2018.3.9 ロイター
トランプ米大統領は8日の記者会見で、鉄鋼とアルミニウムにそれぞれ25%と10%の関税を課す輸入制限を実施することを正式に発表した。
カナダとメキシコを対象外とすることも改めて明らかにした。
トランプ氏は、鉄鋼とアルミのダンピング(不当廉売)を「わが国に対する攻撃」と位置付た上で、「もしも関税を払いたくないならば、工場を米国に持ってくれば良い」と語り、安全保障の観点から国内生産が重要になると強調した。
米政府高官がトランプ氏の会見に先立って行った輸入制限に関する説明によると、カナダとメキシコ以外の国も適用除外を申請することは可能。
ただ、そうした除外をいつ認めるかについては具体的に示していない。
トランプ氏はカナダとメキシコを対象外とする点について「われわれを通商面で公平に扱う」国には鉄鋼・アルミ輸入制限を免除すると述べ、現在停滞している北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉において両国に譲歩を促すメッセージも送ったとみられる。
ただメキシコのグアハルド経済相は8日、この問題とNAFTA再交渉を関連付けることをきっぱりと拒絶。
カナダのシャンパーニュ国際貿易相もロイターに、同国は米国からのいかなる関税や輸出割り当て枠の提示も受け入れないと述べた。(引用ここまで)

来年2月にも最終決定する。
対象は冷延鋼板と耐食性鉄鋼。
米政府は昨年、中国製の冷延鋼板に対する反ダンピング(不当廉売)関税(265.79%)、補助金に関する相殺関税(256.44%)などを導入した。
商務省は、対中制裁関税の動きを受けてベトナムの対米輸出が冷延鋼板で約24倍、耐食性鉄鋼で約40倍に増えたと指摘。
中国の迂回(うかい)輸出の影響は甚大との見方を示した。
報道によると、中国の鉄鋼メーカーは製品をベトナムに送り、腐食防止加工などを施した上で、ベトナム製として米国に輸出。
米メーカーが昨年、政府に対応を求めていた。(引用ここまで)
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