金のなる木を投資で増やそう

金のなる木を投資で増やそう

PR

Profile

moneytree7

moneytree7

Archives

November , 2024
October , 2024
September , 2024
August , 2024
July , 2024

Keyword Search

▼キーワード検索

Comments

effelpist@ kilovermek.es effelpist <a href="https://kilovermek.es/…
moneytree7 @ Re[1]:2020年 振り返り(12/31) ユウキさんへ コメントありがとうござい…
ユウキ@ Re:2020年 振り返り(12/31) いつも拝見しております。 約10年前に紫…
http://buycialisky.com/@ Re:激しいですね~(08/10) does cialis work on womencialis generik…
http://buycialisky.com/@ Re:若干円高?(07/02) tingly feet cialisbuy cialis soft drugc…

Calendar

April 4, 2009
XML
カテゴリ: システムトレード
安易な検証で、システムトレードはすべきでない。と思っている。


システムトレードにおいて、
「システムの出すサインに従い続ける」ことは肝要であるが、
(それがたとえ、ドローダウン期間中であっても)
そのことは裏返せば、全ては、そのシステムが統計的
優位性(エッジ)を持つかどうか?それはどれくらい
確からしいのか?ということにかかっている。


例えば、勝率40%、期待値-1%のシステムに従い続けたら
どうなるか?1回あたり1%ずつ負けていくのだから、


「勝率40%」なら分かりやすいが、1回あたりの
勝ちトレードの平均利益と、負けトレードの平均損失の
バランスによっては、「勝率60%」や「勝率70%」であっても、
期待値が-1%のトレードシステム、というのはいくらでも
あり得る。
(それらも、続けていると、もちろん破産する。)


よく検証していなければ、勝率は高いのだから、日々の取引では
勝ちのほうが負けよりも多いのだから、「システムは正しい」
と信じ続けることになる。
そして、そのシステムにしたがってトレードしてたら、
気がついたら丸裸・・ということに成りかねない、ということになる。


破産するようなものもあると思う。)



システムの検証期間が、十分に取られているか?ということは
大切である。短い検証期間しかないシステムでは、通用しない。

カーティスフェイスが書いているように、ITバブルのころ
多くのデイトレーダーが誕生したが、当時と同じ投資方法を


あるいは、日本株式市場では2003年~2005年の上昇相場を
資産を何倍にも増やしたトレーダーの多くが同じ方法で2006~2008の
下落相場で資産を失った人がいかに多いことか。

つまり、統計的優位性を計る上では、統計を取った"標本集団"が
母集団に対して、どのような特徴があるのか?を考慮しなければならない。。


大統領選挙の結果を、投票主権者の1%の標本で、予想しようと
したとき、標本集団が、民主党支持者のうちから1%抜いてきても、
その統計には意味はないのである。
(共和党支持者のサンプルがごっそり抜けている)

相場における過去の検証についても同じことが言える。

システムトレードにおいて"検証"とは、将来を含めた全期間の
母集団のうちから、"過去"という我々にとっては既知のサンプルより
将来起こることも同様の確からしさで生起しうるかどうか?を
計るものであるから、

標本集団が、上昇相場だけ、とか下降相場だけ、とかの小さな
サンプルで検証を行うと、将来は全く通用しないシステムが
出来上がってしまうのである。
(それらは、おそらく上昇相場や下降相場でしか通用しない
「売買ルール」であるが、投資家が今直面している相場が
上昇相場であるか、下降相場の真っ只中にいるのかは、
将来になって過去を振り返って見なければ、今の時点では
わからないので、そういうシステムは、意味がない。)


ゆめゆめ、中途半端な検証で「システムトレード」らしきものを
実行し、大事なお金を失わないようにしたい。
(そのシステムが、統計的におかしなものであって機能しない、のか
たまたまその時期、ドローダウンが起こっているだけなのか?と
いうのは、通常、トレード期間中は、将来が予測できないのと
同様に、判断はできない。したがって、中途半端なシステムであっても
従い続けるよりなく、結果、大きな資産を失うことにつながりかねない)


なんとなく今回は、「だ・である」調に
してみました。(笑)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  April 4, 2009 10:29:16 AM
コメント(4) | コメントを書く
[システムトレード] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


ノーベル賞5個分ぐらいの値打ち  
古今党 さん
システムトレード?、難しい事は分かりませんが、米国投資銀行のほとんどが破綻したり、欧米の各銀行が破綻寸前に追い込まれたり、ノーベル賞クラスの頭脳集団や大電算機活用集団でも、今回の大損害の現実があります。



(April 6, 2009 08:45:21 AM)

Re:ノーベル賞5個分ぐらいの値打ち(04/04)  
moneytree7  さん
古今党さん

コメントありがとうございます。

長い期間のデータで検証された、有効な「売買ルール」と同じくらい大事なのが資金管理・ポジションサイジングだと思います。

LTCMにしても、リーマンブラザーズにしても、レバレッジの掛け過ぎ、が大きな原因ではないでしょうか?

「ガンガン」のレベルがどれくらいかは人によって違うと思いますが、検証した結果以上の結果は出ない、と思います。(^^;

できるだけ「よい」売買ルールを見つけるべく、精進するのみですね。
(本当のシステムトレーダーは、ノーベル賞をくれるといっても、自分の売買ルールは、公開しないでしょうね。。よっぽど儲けた後なら別ですが)
(April 6, 2009 08:15:00 PM)

というか  
匿名 さん
>安易な検証で、システムトレードはすべきでない

安易な考えて長期投資をしたのが今の結果でしょ
自覚がないならその反省が生かされないのでは (April 8, 2009 10:33:52 AM)

Re:というか(04/04)  
moneytree7  さん
匿名さん

ありがとうございます。

長期投資は、引き続き、継続ですよ(^o^)
別に問題を感じていませんので、おせっかいなお話は要りません。

というか、「匿名」はネットの世界だけど、
あまりよい行いだとは思いませんね。

何か言いたいのであればまずは、名を名乗られよ(笑)
(April 8, 2009 08:02:36 PM)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: