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主演のフィリップ・シーモア・ホフマンを知ったのは、私の好きな作品『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』だったと思うが、彼の演技は凄く印象に残っていた。まだ学生役でしたね~。その後の活躍は素晴らしく、演技が上手いことはわかっていましたが、今までは似たような役が多かったために際立つことがありませんでした。しかしこの『カポーティ』はアカデミー賞受賞も納得の凄さです作家トルーマン・カポーティが、一家惨殺という実在の事件について書いたノンフィクション小説「冷血」の取材、執筆中の物語。死刑を宣告された青年の孤独を理解し、友情を育みながらも、自身の作品を完成させるには犯行の詳細を聞き出さねばならず、さらに死刑が執行されねば話が完結しないというジレンマに陥るカポーティ。二面性を演じたフィリップ・シーモア・ホフマン、さすがです。おそらく時代設定が近いのと、刑務所のシーンがあるからか、私の大好きな作品『ショーシャンクの空に』に似た雰囲気でした(雰囲気だけ)。ピアノを使った静かな音楽も似ています。絞首刑のシーンは「凶悪犯の死刑は当然」との私の考えも少し揺らぐ衝撃良かったとも面白かったとも言えない、感動したわけでもない、しかし見た甲斐はある、フィリップ・シーモア・ホフマンと死刑囚を演じたクリフトン・コリンズ・Jrの演技が光った重い作品でした。
2008.01.29
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以前から見たいとは思っていたのですが、あまり期待はしていませんでした。昨夜見ましたが、いい映画じゃないですか!メリル・ストリープがファッション業界一恐ろしい鬼編集長役を演じた傑作。確かモデルになった実在の人物がいたと思います。彼女が出演してなかったら失敗していたかもしれませんね、それ程存在感のある役でした。"Thats all"は名台詞スタンリー・トゥッチも『ターミナル』『Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?』『ラッキーナンバー7』と、最近の活躍は素晴らしいです。マドンナ、U2などの曲も効果的。『オーシャンズ』シリーズの作戦実行シーンで使われたようなスリリングな音楽をバックにスピーディーに展開するシーンも良い。万人受けする作品ですが、ある程度ファッションブランド名を知っていたほうが楽しめるでしょう。アン・ハサウェイはデカ垂れ目の色白美人。この手の顔を見ると『卒業』『明日に向って撃て!』のキャサリン・ロスを思い出します。一歩間違ったらマイケル・ジャクソン?全米公開時に衣装が公式オークションに出品されましたが、当然全て一流ブランド品(殆どがプラダ以外)。私の手が届くような代物ではありませんでした
2008.01.23
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画像は『ソウ3』制作のために描かれたオリジナルストーリーボードです。オリジナルですので手書き。スタッフが使うのはこれをコピーした物です。『ソウ』シリーズ影の主役、ジグソウパペットが描かれている物は数も少なく貴重。この画像では濃淡がわかりにくいと思いますが、鉛筆で丁寧に書かれており所々修正液の跡があります。一番上の絵はフレーム部分で切り抜いて差し替えられているようです。シーン、ショット、フレームナンバー、カメラの位置、動きも書かれています。トロイがチェーンで繋がれているこのシーンのものです。実際の撮影ではアングル、カメラの位置などが変更されていることがわかります。『ソウ』シリーズの制作会社"Twisted Pictures"から入手した物ですが、直接日本へ発送してくれなかったので苦労しました
2008.01.22
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いや~久しぶりに良い映画を見ました63歳にして世界最速に挑戦した実在の男の物語。タイトルの意味も知らず、ただ爺さんがバイクを改造し続けて何度も世界記録に挑戦する映画と思ってました実際は殆どがニュージーランドを出発してスピード大会が行われる米ユタ州のボンヌヴィルに到着するまでの話。幾多の困難も、持ち前のキャラと運で乗り越えていく様が痛快ですこの作品をロードムービーと位置付けるなら、私が今までに見たロードムービーではベストかも知れない。「感動した」と言うより「映画っていいな~」とあらためて感じさせてくれた作品でしたタイトルにある"インディアン"とは、伝説のバイクの名前。幼い頃、父親から昔田舎の町に一台だけあったインディアンの話をよく聞いていたこと思い出した。凄く目立つ、格好いいバイクだったらしい。今度田舎に帰ったとき、久しぶりにその話を聞こうと思った。
2008.01.17
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第二次世界大戦中のオランダが舞台のサスペンス。戦争映画、サスペンスは大好きなので私的には「一粒で二度美味しい」的作品。作品のクオリティーとは関係なく、昨夜10時半頃から見始めて深夜1時まで一気に見てしまいました残念なのは、監督の意図なのか?『ナバロンの要塞/嵐』のような、何だか古めかしい娯楽戦争映画的作品に仕上がっていたこと。内容から考えても極力娯楽性を抑えた方が良かったと思います。まぁ『ロボコップ』『トータル・リコール』『氷の微笑』のポール・ヴァーホーヴェン監督だから仕方ないかあと、先日のブログにも書いたフレデリック・フォーサイスの代表作『オデッサ・ファイル』のファイルように、タイトルになっている"ブラックブック"が物凄い大きな意味を持っていると思っていたのですが、そうでなかったことも残念でした。他のタイトルでもよかったのでは?しかし、なんだかんだ言っても見た甲斐はあった作品ではありました
2008.01.16
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今日はTOHOシネマズが入場料1,000円の日、子供二人を連れて映画を見に行きました。子供たちは前売り券を買っていた『ルイスと未来泥棒』、私は『ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記』を見ました。『ルイスと未来泥棒』、息子は「凄っく面白かった」、長女は「まあまあ面白かった」そうです。『ナショナル・トレジャー…』は1作目に比べると衝撃は小さいですが、史実に尾ひれをつける原案・脚本家の力量に感心しました。どこまでが本当でどこからが嘘なのかわからない面白さは、私が好きなフレデリック・フォーサイスの作品(小説)に似ています。Macフリークの私としては、MacBookやiPodが使われていたのが嬉しかったです発売中の雑誌MacFanに『ナショナル・トレジャー…』の撮影に関する記事が載っていました。撮影中はパソコンのファンの音がノイズになるので電源を入れてない、つまり使っているふりをしているだけなのでアップルマークは光ってないとか。今日劇中確認しましたそういう裏も知って見ると面白いですね。では今年一発目のコレクション紹介です。画像はシリーズ1作目『ナショナル・トレジャー』の撮影中、主人公の父パトリック・ゲイツを演じた名優ジョン・ヴォイトが実際に使用したディレクターチェアの背もたれ部分です。ジョン・ヴォイトと言えばアンジェリーナ・ジョリーの実父ですが、知名度では娘が超えてしまいましたね。
2008.01.14
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久しぶりにシアタールームで映画を見ました。以前から見たかったジャック・ブラックの作品。修道院で育てられたダメ男が覆面レスラーとして孤児たちのために奮闘するという、単純明快な内容の中にジャック・ブラック節が炸裂お得意の口演奏+歌もあり、彼の作品を好きな人は楽しめると思います。実在の神父をモデルにしたらしいが、もちろん実話と言える作品ではないでしょう。『スクール・オブ・ロック』を超えるものではありませんが、ハッピーな気分になれる作品でした時間も短くて良い。サルマ・ハエック、ペネロペ・クルスに似たラテン系美女、シスターを演じたアナ・デ・ラ・レゲラの容姿に目を奪われたのは言うまでもない
2008.01.11
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