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スター・チャンネル 2009年03月12日発売アンドロメダ・ストレイン 人気作家マイケル・クライトンのデビュー作、「アンドロメダ・病原体」(ロバート・ワイズ監督作1971年映画化)を現代に置き換え、リドリー&トニー・スコット(兄弟)監督が製作総指揮、映像化したSFサスペンス・ドラマ。前編・後編二部作。マイケル・クライトン作品・・・・・TVドラマ「ER緊急救命室」シリーズ、「ジュラシック・パーク」などリドリー監督作品・・・・・「エイリアン」「ブレード・ランナー」などトニー監督作品・・・・・「トップガン」など兄弟が製作総指揮をした作品・・・・・「NUMBERS 天才数学者の事件ファイル」など ユタ州の田舎町ピードモント近郊に人工衛星が落下し、一晩で街の住人全員が突然死し てしまった。生き残ったのは、アルコール依存症の老人と生まれて間もない赤ん坊の二人だけ。 軍は人工衛星に付着した謎の病原体が原因と特定し、「アン ドロメダ」と命名。国の最高権威科学チーム ”ワイルド・ファイア” を招集し、科学者達に極秘で事態の収拾と原因究明を指示する。 密室の地下研究所を舞台に、最新の科学テクノロジーを駆使するワイルド・ファイアだが、謎のウィルスは進化しながら猛スピードで拡大してゆく。 現実的な科学の視点で描かれているので、ウイルスの脅威がリアルにせまる。 被害が拡大する中、政府、軍部との連結、ウィルスの解明、壊滅方法、時間との戦いにワイルド・ファイアが命がけで挑むストーリーがスリリングだった。 でも、ちょっと残念だったのが、ラストの部分・・。 ウィルスの死滅が急速すぎるところ・・・ (´・_・`)。o :,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆ SF映画の優れているところは、あくまでも空想科学であり、視覚や知的ストーリーを楽しませてくれる裏に、本当は見る者に何を考えさせたいのかメッセージをくれるところ。 私など 「そういえば・・ スペースシャトルの打ち上げに関して、全機が全機、世界に向けて放送されているわけじゃないよね・・・宇宙空間での国家的研究には謎がある・・」 なんて考えてしまう。 そういうところがSFサスペンスの面白さじゃないかな。
2009.01.29

一般財団法人設立にあたり記者会見する中田英寿氏(デイリースポーツ記事より) 「ヒデ対J」現役復帰への布石か 2006年ドイツW杯を最後に現役を引退したサッカー元日本代表MF中田英寿氏(32)が22日、都内で一般財団法人「TAKE ACTION FOUNDATION」の設立を発表した。代表理事を務める中田氏は、自らが率いるチーム「TAKE ACTION F.C.」を地方などに無償で派遣し、遠征試合などを各地で行う。まず4月12日に出身地の山梨県甲府市で試合を行う計画を進めている。相手はJ1も視野にあり、中田氏のプレーが全国で見られそうだ。 ◇ ◇ 32歳のバースデーに、中田氏が“現役”復帰をブチ上げた。惜しまれつつ引退して2年半。世界を席けんした伝説のキラーパスの復活とばかりに、再びピッチに立つことを表明した。 「日本全国をみても、明るい話題が少ない。日本を元気にしようと。それには地方の活性化が必要。自分がまず楽しみ、間接的にだれかのためになり、将来的にみんなが明るくなれば…」今月上旬、一部で今夏にもUAEでカムバックか-と報じられたばかり。質疑応答では、司会者から「質問は本発表会に関することのみにしてください」との通達がなされた。復帰へ周囲のボルテージが高まる中、中田氏の口から夢のプランが飛び出した。 元日本代表の名波浩氏、森島寛晃氏らをはじめとした往年の名プレーヤー21人で、“チーム・ヒデ”を結成した。4月12日、故郷・甲府市で“復帰戦”を行う方向で詰めている。J2甲府が有力とみられる“凱旋試合”を皮切りに、プロ野球マスターズリーグのような全国行脚が始まる。 中田氏は「J1、J2から大学生…、盛り上がればどこでもいい。サッカー協会の協力を得て、いろいろなところで開催したい」と、思いの丈をはき出した。各方面の調整がつけば、中田氏-浦和、中田氏-G大阪など、各地でドリームカードの実現もあり得る。 構想の根底には、世界中の厳しい環境下に置かれた子どもたちや、引退した選手への支援がある。「(引退後)監督やコメンテーターなど以外は難しい。セカンドキャリアのためにもなる」。海外への派遣も視野に入れており、本格復帰へと気持ちが傾く可能性もある。 昨年6月、自らの呼び掛けで実現した親善マッチ「+1 FOOTBALL MATCH」では、6万3143人の大観衆を集め、現役時代をほうふつとさせるプレーを披露。輝きを放ち続ける伝説の名プレーヤーが、ついに動きだした。最終更新:1月23日9時39分 世界50カ国、150都市以上を旅し、サッカーを通じた社会貢献活動を続けた中田氏は、FIFAのブラッター会長に高く評価され、世界で16人目となるFIFA親善大使への就任を要請される。2008年6月、『TAKE ACTION! 2008 実行委員会』を立ち上げ、地球環境に「なにかできること、ひとつ。」をテーマにキャンペーンを行い、海外スター選手を招いての親善マッチ『+1 FOOTBOOL MATCH』を開催。 それからの収益や集まった寄付金は数々の災害義援金に寄付されている。現役時代のサッカー選手としてのクオリティも高いけど、引退後はサッカーを通じ世界各国の人々と交わり内面を磨き、人間的クオリティも成長させている。でも、慈善活動には多くの軍資金がいるので、ビジネスマンとしての本領も発揮していってほしいと思う。 東ハトの執行役員を務めているということなので、新しい商品開発もどんどん手掛けてほしい。そして 「TAKE ACTION F.C.」 の地方遠征試合を見る機会があれば是非見たい。今後も中田英寿さんの活動に注目しています。 お菓子を仕事にできる幸福 心温まる本です
2009.01.23

シネフィル・イマジカ 〈 ドリス、 94歳の選挙戦 〉 94歳からの民主主義。 2004年.高齢化社会のジャンヌ・ダルク “グラニーD” が駆け抜けたアメリカ州議員選挙を追った痛快ドキュメンタリー。 94才のドリスは、現職議員ジャド・グレッグ(ブッシュ大統領の弁論訓練相手)に対抗して共和党支持基盤であるニューハンプシャー州の州議員選挙に出馬する。グラニーD (Dおばあちゃん) ことドリス・ハドック は、1910年1月24日ニューハンプシャー生まれの16人の孫を持つおばあちゃん。大恐慌時代は働きながら子供を育て、その後マンチェスターの靴工場に20年間勤める。1960年、計画されていたアラスカ核実験の阻止に夫と共に尽力。イヌイットの漁村を救うという経歴がある。ドリスが89歳の時、10年間看病をしていた(アルツハイマーを患っていた)最愛の夫がこの世を去り、つづいて友人も他界する。その後、ドリスは人生の新しい目標に目覚め、アメリカ人の半分が登録していなかったという有権者登録を呼びかける運動を始める。選挙の大企業献金の悪影響に反対するために 「選挙資金制度の改革」 を訴え、90歳にしてアメリカを歩いて横断する旅に出る。1999年から2000年にかけて、 3200マイル(5150キロ)を歩き、横断の途中100マイル(160キロ)はクロスカントリースキーをする。ドリスは、真の民主主義を市民に訴えるには、「自分の国」のために選挙に出ることだと決心。社会参加をすることで、民主主義が成り立つということを自らの生き方で示す。結果的には落選するが、ドリスファンは現在も彼女を支えている。 民主党が彼女を州議員候補として擁立。選挙まで4ヶ月しかない中、資金もノウハウもないながらも選挙戦を戦い抜いたグラニーDの、感動するドキュメンタリー映画でした。 ※ アメリカの選挙権 18歳以上の者で有権者登録を行った者に与えられる。 住民登録制度のないアメリカでは本人が自ら有権者登録を行わなければ、いかなる選挙の選挙権も得ることができない。 さらに独特なのは、登録の際に自らの支持政党 (又は「政党非加入」) を申告する点である。 有権者は申告した政党の党員として登録され、予備選挙や党員集会への参加資格が与えられる。 Run Granny Run! ドリスの支持者は彼女から離れない。あの日、90歳のドリスに神様が降りた。
2009.01.16
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救急救命士という職業にスポットを当てた人間ドラマ。 ニコラス・ケイジ主演。犯罪が蔓延するニューヨークの裏街を中心に、救急救命士フランクの仕事は24時間多忙を極めている。連続する事件現場への出動、その度に重症患者の手当てをし病院へ搬送する。夜になれば、浮浪者、売春婦、薬物中毒者、精神異常者、ヤクザ、チンピラ、意味なく犯罪を犯す犯罪常習者などへの緊急事態にも要請がかかる。フランクのストレスは極限に達し、救えなかった人々の亡霊に悩まされ続け、精神が崩壊寸前になっていた。救急病院の医師や看護士は、連日連夜、搬送される大勢の患者たちに応対しきれずにいる。映画は、こういった状況の中でも誠実に救命活動するフランクの姿を描いている。「タフでなければやっていけないさ。」 犯罪常習犯の男に何度も暴力をふるうもう一人の救命士。荒れ果てた心を持つひとりの犯罪男と、死を望んでいるのに植物状態のまま延命治療されている老人を前に、フランクは常軌を逸した行動に出る。現実的な救命士の活躍を次から次へと映し、心霊的な演出を取り入れることで主人公の深い精神状態を描いている映画だった。
2009.01.08
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リチャード・リンクレイター監督が<食の安全>をテーマに描く衝撃の問題作。 原作: ファーストフード業界の闇を描いたエリック・シュローサーのノンフィクション 「ファーストフードが世界を食いつくす」貧窮ゆえに砂漠地帯から国境を越えてアメリカに不法入国する若者たち。闇の業者によって働き口を斡旋されたのは、コロラド州にある大手ハンバーガーチェーン店 ”ミッキーズ”の精肉工場。本社営業部では、業績向上の為の新商品開発に余念がない。そんなある日、ハンバーガーのパテから大腸菌が検出される・・。 生きた牛が次々と、工業製品のようにベルトコンベヤー式に解体されていく。手際よい作業で、吊るした牛の腹を引裂き大量の血を落とす。続いて 頭、足、内臓を切り取り、皮を剥ぎ取って肉に分ける。こういったシーンがドキュメンタリータッチで映される。弱みを握られ、劣悪な環境でも、メキシコよりもはるかに高額の賃金に我慢を重ねる不法就労者たち。 その中では事故も起きる。悪臭漂う工場。「鼻で息をするな。口でしろ。」と工場長。「そのうち慣れるわよ。」と従業員の女性。ラストのシーンで、内臓の中から腎臓を切取るラインに回された女の子の瞳が泣き叫ぶ・・。できることならすぐにでも菜食主義者になってしまいたいと思う映画でした。 ファーストフードばかりでは体に良くないけど・・私も、たまには食べてます。 牛肉偽装問題とか色々あるけど、日本のハンバーガーショップのパテは信じていたい・・。
2009.01.07
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