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2009.09.11
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例のローマでのぼったくり事件 こちらの記事 参照)。

以下、上記の記事から抜粋。

ローマ市のマウロ・クトルフォ副市長は7日、朝日新聞の取材に応じ、「安心して旅行を楽しんでもらえるよう観光客を保護することが最も重要だ。そのためには何でもする」と語った。クトルフォ氏は9月に訪日し、ぼったくりの被害に遭った茨城県つくば市の会社社長らに直接会って謝罪するという。

この被害者のご夫妻が、「イタリア人の税金を使って行くわけにいかない」と同国政府からのローマ招待を断ったことが伝わると、イタリアのメディアは、「我々も彼らの節度を見習うべきだ」と持ち上げた。

なんだかなぁ・・・

さんざん「エコノミックアニマル」だの「黄色いサル」だの、嫌ってたくせに、どうしちゃったんだ、この態度の豹変ぶり。

で、今度は、北イタリアのピエモンテ州が、2006年トリノ五輪の金メダリスト荒川静香を使って、日本人観光客誘致に乗り出す模様(苦笑)。

こちらの 記事 によれば、

Dal 29 agosto al 5 settembre Ceipiemonte, per conto dell’Assessorato regionale al Turismo, organizzerà un educational finalizzato alla realizzazione di un documentario televisivo (dal titolo "Arakawa nuovamente a Torino. Dolce Piemonte") in collaborazione con la TV giapponese BS ASAHI. Protagonista del filmato sarà Shizuka Arakawa, vincitrice della medaglia d'oro del pattinaggio di figura alle Olimpiadi del 2006, nonché testimonial del Piemonte sul mercato giapponese dal 2007.

Di seguito, una breve descrizione dell’attività:

- periodo di messa in onda del programma: inizio 2010
- durata del programma: 120 minuti
- tema del programma: Presentazione del Piemonte e delle sue bellezze attraverso la olimpionica 2006, Shizuka Arakawa;
- località in cui si girerà il documentario: Torino, dove l'atleta ha vinto la medaglia d’oro olimpica; i laghi e le colline del Piemonte.




「アラカワ、再びのトリノ。甘美なるピエモンテ」と題したTVドキュメンタリーを、地方観光事務局の企画、日本のテレビ局BS ASAHIの協賛で制作する。8月29日から9月5日まで行われる撮影をオーガナイズするのは、ピエモンテ州の国際事業センター(Ceipiemonte)。放映は2010年初頭。2時間番組。

番組のテーマは、2006年のトリノ五輪のフィギュアチャンピオンであり、2007年からは日本市場でピエモンテ州の観光親善大使も務めている (そうだったの!?) 荒川静香を通して、同州の美しさを伝えること。

番組中荒川静香は、金メダルを獲得したトリノを再訪し、ピエモンテ州の湖水地方や丘陵地帯に足をのばす。


つまり、完全に観光キャンペーンタイアップ番組。

しかし・・・

「ピエモンテ州の湖と丘」と限定すると、案外難しいゾ。北イタリアには湖水地方が広がっているが、ミラノの北にあるコモ湖を含めて、だいたいがロンバルディア州に属する。

ピエモンテにこだわる限り、湖のロケ地は、マッジョーレ湖しかない。しかもマッジョーレ湖は半分はロンバルディア州だし、北はスイスに入っている。

となると、マッジョーレ湖で行けるのは、 ストレーザ 程度。ストレーザ自体には見どころがあまりないので、ここから船に乗ってマッジョーレ湖のボッロメオ諸島(ベッラ島、ペスカトーリ島、マードレ島)に行くというプランになりそうだ。「諸島」なんていうと大仰なのだが、要は、ストレーザとは目と鼻の先の湖上の3つの小島。

もしストレーザより北のマッジョーレ湖に面した町、パッランツァのターラント邸庭園まで足をのばして紹介してくれたら、かなりディープなピエモンテ観光案内番組と言っていい。

<明日は、上の「観光局が、いかにも荒川静香を行かせそうな場所」を、詳しくご紹介します>

イタリアの観光局、つまり「お上」は、日本人観光客にまたイタリアに戻ってきてもらいたくて必死のよう。

しかし、昨今のユーロ高、イタリア国内の物価上昇で、かの国は日本人にとって、実に「お得感のない国」になってしまった。

そのうえ、観光客相手の「雇われ」が、有名観光地に行けば行くほど、最悪。

Mizumizuがストレーザを訪れたときも、船着場の案内所のねーちゃんが、イタリア語もできず、情報にも疎いイギリス人観光客に幼稚な意地悪をしているのに出くわした。



ところが、このねーちゃん、どこで切符が買えるのか聞いてきたイギリス人老夫婦に、しゃあしゃあと、
「あっち」
と閉まってるタバッキのほうを、いかにも面倒くさそうに指差して横を向いてしまったのだ。

もちろん、案内所からタバッキがやっていないのは、ちゃんと見えている。ついでに言うと切符は船着場を出て、道を十数メートル歩いた別の店でも売っている。

事前に情報をゲットして、道のタバッキで買っておいたMizumizuは切符には困らなかったが、このねーちゃんがワザと閉まってる店を指差してるのは、その邪心モロの顔つきで一目瞭然だったので、すぐにこの何の罪もないイギリス人老夫婦に近寄って、ちゃんと切符の買える場所を教えてあげた。



こういうアホみたいな意地悪をして喜ぶ「雇われ」が、イタリアには実に多い。彼らは一様に、無教養と欲求不満を貼り付けたような顔つきをしている。不慣れな観光客を邪険に扱うことが、こういう「雇われ」にとっては、一種のウサ晴らしになってるようなのだ。

一方でイタリアの一般人は、非常に親切でオモシロイ人間が多い。だが、イタリア語もできず、滞在期間の短い観光客は、ふつーのイタリア人と話す機会はなく、逆にこうしたトンデモな「雇われ」と接する機会ばかりがたっぷりある。

だから、イタリアの印象は悪くなる。

これは突き詰めて言えば、イタリアの格差社会や教育の問題が絡んだ非常に根深い問題なので、そう簡単に解決はできないと思う。

それに、日本人のほうがイタリアに飽きた・・・ というか、イタリアを「食い尽くして」しまった感もある。

というのは、イタリアの魅力は、文化遺産と自然の豊かさのほかに、「食」が大きな役割を果たしていたからだ。

十数年前までは、日本では美味しいフランス料理は食べられても、レストランで飛び切りのイタリア料理を味わえる機会はほとんどなかった。本場のイタリア料理を食べたければ、イタリアに行くしかなかった。行ってみると、素材重視のイタリア料理は日本人の舌にも合った。

多くの日本人がイタリア料理に夢中になった。だが、そこは勉強熱心な日本人。あっという間に「本格的な」イタリアンレストランが日本にもできてきた。今ではナポリに行かなくても、ナポリとほとんど変わらないピッツァが東京で食べられる。ミラノ風リゾットも、イカスミのパスタも同様。フレッシュチーズやエクストラバージンのオリーブオイルも、東京のデザートには溢れている。

イタリアの文化遺産は驚異的だが、残念なことに日本人はそれを理解するほどヨーロッパ文明の歴史や成り立ちに詳しくない。清潔さで北ヨーロッパに劣るイタリアの街は、日本人にはまず「汚く」に見えてしまう。イタリアの美しさを理解するためには、それ相応の素養が必要だが、とりあえず「ヨーロッパ的な建築や絵画」で満足な一般人には、フランスやドイツで十分なのだ。

いくら、イタリアの「お上」が、 カネ払いのいいカモ 日本人に戻ってきてもらいたくても、もう手遅れという気がする。

中国人や韓国人に来てもらってください。彼らは日本人ほど大人しくないから、イタリア人とはいい勝負でしょう。







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最終更新日  2009.09.11 21:38:30


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