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2010.06.23
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カテゴリ: カテゴリ未分類
23日の日経平均は前日の米国株安、円高を受けて9,973円(前日比―139円)と一気に10,000円を割れて始まり、終日模様眺めに終始し9,923円(同―189円)で引け、今回のダブルボトムを確定した9,940円の水準をも割り込んできた。大方の見方では目先の下値不安は少なく、早晩再上昇に向かうというコメントが多いが、これでダブルボトム割れとなる可能性が出てきた可能性が強く、もし戻したとしてもそれは売り仕掛けのための買いとなるものとみられ、その後の下げはかなりきつくなるのではないかとみている。

寄り前の外資系証券の注文状況は780万株もの売り越し、値上がり銘柄数184、値下がり銘柄数1,420と大半の銘柄が下落、出来高も1,613百万株と低調で引き続き様子見気分が強い。日経平均の目先の下値目途は、今回の上昇幅の半値押し水準である9,840円、25日移動平均線9,780円、6月SQ値9,750円とみられる。注目の「東邦チタニウム」は短期資金の流入でこの日も安寄り後上昇し戻り高値を更新したが売り上がりスタンスは変えていない。大きく上げた銘柄ほど全体が下げ局面に入れば大きく下げるもの、また一番相場が人気化した怖い時ほど売りの絶好のチャンスとみている。

一方これまで下値買い狙い銘柄としてみてきた「ダイワボウHD」が防衛大学校で新型インフルエンザの集団感染が発生したと報じられ急騰した。低位株物色の流れを受けて以前から玉仕込みを続けている筋が再騰を狙っているとの見方もあり、「レナウン」「ツガミ」などの仕手材料株が急騰していることからこれらの資金が回ってくれば意外高につながる可能性が強いので注目を要する。

22日のNYダウは、FOMCが低金利継続を発表したことで直後は一時10,398ドル(前日比+105ドル)まで上昇したものの5月の新築一戸建て住宅販売件数前月比32.7%減の30万戸と、調査を開始した1963年1月以来の低水準を記録。市場予測を大幅に下回り、3カ月ぶりのマイナスとなったことを受けて、米景気回復の弱さが意識されて売られ結局10,298ドル(同+4ドル)で引けた。さらにFOMCの声明内容の細部を検証すると、欧州経済が米国経済にも悪影響を及ぼし景気回復速度が鈍化する恐れがあると言及したことで景気判断を引き下げており、デフレ経済入りも視野に入れていることにも注目を要する。

人民元の切り上げも緩やかで過度の期待が剥落したこと、下院の超党派議員が対中制裁法案可決を求める動きがでており、G20で米国が中国に対し更なる元切り上げを強く求めざるを得なくなる可能性が強くなってくることで米中対立が顕在化することも注意をしておかなければならない。先週EUトルシエ総裁が、南欧のみならず中欧、東欧の財政問題にも言及した裏には何か決定的な悪材料が潜んでおりこのショックを和らげるための事前警告であるような気がしてならない。





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Last updated  2010.06.24 07:02:07
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