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2009.06.15
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NYに行くか行かないか迷っていたころ、たまたまテレビを見ていたら、 某番組で

まだ30歳そこそこの青年で、アメリカに来て5年。ニューヨークに出てまだ1年だが、その前にニュージャージーでバーテンダーをやっていたとき、カクテル・チャレンジで2位に入賞した実力の持ち主だそう(現地での紹介記事は こちら )。

オーガニックの果物や野菜に、日本酒(!)を使ったカクテルが今ニューヨーカーの間で評判だとか。

う~ん、おもしろそう&おいしそう!

テレビを見終わったあとに、ネットで検索して彼のいる店を探したのだが、わからない。だが、本人のメルアドはわかったので、ダメモトでメールしてみた。

すると、すぐに返事が来て、ニューヨークのお店の詳細を教えてくれた。なんでも蕎麦とヤキトリを出す店のウェイティングバーを切り盛りしているとか。

パリのカルティエラタンで、ヤキトリとスシを両方出す店を見たときもかなり驚いたのだが、さすがにニューヨーク、蕎麦とヤキトリを出す店に、バーもあるんですか。で、オリジナルのカクテルを出すって?

とってもおもしろそう!



NYでは夜はバレエとミュージカルで忙しい。もしかしたら行く時間ないかな、と思っていたのだが、おあつらえ向きに時間があいた夜があり、さっそく出かけた。偶然にもホテルから遠くない。

そのお店とは…

Soba Totto
営業時間:5:30pm-12:00pm(年中無休、ただし、幻さんは日曜日休み)
211E 43rd ST, NY

タクシーでの行き方は簡単。2nd Aveと3rd Aveの間にある43rdストリートなので、3番街の43番通りで降りて、右(つまり2番街方向)に曲がって、数軒目。

向かいには寿司店もあった。

Soba Tottoに入ってみると、閑散とした43番通りとは別世界。平日夜から思いっきり活気があり、特に幻さんのいるバーは、グループも入って、押すな押すな(← 電車じゃないんだけど・苦笑 )の大盛況ぶり。

入り口を入って左にカウンターとテーブル席のあるバーが独立した空間になっており、奥は普通の蕎麦屋の雰囲気でテーブルが並んでいる。

すぐにバーには入れなかったので、いったん奥のテーブル席に座り、バーカウンターが空いたところで、移動させてもらった。



お腹がすいていたので、蕎麦もヤキトリも思いっきり頼んだMizumizuとMizumizu母。だが、個人的には後者の「カクテル中心に飲む」ほうがお奨め。あまりいろいろ食べると、カクテルの味がわからなくなりそう。

さて、そして、ウワサの幻さんのカクテルは…

めちゃウマです!

カクテルのフルコースもあるということだが(下の写真の料理の後ろに手書きで書いてあるのがソレだと思う)、
100_0098.JPG

とりあえず、メニューから桃のカクテルを2種頼んでみた。

桃のカクテル

奥がピーチとスパークリングワインのカクテル。生の黄桃とスパークグワインを合わせ、黄桃を煮詰めたコンフィチュール(ジャム)を隠し味に使っているとか。



獺祭というのは、山口県のド田舎にある 旭酒造 という小さな酒蔵が作っている純米吟醸。日本でも「知る人ぞ知る」通のお酒なのだ。

なんで、そんなに詳しいかって? 高校が山口なんですよ、アタクシ。

幻さんによれば、獺祭自体にフルーティな味わいがあるとか。NYに現れた本州の西の端のド田舎産純米吟醸は、生の黄桃と、ほんの少しのコンフィチュールで装って、完全にイキなニューヨークガールに姿を変えている。

スパークリングのほうは、お酒全体に桃の果肉が散らばっているようで、口に含むと濃厚な果肉の味がぎゅっと迫ってくる。獺祭のほうは、もっとあっさり。

も~、どっちも極上でしょう!

カクテルもメニュー豊富なのだが、テイスティングということで、キュウイと焼酎のカクテルを造ってくれた。
キュウイのカクテル
焼酎は、宮崎(球磨)の鳥飼という米焼酎を使っているとか。アクセントにウイキョウ(フェンネル)を加えているそうで、キュウイフルーツの青臭さをうまく引き立てつつ、どこかエスニックで個性的な味わいに仕上げている。

フロリダ産のオーガニックストロベリーを使ったカクテルもあるというので、そちらもオーダー。
100_0099.JPG
やはりベースは獺祭で苺のコンフィチュールが隠し味。添えられたスペアミントの香りが野性的で、甘さの中にさわやかな刺激が入り込んでくる。

どれもこれも、最高でした。

次回はマンゴーのカクテルか、はたまたカクテルのコースか…

まだまだ試したいカクテルが目白押し。

幻さんのカクテルは、インターナショナルな街の、いい意味でちょっとスノッブな雰囲気に合う。日本で言えば、ガイジンが多く泊まる高級ホテルのバー。

でもやっぱり、ニューヨークという坩堝の大都会で味わうからまた格別なのかも。

幻さんは遠目で見たら修行僧みたいで、思わず「高野山でカクテル修行されました?」と聞きたくなりました(ウソ)。でも人懐こい笑顔は、「一休さんが、大人になったら痩せました」って感じが総論。そして、頭のてっぺんから指先まで、清潔感にあふれている。

ニューヨークに出て1年で、ここまでバーを流行らせるとは、タダモノではありませんね。おまけにまだ30そこそこ。メールのレスの速さといい、上質の素材を吟味して作るカクテルの美味しさといい、立ち振る舞いや態度といい、やはり一流の人材はどこに行っても輝きを放つもの。

幻さんのメールアドレスは、以下。
gen@freshfruitmartini.com










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最終更新日  2009.06.18 16:45:22


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