チャリティーマッチ
日本代表チーム 対 Jリーグ選抜チーム
SAMURAI BLUE
vs TEAM AS ONE
時期尚早だとか、
玉蹴りしてる場合じゃないとか、
厳しい意見も多々ある中、
サッカー好き人間として単純に楽しんだ。
海外からも注目されたこの試合。
FIFAのTOPページに即日掲載されたほど。
世界中のテレビ局が放映権を購入、150ヵ国以上の国で生中継されたらしい。
選手、スタッフ、岡田前監督、ラモス、セルジオなんかも募金活動に参加してたし、
放映権料も全て寄付されたというので、復興支援の義援金は数億円になったはず。
当日はリアルタイムでTV観戦したけど、帰宅時間がキックオフに間に合わず、
入場シーン~試合前セレモニー~前半序盤を見逃したので、録画を改めて見直した。
全選手が被災地への直筆メッセージTシャツを着て入場。
両主将が全力でのプレーを誓い、国歌斉唱、黙祷・・・
チャリティーメインの慈善試合ならではの粛々とした雰囲気。
Jリーグ選抜はベガルタ仙台を思わせる 黄
/ 青
/ 黄
のユニ。
サポーターからも本来の代表戦には無いベガルタのチャント。
スタジアム全体の熱い想いがTV映像からでも伝わってくる。
前半の試合内容は一方的な展開。
主力大半が海外組の代表は、各国リーグ戦が佳境を迎える良コンディション。
一方、開幕直後に中断されたJリーグ、国内組は調整不足で万全とは言えず。
いまや歴代ボランチ最強と言われる 遠藤のFK
で先制。
やる気満々の 本田~岡崎
コンビで2点目。
後半はアジアカップ優勝スタメンから控え組に交代、大幅な戦力ダウン。
乾と家長はできれば同時に使ってほしかったし、出場時間が短すぎ・・・
これに香川を加え、かつての セレッソ突激トリオ
を代表でまた見てみたい。
Jは俊輔INで、中盤の正確な長短パスからリズムも生まれ、
徐々に優勢に押し始めるが、得点まで至らず、しばらく膠着状態・・・
で、ついに・・・
日本サッカー界の至宝、 キング
登場。
衝撃の ゴール
&感動の ダンス
。
解説の都並さんが「これすげーよ」って言ってしまうほど圧巻の得点。
ヤラセだとか、
八百長だとか、
悪意に満ちたにわかファンもいるみたいですが・・・
大事な局面でキッチリ決めてきたからキングな訳で、
川口のフィードがピンポイントで闘莉王へ飛んで、
空中戦に強い岩政に競り勝ったボールがDFラインのちょうど隙間に流れて、
現役最年長の44歳が宴会部長の24歳より速く走り込んで、
ボールのバウンド浮き上がりを抑えて正確に枠内へ蹴り込む。
城が「非常に難しいプレー」と言った通り簡単ではないし、
一連の動き全てが手を抜いたヤラセのプレーだとは思えない。
44歳アスリートとして日々の努力によるストイックな肉体維持、
ゴールへ流し込むシュート技術、昔と変わらない決定力の高さが生んだゴール。
全てが偶然ではなく必然と思わせるスター性、圧倒的な存在感は流石・・・
新たに日本サッカー史に刻まれた伝説レベルの得点シーン。
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