*Muku* Blog
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三重県伊賀上野の天神祭、豪華絢爛、九基の楼車(だんじり)と百数十体の鬼行列の巡行で開催される上野天神宮の二日目の宵宮祭へ行った。上野天神宮(菅原神社)・・・贈太政大臣正一位菅原道真公を主神とし、古く上野村に祀られていた九社神社の相殿。上野天神宮の御由諸に、『「御祭札について」、日本最大と云われる三十余貫(120kg)の大御幣(おおごへい)を先頭とし、役の行者が大峯入りに凝らしたと云い伝えられる大鬼小鬼の奇妙な仮想行列が続き、次に九ヶ町の楼車が神輿に供奉し巡幸する長蛇の列は、紅葉に映える城下町伊賀上野の粧いこらした一大絵巻であり、四百年の伝統が偲ばれます。』 とある。 お稚児さんが前面に数名乗っていた。かわいかった。 写真はケータイで撮った今年の巡幸順位九番の「桐本(きりもと)東町の楼車」。 真後ろが上野天神宮。25日、本祭の日の巡幸一番(先頭)は、三明(さんめい)福居町の楼車。 二番・花冠(かかん・西町)、三番・二東(にとう・月鉾(つきほこ)鍛冶町、四番・小蓑山(こみのやま)小玉町、五番・鉄英剣鉾(てつえいけんぼこ)向島町、六番・薙刀鉾(なぎなたぼこ)新町、七番・紫鱗(しりん)魚町、八番庫起其神山・葵鉾(きしんざん・あおいほこ)中町、九番桐本(きりもと)東町。 私が宵山で見た楼車。 (しるし 逆熨斗)宵山で、(大和街道を東西に延びる)本町通を東御旅所から出て天神宮を経て西御旅所へ雪洞(ぼんぼり)を点じて神幸する「桐本」を見物しました。 伊賀鉄道の上野市駅前から南北に延びる銀座通りと本町通りに数百店の屋台が立ち並び、その豪快な賑わいと美味しそうな匂いにテンションがあがりました。 大規模の露店でした。 お持ち帰りのお土産をいっぱい買いました。 最近は夜店も様変わりして、多国籍の食べ物屋台が並ぶ中、天使のクレープ、蜂蜜カステラに大行列が出来ていました。そして、天神様の門前町(本町通り、すぐ近く)、俳優・椎名桔平さんのご両親経営「cafe kip's」というお店で(前から行きたかった)、伊賀牛をじっくり煮込んだビーフカレーとコーヒーのセット(1200円)をいただきました。 お肉がとろとろでとても美味しかった。 欧風のアプローチも、店内の落ち着いた雰囲気も、ほっと一息できるとても心地よい空間でした。 椎名桔平出演作品の一部 26日、読売朝刊地域版記事 巡行は午前9時、上野車坂町の東御旅所を出発。子ども神輿を先頭に、ギャル神輿、高さ5メートル以上ある大御幣、鬼行列、楼車9基が続いた。 相生、紺屋、三之西、徳居町各町から集まった約150人の鬼行列は、釣鐘や斧を担いだ「ひょろつき鬼」が沿道の見物客に千鳥足で近づいて驚かせ、泣き出す子どもも見られた。楼車は、福居町の「三明」を先頭に9基が列を連ね、菅原神社(上野天神宮)前の曲がり角で「ギー」という大きな音をたてながら楼車が巧みに曲がり切ると沿道から歓声があがった。 とても楽しかった。菅原道真公は学問の神様なので天神宮の境内には合格祈願の絵馬がいっぱい掛けられていました。学問の先は社会に出ての就職なので、私は明るい未来が到来しますよう次男の就職を祈願しました。 来年の秋は、是非とも本祭の楼車(だんじり)と鬼行列を見ようと思います。
2012.10.26