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2009.12.02
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以前このエントリーでも取り上げた、ローマのタクシーの雲助ぶり。想像以上に悪評が高まっているらしく(苦笑)、 こんな記事



ローマでは、空港から市の中心部まで本来の料金の2倍が請求されることもあり、不慣れな観光客を乗せるため、ドライバー同士が言い争う姿がよく見られる。   

同社は、観光客が自宅を出発する前にインターネットで料金を支払えるサービスを開始し、国内のほかの都市にも拡大する計画。インターネットでの予約時に、英語やフランス語、スペイン語、ドイツ語を話すドライバーを選ぶこともできるという。

市当局は、観光客へのサービス向上や詐欺撲滅などを目指すキャンペーンを展開しており、カラフルな広告を使って、観光業従事者らに「正直になり透明性を保つことが、あなたやあなたの市を救う」と呼びかけている。


インターネットで前払い? タクシー代を?

なんだか、ますますドツボで信頼できなくなりそうだ。ネットで前払いしたものの、「知らな~い」「ドイツ語を話せるやつ? いないね、ここはイタリアさ!」「それはウチの会社じゃな~い。あっち(←と、全然違う方向を教えられる)」「荷物代は別」「夜だから割り増し料金」「そのホテルの道は今工事中。遠回りしなければいけないから割り増し料金」などなど、結局ワケわからないことまくし立てられて、同じハメに陥りそうな 悪寒 予感がする。

そもそも、 モシモシさんのブログにある ように、「空港から市内まで40ユーロ」という規定を決めたのなら、それを周知徹底すればいいだけの話だ。夜間だったらX%増しになると決めてもいい。それだけのことなのに、やれ荷物が大きい場合は1ユーロとか、コツコツ上乗せしようとするからぐちゃぐちゃになる( イタリアのタクシードライバーは、別に荷物の積み下ろしを助けるわけでもないのに、荷物代を割り増しで要求してくるヤツが多い。馬で運ぶならともかく、ガソリン車で、なんで荷物代が別にかかるのか理解できない )。固定料金表は、タクシー乗り場やタクシー内に掲げてもいいし、バンコクやNYのように、何人か別の人を配置して、クレームレターを渡すようにしてもいい。それほど大変なことではないはずだ。

ところが他国では簡単にできることが、イタリアではなかなかできない。というより、やろうとしない。



イタリア人はバカではない。ただ、自分の目先の利益にヨワイだけだ。

そもそもタクシーのドライバーに、「正直になり透明性を保つことが、あなたやあなたの市を救う」なんてきれいごと言ったって、信じてもらえるとは思えない。

人間は、「ひきあわないこと」はやらないのだ。日本のタクシードライバーがぼったくりをしないのは、それが「ひきあわないこと」だと知っているからだ。誠実さを見せて信頼してもらうことが、長い目で見れば自分の利になる・・・元来ムラ社会の日本人には、その思考が染み付いている。

イタリア、特にローマは事情が違う。タクシードライバーの客はほとんどが外国人観光客。短期間イタリアに来て、去っていく一見さんだ。イタリア語もできないし、土地にも不慣れ。そんな相手に正直に振舞うより、何だかんだ理屈をつけて1ユーロでも余計に稼いだほうが、よっぽど自分の利益になる。彼らはそう考えている。

評判を落として客がパッタリ来なくなるなら考えるだろうが、ローマはあいにく、世界中からおのぼりさんがやってくる街だ。

タクシードライバーは、実入りのいい商売ではない。自分の食いブチ稼ぐだけで精一杯の余裕のない労働者が、ローマ市全体のことを考えるだろうか? 「考えたところで何になる。市がオレらを助けてくれるのかい?」という彼らのホンネが聞こえてきそうだ。

ローマの雲助タクシーの伝統は長い。どのくらい遡れるだろう? 20年? 30年? Mizumizuは少なくとも、思い出せる限り昔からローマのタクシーの悪評を聞いていた気がする。

昔はイタリアの通貨・リラが弱かったから、多少ぼったくっても、リッチな旅行者には、さほどでもなかったのかもしれない。旅行自体が贅沢なことで、限られた富裕層しかできなかった。

今は様相が違う。

このまま汚名返上が出来なければ、観光で食べてるローマにとって、取り返しのつかないことになる・・・ と考えているのだろう。当局のお上は。

だが、個々のタクシードライバーが、そんな俯瞰的な思考をもつとは、どうしても思えないのだ。

認定ステッカー だ、インターネット予約だ、とシステムで何とかしようとするから、下は笛吹けど踊らずで、さっぱり透明で効率的な事業運営ができない。それがイタリア。

このまま汚名返上ができるのか、それこそ「汚名挽回」になってしまうのではないか。

ま、どちらにせよ、ローマではテルミニまでの直通電車のある時間に着いて、タクシーは利用しない、テルミニからは徒歩圏のホテルを予約する、それが一番だとMizumizuは思うのだ。

そして今のMizumizuはといえば、ローマどころか、石垣島どころか、東京から一歩も出られない多忙な日々。12月のスケジュールはすでにいっぱいに埋まってしまい、新たな仕事が来ないようにと祈っている。














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最終更新日  2009.12.03 01:36:53


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