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November 1, 2007
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昨日の続きです。

昨日、”稼ぐ力”を持つ企業を探すに当たって、「内部環境」と「外部環境」の両方が大事だと
書きました。
それらが両方そろって始めて「買い」と考えても良いが、まだ足りない、とも。

足りない点というのは、 事業の「伸び代」を考えないといけない 、ということです。


どういうことかというと、今絶好調でも、半年後・1年後に市場が飽和して一気に減益に
なるかもしれない、そういう企業には投資してはならないあるいは、投資するにしても
”撤退時期”を明確にイメージしなければならない、ということです。



moneytree7は中国株では、ルーシン以外にパラパラと買っている銘柄があるのですが
うち一つに、2343太平洋航運(パシフィックベイシン)という会社があります。

ここは鉄鉱石や石炭を運ぶバラ積み船と呼ばれる不定期運搬船が中心の海運会社です。
現在皆さんもご存知のとおり中国では、国家建設のため、あるいは自動車を作るなどの
目的で大量の鉄鋼生産が行われていますね。(この傾向はまだまだ続くと思っています。)

そしてこの鉄鋼生産のための鉄鉱石は主にどこから来るかというとオーストラリアです。
(ブラジルからも多いですが、ブラジルは中国から見ると地球の裏側くらい遠いので
どちらかというとオーストラリアからのほうが多い。最近はそれでは足りなくなった来たので
ブラジルからも増えてきている)

これは、船で運びます。船は原油を運ぶタンカーやコンテナ定期船、バラ積みの不定期船などに
分類されますが、このような鉄鉱石を運ぶのはバラ積み不定期船です。


絶好調なのです(外部環境がベストすぎるくらいベスト)。

なぜならば今、造船業界は空前の造船ブームとなっていてドックに空きが無い状態で、
なかなか船は作るのが順番が回ってこない状態となっていますが、ここ太平洋航運という
会社は造船不況のうちにバラ積み船を多く作ったために、目下競争相手が少ない状況が
続いているのです。


分かります。(バラ積み船は需要と供給のバランスから、歴史的に単価が高くなっている)

バルチック海運指数のチャート
(最近いちカイにヤリさんでも取り上げられていましたね。)

ということで外部環境も絶好調なこの会社、上半期は前年の5倍近い純利益を出しています。

で、伸び代を考える、、でしたね。

この状況はいつまで続くか?ということを考える必要があります。

今は造船ラッシュですが、他の海運会社も船は作りつづけてますからいつかは
バラ積み船も供給が増えてきます。それは2009年頃と言われています。
そのころから、おそらくバラ積み船の運賃単価は下がり始める。
(先日日経にも載ってましたね)

伸び代を考える、とはこういうことです。

※ちなみに、日本の海運会社ももちろんこの恩恵には浴していて、このテーマでは
 乾汽船、川崎汽船あたりです。

あるいは他の例では、僕は少しだけの保有ですが日本株では任天堂。

ここも目下、DS-Lite、Wiiを日本/世界中で売りまくっており業績絶好調です。
(先日、中間期・通期の上方修正)

これはいつまで続くでしょうか?(伸び代はどれくらいあるか?)

その昔、ソニーのプレイステーション2は世界で1億台以上の売り上げがありました。

現在9月末の段階で、任天堂はDS-Liteが世界で5300万台、Wiiが1300万台の
累計売り上げとなっています。
このことからまだまだ伸び代はあります。
しかし多分今の製品では見えているのは高成長を維持できるのはここ1~2年まで
かな?との予想ができますね。
(Wiiは来年くらいから中国でも発売予定という話ですからそうなると
1億台どころやないかもですが(^^;)

というようなことを考えながら、まだ買える、買えない、の判断をしていく必要があります。
(任天堂は、まだ買えると思っていますが、あと2年も3年も持つような状況には今の
ところない、という判断をしています。後継機種、新機種がまたすばらしく出来が
よければまた違ってきますが。あるいは大ブレークソフトが出るとか。)

なんとなく、「伸び代」のイメージはわかりましたでしょうか。

なお主軸の中国株ルーシンファーマは、まだ「伸び代」を考えなくても、まだまだ中国市場は
広大であり、ほぼ無制限に近い状態だと判断しています。
(3年5年はホールド可能な銘柄だと思っています(^o^)/)
どちらかというとこういう企業を探したほうが楽ですが、足元業績伸びとの関係で
どちらを取るか(息の長い銘柄を買うのか、目下の業績の伸びの大きいほうを買うのか)を
判断していくことになります。
ルーシンは足元もよく息も長そうなので、こんないい銘柄はそうそうない、お宝銘柄です。(^o^)/

バフェットさんが買っている、コカコーラなんかも、伸び代がまだまだありそうな、
お宝銘柄ですよね。(^o^)





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Last updated  November 1, 2007 10:06:54 AM
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