その練習も、どうしてもこうしたい、といった自分が強くあるかないかではまったく意味が違ってくる。とにかく「必死」になってくれ。そんなことがあって、英語の授業。長文の読解だ。これも解法のしかたを教え、何度も演習している。それでも、その通りに解いていないものがほとんどだ。たとえば、本文中の下線部「troubles」の具体的な例を答える問題。こうした問題はキーワードを本文中から探し、そのキーワードを含む前後の文を読むこと、と指示してある。この場合は「troubles」がキーワードになる。実際、本文中の2行目あたりに「troubles」があり、その後の文が「For example」とはじまるので、それを日本語訳して答えれば良い。それができていない。もうひとつ。県入試の長文読解では、(1)の問題は、全体の前半部はじめの方に解答が隠されていて、後ろの設問にいくほど後半部へと移っていく。そうした意味では素直で丁寧な作りになっている。そんなこともよく話しているのだが頭に入っていない。すべて、「必死」さの問題だと思う。中3生はまだ1ヶ月ある。もう1ヶ月ではない。小6生もまだ2週間ある。高3生は1日だが(^_^;)必死になって欲しい。必死という言葉を理解し、実践して欲しい。ここでそれが出来ない生徒は、いつまでたってもそれができないで終わってしまう。がんばれ !(^^)!
2016.01.14
習字の筆っこは今年初めてのお稽古です。毎月の最初のお稽古では、今月の課題の文字と向き合います。DVDをしっかりとみながら、お手本に鉛筆で注意するところを書き込んでいきます。写真ではよくわかりませんが、3年生のSさんもびっしりと書き込んでいます。今日は体験のお友達もいました。毛筆は未経験という2年生ですが、筆の持ち方も上手ですし、何よりもしっかりとお手本とDVDをみながら集中して文字を書けました。えらいです!ぜひ、筆っこの仲間に入ってください。今月から「お習字教室に行こうキャンペーン」を実施しています。なんと、入会していただいた方にお習字道具一式をプレゼントします。
2016.01.13
昨日に続いて「季節の写真」での更新になります。月曜日は鎌倉の瑞泉寺から江ノ島に行きました。冬の江ノ島は「湘南の宝石」というライトアップイベントをやっています。しかも、今は「冬のチューリップ」も満開になっています。受験生をお持ちのご家庭はなかなかいくことはかなわないでしょうから、写真だけでも雰囲気を味わってください。その他の写真はいつものように ここ にあります。
2016.01.13
昨日は1月の中でただ1日の休日でした。休まないと残り1ヶ月の厳しい毎日を乗り越えられません。休む、ということは、わたしの場合は「頭」を切り替えることと同義です。昨日も、鎌倉を散歩してきました。といっても、鎌倉駅を下りたらとんでもない人の数。ぶらぶら散歩はあきらめて、バスに乗って瑞泉寺に。ここは人があまりこない静かなお寺です。ロウバイやスイセンがきれいに咲いていました。ここ に何枚か写真があります。ご興味のある方は「鎌倉の冬の花」をご覧ください。江ノ島のイルミネーションも楽しんだのですが、それは後日アップします。
2016.01.12
今朝も9時スタートで、中3生は県入試対策演習2回目、高3生はセンター直前パック演習、小6生は過去問解き直しor第二志望中学過去問演習、と進んでいきます。わたしの頭の中は、それぞれの生徒の現段階での問題点と、何をどう指示していく必要があるのかを考えることでいっぱいです。いつものことですが、わたしがこうしてひとりひとりのことを考えられる限界の生徒数にとどめておくこと。それがいかに大切なことかわかってきます。本当に受かって欲しいです。とにかく、ひとりひとりの答案を採点しながら、今日もしっかりとひとりひとりの「ダメ出し」を続けていきます。あとは、生徒たちが、真剣に誤答に向かってくれることです。中3生はまだまだです。朝、わたしの住む町の駅にたくさんの親子連れの受験生たちが下りていきました。長崎日大中学の入試です。関東圏では、ここ日大の生物資源科学部で入試がおこなわれます。多くの生徒たちが、2月1日スタートの首都圏の私立中入試の前哨戦として受験します。といっても、大手の塾の戦略でもあるのですが・・・ わたしはこの受験にあまり意味を認めないので生徒たちにもすすめません。今日のように塾に来て、自分が受験する学校の過去問解き直しをしている方がずっと役に立つと思っています。いずれにしても、この景色をみると、いよいよ受験シーズンだなぁ、と思います。さて、採点にもどります。
2016.01.10
いつもの土曜日がもどってきました。といっても、来週はもう大学入試センター試験。2月1日の私立中入試までもちょうど3週間です。だからといって、今までと違うことをやる必要もありません。学習は継続こそすべてです。試験の前日まで、基本的に、同じことを同じペースで繰り返すだけです。そうした学習だけが結果に結びついていきます。たとえば、中3生には毎日のように「一問一答」の問題をメールで送信しています。英語5問、社会5問、理科5問です。もちろん紙ベースでの問題もやってはいます。それでも、人の記憶というのはポケットがいくつもあるので、紙ベースとスマホやPCの映像ベースでは、違う場所に知識が収納されます。入試当日、どこのポケットから知識が出てくるかわからないのであれば、様々な手段で記憶しておいた方が良いに決まっています。このメールでの一問一答をしっかりと返信してくる生徒は大丈夫です。逆に、そうでない生徒は意識がまだまだです。勉強はどこまでいっても、細かいことの積み重ねに過ぎない。そのことを成績上位者はわかっています。メールでは、「超速まとめ」のようなものも送信しています。今日からは、47都道府県それぞれの数行のまとめを地図情報とともに地域別に送信しています。理科の分野別の「超速まとめ」や「よく出る漢字の読み」なども送ります。紙ベースではなく、わざわざこうした手段をとるのも、記憶のポケットを増やすのが目的です。中3生には、高校入試を通じてしっかりと勉強のイロハをわかって欲しいです。ここで身につけないと、高校入試とは比べものにならない質と量をこなしていかねばならない大学入試には対応できません。高校入試はゴールではなく新たなスタートなのです。
2016.01.09
今日から学校も新学期のスタート。高3生はいよいよ大学入試センターまで1週間。体調管理に気をつかいましょう。同時に、センター利用の出願に誤りがないように。今年はネット出願が増えました。その分、写真の添付などいろいろと面倒になっています。また、来週は月曜日が休日です。例えば15日郵送必着の場合は、火曜日の午前中には郵便局の窓口から出すようにしましょう。もう一度。今年はネット出願と郵送出願が混在しています。〆切りや出願方法にミスがないようにくれぐれも注意しましょう。わたしも今日からは夕方からの授業です。少しの時間があったので、筆っこの1月のお手本を書いてみました。書き初めです。6年生のNさんは準二段まで進んでいます。そろそろわたしも負けそうになってきました。それにしても「自」の字がなかなか難しいです。さて、1月分の小テストの作成を続けます。
2016.01.08
冬期講習の最終日です。中3の模擬試験と高3のセンター演習です。中3生は最後の模擬試験となります。この結果が2週間後にはもどってきます。現段階での志望校内順位が確認できます。どこに志願をするのかを判断する最終の資料となります。この時期の模試ですから、どの生徒も「本命の第一志望」を書いてくるでしょう。最も正確に自分の位置を知ることが出来るはずです。もちろん、模試会社にとっても、この最終回の模試は、前年の県入試の傾向等を反映させたチカラの入った出題になっています。解き直しを丁寧にやることで、さらに一歩実力を伸ばしていくことができるはずです。間違えた問題を大切にしましょう。高3生はいよいよ1週間後がセンター試験です。予備校が出している今年のセンター試験予想問題があります。赤パックとか青パックとよばれるものです。赤は終わらせたので、今日は青を時間をはかってやっています。ここまで、各教科ごとに20本以上のセンター演習をおこなってきました。あとは微調整です。私立中受験クラスの6年生のご家庭には電話をして最終的な受験日程を確認しています。いつものように多くて3校。基本的には第一志望1校とおさえが1校といった受験パターンですからシンプルです。こちらも「良い顔」になってきました。夕方からは「そろばん塾ピコ」の新学期のお稽古もスタートします。正直、年が明けたとか、新年を迎えたとか、といった気持ちはまったくわきません。まぁ、いつものことですが。とにかく、2月の本番に向けて精一杯の後押しを続けていきます。
2016.01.07
冬期講習もほとんどのクラスが今日で終了です。この時期、学習塾にとっては、入試前の大切な指導と平行して新学期の募集も進めていかねばなりません。とりあえず、私立中学受験クラスの新小5生(現小4生)の募集チラシです。再来週、新聞折り込みとポスティングで配布予定です。私立中学受験クラスは2月スタートの塾が多いですが、miyajukuは3月スタートです。2月は、ウォーミングアップということで、学習のしかた、ノートの取り方、授業の受け方などをレクチャーしつつ、4年生までの学習の総復習を進めていきます。どうぞよろしくお願いいたします。おおきなファイルは ここ をクリックしてください。
2016.01.06
冬期講習の午前中は、私立中学受験をする生徒たちの授業が中心になる。小6生はお昼をはさんで午前中は算数と国語の総復習、午後は各自の受験校の過去問の解き直し演習を進めている。私立中学受験は、とにかく当日の入試の得点だけで合否が決まっていく。1点差で不合格になる。といっても、同一の学校を複数回受験できる。多い学校では4回〜5回の受験チャンスがある。毎年のことだが、miyajukuからの受験生たちも、3回目、4回目で合格していく例も多い。わたしも、1回で受かると思わず、複数回で合格するつもりで受験にのぞもう、と生徒たちに言い続けている。複数回目で合格する、ということは、何回かは不合格の通知を受けとる、ということだ。最近の合否発表はインターネットが多い。自分の受験番号を入力すると、合格です、とか、残念ながら不合格です、といった表示が出る。こどもたちは意外と平気な顔でその結果を受け入れ、次のチャレンジに進んでいく。かえってダメなのがお母様方だ。1回、2回、3回と不合格が続くと、かなり精神的なダメージを受けてしまう。わたしも自分のこどもたちの様々な入試の合否を体験したが、その気持ちは本当によくわかる。お母様方。今から気持ちを強く持ち、こどもさんの数回の不合格通知ぐらいには持ちこたえられるようにしておいてください。そんなお母様方の愛情のこもった今日のお昼のお弁当たちです。今日もありがとうございました。
2016.01.05
毎年、この時期に書いていることです。とりあえず昨年の記事 → http://plaza.rakuten.co.jp/miyajuku/diary/201501050000/勉強というのは、演習 → 解答 → やり直し の繰り返しだと言うことは書きました。問題は、できなかった問題をしっかりと次の演習に「活かす」ことができるか、ということです。「活かす」ためには、書き記すことが必要です。例えば昨日の、社会の問題で、時宗と一遍上人を結びつけ、その上で同時代の建造物を選択する問題がありました。その問題を間違えたとしたら、鎌倉時代初期の新しい仏教とその創始者をまとめ、同時に教科書の鎌倉文化のページを開いて写真の確認と重要事項の書き出しをする。数学の空間図形の問題で、角柱に巻いた帯の面積を求める問題。これも必要箇所の展開図をすぐに書き、わかっている長さを入れていく。その過程で三平方の定理を使い、といった解法をしていく。この流れも、もう一度、家に帰ってから解き直してみる。理科の電力量を求める問題。蛍光灯1本が100Wで、電気ストーブ1つが400Wなので、あわせて500W。それを1時間つけるので、1時間×60×60で3600秒。1440000Jは1440kJになる。入試の理科の計算問題はそれほど難易度は高くない。ただ、単位の換算など面倒はある。といっても、1時間を秒に直すだけのことだ。これらの流れをしっかりと書き留めておく。国語の記述の問題。記述というと自分の意見や考えを書く、といった発想をしがちだ。入試の記述は全く違う。正解がある記述だ。採点基準がある記述だ。だから、しっかりと設問を読むこと。穴が空くほど読むこと。昨日の問5の問題であれば「グラフの示し方と読み取り方という視点から」とあるのだから、その2点について書かなければ得点にならない。そうした記述問題への取り組み方を書き記しておく。英語の作文問題。英作文、というと、日本語を英語にする問題、ととらえがちだ。しかし、入試の英作文は違う。図表やイラスト、英文から情報を読み取ることがすべて。せいぜい5語から6語程度の英作文なので、読み取った情報を並べればできる。文法としては時制、それも過去か現在かといったものか、複数形ぐらいを注意すれば良いレベルだ。そんな注意点をしっかりと書き留めておく。県立高校に入試の問題が難しくなったといっても、たとえば数学で出題される問題のパターンはたかが知れている。関数であれば、二乗に比例する関数と一次関数のグラフが出て、交点から式を求めさせたり、x軸、y軸を底辺とした三角形の面積を求めさせるか、せいぜい平行線で等積変形の問題か、といったところだ。何とかなる。何とかするためには、できなかった問題のパターンをしっかりと身につける事だ。何の武器を手にして問題に立ち向かうのか。武器の選択をしっかりとノートに書き留めることだ。
2016.01.04
今日から授業の再開です。正月気分はもともとありませんが、粛々と授業に入っています。年末・年始に特訓をやる学習塾も多いです。もちろん、その効果はあるでしょう。ただ、わたしは、家族で過ごす時間を大切にして欲しい、という基本的な考えを持っています。塾でも、部活動でも、そうした時間を奪うことはしてはいけない、と思っています。大晦日、お正月。こどもたちには家族との時間を過ごしてもらうよう、受験生でもできるだけ授業を入れないようにしています。ということで、中3生は今日から5教科の実践演習です。9時〜14時までしっかりと5教科の予想問題演習をし、それを午後に返却しながら解説する。そんな授業を日曜日を利用して7回ほど組んでいきます。この演習が当日の入試での得点力を大幅にアップさせます。もちろん、できなかった問題の「ダメ出し」をどれだけ個々にしっかりとやれるかにかかっていますが。小6生は、国語の長文読解問題、漢字・語句の問題、算数の総合演習と、1日かけてしっかりと学習させます。いよいよ2月1日まで29日です。高3生は理科の個別指導です。年末に出したセンタープレと私大の過去問の宿題を採点して、個別に解答・解説を受けていきます。センターまで2週間を切っています。2016年もよろしくお願いいたします。3
2016.01.03
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