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えむ5678さんComments
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10日の日経平均は、前日のNYダウの反発に続き為替の円安再進行を受けて出遅れていた投資家の押し目買いも入り10,635円(前日比+56円)で始まり、10,619円(同+41円)を安値に前場は揉み合いながら10,677円(同+99円)で引けた。しかし、後場寄り後に10,686円(同+107円)の高値を付けた後は上値が重くなって10,652円(同+74円)と続伸して取引を終了した。この日は、オプションSQの前日でもあり、行使価格を睨んだ駆け引きも見られた模様である。
寄り前の外資系証券の注文状況は150万株の買い越しとなり外人買いが続いている様相が見られ、東証1部の値上がり銘柄数は1,218、値下がり銘柄数は396となり、出来高も何と4,171百万株と膨らんだ。騰落レシオも149.13%増加し、PERは17.88倍、PBRは1.08倍となっている。この日は前日急騰した財投関連銘柄はもみ合いとなったが、物価上昇率目標2%協定の報で日銀の追加緩和に対する期待感の高まりから金融株に買い物が集まり、前日打診売りした「三井住友FG」は高値を更新してきた。しかし、「三菱UFJFG」は一時484円(同+15円)まであったが高値を取れす474円(同+5円)で引け、寄り後514円(同+14円)の高値を付けた「野村HD」も493円(同―7円)で引け、前日高値を更新していた「アイフル」も750円(同+12円)高値を付けた後引けにかけて急落し610円(同―128円)で引けている。どうやら追加金融緩和に対する期待感もかなり織り込まれつつあり、11日の緊急経済対策決定、発表が一つの区切りになりそうな気がしてきている。いかに強い相場でもスピード調整は必要、万人が強気となり、出遅れた投資家が慌てて買いに走る場面は往々にして天井となるケースも多いので警戒が必要である。
10日のNYダウは、中国が1この日発表した2012年の貿易統計で12月の輸出が約14%増加するなど力強い内容となったことを受けて、世界経済の牽引役となる中国経済の成長力が回復するとの期待が高まり、買い安心感につながったこと、ECBドラギ総裁が記者会見で欧州の景気先行きや金融市場にやや楽観的な見方を示したことも好感され12,471ドル(前日比+80ドル)と2012年10月18日以来、約3カ月ぶりの高値で取引を終了した。NASDAQも3,121P(同+15P)で引けている。本格化する米企業の業績については、市場の期待は既に下がっているので、底堅い業績が出れば好感され、連邦債務上限問題など財政に改めて注目が集まるまでは短期的に一段高となる場面も予想される。
CME日経平均先物が10,775円(大証比+115円)で引け、NY引け後に為替市場ではドルが対円で89円台に乗せてきており、11日の日経平均は1/7高値10,743円更新し東日本大震災前の2011.2.17の10,891円を狙ってくる動きとなりそうだが、前述のようにここは少し慎重な対応を心掛けたい。逆にこれまで大幅高してきているものにはさらにヘッジ売りをかけておく場面ではないかとみている。しかし、強気相場が崩れたわけではないので、その一方で出遅れ銘柄物色は続くとみて、引き続き「フリービット」「ピーエスシー」「マースエンジニアリング」「日本風力開発」などには注目していきたい。