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August 8, 2007
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カテゴリ: 読書
昨夜のFOMC後、インフレが最大のリスクとのコメント継続を受けて


ようやく、不安定状態も徐々に落ち着きを取り戻してきそうでしょうか?

さて掲題の本です。


「株式投資の未来」ジェレミーシーゲル

前から読みたいと思っていて、ようやく読みました。

株式投資での利益の源泉は何なのかとか、今後の社会情勢について国際的なマクロな視点で
述べられており大変参考になりました。

=ハイライト=

○成長の罠


 この50年で株式リターン(配当再投資)が高かったのはどちらか?

 スタンダードオイルオブニュージャージのほうがリターンは高かった。
 (1950年に投資した1000ドルはIBMが96万ドル、オイルが126万ドルに
 増える計算)

 理由:成長株は常に高いPERをキープしており、配当再投資をする際、高いバリュエーションでの
     株価で株を買い足していくことになる。また配当利率も少なく、株数が増えていかない。
     オイルのほうはPERが常に割安で、配当利率もよいので、株数が指数的に増える。

「成長すなわちリターンにあらず」というわけ。

○黄金銘柄は?

 過去の長期リターンで見ると、米国株での勝ち組は、成長率の高いハイテクセクターではなく、
 エネルギー、ヘルスケア、生活必需品のセクターである。



 市場の多幸感をどう避けるか・・バリュエーションを冷静に評価していくこと。

○これから起こること

 先進国が軒並み高齢化、押し寄せる高齢化の波。

 先進国高齢者が持つ資産を、若い新興国が買い取って、同時に労働力を
 供給する(世界的解決(グローバルソリューション))という形にすすむだろう。


=感想=

高成長産業あるいは企業の株式も、バリュエーションを見て買わないと大きなリターンは
得られない(高PERは避ける)、とのことでまさにそのとおりだと思う。

本書では黄金銘柄はヘルスケア、生活必需品、エネルギーということであるが、
先日フォーブス誌の世界企業500選でも上位は製薬、エネルギー、資源で
占められていたことと合致する。

本書でも述べられていたが、需要がある程度安定したものがあり、毎年の収益が
安定して見込めるビジネスは、過剰な設備投資などの無駄(寄り道)が少ないビジネスと
いえると思われる。(だからリターンが高くなる)

現在moneytree7の中国株投資では薬品セクターへの投資が中心と
なっているが、この選択はこの本の主張と合致しているように思う。

また、高齢化する先進国資産を、若い新興国が買取り、
かわりに労働力を供給する構図というのは視点の高い見方で参考になる。

現在もこれからも株式投資は新興国への投資はよさそうだ。
(今後も徐々に仕事も資産も新興国へ移っていくのだろう)





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Last updated  August 8, 2007 07:28:19 AM
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