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2009.06.26
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今、ブロードウェイでもっともチケット入手が難しいと言われているのがWicked(ウィキッド)。

偶然にもMizumizuは、この(アメリカ人には)大人気のミュージカルのディスカウント・チケットを入手できた。

ブロードウェイのディスカウント・チケットといえば、タイムズスクエア広場にあるTKTSブースが有名。しかし、「シカゴ」のように長くやってる作品なら、わりあいここでチケット入手できるのだが、旬の人気ミュージカルはほとんど無理。

Mizumizuもブース(タイムズスクエア広場に設置された大きな階段の裏なので、すぐわかる)に行ってみたが、窓口が増えたせいか行列はたいしたことなく、15分ほど並べば順番が来た。だが、案外お目当てのチケットがないらしく、買わないで窓口を離れる人も多い。Mizumizuもそうだった。

TKTSでチケットがなくても、もちろん正規の値段を出せば劇場の窓口(ボックスオフィス)で買える。

Wicked(ウィキッド)は、できれば見たいな、ぐらいで公演開始1時間ぐらい前にガーシュウィン劇場(Gershwin Theatre)に行ってみた。当日券を求めて待ってる人が10人ほどいたが、窓口はまだ開いていなかった。

ガーシュウィン劇場は、ブロードウェイの劇場の中ではりっぱな部類に入る。映画『ベンジャミン・バトン』でベンジャミン役のブラッド・ピットが、ケイト・ブランシェット演じるデイジーの公演に花束持ってやってくるのがこの劇場。

行列の整理をしてる黒人のおじさんによると、Wickedの当日券は、公演開始40分ぐらい前から窓口販売が始まるという話だった。「当日券、このぐらいの人数なら買えるの?」と、聞いてみたのだが、「たぶん」と、やや曖昧な表情。

それで公演20分前ぐらいにMizumizu母と再び来てみると、行列がのびている。すぐ前にいたテキサスから来たという気さくなブロンド美人が、


と話しかけてきた。
「当日券って何枚ぐらいあるか、知ってる?」
「わからない。彼(←行列の整理をしてる黒人のおじさん)に聞いたら、とにかくトライしてみろって」

Mizumizuがさっき聞いたときと同様、やや曖昧な返答だったよう。

テキサス美人は、さっき買ったというWickedのジグソーパズル風のポスターを取り出して、
「見て見て、これたった25ドルよぉ。安いでしょ」
などと自慢する。

「日本から来たの? 何時間ぐらいかかるの? NYでは何を見た? 自由の女神には行った?」
と、完全におのぼりさん同士の会話に花が咲いた。

当日券販売はなかなか始まらず、やっと始まったかと思ったら、みんなノンビリ席を選んだり、クレジットカードで支払ったりしていて、1人が買うのに時間がかかるのなんのって。

しかし、イライラしてるのは日本人のMizumizuだけ。みんな、とってもお行儀よく、辛抱強く前の人が買い終わるのを待っている。



なのに窓口のお兄さんは、なんだかますますノンビリして、すぐに次を呼ばず、客を待たせてる。

どういうこっちゃね?

実は、あとから考えると、ここで時間調整をしていたらしい。

で、呼ばれたと思ったら、

「席はXXとXX。合わせてXXドル。キャッシュだけ」


ちょっと前まで席は選べて、クレジットカードでみんな買ってたのに、なぜ?

変に思ったのだが、もう開演まで5分を切っている。慌ててなけなしのキャッシュを支払い(あまり現金は持ち歩かないようにしていたのだ。おかげでギリギリだったが、なんとか足りた)、席についてみて、なぞが解けた。

後ろとはいえ、1階席なのに、50ドルちょっと。この値段は「ありえない」。

ウワサは聞いていた。開演10分前になると、劇場窓口でもディスカウント・チケットを売ると。

だから、現金のみだったというわけだ。
だから、行列整理のおじさんは、曖昧なことしか言わなかったわけだ。

Mizumizuの後ろにもまだ10人ぐらい待っていて、当然開演にちょっと間に合わない人もでたが、だいたいはめでたくディスカウント・チケットをゲットしたのではないだろうか。

この方法、案外お奨めかも。

ただ、順番が早いと、正規料金で当日券を買わなければいけなくなるし、あまり遅く来たら、今度は完全にソールドアウトになってしまうかもしれず、ディスカウント・チケットを入手できるという保証はない。

運次第ということだ。
もちろん、確実に日本でチケットを押さえておこうと思ったら、 Ticketmaster というネット販売がある。このネット販売、入力するのに時間制限があって、けっこうせわしない。ここで買ったチケットは、公演当日の30分前でないと引き換えてくれないという話。ただ、信頼性は高いよう。トラブった(買ったはずなのに引き換えてくれなかったとか)という話は聞かない。アメリカはその点は、しっかりしている。


さてさて、ブロードウェイで今人気ナンバーワン(?)のWickedは…

とにかく、客席の盛り上がり方が凄い。
音楽が始まると、幕が上がる前から、ヤンヤの喝采に口笛。

そして、とにかく、最初から最後まで、

みんな、何がそんなにおかしいの? ってぐらい、受けまくりの笑いまくり。単純なアメリカン・ギャグなのだが、観客が一緒になって盛り上げるの何のって…

信じられませんでした、この反応。

ギャグのセンスって、国によってこうも違うのかと、呆然。

日本で劇団四季のウィキッドは、わりあい、マジメに宣伝されていたと思うのだが…

大阪公演のプロモーションビデオは こちら

公演の取材をしたテレビ番組は こちら

コアな四季版ウィケッドのファンの方のブログは こちら

テレビ番組でもちょっと紹介しているが、機械仕掛けの大掛かりな装置は、いかにもアメリカ的で、見ていて楽しめた。歌唱も演技もうまかった。

けど…

劇団四季のウィキッドには行ってないので、推測の域を出ないが、日本でブロードウェイのようにいちいち大爆笑の大受けになってるとは思えない。みんなところどころでクスッと笑いながら、マジメに見てるのではなかろうか。アメリカ人みたいにゲラゲラ笑いまくるのはでなく、どちらかというとじ~んと感動してるんじゃないかと思う。

結論:Wickedはアメリカ人には、徹底的に受けまくる、基本、アメリカ人向けの作品。

何の予備知識もなしに見るなら、ふつーの日本人には「オペラ座の怪人」のほうが入りやすいと思います。










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最終更新日  2009.06.26 18:07:28


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