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昨日、九州大学の『起業家による塾』で『IT業界のオモテとウラ』という演題で話をしてきました。VBLの坂口先生、お世話になりました。今回の会の参加者は、起業を目指す学生さんや演題に興味がある社会人の方でした。とても意識が高い人たちの集まりで私もついつい話に熱がおびてしまいました。今回は講師として話をさせていただいた私自身も非常に満足度が高い講演になりました。私はIT業界に身をおいて十数年になります。大型汎用機からPCへの大転換の時代、ITバブルの時代などを経て今に至っています。特にITバブル時代はIPOを目指す企業への投機的な目的で市場から注目を浴びていた業界だけに今の衰退ぶりは目を覆いたくなります。今回の講演ではIT業界の現状を正しく理解していただき、逆に市場的には適正市場になったこの業界で、お客さまが求めるサービスを提供することの重要性を話したつもりです。私は今からの時代がITベンチャー企業が本当の実力を試せる新しいステージではないかと思っています。私は仕事としてITベンチャー企業を支援していますが、これは営業的な支援というのがほとんどです。本物は必ず市場でも認められるので、地道に販路を開拓していけば最終的には利益をあげられると考えています。その利益の一部をご支援費用としていただこうと思っています。今、市場は本物を求めています。その意味では、逆にほとんど外部の力を借りて仕事をしていた大手SI企業は辛い時代かもしれません。中小企業は大手企業と比較するとほとんどの経営資源で量的に劣りますので、そのハンディを克服するための仕組み作りをすることが必要になります。その仕組み作り(経営改善、人材育成など)のご支援をすることを、当社でも注力したいと思っています。
2003.05.31
昨日まで、ある会社さまの新入社員の研修を当社で担当していました。2ケ月間の研修でした。昨日、懇親会にお邪魔すると、彼ら(新入社員)の2ケ月前の入社式の時の顔と昨日の研修終了後の顔は全く変わっていました。学生の顔から社会人の顔へ変わってきているのを感じました。昨日、その会社の会長が『皆さんは来週からシステム開発のプロフェッショナルとして見られるのでその点を認識して欲しい』という言葉を贈られていました。まったくその通りだと思います。技術者でも他の職業でも同じですが、代金というからにはお客さまのお支払いになるお金に相当するサービスを提供する必要があります。市場環境的には厳しいと言われていますが、お客さまは本物を求める時代になってきています。新入社員や若手社員にとっては非常に厳しいと感じられるかもしれませんが、その認識を持つ事がプロになる第一歩ではないかと思っています。厳しいお客さまに育ててもらうことも重要ではないかと思っています。厳しいという点では、地元九州は市場的には非常にぬるい感じがあり首都圏に比べたら緊張感が低いような気がします。ビジネス上の約束の時間に遅れても博多時間や熊本時間、鹿児島時間など自分たちの緊張感の無さの言い訳もありますので本当はそこから変えていかないといけないのかもしれません。(まあ、そんなにセコセコとしても仕方ないのかもしれませんが…)東京のシステム技術者と九州のシステム技術者の技術職の差はどこから出てきているのですか?と聞かれることがあります。『シビアなお客さまにめぐり合う頻度の違いではないでしょうか』とお答えしています。首都圏のお客さまは良いサービスを受けるのは普通になっていますのでサービス内容についてもシビアに評価されます。首都圏では気を抜くとすぐに競合他社に仕事を取られますので常に緊張感があります。それが社員個々の意識まで変えているのでしょう。新人研修に十数年も携わっているとある程度伸びる人材とそうでない人材の違うがわかるようになってきました。伸びるか伸びないかは、学力だけではなく、気持ち(モチベーション)の問題が大きいと思っています。負けず嫌いな性格や他人のことまで気がつくような性格の人材が現場で鍛えられて大化けする可能性が高いようです。現場の厳しい状況の中でも個人で強い意志を持っていることがひとつ上のステージに押し上げているようです。人を育てるためには、いろいろな機会を与えてやる必要があると言われます。今まで経験したこともない環境の中でいろいろと自分で考えて解決策を見つけることが人を化けさせると思っています。厳しい環境、自分の力を発揮できる環境が人の意識を変えていきます。自社の人材は全く伸びないと言われている経営者の方には、御社の社員に十分なチャンスを与えていますか?とお聞きしています。チャンスを与えないと伸びるための必要となる経験ができません。私は企業内で人材を育てるためにはリスクを計算した上でチャンスを与えることが重要ではないかと思います。失敗してもやり直しがきく位のリスク計算が必要です。これが経営者の度量ではないかと思っています。せっかく与えられたチャンスをチャンスと思えない人材は当然、問題あります。経営者や上司としてはチャンスを与えていると考えているが、受け手の部下などはやらされ仕事と思っている場合は多々あります。日頃からチャンスを掴もうとする組織風土の醸成が先かもしれません。
2003.05.30
今日は朝から夜まで商談対応に追われていましたが、その中で何度も出て来たキーワードがあります。『わかりやすいサービス』自分がこのサービスは絶対に市場に受け入れられると思っていてもお客さまがその良さがわからないと市場からは受け入れられないということです。今日、ある会社の社長から自分たちの会社のサービスは絶対お客さまから受け入れられるという説明を受けました。しかし、その説明の最後まで何が良いのかということが理解できませんでした。これでは自分たちのサービス(商品)が良いと言われても購入する以前の問題です。相手に理解してもらえません。それを代理店に販売してもらうという話になるともっと売りにくくなってしまうと思います。同じようなことが、午後のミーティングでもありました。そのサービスは安価なサービスで中小企業様をターゲットにしています。確かに価格的には魅力でしたが、その価格で何をしてくれるのか?ということが理解しづらいという重大な欠点がありました。営業資料を作り直して来週の頭に当社からお客さまにご提案することにしました。商品、サービスにしてもわかりやすいモノが受け入れられやすいというのは誰でもわかっていることですが、ついつい自分たちの尺度で考えてしまいます。顧客志向などとよく言われますが、マネジメントの世界もそうですが単純に相手(お客さま)のことを考えるという習慣をつけるようにすることが必要だと思っています。
2003.05.29
どうしたら、商売はうまくいくのでしょうか?この問いに対して、本当に市場が求めているもの、世の中で役に立つものであれば、売れるし、黙っていてもお客さんから買いたいという話を持ってきますという話をしています。仕事ができれば、必ず世間は認めてくれる。指導者はそういうことを信じなければ駄目だ。と言われたのは松下幸之助さんです。今はどんなマイナーな存在であっても、必ず世間は認めてくれるということを信じて経営者は前に進むしかありません。お客さんを理解すれば、自ずと道は開けるということでしょう。
2003.05.28
昨日から東京でいろいろな会社の経営者の方や人材育成の担当者の方などとお会いしてお話しをしています。経営者の方の口からは、社内の人材育成の難しさの声をよくお聞きします。伝統のある企業の経営者は外部環境の変化に自社の社員がついていけないということを言われます。比較的新しい企業やベンチャー企業は、社員が社長についてこないという話が多いようです。特にベンチャー企業の場合には販路の確保やノウハウ吸収のために大手企業の管理職クラスの方を役員や管理職で召集することが多いようですが、彼らはほとんど機能していないという話をよくお聞きします。たしかに大手企業の管理職の方は組織での立ち回り方は上手いかもしれませんが、スタートアップ企業を立ち上げた経験などはないので力は発揮しづらいと思っています。ただ、なによりも彼らに欠けているのは経営者と一緒に会社を大きくしようという気持ちの部分ではないかと思っています。ベンチャー企業で資本金をVCなどから投資してもらって潤沢にあるうちは、これらの方が高い給料で何しているかわからないような仕事をされています。しかし、資本金がそこをつき始める頃から、すでに次の職場を探されています。(民間版の天下りかもしれません)いずれにしても、経営者はこれらのことを考えながら会社の切り盛りをしないと最後は自分で全責任を取らざるをえない結果になってしまいます。切ろうと思った時には会社の資金は底をついていたなどという話にならないようにしてもらいたいものです。伸びている会社はやはり優秀な社員の方が沢山いらっしゃいます。自分は会社のために何をすべきか?ということを常に考えています。経営者は、自社の社員に常にビジネスのことを考えさせるということをしないと、これらの社風は定着しません。多くの機会を与えれば20代でも十分に役員クラスの仕事ができる実力はつくと考えています。しかし、そのような機会を与えられていると気づかない社員が8割はいるというのも事実です。仕事をやらされているという意識の人は、結局、最後まで人に使われて仕事をしていくのではないかと思います。不平不満を言わなければそれでもよいのでしょうが…当社は小さな会社なので、社員のみんなにもいろいろと大きな仕事から小さな仕事まで担当してもらっています。地方の会社にしては大手企業と取引をしているのでやりがいがある仕事は沢山あるはずです。他の会社さんからは羨ましがられることもありますが、それをどう社員の皆が考えるかが当社の今後を左右すると思っています。今日も東京の大きな会社から仕事の打診をされました。これも、社内で是非取り組みたいと思っています。ナレッジネットワークの皆さん!頑張ってください。
2003.05.27
ある大学の先生から一通のメールが届きました。『もしご興味がありましたらNPOの理事をお願いできませんか?』そのNPOは地域でも大きな影響力を持つNPOで他のNPOの指導を含めて、行政、地域、企業のパイプ役という役割を持っています。いろいろなことが頭を過ぎりました。会社を立ち上げて、まだ間もない会社の経営者がこのような非営利団体の理事などしている時間はあるのか?ただ、私は当社の社員を含めて、地域の方々やお客さまに支えられて仕事をさせていただいている。会社の利益を税金という形で地域にお返しすることも重要であるが、もし、私の知識が地域の役に立てばと思い、今回のご依頼を受けることにしました。この日記システムもそうでありますが、読者の方から勉強になりますと言ってもらうのが何よりも嬉しいことです。私はセミナーを実施する際も『森戸さん、ありがとう!』と言われたくて、いろいろと調査してセミナーに臨んでいます。少なくとも私が担当している分野では誰よりも受講者を満足させる自信があります。(そうでないと独立などしませんが…)数年前に高齢者大学の先生をしていた時期があります。自治体主催のシニア向けのインターネットコースの講師もしていました。その頃は当時の会社からは良い顔はされませんでしたが、地方の会社は地域貢献をすべきだという思いだけで休みなども利用しながらセミナーのご支援をしていました。変わり者なんでしょう。しかし、そのインターネットコースに来ていた受講者の方々をML(メーリングリスト)で結んだことから、今ではNPOとしてシニアネット福岡という団体が出来ています。このシニアネットは地域貢献のために無料のパソコン教室や各種ボランティア活動を行っています。私が数年前に企業の海外視察のコーディネータを行っている際にシアトルを訪問したことがあります。そこでは、市庁舎を訪問したのですが、今、日本が取り組んでいる電子政府の形が出来ておりWebサイトで行政サービスが受けれるという形になっていました。『セキュリティはどうしているの?』などと質問すると、Webの管理者はシリコンバレーにいたセキュリティ専門会社の社長だよ!とか、『けど、デジタルデバイドにはどのように対応しているの?』と質問すると、そんなのは、ポリスステーションやコミュニティーセンタにパソコンを設置して地域ボランティア(NPOのような組織)がサポートしているよ!という回答でした。なるほど、シニアネットなどのNPOの役割も行政が行う施策の補助などでいかせるな!という感じを持ちました。単に行政の施策だけでは、もう無理だということは誰でも認識しています。しかし、民間が参入するにはコストが合わない。完全無償のボランティアでは無理がある。やっぱりNPOの時代ではないかと思うわけです。しかし、NPOは非営利ということが謳われているので対価をもらったらいけないと思っている人も多いようです。そんなことはないと思います。これからはNPOにも経営的な感覚が必要になると思っています。そして、営業戦略の代わりに地域貢献戦略などを考えてもらえばと思っています。そんなことのお手伝いができれば今回のNPOへの参加も意味があると思っています。なんでリスクが大きい起業をするの?とよく聞かれますが、自分が社会で役に立っていると実感するには会社を起こすしかなかったというのが真実です。逆に社会の役に立たない会社や組織は無くなった方が良いと思っています。だから、私の会社は社会に役に立つ会社にして、その中にいる社員も社会の役に立っているということを実感してほしいのです。そのためには市場を見て、何が自分たちに求められているのかというのを当社の社員には考えてもらいたいと思っています。社会の役に立っているという感覚は大きな会社では実感できにくいんです。それは、私が前の職場で実感させていただいたことです。規制に守られているような社会の役に立たない企業は淘汰される時代が来ているのです。個人も組織の社会の役に立つということを考える時代になってきています。今週は前半は東京に出張です。また、面白い人たちから多くの気付きをもらおうと思っています。
2003.05.26
インターネットが普及すると人間同士の関係が希薄になると良く言われますが私はそうは思いません。この楽天日記もそうですが、コンピュータネットワークを活用することで多くの方と触れ合うことができるようになります。先日もあるセミナーに参加者として行って来ましたが、となりの席はこの楽天日記にリンクを張っていただいている方でした。そうすると初対面の方より非常に親近感がありますよね。そんなものではないかと思います。これは、いろいろな場面で影響が出てきています。今まではある会社とファーストコンタクトを取る際にも、その会社の受付や代表電話に電話してアポイントを取っていたのが、知り合いを通じて会いたい個人に連絡をメールで取ることなどが可能になっていきます。組織対組織の関係が、組織内個人対組織内個人などの関係になってより濃い関係が構築できるようになってきています。これらの人的ネットワークを支えているのもコンピュータネットワークだったりします。上司と部下、先生と生徒もこの上下関係は情報量の差で保たれていました。それが、最近はインターネットの浸透で部下や生徒、または営業担当者よりお客さんが情報を持つような時代になっています。組織内部ではピラミッド型の組織が崩壊しつつあるともいえるのではないかと思っています。情報を多くもつということで威厳を保っていた会社の上司などはネットワークが発達しても情報を隠そうとする傾向もあります。私は常にこのような中間管理職の方々には企業内ナレッジをマネージメントできるようなハブの役割をお願いしています。その方のそれまでの経験が情報に付加価値をつけて社内で共有されるということに気づいて欲しいのです。そして、現場にある題材で人を育てるという意識を持ってくださいと指導しています。私は10数年、IT関連の業務を通じて人を育てるという仕事をしています。ITという道具の使い方(OS、DB、PGなど)を教えることの他に、その道具を使ってどのように商売に生かすか(SFA、CRM、DWHなど)、組織を活性化するか(KMなど)、また、その道具でどのように効率よく仕事(GWなど)をするか?などの研修や指導をしています。道具(IT)の使い方の研修はある程度誰でもできる研修なのですが、後者の業務に生かす、組織を活性化するなどになると、そのようなことを組織内で推進していた経験がないとなかなか研修講師を担当するのは難しいです。研修ビジネス市場というのは、ある意味、誰でも参画できる市場です。受講者を集めて、会場を手配して、資料を準備して、講師を手配すればOKです。ここでいう商品は、講師と資料などになりますので、その質が求められます。質を証明するために、受講者を集めるときに、講師の略歴や資料の一部の紹介などを行うということになります。ただ、実際は会場に行って、当たり!、ハズレ…というのが多いようです。大学の先生の公開講座などに行くと特に顕著にように思います。たしかにありがたい話をされているようなんですが、プレゼンテーション力に問題があります。ぜんぜん受講者に理解してもらおうという意思がない講師の方もいらっしゃいます。講習は単に情報を伝えるだけではなく、受講者に理解してもらう必要があるわけですから。研修を通じて人を育てるためには、その研修の中でいろいろな気付きをしてもらう必要があります。ワークショプを行って気付かせたり、討議をして気付かせたり、実際の自分の業務と照らし合わせて気付かせたりする必要があります。最近はITの使い方研修ビジネス市場は冷え込んでいますが、今、市場が求めているのは仕事にどのように活用するか?などの研修に確実にシフトしています。その中ではそれぞれの企業の人材育成の方針などの要素も入ってないと研修の効果も低いものになってしまいます。ただ、このような要素を盛り込んで研修を実施できる講師は数が限られています。たまに研修講師の方の面接などをすると製品のスキルはそこそこあるのですが、相手に理解を手助けするという方法論を持たれていない講師の方がいらっしゃいます。このような方をお客さまの前に出すとトラブルになるのは目に見えています。その点でプロフェッショナルとしての技術を持った講師を沢山の受講者の前に出すという意味でe-Learningなどのニーズは高いと思っています。専門性の高い研修などは講師の数に限りがありますので、大量の受講希望者に一斉に研修を受けさせるためには講師が話しをしている前にいかに沢山の受講者を座らせるか?ということが課題になります。ただ、いたずらに人を座らせても受講者に理解してもらうという点では無理があります。e-Learningもリアル感が乏しいので、やはり研修全体のデザインを考える必要があります。受講者が研修に参加する上で持っている到達目標に対して、どのような方法論で研修を実施したほうが一番効果があるのかなどをデザインする必要があります。コスト面、時間の制限なども加味した上でのデザインになります。これらはID(インストラクショナル・デザイン)などで研修における方法論はある程度確立されていますので、それを活用するということを考える必要もあるのではないかと思っています。人を育てるということは一筋縄ではいきません。昨日も書きましたが研修の内容などよりも、その人の学習に対してのモチベーションに左右される部分が非常に大きいと考えています。それと、実際は研修で気付く時間も大切ですが、絶対的な時間で考えると職場で活動している時間が多い訳ですので、職場でおきる事例をもとに学習するという組織風土を醸成することが先決ではないかと思っています。学習する組織を作れた会社は伸びています。(学習する組織:ラーニングオーガニゼーション)
2003.05.25
今日は個人の資格や、組織(企業)内の役職などが個人に与えるモチベーションについて書いてみたいと思います。書店に行くと各種資格取得に関する書籍がたくさん並んでいます。私は個人の能力を可視化するためには資格というのは非常にわかりやすいと思っています。当社が社員を採用するにしても、IT関連のセミナー講師などを募集するにしても資格というのは一次判定の道具としては使っています。私も自分の業務や自分が目指す仕事に関連する資格は最低限必要という認識を持っています。ただ、資格を活用するという目的も無く単に資格を取ることが目標になるとそれは全然意味がないことになりそうです。専門学校や大学で授業を行っていると『先生、どんな資格をとっていた方がよいですか?』という質問をもらうことがあります。そうすると『資格をとって何をしたいの?』と聞きますが返ってくる返事は『何をしたいというのが無いからツブシの利く資格って何かな?と思って…』という返事が返ってきます。とりあえずの資格は本当に役に立つのでしょうか?自分に自信が無い方は資格に頼るという傾向も感じられますが、ただ、資格を取ることで自信がついて仕事ができるのであれば全然問題ないと思います。ただ、お客さまの前で自分の保有している資格の話や、自分の知っている人の話に終始しては、お客さまは『結局、あなたは何をできるの?』と思ってしまうのではないかと思っています。これに似た話が組織(企業)の役職ではないかと思っています。組織(企業)の中の役割分担指標である役職は一般社会ではどのように評価されているのでしょう。『私は○○会社の課長です』『わたしは○○役場の部長です』というのはその組織における彼らの責任権限の判断材料としては使われています。たしかに、『○○会社の部長さんですか~』とすごいものを見るような目にもあえるかもしれません。奥さんも、『私の旦那は○○会社の部長です』と会社を聞かれても役職までつけて話をされることもあるのではないかと思います。それだけ、今までは役職付になるということには苦労が付き物だったのではないでしょうか。成長市場の中では、若い間にがむしゃらに働いて、役職付になってちょっと楽をするというのは組織の中の暗黙の認識としてあったと思います。ただ、今は年功序列と終身雇用制度が壊れてきていますので、課長になった方が給料が安かったり、自分の部下が先に出世(?)するということもおこってきています。そんな状況の中でくさっている方も大きな組織の中には沢山いらっしゃるようです。『パパ~!課長昇進おめでとう!』なんて家族の姿も無くなって来ているのでは…と思っています。ただ、私も1年半前まではある程度大きな組織の中にいましたので、頭の中ではそのようなことは理解できても誰が課長になった、部長になったという事が気になる組織の空気というのは感じていました。昇進を飴にしている組織の中には、この空気は存在します。(会社の中にWebの掲示板などを作ると人事の掲示板が一番参照数が多いですね)この空気がなくなると、給与のアップもないのに辛い仕事をするのがバカらしくなるのではないかと思っています。仕事にやりがいを見つけよう!と思っても自分が選んだ仕事内容ではないのでモチベーションは高まりません。組織でモチベーションをつけさせるのには今までは昇給、昇進などが主に使われていましたが、これからの時代は変わっているような気がします。『○○会社の部長です』と挨拶をされると『大変ですね~』という声が返ってくる場面を最近では多く目にします。日々の辛い仕事のモチベーションをどこにおけばよいかというのが難しい時代になりました。ただ、それを今までがおかしかったと考えると納得できます。学歴や経歴があまりにも重視されていたのではないかということです。今、何ができるかということが一番重要なのではないかと思っています。先日、ある会社の取締役の方とお話ししていましたら『俺はもう係長でいい!』と冗談で言われていました。そうですね、日々、会社を存続させるためには、どのようにすればよいかと考えている経営層からすると係長という響きはある意味、非常に魅力的に聞こえます。私はサラリーマンから会社の経営者になりました。ただ、その時に感じたのが『○○会社の社長です』と言われていた方々がとても近い存在になったということです。これは商売しやすいですね。対等な情報交換ができます。たしかに会社の格というのはあるかもしれませんが、今の時代、どの会社でも倒産の危険性はあるのですから。生き残った会社が勝ちではないかと思っています。生き残るためには、お客さまから『この会社は面白い!』『この会社とつきあうとワクワクする』『この会社は信頼できる』と思ってもらわないといけないと思っています。そのためには、自社の社員が、ワクワクするような仕事をしないといけないと思っています。仕事は辛いものだ!と思っている風土の会社の社員の方は何か近寄り難いですよね。気合系の会社の営業さんが来ると、逃げたくなるお客さんって多いんですよね。『博多水無月』はそれなりに楽しんでいるプロジェクトです。次の楽しむプロジェクトとして何の仕事をしようかと現在思案中です。
2003.05.24
インターネットなどの普及により売り手側よりもお客さま側が多くの情報を持つという逆転現象が見受けらるようになりました。今後、ますます売り手側はお客さま側に対して付加価値の高い情報を提供する必要があります。付加価値というのは相手のニーズを考えないと提供することができないので、ますますOneToOneの考え方が必要になります。当社にも、コピー機のリース紹介や広告掲載関連、先物取引、通信関連の営業の方が売り込みにいらっしゃいます。ただ、残念なことにほとんどの営業担当者の方は自社のサービスの紹介に終始されます。せっかくの機会なのに、その人の魅力が出ていないので、この人とまた会いたい、話をしたいと思わないのです。非常に残念なことと思っています。ただ、そのような営業担当者に限って、私たち(お客さま側)の時間を沢山奪おうとしてしまいます。私も時間が豊富にある人間ではないので、相手の時間を軽視している営業担当者に対してはやはり冷たい対応をとってしまいます。結局、その会社のイメージは悪くなってしまいます。人間が生きていく上で唯一平等なのは1日に与えられた時間は24時間ということではないかと思います。私は幸いにも睡眠時間が少なくてもすむ体質なので人より長く時間が使えます。しかし、相手の時間を考えることなく、自分の都合を押し付ける営業担当者の方などには困ってしまいます。その時間の中に私(お客さま)のためになる情報(付加価値情報)が入っていればよいのですが、それもなくいたずらに自社製品の売り込みだけの時間を浪費する営業スタイルは逆に会社のイメージ戦略上はマイナスになると考えています。 私が経営者の立場で営業担当者に求めることは、たしかに自社サービスを売ることができるということが第一ですが、それ以外にマーケットの情報を収集するということもあります。今、お客さまは何を求めているのか?私の会社は今後どのようなサービスを提供すると受け入れてもらえるのか?という私の欲しい情報を集めてもらうということです。外部環境の変化が速い今、企業は現場の生の声を聞いて対応するという姿勢がないと独りよがりのサービス(プロダクトアウト的)を提供してしまい、結果的にお客さまが離れていきます。企業へのITの浸透により、営業担当者も現場に行くのではなく、自社でいろいろと資料を作成したりする社内作業の時間が多くなっています。それで市場の声は収集できるのでしょうか?それは経営者が本当に求めていることなんでしょうか?
2003.05.23
当社では毎月の第2火曜日に企業経営に関係するセミナーを開催しています。来月の10日はレプテーションマネージメントを提唱しているブライトウェイの高祖社長に講演してもらいます。(http://www.brightway.jp )高祖社長は、企業があらゆるステークホルダー(利害関与者)とのコミュニケーション・リレーションシップを良好に築き、最適化することが業績の最大化に繋がると考えて、このレプテーションマネジメントのご支援をされています。お客さま・お取引先・自社従業員・株主・マスコミ・消費者などの直接的なステークホルダーだけでなく、さらには家族や2次的な取引先、その周辺の間接的なステークホルダー、将来のステークホルダーとなる生活者に至るまで、共感と満足感の共有を通してREPUTATION(評判)の醸成が必要と考えていらっしゃいます。来月のセミナーを非常に楽しみにしています。沢山の方にこの評判マネジメントの考え方を気付いてもらいたいと思っています。昨日、当社の『博多水無月』Webコンテストのイベント告知がSOHOの方が集まるWebのQ&A掲示板に投稿されているという情報をこのWebの訪問者の方からいただきました。当社の社員が投稿したのか?どこにその掲示板があるのか?というのを調べて該当の掲示板を見てみると、いつの間にか当社がSOHOの方々にお仕事を提供するという甘い言葉で近づき、詐欺まがいの商売をする悪徳業者的な呼ばれ方をしていました。最近、SOHOの方のお仕事も減ってきているので、仕事があると言って近づいていく悪徳業者様が多くなっているようです。しかし、当社が悪徳業者的な言われ方とするとは夢にも思っていませんでした。(今回の企画自体が当社にとって何の利益も生み出さない地域貢献と個人クリエータの方が自分を売り出せる登竜門として考えていたからです。)しかし、掲示板の雰囲気を壊したことに対しての言葉の制裁だったんだろうと思っています。前後関係を少し調べて考えてみました。当社の社員は記事投稿していないようですが、この掲示板には間違いなく当社の企画の投稿があったようです。(記事は削除されていましたが・・)それに対して反応した方々が、当社のこと、記事のことを継続スレッドに書き込みをされていたようです。その中で当社が悪徳業者という声があがったようです。(これにはさすがに苦笑してしまいましたが・・)この掲示板は非営利で運営されていて、その相互Q&Aの掲示板の主旨とは違う投稿が掲示版に出されていた。それだけの事実を考えることにしとう。私は素直にその記事に書いてある会社の代表として掲示板運営者の方、参加されている皆さんにお詫びをすることにしました。誰かが当社の企画を善意で投稿してくれたのだろう。そう考えるとちょっとしたモヤモヤがスッキリしました。 インターネットが普及して今回のようなことはいろいろな所で目にするようになりました。自分が知らない所で名前や会社名が出て批判・中傷の対象になっていることがあります。それに対して事前にどのように対処するかなどの社内規定なども考えておく必要が出てきています。自社の良い評判を作るのはとても苦労しますが、私はその評判を崩すのは簡単と思っています。当社が劣悪なサービスをお客さまに提供すれば今まで市場で築いてきた評判・ブランドは簡単に崩れるということを当社の社員にも徹底しておこうと昨日は気付きました。今日はすっきりとした気持ちで仕事ができそうです。
2003.05.22
最近のメディアの報道などを見ているとよく使われる言葉に『勝ち組』『負け組』というものがあります。企業経営を語る場合には、外部環境の変化に上手く対応できている企業と苦しんでいる企業という場合が多いみたいです。 組という言葉はこの場合には集団を表していますので、勝ち集団ということになるかと思います。集団は『個』の集まりなので、企業が『勝ち組』になるためには、勝つ要素を持っている(あるいは持たせている)個をいかに集めるかということが組織(会社)では重要になるのではないかと思っています。それと同時に組織力を強化して『個』+『個』で2倍以上の相乗効果を出す必要もあると思っています。私はあまり駄洒落の類は言わない方ですが、『勝ち組』は『価値組』とも言えるのではないかと思っています。社会の中で存在する価値がある企業かどうかということを問われているのではないかと思っています。今日は、社会の中での当社の存在価値について考えて仕事をしてみたいと思ってみます。今日は2つのクライアント様とコンサルティング契約の打ち合わせをします。よく、当社とのコンサルティング契約の金額などの質問がありますが、中小中堅の会社向けの支援報酬の基準はクライアント企業の部長さんレベルの月収と同じ金額くらいを月額報酬としてお願いしています。企業の管理職は組織マネジメント能力を買われてグループの長として働いている訳ですので、少なくとも一定期間に外部幹部社員として成果を出しますという考え方にしています。調査して資料を出すだけではなく、組織に変革の気運(空気)が根付くまでご支援をすることを心がけています。大手のコンサルティングファーム様からは価格設定が安いと言われますが、当社はクライアント様と末永いお付き合いをしたいと考えていますので、ご無理な価格設定は必要ないと考えています。この価格設定ってわかりやすくないですか?自分では気にいっています。(社長の報酬と言うと、赤字企業で社長が無給で働いている会社の場合には無給でご支援となってしまいますから・・・)
2003.05.21
今日は夕刻から下関(山口)で地元企業の若手経営者の方々向けにIT経営セミナーを実施してきました。下関は自治体のIT化も神奈川の横須賀市と連携してすすめていますので特に電子入札などに対する建設業の方々の危機感が非常に大きい地区です。最初、お昼過ぎに宇部(山口)まで行って6月から12月までのIT導入のコンサルティング契約の基本条項を確認して、その足で下関に寄り西京銀行さまの主催のセミナーを実施しました。昨日は宇部、今日は下関とセミナーの山口県シリーズが続いています。当社の営業エリアとして山口県の西部までなんとかコンサルティングの契約ができる範囲になります。やはり、福岡、東京を拠点としていますと、それぞれの事務所から片道1時間の範囲しかフォローできないので、その範囲内での営業活動を当社では考えています。今日は1時間30分のセミナー時間をいただきましたので受講者の方にもある程度のボリュームの話ができました。私のセミナーを受講された方はご存知かもしれませんが、基本的にIT関連業者以外の方へのセミナーではIT専門用語は一切使わないようにしています。それから、どの経営セミナーでもそうと思いますが、受講後に経営者自らが頑張ろう!やってみよう!というモチベーションを持てるようなセミナーになることを心がけています。森戸さんはいろいろとネタをお持ちですね?と聞かれますが、情報収集のアンテナを張っていると面白いネタは自然と収集できるものと考えています。その他にセミナー講師として成功するためには、講師である自分を客観的に見るという技術を身につけることも重要になるのではないかと思っています。当社でも講師トレーニングの際にはVTRを使って自分のプレゼンテーションをチェックさせています。その姿を自分で客観的に評価できるように訓練しておくと、プレゼンテーションしている最中にも自分の姿を客観的に見る第三者の視点を持てるようになります。その第三者の視点を受講者の視点に置き換えることができるようになるとセミナーの中で間違いの無いパフォーマンスができるようになると考えています。マリナーズのイチローも自分の姿を客観的に見ているもう一人のイチローの存在が自分の中にあると言っています。人前で自分像(イチローという存在)を演じるということをプロフェッショナルとして行っているのではないかと推測しています。会社の中の社長という存在も同じようなものです。先日のDesktopさん日記にも同じような事が書いてありました。(この日記からリンクしています)来月くらいからWebも活用して、いろいろな仕掛けを考えています。楽しい仕事(以前の日記参照)ができるようにクライアント様のニーズにすばやく対応していきたいと思っています。
2003.05.20
昨今の企業のOA化、IT化により、オフィスの中にはいろいろな情報機器がそろってきました。パソコン、プリンタ、FAX、電話、携帯電話、コピー機(複合機)、スキャナーなどあげればきりがありません。それらをネットワークでつなげて共用利用できるようにしたり、蓄積された情報を社員全員で共有できるようにしたりして企業の組織力を強化しようとしています。情報というのは、もともとコンピュータを含む情報機器が登場する前から社会で活用されているものです。情報機器の整備で、それらの流通のスピードが速くなってきています。また、分析する方法も多種多様になってきました。その結果から、いろいろな商売の知恵を得ることができるようになりました。企業の情報化で重要なのは、データを情報に変えて、それを分析して知恵とすることです。この付加価値が企業価値になってきています。強い企業はこれらの付加価値創造を情報機器が整備される前から行ってきていました。昔は経営者の長年培ったカン(勘)がその企業の付加価値となっていたのでしょう。私のような経営者としての経験が少ないものが市場で勝ち残るためには、この先輩経営者の持っている経験に匹敵する情報を情報機器を駆使して得るしかありません。むやみやたらに頑張るというだけでは経営の精度を欠きますので、失敗する確立が大きくなってしまいます。企業の内部(書類や電子データ、社員の頭の中など)、インターネットのWebの中などには、まだまだ埋もれた情報があります。自分の中にも沢山あります。それらを掘り起こす(マイニング)作業をしないと見落としてしまいそうです。新しい情報を外から取り入れると同時に内部の資源を見直すということも必要ですよね。先日のりそな銀行への公的資金の注入は2兆円規模になるという報道があります。以前は資本力が企業の価値という意識が市場にありましたが、今は知識力が企業の価値になりつつあります。このような銀行さまは資本力はありますが市場からは全く評価されていません。しかし同じ銀行でも知識力が非常に高い銀行もあります。一般企業の場合にも、中小企業でも知識力がある企業は大きく評価されています。(ただ技術力があるというだけでは評価されていません)個人の場合には、学歴という肩書きだけでは評価されない時代がやっと来たということでしょう。学校を卒業してからの実績や保有している情報量が個人の付加価値となってきています。小さい企業でも、個人でも知識力で大きく差が出る時代になってきています。会社の肩書き、学歴で勝負できるステージがどんどん狭くなってきています。実力勝負ということで健全な市場が形成されているということではないかと思います。
2003.05.19
私が前に所属していた会社はシステムを開発する会社で、私はシステムエンジニア向けの技術研修やシステムを販売する営業担当者向けのIT関連の営業手法の研修を行っていました。12年在職したのですが、後半は企業の人材育成計画を作成したり企業を人材(人財)育成の面からどのように強くするかということが私の専門分野です。その企業を独立して、昨年1年間は、ほぼ毎日全国のどこかで講演をしていました。内容は中小企業の正しいIT導入手順に関する経営者向けの経営改善セミナーです。ほとんどの参加者は企業経営者なのでいろいろなご意見もいただき、この経験が今の当社の経営にもとても役にたっています。私の基本的な考え方は、企業は【人】【モノ】【金】【情報】【風土】などの経営資源で成り立っています。これらの経営資源を活用して経営者は事業を行っています。最初が人が来るように、企業内の人材の良し悪しが企業経営に大きく影響を及ぼすといっても過言ではないと思っています。その点で企業の人材育成の関わる仕事をしていた前職のキャリアは今の仕事に大きな影響を及ぼしています。よくある話は、経営資源の4つ目にある【情報】を活用するために企業はITを導入しようとするのですが、活用する【人】がITを使えない、それよりもせっかく蓄積されたデータを活用できないなどの問題が最近は顕在化しています。使えないという問題はPC教室にでも行けば誰でも簡単なPC操作はできるようになります。しかし、蓄積されたデータ、インターネットなどで収集したデータをどのように活用するか?というところは今まで無かった新しい知恵が必要になりますので、IT活用とは別物でその会社さんの業務内容と照らし合わせて考える必要があります。このようなことはIT業者さんは教えてくれないんです。だから、私のような会社へ仕事の依頼がくるんでしょう。今回、この日報のWebページのTOPにも、今、当社が地域活性化のために行っている博多水無月ホームページコンテストのご案内を掲載しました。これは、当社が無償で企画、運用しています。なぜ、わざわざ、このようなことをするのですか?と良く聞かれますが、きっかけは冒頭に書きました昨年1年間の経験からです。昨年、1年間、全国を講演活動で周って来ましたが、どこに行っても駅前の商店街はシャッターが下りて閑散としている。代わりに郊外の大きなショッピングモールが賑わっている。どこに行っても同じような光景でした。その光景を見てきて、これはいけないと思っていました。どこでも同じ様に画一化されて地元色というのが無くなってきています。しかし、良く目を凝らすと地元の方々は商店街レベル、青年会議所レベルでいろいろな町おこしの活動をされています。そのような活動を地域に全国に知らせるにはインターネットは大きな力を持っているのですが、使い方を間違うと全然効果が上がりません。ただ、ホームページなどを作成しているクリエータの方もデザインセンスは抜群ですが、地域興しのすすめかたやムーブメントのおこし方、Webへの集客などは専門外という方が多いのです。だから、インターネットでイベント告知などをしても効果が無いと言われる方が多いのではないでしょうか。このインターネットやITに否定的な方々に、どのようにして効果を実感してもらうか考えたときに、リアルのイベントとしての盛り上がりがあるものとのコラボレーション企画とそこで出来上がったWebページを品評会してその作品を購入してもらうという成功報酬型のビジネスはなりたたないかと考えました。ちょうど、私の知り合いが『博多水無月』という地域の和菓子イベントを開催していたこともあり、トントン拍子に話が進みました。この組合の会合でも『ホームページのデザインなどが最初から見えていて、値段も付けてあれば買うのにね~』という声をいただきました。これだ!といことです。今回のイベントは行政サイドの理解もあり、協賛、後援なども順調にいただけました。ただの思いつきの企画のように見えますが、今まで私がいろいろな企業さまのご支援をしている中で、成功体験をどうにかして企業の経営者の方に実感してもらえないかというもどかしい思いがきっかけになっています。リアルのイベントとコラボで取り組むことでネットの効果を実感していただければと思っています。また、Webのクリエータの方もそうですが、ベンチャー企業の中にも良い製品、技術を持ちながら、販路がなかったり営業がうまくなかったりして、なかなか表舞台に出れない方を沢山知っています。また、インターネットなどは使ってみたいのですが、誰に相談すればよいのか、また、最初の一歩が踏み出せない中小企業や個人商店の経営者は沢山います。彼らには最初に成功体験を感じてもらうことが何よりの経営改善のモチベーションになります。そのためには誰かが間に入ってご支援をする必要があると感じていました。それはIT業者でもなく、経営コンサルタントでもないのではないかということです。私は自分をコンサルタントとは思っていません。それなりのことは出来ますが、やはりビジネスプロデューサでありたいと思っています。私の考えるビジネスに参画される方々が皆ハッピーになる仕組みを日々考えています。地方都市を活性化するためには、利益をは別の次元でモノを考える人や企業が必要ではないかと私は考えています。九州を活性化するための方策をいろいろと考えていきたいと思っています。大企業ほど資金力もないので、当社が大企業より勝っていると考えている知恵(ナレッジ)で貢献したいと思っています。自分の考え方をストレートに出せる、このページっておもしろいですね。(ストレートに考え方を出すと言うと他人や他の企業を批判しようとされる方もいますが、批判しても何もはじまらないと私は思っています。良い企業や人は褒める、その他の企業や人は特に話題として扱わないというのがお互いに気持ちよく生きていけるのではないかと思っています)
2003.05.18
5月に入って地場のビジネス基盤を固めるために地元福岡の企業さまをいろいろと訪問しています。(別に選挙に立候補する訳ではありません・・・)5月終盤から、また東京と福岡の往復がはじまりますので今の内に地場のお客さまに当社のビジネスのコンセプトをお伝えしています。不況感がここまで出てきても、良くも悪くも全然危機感がない方から、市場の変化に敏感で営業戦略を常に見直している経営者の方までいらっしゃいます。私の考え方としては気づいていない方に無理強いして自分の考えを押し付けてもその人の考え方は変わらないと思っていますので、特にお客さまに押し付けるアドバイスは営業の際はしません。ただ、自分で気づいてもらうためのネタはお渡しして帰ってきます。自分でお気づきになるのが経営や組織改革の成功の一番の近道と思っています。セミナーを実施したり、営業で訪問して自分で気づかれたお客さまは組織改革のお手伝いをしても、IT導入のお手伝いをしても効果は非常に大きいので最終的にはお互いにハッピーになります。ただ、自社の社員となるとそうも悠長に構えていられないのでついつい細かい話をしてしまいます。当社の場合には幸いにも人材には恵まれていますので本当は自分で気づいてもらいたいのですが・・・・。自発的に業務改善案が出る、仕事の中に創意工夫が見られるなど、お客さまに私がお伝えしている事が自社でできないと、『紺屋の白袴』といわれてしまいます。しかし、人間というのは難しいもので、それぞれが今まで全く違った環境で育ってきていますので、価値観の共有するということ自体難しいのかもしれません。しかし、個人の価値観は違っても、会社として組織としてどうするのか?という価値観を共有させることは可能ですので、辛抱強く、経営者の考えを伝えていくしかないですね。近道は無いですね。ただ、当社の社員の意識も創業時とは随分と変わってきたという感触も持っています。最初は評論家のようなコメントが多かったのですが、最近では自分のこととして捕らえることができるようになってきています。当事者意識というのは日本全体で、今、欠けていることかもしれません。戦争の問題、SARSの問題、少子化の問題、年金の問題、預貯金の問題などなど、ほとんどが自分達に関わる問題ですが評論家的な物言いになってしまいます。もともと私は大きな組織の中で仕事していましたので、評論家的なコメントは上司からも同じ部署の同僚からも、いやという程聞かされてきました。しかし、大手の企業はそれでも一部の優秀な社員ともともとの体力があるのでなんとか凌げるんですよね。(最近は評論家が増えすぎて大企業さんも調子が悪いようです。評論家ばかりではV字回復を目指す機運も望めないです。)先日もある会社様を訪問した際に、評論家さんにお会いしました。延々と自社の愚痴を言われていましたが、『それでも給料を貰える会社って素敵じゃないですか!』と言うのが精一杯で予定の時間の半分で打合せと切り上げ帰ってきました。ぬるいお湯につかっているとお湯が熱くなっているのも気づかずに、まだ、ぬるいお湯の解説をしていて周りの人には滑稽に見えてしまうことがあるようです。そのような組織の場合は、社員一人一人に調子が悪い会社の経営に関わっているという当事者意識を持たせるというオペレーションが必要になります。私はこの様な方々は中小企業に転職や独立しても自分の力の無さを思い知るだけなので、愚痴と言ったり、評論しないで一生懸命リストラされないように組織内で実力をつけられるべきではないかと思っています。自社組織を評論する前に改善案を考える、自分の実力をつけるということをやっていた方は組織を出ても強いですね。組織の看板ではなく個人の力を持っています。評論家の数の割合が増えると組織としての力が発揮しづらい雰囲気になりますのでもともと社員数の少ない中小企業は注意が必要ですね。自分で考えない評論家は早めに辞めてもらうという荒療治も組織活性化には必要になるかもしれません。経営者が評論家の場合は会社自体が既におかしくなっていると思います。企業風土を変えない限りは、どんな道具を持ってきても業績はあがらないとお伝えするのが最近の私の仕事になっています。やる気のある経営者、企業の方々と一緒に仕事をして、最大限の効果を出してお互いにHAPPYになる。これが当社の考え方です。そのためには当社自体も自社研鑽が必要です。
2003.05.17
同じ『楽』なんですが、使い方を間違えると全く違う意味になってしまう言葉が『楽』ですね。楽しい仕事と楽な仕事は全く性質が異なります。楽をして楽しい仕事があれば良いのですが、なかなかそのような仕事は見当たりません。今、学生の授業も定期的に持っていますが、楽して稼げる仕事ない?とよく聞かれます。まあ、無いでしょうね。プロフェッショナルとして社会に認めてもらっている人は間違いなく他人の見ていない所でも努力をしています。何事も一流になるためには想像を絶する努力をしないということは誰しもわかっていること思います。好きこそモノの上手なれ。好きなことだから継続した努力ができるので、早く仕事を好きにならないといけないのではないかと思っています。いわゆる天職を見つけるということでしょう。人間はついつい怠け癖が出てしまうので、例えば会社組織で社員に継続して努力させるためには何か仕組みを作ることが必要になります。目標管理しかり、営業ノルマしかり。この一見辛い目標も達成してしまえば達成感から仕事が楽しくなってくるから不思議です。また、達成することで報酬や地位をもらえるというのが企業の一般的な仕組みではないかと思います。逆に言えば最初に楽をしては、いつまでたっても楽しくならないということも言えるのではないでしょうか。楽しく仕事をしよう!というと急に仕事の効率まで悪くなる人もいます。自分の想像力(創造力)を発揮して工夫して仕事をして成果が出るとどんどん仕事は楽しくなってきます。使われているという意識で仕事をしていると仕事も面白くないですが、その空気は組織の中にも充満します。それで、面白くない組織が出来上がっていくのではないかと考えています。上司のマネジメントにもかかっていますが、部下の方々も上司の意図を組み入れてその中で自分の力を発揮するというのが会社組織では必要になってきます。経営者や管理職はいかに知恵を発揮することができる組織にするか、いかに毎日の出来事、事象から学習することができる組織にするかという意識が重要です。社員一人一人が日常から学ぶという意識を持つと一つ線が通った非常に強固な組織ができあがるのではないかと思っています。それが、私がナレッジマネジメントの推進セミナーの中で話をする組織全体が前向きにすべての事象から学ぼうとする風土です。一般的には『学習する組織(ラーニングオーガニゼーション)』と呼ばれています。失敗から学ぶことを習慣付けておけば次にチャレンジする人の失敗する確率は随分と減りますし、自分の活動の中で知りえたナレッジ(知識)を組織全体で共有しようとします。失敗を糧にして、成功につなげる。当社もそんな組織を作りたいと思っています。そんな投稿文を書きながらも、事務所内を見るとまだ事務所に5人も残っている会社は有望なんでしょうか?(笑)先日、ある会社の方々と飲んでいたのですが、一通り飲み会が終わってから、また仕事と言っていました。昔、私が米国に仕事で行っていた頃もベンチャー企業の人たちは事務所で寝泊りをして働いていたのを思い出しました。自分達の仕事での目標がはっきりしている人たちは寝食も惜しんで働きます。長時間労働が美徳とは思いませんが、達成したい目標が高かったら自ずと時間はかかります。一生懸命働いてくれる社員の皆に感謝です。(1:20am)
2003.05.16
先日、東京の大手IT関連の販売会社の営業担当者200名の前で講演をしてきました。演題は『お客さま指向の営業戦略』という形にしました。これはコンピュータ関連業界に限った話ではないのですが、いきなり訪問してきた営業担当者から「当社で開発しましたから」「よい物ですのでご検討ください」と言わて、お客さまは買う気になるでしょうか?と当たり前の話をしただけです。お客さまは、そのような営業担当者のアプローチだけではそのサービス、商品を買おうと思わないはずです。私は、「自分の購買意欲をそそられるか?自社にとって役にたつか?何がよいのか?」について本当に納得できないと買う気にはならないと思っています。戦後の日本はモノの無い時代が続いたこともあり特殊な市場だったのではないでしょうか。広告なども人が持っているのにあなたは持たないの?という形で横並び意識の中で購買意欲をそそるものが多かったのではないかと思っています。特に高度経済成長の時などはテレビ、自動車、冷蔵庫(三種の神器)などを持つという所有欲をそそらせて消費者にアプローチするというスタイルだったのではないでしょうか。所有することを目的としていたので自分のとって、会社にとって役にたつという購入後の効果よりも、まず購入という市場だったので、新しい商品をメーカーが作れば市場が動くという状態ではなかったかと思います。営業担当者も、この商品がどのようにお客さまにとって役に立つのか?とう事を説明する必要もなかったのではないでしょうか?このような事が体育会系的な営業スタイルを定着させたのではないかと思っています。まず、お客さまを回れ!とりあえず売り込め、営業は体力だ!などというスタイルです。私は商品を市場に認知してもらう段階では、このようなスタイルも必要と思っています。しかし、飽和した市場ではさらにもう一歩進んでお客さまの思考(指向、嗜好、志向)考える必要があると考えています。市場がこのような状況だったので、商品の製造部門も良いモノを作ると売れるということを信じていたということではないでしょうか。たしかにこのような背景があり日本の製造業の技術レベルは世界でも最高水準です。しかし、今、お客さま(市場)は作り手が良いという商品よりも、自分が欲する商品、サービスを欲しがっているということなんです。私は、営業や製造などの分野の方々やその他の部門、会社の方をつなげるナレッジマネジメントの分野でコンサルティング活動を行っています。営業担当者の方には、商品を売り込む前にお客さまの現状の不満や要望を聞いてもらっています。それが信頼にも繋がりますが、何よりもマーケットからの意見を社内に取り込んで、次のサービス、商品の開発や提供に繋がるという考え方です。今までは、より多くの商品を販売網に乗せること、より多くのお客さまとお会いすることが企業の事業拡大の基本というスタイルでしたが、これからは、お客さまのニーズを分析して的確な営業戦略を考える必要が出てきたということだと思います。そのようなことから営業日報の必要性やその報告・連絡のスピードを重視しています。それはITで補完することも可能です。今の中国市場に対する販売戦略は、昔の日本の戦略でも成功するかもしれません。商品が市場に無い状態ですので、大量の商品を流通経路に乗せて店舗を増やすと利益がでます。モノの無い市場の戦略と市場が飽和している戦略は明確に違うということを認識する必要があるということです。ですから、今、企業は変わる必要があるとセミナーではお話をしています。変わった結果、今まで使っていなかった道具(ITなど)を使うことも検討するべきではないかということです。モノを持つということに憧れる時代は既に終わっているということです。このような事を考えて販売戦略を考えると今までの無駄も随分と減ってくるのではないかと思います。明日は、楽しんで仕事をするというテーマで書きたいと思います。楽しむ=楽するではないということです。
2003.05.15
昨日も非常に気付くことが多かった日でした。当社主催のセミナーで人材採用のコンサルタントの竹内さんに企業創業期から拡大期、安定期の企業戦略の話をしていただきました。実例もまじえて非常にわかりやすい形で説明をしていただいたので自社の現状をふまえて聞くことができました。当社は創業期にあたるので今後の営業戦略を明確にして社員と一緒に頑張るしかありません。セミナーの後に参加者の皆さまと一緒に懇親会を行いました。デザインの専門の会社の社長さん、広告宣伝の専門の会社の社長さんなど当社とは全く専門分野が異なる方々と主にお話しをしましたので話しが多岐に渡り勉強させていただく部分が多かったです。それぞれの方の業務における専門性を聞けば聞くほど、素人が立ち入る領域ではないと再認識しました。ITを使えばなんとかそれっぽく見えますが、やはり基本が違うのでプロフェッショナルの方には負けます。やはり、当社設立時に考えたように外部のプロフェッショナルの方のナレッジをネットワークした方がお客さまの満足度は高まりそうです。逆に言うと、そのような方々に恵まれている環境に感謝しないといけないと思います。今日、コンサルティングの契約の内示をいただきました。契約内容は非常に重たいですが、仕事的にはやりがいを感じます。お客さまの期待も大きいので満足できるご支援をしたいと思っています。研修ビジネス、コンサルティング(特にベンチャー支援)などを重点で行ってきましたが、これに、プチパッケージソフトの販売も考えています。お客さまにITでの成功体験を感じてもらうためのソフトの選定、開発をすすめています。これも非常に楽しみにしています。セミナー企画も、いろいろな会社様、団体様からお声がかかりはじめました。今までは経営者向けにIT導入のコツという題目で話しをしていましたが、これからは多岐にわたっていきそうです。そんな中で、私はクライアントサーバ型経営(CS型経営)というのを提唱していきたいと思っています。これは顧客満足(カスタマーサティスファクション)の意味とCSと企業内の組織を経営者(サーバ)と従業員、パートナー(クライアント)になります。CSシステムはIT関連の業界では当たり前に使われていますが、この言葉は一般には浸透していないかもしれませんので詳細の説明は後日行いたいと思っています。サーバは資源(事務所、給与、設備等)を提供する、クライアントはその資源を使って仕事をします。その際に必要となるのはクライアントも知恵(CPU)を使って仕事をしないといけないということです。大きな戦略はサーバ(経営者)が出しますがそれを遂行するのはクライアント(従業員、パートナー)となります。サーバのみがCPUを使っているとホスト集中型のシステムになってしまいます。それは従来型の経営システムとなります。ここらへんを経営を絡めてITを説明しています。
2003.05.14
私は現在、日記(日報)という形で情報を伝えることにチャレンジしていますが、文章だけで性格な情報を伝えるのは非常に難しいと感じています。現在、マイクロソフト社と連携してVisioというソフトの販売プロモーションを当社では担当しています。(http://www.microsoft.com/japan/presspass/releases03/nl_021303vis.asp )文書で表現できない部分は図などで補完するということを考えています。営業の世界でも、文章でその日の活動を報告する営業日報というものが現場には定着しています。文章でその日の活動状況を把握するのは、ただでさえパワーがいります。数人の日報だったらじっくり読むことができますが、多くの人数になると読む側の管理職やリーダも読む時間を確保するだけでも大変になります。それから文章力の問題もあり、正確に情報が伝わっていない場合も多いようです。業績の悪い方の文章を見ていると、長々と売れない訳が書いてある場合もあります。それに対しての上司の返信は『頑張れ!』という精神論的なコメントになっています。私は、日報が上司と部下のコミュニケーション手段になるのであれば、上司が聞きたいことをのポイントを絞って日報の記入項目として、それに対して簡単に回答ができる形態でも良いのではないかと思っています。それ以外の曖昧性のある部分は会話で補完してもよいんではないかと思っています。当社では、これらのことを組織風土として根付かせ、効率化のためにシステムとして提供でき、それを補完するサポートメソッドも提供できることを目指しています。簡単ではないですが、簡単ではないのでお客さまも望んでいますし、そこにはニーズがあると思っています。昨日、当社の社員の工夫で、当社の製品販売プロモーションサイト(http://www.visio-tech.jp )から簡単なプログラムの無料ダウンロードができるようになりました。昨日だけで100名のお客さまがダウンロードしています。このような、ちょっとした工夫でお客さまが喜んでくれます。そして、もっとサービスが受けたい方は有償で当社にサービスを依頼してくれます。最初にお客さまに喜んでもらうということを考えて商売をしていくという社風が当社でも根付いてきたようです。非常にうれしいことです。今日は朝から『ふくおか』のプランニング秀巧社の緒方社長とご面談して、午後から毎日新聞の記者の方からの取材です。私が会社を通して社会に対して表現したいことがうまく伝わるとよいのですが。夜は、人材採用のコンサルタントの竹内さんの講演で参加者として当社と関係が深い方々のご参加をいただけます。楽しい情報交換ができそうです。昨晩はトーマツコンサルティングの方と情報交換をしました。情報の豊富さに脱帽でした。Nikkeiにblog(ブログ)の記事が出ていました。http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/OPINION/20030511/1/定義ではなく、このような便利な道具をいかに活用していくかがポイントでしょう。
2003.05.13
先日、ある大手SI企業の社員の方から『お宅の会社に転職したらいくらもらえますか?』というご質問を受けました。・・・・『最初に保証ありきですか?』と思いましたが、『失礼ですが、いくら稼げますか?』とご返答しました。その言葉には相手も口を噤んでいましたが確かに最低労働賃金などが決まっているので労働の対価として従業員は最低限いくらかの賃金をもらう権利があります。しかし、就職していない人は給与も何ももらえないので、それを考えると稼げない人に給与を払うというのは非常に不自然に感じることもあります。(その人を採用した経営者の責任も大きいですが・・)当社ではインターンシップ制度を利用した研修生を受け入れています。研修生には通常の学校では経験できない実務経験と周りの社員からのスキルフォローを行っています。私は学校に行くよりも実戦的な経験がつめるということで対価をもらう以上の経験ができるのではと思っています。今日は稼ぐということで書いてみたいと思っています。稼ぐということは、お客さまからお金をいただくということではじめて成り立ちます。これには企業も個人もないと思っています。お客さまから対価をいただくためには対価に相当するサービス、商品を提供しないといけません。最近、販売支援のお仕事をしていると、お客さまからのニーズとは関係無く、自社の尺度でサービス、商品を提供している会社が意外と多いと感じています。売るもの自体もお客さまのニーズに合っていない、売り方自体もお客さまの指向に合っていない。それではお客さまも買いたくても買えません。お客さまに媚びる必要はないのですが、相手を満足させるサービスとは何なのか?ということを真剣に考える必要があるのではないかと思います。逆の立場で自社のサービスを購入できるか、自分の売り方で満足できるか、ということを考えながら営業活動については考える必要があります。私は稼げる社員を作るためにはプロフェッショナル意識を芽生えさせることも重要ですが、自分の売っているサービスや商品をお客さまの立場で対価を払うことができるかどうかを考えさせることが一番重要と思っています。本当の意味で稼げる営業パーソンが少なくなってきました。そういえば、お客さまのことを、『顧客』と呼ぶのはやめようとか、お客さまは二重敬語になるので『お客』で良いとかいう話もよく聞きますが、それの議論の前に相手の立場でどのような表現が心地よいかということが重要ではないかと思っています。
2003.05.12
平和な日本も最近は不況感やSARS、戦争やらで何か暗い空気が蔓延しています。しかし、逃避している訳ではないんでしょうが問題を直視してその問題に対して真剣に議論するという姿は日本ではほとんど見られません。企業も同様で現状の経営スタイルではマズイと思いながらも、問題を先送りにしている企業が非常に多いです。日本政府、自治体自体も大赤字となっている状態でも危機感が薄いので誰のせいという訳でもなく日本全体がぬるいというしかないと思っています。しかし、私のまわりにはこの不況下でも富況になっている人や企業が沢山います。これらの人や企業の経営者に共通している特性が空気が読めるということでしょう。個人活動、企業活動なんでも良いですが、空気を読める人と読めない人の差は非常に大きいと思います。それが収入の差にもなるでしょうし、個人生活の満足度の差にもなるのではないでしょうか。これは空気を読んで馴染みなさいと言っている訳ではありません。空気を感じて自分のスタイルを生かす方法を考えてほしいと思っています。企業などの組織の中では、経営者の思いと従業員の考え方のギャップ、企業の思いとお客さまのとらえかたのギャップ、いろいろな場面でギャップが出てきます。それを上手くマネジメントできる企業は伸びていると思っています。それで、相手から思いを引き出すコーチングなどのコミュニケーション技術が最近ではもてはやされたのではないかと思っています。プロジェクトマネジメントなどの技術も研修などでは非常に人気があります。しかし、一番重要なのはそれを現場で活用していくという、一歩踏み出すということになるのではないかと思っています。日本人は勉強は好きなのか、資格を取ることや、勉強することには積極的に取り組みます。しかし、それが現状の問題を先送りするための一時しのぎになっているような気もしています。問題は目の前にあっても、まずは資格から勉強からといは平和な日本の象徴的な考え方でしょう。ギャップを認識しながらも、なんとなく問題を先送りしてしまうような空気(社風)を打破することを考えないとどんなマネジメント手法やITを入れようと成功はないということは断言できます。ギャップをすぐにマネジメントしようと思うフットワークの軽い人たちが、このぬるい日本で一人勝ちしている、この現状を考えると今の時代、下剋上の千載一遇のチャンスが到来していると私は考えています。市場が求めているサービスと企業の提供しているサービスのギャップ、経営者が求めている人材と実際に求人でくる人の考え方のギャップ、従来型の形態と新しいマネジメント手法のギャップなど、そのギャップを気付いて、そのニッチ(隙間)を狙ってビジネスを展開すれば大企業、個人商店の差もないのではないでしょうか。評論家的には最後は企業体力の差が出てくるよ!となるのでしょうが、その評論家的な物言いや発想が平和ボケ日本の核になっているのではないかと思っています。私も会社を辞める時に評論家的な物言いの方に何度も惑わされそうになりました。しかし、人間は生きていること自体が死のリスクとの隣り合わせな訳ですから安定なんて道は基本的にはないのではないかと思っています。私も企業の組織改革のご支援や地域活性化のご支援という形でこれらのことをお伝えしていこうと考えています。昨年はIT導入のステップという形でお伝えしていましたが、今年はそれに個人のスキルアップ、地域活性化(市場活性化)などのテーマも付加していろいろなメディアで情報発信していきたいと思っています。昨年は5000名くらいの方にじかに会ってお伝えできましたが、今年は別の手段も考えてもっと沢山の方にお伝えしていきたいと考えています。この日記もそのひとつに手段となります。今後とも宜しくお願いします。
2003.05.11
昨日はいろいろな気づきがありました。専門学校での授業、事務所訪問者との会話、夜の会食。専門学校での授業は情報コミュニケーション学科の生徒にネットワーク概論ということで授業しています。いつも企業経営者などに対してセミナーを行っている私としては非常に新鮮な授業です。この授業を引き受けた経緯もいろいろあるのですが、学校現場が抱える問題を実際の目で見るという点でも非常に勉強になっています。企業の人材育成やIT化推進のコンサルティングを行う際も広い視野で話ができるかどうかという点がポイントになりますが、机上の空論と実際の現場の話ではぜんぜん迫力が違います。現場を見るということを忘れない経営者でいたいと考えています。午後からは、ベンチャー企業の経営者、ビジネスパートナー、システム開発会社の開発責任者と事務所で打ち合わせを行いました。新しいビジネスを一気に広げるマーケティング手法、中小企業の方々の経営改革に対してのITの効用、システム開発会社の現状把握などこれも現場の生の声が聞けました。自分が情報を持っていると他の方もその情報を欲しいので会いに来てくれる、そして、そこで新たな情報を入手できる。これで情報が蓄積されてくる。先月、当社のセミナ(http://www.tisiki.net )で講演をお願いした帝国データバンクの江口部長も良くも悪くも情報があるまるのが当社の強みという話をされていました。情報は情報のあるところに集まるというのはこの商売をしていて納得できる部分です。情報を出すことで情報をもらえる。このWeblogでも実感していることです。ナレッジマネジメントのコンサルティングや研修の際にもどうすれば社内の情報(ナレッジ等)を蓄積することが可能ですか?という質問を受けますが、情報を出す(Give)する企業文化を育成しないとグループウェアやネットワーク+データベースの整備だけでは何も蓄積されませんよとお話しています。(役に立たない情報(ゴミ)はたくさん貯まりますが・)どうすれば社内ナレッジが蓄積+活用されるようになるかは、別途、情報をお出ししていきたいと思っています。夜の会食は20名近くの方と同席しましたが、以前から顔見知りの方、初めてお話をさせていただいた方と有意義な情報交換をさせていただきました。情報をたくさんお持ちの方との情報交換は非常に有意義な時間になります。よく異業種交流会などでやたらと名刺だけを配っている方をお見受けしますが、意味はあまり無いようにも感じます。名刺より情報の交換をする場ではないかと思っています。相手から情報をもらうためには、自分がたくさんの情報を持たないと交換ができない。名刺をたくさん持つことより情報を持つことが先決ではないでしょうか。今、やりたいことは営業行為を科学するということです。お客さま先に通いさえすればよいという営業スタイル、何にも役に立たない日報を書かされている営業担当者、旧態然とした営業スタイルに疑問を持たないマネジメント層に対して変化しないといけないということを気づいてもらいたいと考えています。これはシステムの導入前にやっておくことなので。
2003.05.10
今日は日記(日報)そのものの意味を書きたいと思います。一昨日からWebで楽天広場で日記を書きはじめましたが何人かの方から『森戸さん、ブログをはじめたの?』と質問のメールをいただいています。たしかにWeblog(ウェッブログ)の考え方です。Web技術の進歩で人に見せるのを意識したインターネット日記というのが公開可能になってきました。私もインターネットビジネス関連のコンサルティングを行っていることもあり、Weblogの生み出す効果には昔から興味がありました。今後、ブログが持つ社会的な役割を考えると自分でその効果を測定してみたいというのが今回、私が日記をはじめたきっかけです。ブログに対して明確な定義はないと思いますが、自分の意見を日記形式で書いて、かつ、他人に見られることを意識しているのがブログではないかと思います。また、双方向性を保つために読者も何らかのコメントつけることができる機能があるというのも定義になるのではないでしょうか。定義はさておき、個人の場合には、一般的に日記を発信している方は役割としてはジャーナリストになるでしょう。これはマスコミが今まで独占的に持っていた役割です。私は、今回はこのブログが企業の営業的な役割を持てるか?業績にどれくらいの影響を持つかということを考えてみたいと考えています。私の日頃考えていること(これが当社の理念になります)に共感してくれる方がお客さまとしても最高のお客さんになるのではないかと考えています。お互いにWin-Winの関係を作れるお客さま、取引先、パートナーそして社員を意識して私の思いを伝えることができれば当社的にもメリットはあると考えました。これは、私が業務として担当している営業担当者研修の中でお伝えしていることでもあります。お客さまと敵対関係になってもしょうがありません。お互いに共感・信頼できる関係になることが継続的な営業活動を行う際に一番重要なことと思っています。売り込むのではなく、付き合いたいと思わせるということでしょう。(これについては見えないサービスを販売するというテーマで別に書きたいと思います)早速、反響はでています。アクセスも1日で300アクセスくらいいただいていますが仕事の問い合わせやパートナーシップの申込みがぼちぼちと増えてきました。ブログか?と質問されれば、『そうです』と回答しますが、簡単に言うと間口は大きく開けて、皆さんと一緒にこのなんともいえない不況感の中でビジネスを考えていきたいということです。私は一人しかいないのでお客さまといつもお話をする訳もいかず、Webで自分の考えを述べて共感してくれる方を探しているというのが正しい表現なのかもしれません。お客さま、お取引会社さま、パートナーさま、それから当社の社員のみんなに感謝しながら楽しく仕事をしていきたいと考えています。このようなことができるようになったのもインターネットの恩恵です。経営に役に立つ道具については今後も有効に使っていきたいと思っています。そして、それを皆さまにお伝えできればと思っています。
2003.05.09
昨日の夜9時くらいに日記サイトを作成したが200アクセスくらいのアクセス(反響)があり驚いています。今日は労働の対価ということで書いてみたいと思います。先日、お客さんと一緒に会食に行った際に会社経営の話になりました。経営者は孤独だなどという話も聞くが肯ける部分とちょっと疑問に思う部分を感じています。幸いにも当社は人材には恵まれています。非常にモチベーションの高い社員が社内にいてくれています。この点は中小企業としては非常に稀かもしれません。しかし、これも時間がたつとある程度、仕組みを考えていかないといけないのかもしれません。その社長さんとは、社員の報酬(給与)の話になりました。給与、ボーナスが銀行の振込みになると労働の対価としての賃金のありがたみが薄れるという話をしました。私も1年半前まではサラリーマンだったので労働の対価をもらうのは当たり前と思っていた部分もあります。(ただ、成果を出せない仕事のやり方はしないという感覚だけはずっと持っていましたが・・)経営者として従業員と逆の立場に立つと対価を意識すればするほど労働の成果としての報酬という考えが強くなってしまいます。短期間に成果を求めてしまうようです。これは企業が存続するためには当然のことであるが、大手企業にいるとこの当然の感覚が従業員側で麻痺してしまう傾向にあります。大手企業でサラリーマン経験が長い人がベンチャー企業や中小企業で成果を出せないのはこの甘えの構造がある場合も多いという話もしました。この点も肯ける部分が多いです。これは平和ボケした日本全体に言えることかもしれませんね。大手電機業界全体が調子が悪い・・・・景気だけの問題だろうか?終身雇用制の弊害か、マネジメントの質の低下か、いずれにしても会社が社員の雇用を守るために倒れると本末転倒となりそうな気がします。中小企業さんの経営のご支援を行っていますが、やはり経営の悩みは経営を行っているものしかわからないという部分は多いようです。ある会社さんの経営理念に『他利自利』という言葉があります。当社もそうであるが、社員には長い目で『社利自利』という精神で頑張ってもらいたいと思っています。社外のパートナーさんもWin-Winの関係を結ぶためには将来的な部分も含めて長期視野でアライアンスを考えていきたいと考えています。これが目先のことばかりにこだわる方であると付き合いにくくなります。社員ともパートナーとも末永い関係を結べる会社になるのが私の目標としています。今の時点では社員に恵まれていることに感謝したいと思っています。早めに安定した収入を確保して社員の生活も安定したものにしたいと思っています。今日は午前中は業務にいかせるWebサイトの構築についてお客さまとお話しをして事務所に戻り、インターネット戦略についての簡単なレジュメの作成をしていました。九州大学から講演依頼が来たので、それに対しての題目をお返しして、来月からはじめるコンサルティング契約についての確認。それからセキュリティ関連の資料の整理をしてお客さまにメールで送信。あと、銀行のシンクタンクでの講演の資料作成を今行っています。今日の16:00からもNHKの地域番組で『博多水無月』の紹介がありました。今日は字幕でURL(http://www.web-con.info )の紹介がありました。当社の社員もアナウンサーの後ろに2人映っています。今日は正式にシニアネット福岡と福岡県の後援OKの返事をもらったので、明日から今度はホームページコンテストのプロモーションにうつれます。腕がいい技術者が応募してくれれば、他の仕事もお願いしようと思っています。さて、今日は今からマルチメディアアライアンス福岡に協賛いただいたお礼とセミナ参加のために行ってきます。マルチメディアアライアンス福岡の会長は東映(映画の)の会長だったんですね。今回の件で行政などの後援、協賛依頼をお願いするのは会社のノウハウとして残ったようです。
2003.05.08
以前からなんか気になっていましたが楽天広場の日記(日報)帳を開設してみました。当社の社員もそうですが、お取引会社さん、パートナー企業さん、お客さんにも当社がどんなことをしているのか知ってもらうためにもよいかと思い作成しています。今日は当社がご支援している福岡市和菓子組合の博多水無月の発売前日ということで世話人の富貴、松本さんがNHKの地域番組に出演しました。当初、プロモーション用のURLを公開してくれるというディレクタの話しでしたので昨日から急いで作っていましたが・・・直前でURLは明日の番組で・・ということになりました。(残念)ただ、福岡県、福岡市など行政からNTTさんまで後援や協賛になっていただいてなかなか勉強になった数日です。昨晩は、車をお客さんの会社に置いて飲みに行ったのでお昼に車の引き取りとお打合せで再度お客さま先に。先月までセミナーで全国を転々としていたのでじっくりと仕事ができていなかったので、長いプロジェクトに入るのは楽しみです。中小企業組合の営業と情報化プロモーションは得意なので。午後からマンガコンテンツ作成のための打合せを行う予定だったが福岡シティ銀行の営業の方が来訪、最初はどう対応するか考えていましたが、経営者倶楽部で何度か講演しているので、その話をしたら、お客さんを紹介してくれるということに。やはり話しは聞いてみるものですね。マンガコンテンツの打合せをしている途中でNHKの放送開始、やはりURLはでなかったが、目の前で作成しているコンテンツの紹介がテレビで行われているので会社の中も盛り上がる。(http://www.web-con.info )マンガの出来もなかなかでこの仕事はやっていて楽しいです。セミナーの企画やコンテンツ作成やら販売戦略作成でバタバタと時間ばかりが過ぎているが、こんな時に日記作成を決定!仕事関係のメールもどんどん来ていますがとりあえず日記を優先。(九州一円でIT関連のセミナー開催か~・・これも楽しそうだが・・まずは日記)知り合いが何人か既に作成しているようだ。・栢野さん(インタークロス)・村上さん(オフィス経理屋)・森田さん(Bizassist)私の日報はいつまで続くはわかりませんが宜しくお願いします。そうそう、会社のサイトデザインも変更しました。(http://www.tisiki.net )前のページは難しいということで不評だったので簡単に変更ちょっと気になるのは、新人研修へ何人か講師を派遣しているが、それの進捗と今週末のJavaの研修会の集客です。明日、フォローしてみよう。おっとコーチングのセミナも週末にひかえていました。これもフォロー・・・あと何だっけ?金曜日の専門学校の授業の準備、明日の提案・・まあ、今日もまだ時間はあるのでじっくり考えることにしよう。目の前では来週の人事(採用)系のセミナの残り3名枠を募集するFAXがPCから自動で送られています。少ない人数の事務所にはITはかかせません。来週のゲストは元リクルートエイブリックの九州支社長の竹内さんで、今はスピリッツという会社の社長です。ユニクロの外部人事部長も兼任している採用のプロなので講演が非常に楽しみです。それと参加者の皆さんとセミナの終了後に行く飲み会も楽しいですが。
2003.05.07
今後、書きたいテーマいろいろと書ける内容はありますが、私がよく実施しているセミナーのネタにもなるので日記(日報)で毎日の仕事で感じたことをまとめていきたいと思っています。・中小企業のIT化について・見えない商品(サービス)の売り方・経営セミナーについて・人脈の活用・東京の市場と九州の市場の違い・米国からの情報・インターネットビジネスの今後・営業を科学する
2003.05.06
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