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2008.10.05
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美味しいものを食べた、と言ってる人のいないハワイというところ。それでも、それなりの店はそれなりのものを出すかもしれない…… という淡い期待を持っていた。実際に滞在するまでは。

しかし、結論から言えば、

聞きしに勝る、ウマイもののないところだ、ハワイって

さらに言えば、

レストランのバカ高さは、何?

もっと言えば、

ただでさえ高いのに、15%チップよこせって、いったいどういう了見?

では、悲惨なハワイでの食事体験について語ることとしよう。

まずは、ホテルのあるワイキキ・ビーチ・ウォークで、母がジェラートを買った。ほんの小さなカップのジェラート。その値段が、



今ドル安なので、なんとか400円台だが、1ドル120超えてくると500円前後になってしまう。嘘ォ。高くてもせいぜい東京じゃ200円でしょ。しかも…

おいしくない!

小さなカップだというのに、母とMizumizuで譲り合い(押し付け合い?)になる。

も~、アイスは買わんぞ、と心に決めた。


シチリア料理

という看板が目に入ってしまった。

し、しちりあ!

も~、大好きな島だ。シチリアほど魅惑的なところは、世界広しといえどそうはない(と断言する)。しかも、レストランの名前は、「タオルミーナ」!

たおるみーな!

青く広い海、赤紫のブーゲンビリア、遠くに望むエトナ山、ギリシア劇場の遺跡、映画『グラン・ブルー』でも使われた名門中の名門ホテル「サン・ドメニコ」の美しい回廊をもつ中庭…… 懐かしい記憶がどんどん蘇り、もはや抵抗できず。思わず入ってしまった。

店内はモダンでおしゃれな内装だった。客はなぜか日本人ばっかり。でも賑わっているし、期待できそう。

日本語のメニューを見せてもらうと、いきなり母が「パルマ産生ハムとメロン」に目を奪われてしまう。おまけに「ウニのパスタ」なんてものあるじゃないの。ウニのパスタは、イタリアでもシチリア以外ではめったにお目にかかれない。

値段を見るとえらい高い。ランチならちょっとしたコースで16ドルぐらいなのだが、ウニのパスタは2人分からで36ドルだって。

さ、さんじゅうろくドル!?

たかだかパスタで、2人分でウニとはいえ、4000円近いわけ? 

びっくりしたが、母はコースでまたアイスを食べるのはイヤだと言うし、ウニのパスタに関しては東京でも食べる機会はめったにない。

そこでこの2品を注文し、ガス入りの水を頼んだ。



まあ、美味しかったですよ、しかし絶品というほどでもない。生ハムは素晴らしかったけど、メロンはほとんど見えないほど少なかった。丸くくりぬいた小さなモッツァレッラぐらいの大きさのメロンが3つ4つハムの中に隠れているというシロモノ。モッツァレッラといっても決して水牛のそれのような大きさではない。コロコロとした牛乳のモッツァレッラ大なのだ。うそ~、ふつう切ったメロンに生ハムがのっているのが、生ハムメロンでしょーが。しかもメロンはメロンの甘さがない。ウリじゃないの? これ。

激しく落胆したが、母は、「これがハワイ・スタイルね」などとフォローして、ウエイターを甘やかしていた。日本人はこれだからいけない。
「はわい・すたいる、美味しい?」
などと聞いてくるウエイター。美味しいですよ、パルマ産の生ハムはね。

次なるは、ウニのパスタ。
うにのパスタ


またお調子者のウエイターがやって来て、
「おいしい?」
と聞くので、「う~ん」と首をひねって見せた。それで引っ込んでくれたのでよかった。まとわりつかれても、迷惑。

しかし、不思議なことに、ウエイターが置いていってくれた黒コショウとエキストラ・バージンのオリーブオイルをかけたらグッと美味しくなった。

といっても、4000円も出して注文するほどのものではない。これを読んでいる読者の方で、札幌に行く機会があったら OZONICO というイタリアンレストランのランチで出されるタリアッテレのウニのパスタランチを是非どうぞ。1300円ぐらいで、前菜+パスタ+デザートのコースが楽しめる。ウニのパスタは値段のわりには、味も素晴らしい(その他は非常に美味しいとまでは言わないが)。

ワイキキの「タオルミーナ」のウニのパスタは別に勧めません。味は悪くはないけどね。

これだけの食事で来た伝票が、なんと、

60.73ドル!? (6500円)

ハアア? 生ハムメロン(しかもメロンともいえない量と質)とパスタに水だけなんですけど?

しかも、伝票には日本語で
チップ強要

こんなことが書いてある。

「お会計にチップは含まれておりませんので」
って… あのさ~




さらに、

「15%~20%をチップとしていただければ幸いと存じます」

だって!
伝票にこんなあつかましいことを書いてくるレストランには初めてお目にかかった。これじゃほとんど強制。チップじゃなくてサーチャージじゃないの?

チップというのは「心づけ」なのだ。本来、もらうほうが「いくら」と決めるものじゃない。

ウエイターに聞いたらシェフは3人日本人だとか。
というより、日本人が経営してるんじゃないの?

英語の伝票にはどう書いてあるんだろう? 

このチップを当然のように強要してくる態度は、タクシーも同様で、ショッピングセンターからホテルまで乗ったら、日系人とおぼしき運転手が日本語で

「チップこみで12ドル」

と言ってきた。メーターは10.7ドルだった。「チップこみで」なんてみずから言うとは、誇り高い日本人の子孫も堕ちたものだ。

アメリカ本土でもそうだったが、母と女2人で旅行していると、中華料理店やタクシーの中でやたらと「チップ、チップ」と強要された。連れ合い(男)と旅行したときは、ほとんど言われなかった。彼らはちゃんと相手を見てる。弱そうなオンナとなると、「払うのが当然なんだよ。相場は15%。知らないの?」みたいな態度でタカってくる。そう、

体のいいタカりでしょ、チップ強要なんて

タイでは一度も「チップ」とせがまれたことはない。だが、ツアーで行った人の話によると、店によっては「チップ、チップ」とうるさかったそうだ。

タイではベルボーイなどに10バーツずつチップをあげていたが、それってたったの33円なのだ。

パスタと生ハムメロンと水で60.73ドルもの料金を払ったあげく、15%だの20%だののチップなんか払えるか! チップだけで1000円になっちゃうじゃないの、ありえない!

合計金額をそのまま書き入れて、心づけとして2ドルを現金でテーブルに置いて出てきた。

十分でしょ

しかし、恐ろしいところだ、ワイキキ。














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最終更新日  2008.10.05 21:29:57


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