最近消化器内科が人が減って、吐下血は他の病院に回しますという宣伝が市民、開業医に行き渡り、過剰な反応で市民病院がもうだめだという風評が立ったのか、関係のない乳癌までがんセンターへ紹介してくれという患者さんが増えてきた。愛知県では隣の岡崎にがんセンター愛知病院、名古屋にがんセンター中央病院がある。
もちろん、Second Opinion を聴きに行くことは悪いことではない。しかし、聴きに行くと大抵向こうで手術する人が多い。乳癌は手術だけでなく、その後の治療(放射線療法、化学療法、ホルモン療法)もあるし、経過観察も必要ですから近いところの方が便利ですよというのですが、名前に釣られて名医のもとを去って行く人は多い。
私は沢田研二の”勝手にしやがれ”を歌って送り出す。「・・・。やっぱり~お前は出ていくんだな~。悪いことばかりじゃないと~、鞄につめこむ気配がしてる~。行ったきりならしあわせになるがい~い~。戻る気になりゃ~いつでもおいでよ~。せめて少しはカッコつけ~させてくれ~。・・・。」
ここでちょっとカッコをつけて、私の乳房温存手術を紹介しましょう
これくらいの創が残るのが普通です。このくらいで満足する人もいますが、・・・。
最近では傍乳輪切開や乳房外縁切開で殆ど創が残らないように切っています。いずれも左乳癌の術後です。これが私の温存手術(北斗有情拳)。。。「あたたたた・・・。もうお前は治っている。。。」
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