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昨日は、「自分を表現すること」で「本当の自分」を知ることが出来る、ということを書きました。
今日は、その前の段階で必要になることを書いてみます。
それは「自分の感覚に気づく」ということです。
なぜなら、その人の「その人らしさ」は「その人の感覚の働き」と不可分だからです。
「花を見て何を感じるのか」
「赤い色を見て何を感じるのか」
「子どもの笑顔を見て何を感じるのか」
「子どもの泣き声を聞いて何を感じるのか」
「青い空、満天の星空を見て何を感じるのか」
「歌っていて何を感じるのか」「歌をきいて何を感じるのか」
「鳥の声を聞いて何を感じるのか」
その人の「その人らしさ」は、その人の「感覚の働き」の中にあるのです。
「自分の感覚の働き」に気づくことは、「本当の自分」に気づくことにもつながるのです。
ただし、その「本当の自分」は固定されていません。「朝の自分」と「夜の自分」は異なっているのです。
季節によっても「自分」は変わります。「春の自分」と「夏の自分」は同じではないのです。
「子どもの時の自分」と「大人になってからの自分」も異なります。それは「子どもの時の感覚の状態」と「大人になってからの感覚の状態」が異なっていることでも分かります。
是非、感覚の働きに意識を向けて暮らしてみて下さい。
「本当の自分」を知る大きなヒントになると思いますよ。